最新更新日:2024/06/10 | |
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○付け法への招待130 安全基地算数数学の授業における、自力解決の場面について述べる。 不謹慎かもしれないが、自力解決の場面を仮に戦場にたとえてみたい。 自力解決に向かう子ども達は、十分な武器をもって立ち向かう子、不十分な武器をもって立ち向かう子・・・など様々である。 子ども達は、航空母艦から出撃する飛行機とする。 戦場から帰ってきた子どもたちは次のように分かれる。 ある子どもは、戦果をあげて帰還、 ある子どもは傷つきながらも戦果をあげて帰還、 ある子どもは傷つきながらも戦果なしで帰還、 ある子どもは傷ついて戦場で墜落。 教師は、その様々な子どもに対して、トップグルーブだけを相手にしていないか。 傷ついた子ども、墜落した子ども、この子ども達をどうするのか。どうしたいのか。 どれもあなたのクラスの子どもである。 自力解決は子どもたちにとって、まさにわくわくの体験ではあるが、勝つこともあれば負けることもある。 私は、はじめから負けるのがわかっていながら出撃させたりはしない。 また、出撃してふらふらになっている子ども達を救いたい。 だから、○付け法をするのである。 教師は、航空母艦でいたい。 戦うのに十分な武器をもたせたいし、また、苦しい戦いのときは支援・指導をしたい。 もしも、墜落しそうな子どもたちには、強力に指導してあげたい。 この気持ちを全国の教師に訴えたい。 |
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