最新更新日:2024/05/20
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○付け法への招待62 授業力の力量に応じて

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○付け法を勧める指導主事に質問してみた。
どうして、○付け法を勧められるのですか?

その指導主事の方の回答はこうだ。
「○付け法のよさは、授業力の力量に応じて取り組むことができるからです。
初級レベルの教師にとっては、まず、机間指導で○をつけることから始めることができます。
次に、中級レベルの教師にとっては、自力解決の○付け法にチャレンジできます。
そして、上級レベルの教師にとっては、自力解決で子ども達の実態を把握して、その後の授業を変化させることができます。」
なるほど、その通りで、この指導主事は○付け法の本質を十分に理解していると思った。

だから、授業力のレベルに応じて、それぞれ取り組んでほしい。

ps さて、この指導主事は誰か?
宮崎県の鈴木健二先生である。串間市の講演会の送迎の際にうかがった話である。なんと、その鈴木先生は、現在、愛知教育大学教職大学院の学級づくりの専任准教授として昨年赴任された。不思議なご縁である。

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○付け法への招待61 圧力

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○付け法は机間指導にとって、結構きびしいものがある。
前進のノートを即時に見て、即時に指導する必要があるからである。
つまり、教師にとって圧力がかかる。
では、子どもにはどうか。
子どもにも圧力がかかるのである。
というのは、教師が見回ってくるから、さぼるわけにはいかない。
隣の子どもが○をもらったら、ぼくも○をもらいたいと思う。
結構な圧力である。

では、圧力はいけないかというとそうではない。
この圧力があるからこそ、教師も子どもも頑張れるのである。
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○付け法への招待60 まるい

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まるいを表す漢字には、「円い」と「丸い」がある。
このちがいは何かというと、「円」は平面であり、「丸」は立体の「球」である。

そこで、まるつけ法の「○付け法」の「○」はどちらにも属さず、赤ペンの軌跡としての形を表している。だから、「○付け法」でよい。

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○付け法への招待59 問題解決型授業

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問題解決型授業の前提は、子どもが自力解決できることである。
ところが、現実には、教科書に登場する問題は自力解決できないのである。
だから、自力解決できるように、見通しの場面を工夫したり、ヒントを与えたりして机間指導も子どもも格闘しながら授業をしている。

○付け法の立場で言えば、自力解決はできるのであれば、○付けは簡単である。単に○を漬ければよいだけだから。
ところが、自力解決できないということを前提にすれば、○付け法の際には指導と支援の手だてがなくてはならない。
この指導と支援の手だてを考えるのが机間指導における教材研究である。

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