最新更新日:2024/09/22 | |
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○付け法への招待65 コミニュケーション声かけ解決すると、子どもの思考に邪魔になるという人もいる。 だから、黙るという。それは、声かけの大きさに配慮すればよいだけである。 だまったまま机間指導しで指導になるのか。 それは、黙視指導、いや指導にもなっていない。 だまったままで子どもは変容するのか。 指導とは声を発することから始まるからである。 教師の仕事は、コミニュケーションである。 一斉指導のときも、また個別指導の机間指導でも子どもとコミニュケーションが不可欠である。 あなたの声かけで、子どものやる気が起きるし、また、知の獲得のためのアイデアもわくのである。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待64 顕微鏡それをみると、ある班は、顕微鏡で細胞を観察させたが、うまい絵がかけなかったという。 もちろん、成功した班もあったという。 これは○付け法をやっていないからそんな結果になる。 ○付け法の精神で、顕微鏡の調節、つまり接眼レンズと対眼レンズの調節の確認をしてあげていたらこんな結果にはならなかったはずである。 その教師は、初めからうまくいくはずだと思っていた。 きちんと、確認をしたいものである。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待63 学び合いから習得へ一方的おしゃべりで子どもが「分かる」「できる」授業は成り立たない。 では、子どもどうしでの学び合いはどうか。 これは、子どもの自らという動きがあるから、教師の一方的な話を聞くことよりはかなりましである。 ただし、子どもだけで「分かる」「できる」が保証できるのならば、教師は必要ない。 問題は、教師がどのように子どもたちと関わり合い、どのように分かっているのかを即時に把握し、アドバイスすることである。また、分かっていても「できる」とはならない。 分かったら、できるようになるための習熟が不可欠である。 記憶に落とし込むための作業が必要である。 これらのことに答えようとするのが、志水メソッドである。 志水メソッドは、基本的に問題解決型授業の中での習得を目指している。 だから、見通しをもたせる場面ではヒント包含法がある。 解決過程の即時評価と即時指導を○付け法で行う。 そして、集団の話し合いを教師と子どもとの関係の中で意味付け復唱法で言語活動を行う。 さらに、「分かる」段階から「できる」ようになるまでを適用問題定着法でやる。 または、音声練習法がある。 つまり、基本的に「習得」をきちんとやろうというのが志水メソッドの特徴である。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待62 子どもが満足・不満足そのとき、教師は○付け法を実施した。 確かに○はついた。 けれど、子どもは喜んでいない。 それは、なぜか? それほど苦労してはいないからである。 本当にくろうして考えて、正解にたどりつくとそれを認めてほしいのである。 教室の前からビデオカメラで撮影してみよう。 子どもが本当に喜ぶ○付け法になっているかどうか。 この反省から、次への向上が始まる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待62 授業力の力量に応じてどうして、○付け法を勧められるのですか? その指導主事の方の回答はこうだ。 「○付け法のよさは、授業力の力量に応じて取り組むことができるからです。 初級レベルの教師にとっては、まず、机間指導で○をつけることから始めることができます。 次に、中級レベルの教師にとっては、自力解決の○付け法にチャレンジできます。 そして、上級レベルの教師にとっては、自力解決で子ども達の実態を把握して、その後の授業を変化させることができます。」 なるほど、その通りで、この指導主事は○付け法の本質を十分に理解していると思った。 だから、授業力のレベルに応じて、それぞれ取り組んでほしい。 ps さて、この指導主事は誰か? 宮崎県の鈴木健二先生である。串間市の講演会の送迎の際にうかがった話である。なんと、その鈴木先生は、現在、愛知教育大学教職大学院の学級づくりの専任准教授として昨年赴任された。不思議なご縁である。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待61 圧力前進のノートを即時に見て、即時に指導する必要があるからである。 つまり、教師にとって圧力がかかる。 では、子どもにはどうか。 子どもにも圧力がかかるのである。 というのは、教師が見回ってくるから、さぼるわけにはいかない。 隣の子どもが○をもらったら、ぼくも○をもらいたいと思う。 結構な圧力である。 では、圧力はいけないかというとそうではない。 この圧力があるからこそ、教師も子どもも頑張れるのである。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待60 まるいこのちがいは何かというと、「円」は平面であり、「丸」は立体の「球」である。 そこで、まるつけ法の「○付け法」の「○」はどちらにも属さず、赤ペンの軌跡としての形を表している。だから、「○付け法」でよい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待59 問題解決型授業ところが、現実には、教科書に登場する問題は自力解決できないのである。 だから、自力解決できるように、見通しの場面を工夫したり、ヒントを与えたりして机間指導も子どもも格闘しながら授業をしている。 ○付け法の立場で言えば、自力解決はできるのであれば、○付けは簡単である。単に○を漬ければよいだけだから。 ところが、自力解決できないということを前提にすれば、○付け法の際には指導と支援の手だてがなくてはならない。 この指導と支援の手だてを考えるのが机間指導における教材研究である。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待58 自力解決と練習問題とのちがい自力解決では、解決の方法すなわち見通しが正しい、間違っている、不安の中である。 練習問題の解決では、解決の方法は確定している。 かなり大きな違いがある。では、こまかく見ていこう。 適用練習問題の場面では、子どもはその問題の解き方はもうすでに知っている。 だから、子どもはその解き方にしたがって正しく解いているかどうかが問われる。 すると、教師は、その解き方に対して、正しく解いているかどうかを確認することが求められる。 このとき、9割の子どもは正しく解けるはずである。もし、正しく解けていないとすると、その前の指導で解き方を理解させていなかったことになる。この場合は、再度、解き方の確認をする必要がある。 練習問題で正しく解けていれば、「いいねえ」「わかっているね」「そうそう、そういうふうに解くんですよ」という声かけとなる。練習問題の中には少し難しい問題もあるから、その場合は、条件の変化に気を付けさせるとよい。 では、自力解決の場面の解いているということはどういうことか。 まず、見通しが確定しているかどうか。つまり、子どもはこの見通しの方法でよいのかどうか不安の中で解いている。だから、その方法がよければ、「そう、それでいいのだよ」と断言してあげることがよい。 見通しそのものが正しくない場合もある。このときは、はっきりと、「その見通しは違うよ」と言ってあげればよい。ただし、全否定では子どもはやる気がおきない。まずは、「なるほどそうやって考えたんだ。」と肯定し、また「ここまでは合っているよ」と部分肯定して、「ずれの部分を明確にして」、次への指示「こう考えるといいよ」を出してあげることである。 まとめると、子どもの立場で言えばね自力解決場面では「不安」の中、適用練習も場面では解き方は確定しているからある意味「安心」の中で解決が行われているのである。 かなりの違いがあるので、それらに対応した○付け法の声かけをしてあげたい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 昨年発刊した「志水メソッドを生かした算数・数学の授業プラン」にはこの自力解決の○付け法の教材研究と実際の練習を明確にした。 ぜひ利用してほしい。幸いにも昨年2月に発刊して12月には在庫が切れて、再版した。 使っていただければ幸いである。 自力解決と適用練習問題では、問題解決の意味が異なる。 自力解決では、解決の方法すなわち見通しが正しい、間違っている、不安の中である。 練習問題の解決では、解決の方法は確定している。 かなり大きな違いがある。では、こまかく見ていこう。 適用練習問題の場面では、子どもはその問題の解き方はもうすでに知っている。 だから、子どもはその解き方にしたがって正しく解いているかどうかが問われる。 すると、教師は、その解き方に対して、正しく解いているかどうかを確認することが求められる。 このとき、9割の子どもは正しく解けるはずである。もし、正しく解けていないとすると、その前の指導で解き方を理解させていなかったことになる。この場合は、再度、解き方の確認をする必要がある。 練習問題で正しく解けていれば、「いいねえ」「わかっているね」「そうそう、そういうふうに解くんですよ」という声かけとなる。練習問題の中には少し難しい問題もあるから、その場合は、条件の変化に気を付けさせるとよい。 では、自力解決の場面の解いているということはどういうことか。 まず、見通しが確定しているかどうか。つまり、子どもはこの見通しの方法でよいのかどうか不安の中で解いている。だから、その方法がよければ、「そう、それでいいのだよ」と断言してあげることがよい。 見通しそのものが正しくない場合もある。このときは、はっきりと、「その見通しは違うよ」と言ってあげればよい。ただし、全否定では子どもはやる気がおきない。まずは、「なるほどそうやって考えたんだ。」と肯定し、また「ここまでは合っているよ」と部分肯定して、「ずれの部分を明確にして」、次への指示「こう考えるといいよ」を出してあげることである。 まとめると、子どもの立場で言えばね自力解決場面では「不安」の中、適用練習も場面では解き方は確定しているからある意味「安心」の中で解決が行われているのである。 かなりの違いがあるので、それらに対応した○付け法の声かけをしてあげたい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 昨年発刊した「志水メソッドを生かした算数・数学の授業プラン」にはこの自力解決の○付け法の教材研究と実際の練習を明確にした。 ぜひ利用してほしい。幸いにも昨年2月に発刊して12月には在庫が切れて、再版した。 使っていただければ幸いである。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 注文先 愛知教育大学生活協同組合書籍部 電話 0566−26−2704 生協の窓口 中村香奈子 メールアドレス r2202257@coop.aichi-edu.ac.jp [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待57 反応あると反応がないと寂しい、楽しくない。 授業にしても普段の会話にしても反応があると、楽しい。 授業を見ていると、子どもが黙ったままの授業がある。 教師はひたすら教えている。 子どもは受け身である。 その原因は何かというと、反応させるような発問、指示、活動が仕組まれていないのである。これでは反応しようがない。 ある時、あれほど反応していた子どもが反応しなくなったことがあった。 前の担任が聞いた。どうして反応しないの? すると、子どもが答えた。「だって、先生はずっとしゃべっているんだもん」 では、発問、指示、活動を単に仕組めばよいかというと、話はそう簡単ではない。 子どもがそれらに対して反応すれば、教師は彼らの反応に対しての反応が不可欠である。 これが、私の言うキャッチ&リスポンスである。 キャッチ&リスポンスの仕方を志水メソッドでは、○付け法や意味付け復唱法で行っている。 評価と指導の一体化と言ってもよい。 教師が価値付け、広げ、深めるのである。 この価値付けに子どもは喜び、やる気がわいてくる。この価値付けは、教科の本質に迫る価値付けである。 本日、教職大学院の現職教員の派遣生の体育科の授業を参観したが、子どもの活動に対する正当な評価と指導がなされていた。とても楽しそうに運動に取り組んでいた。運動は瞬間に消えるので、即時評価の世界である。毎回、きちんと評価してほめて、次への指示を出していることがうかがわれた。だから、やる気がでるのである。 この即時評価の眼を鍛えたいものである。 とにかく、発問、指示、活動の反応の反応、つまり、W反応が授業での愛の交流である。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待56 「夢現大」シリーズにおける○付け法○付け法だけでも30ページの内容がある。 ちなみに、意味付け復唱法は53ページ、人間観は23ページである。 この本で、○付け法と意味付け復唱法の学びの補足してほしい。 ぜひ、見てほしい本である。 定価600円+税金 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問い合わせ先 購入については、下記にお問い合わせください。 愛知教育大学生活協同組合書籍部 電話 0566−26−2704 生協の窓口 中村香奈子 メールアドレス r2202257@coop.aichi-edu.ac.jp −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待55 後始末より本番で看取る子どもがどんなことを考えているかを知ることができるからである。 ノートを回収して放課後にノートを見られることは大いに賞賛したい。 でも、本来見るべき時間は、授業中ではなかろうか。 授業中に書いたものを子どもは見てほしいのである。その場で子どもはアドバイスしてほしいのである。教師にとってもその場で褒めたり、また注意したりできることはとてもありがたいことである。 後で後でと思っていると、なかなかできにくい。 授業中にノートを見てアドバイスしたけれど、それでも最後にノートを点検したいのならば、放課後に回収することはとてもよいことである。 授業中にノートを見るという技を習得すれば、鬼に金棒となる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待54 初手を読むときだから、思考過程の一部分を見ていくことが大切である。 子どもが解決するとき、見通しの実行は、問題解決の初手に現れると思っている。 だから、まず、線分図を引いたらその線分図を見ていく。 式を書いたら、はじめの部分を見ていく。 たし算で解いたのか、かけ算で解いたのか、そこさえ分かれば、思考は読みとれる。だから、アドバイスも可能となる。 できれば、その子の思考に沿ってみると、正解のときはもちろん、またつまずきのときでも心に寄り添うことができる。 これが心と心の通い合いである。 授業という真剣勝負のときに心が通い合えば学級経営がうまくいく。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待53 ○付け法の進化・深化だから、学習課題をノートに写しただけで○つけをすることが必要である。 しかし、5月、2学期、3学期にこのような○つけをすることはとても不思議である。 3学期になっても、学習課題を写せない姿があるのだろうか。 そんなことはないだろう。もしあるとすれば、子どもが少しも成長していなことになる。 だとすると、何に○をつけるべきか、どこに○を付ければ、子どもが達成感を○つけになるのか。 ここでは敢えて私の解答は書かない。 そこの部分を考えてほしいからである。 もっと言えば、○をもらわなくてもアイコンタクトだけですむ場合もあるかもしれない。 学びの進化が現れるような○付け法でありたい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待52 ○じゃないからしかし、本当は、そんな楽なことを求める指導法ではない。 ○にならない子どもがいる。 この子ども達を何とか○にしたいという,教師の思いの現れの場である。 子どもは○になりたい。つまり、問題を解決したい。 教師は、子どもに問題を解決させたい。 この教師の教えと子どもの学びとの格闘の場である。 このことを腹に据えた上で取り組みたい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待51 やる気をなくす声かけの例だめな声かけもある。 上のフリップにあるような声かけはやる気をそぐ。 このような声かけならやらない方がましである。 心配なら、一度、ICレコーダで自分の声かけを聞いてみるとよい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待50 次への指示教師が子どものところに行くまでに時間がかかってしまい手持ちぶたさになってしまうからである。 だからこそ、○付け法のスピードが要求されるのであるが、なかなかスピードは速くあがらないことがあるので、上の状態になってしまう。 対策としては、次への指示を考えておくことである。 たとえば、早く終わったら、 1 確かめをする。 2 ほかの解き方を考える。 3 解いた過程を言葉、図などで記述する。 4 問題の発展を考える。 5 □□の問題をしよう。 など、次への指示をすることである。 それらの指示は掲示しておき、子どもの学習態度として身につけておくことが望ましい。 ○付け法への招待49 なぜ遅いのか第1に、子どもの解答過程を見て読みとることが遅い。つまり、どのような思考をして解決しているのかを読みとるのに時間がかかってしまう。これは、子どもの解答予想をしていないためである。だから、その子どもに対するアドバイスもそのときに考えることになるから遅くなる。 第2に、完全に個別指導に陥ってしまっている。特に、題意の把握から見通しまで全てを再度説明している。これでは遅くなる。この様子をよく見ると、じっくり丁寧に説明しすぎている。○付け法はワンポイントアドバイスである。 その際、役に立つのが、5秒・15秒の法則である。正答には5秒で、誤答には15秒でアドバイスすることである。 スピードをあげるためにぜひとも教材研究してほしい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待48 スタートの指示子ども達全員に何をすべきかを指示して、問題解決のスタートを切らせることである。 L字型の面積の自力解決であれば、「直線を1本引いて長方形を見つけよう」とか「直線を引いて長方形の面積を求めよう」と指示したい。 たし算の筆算の練習問題のスタートであれば、「くり上がりに気を付けて計算しよう」と指示を出したい。 この指示のときにあれこれ言うのはよくない。 ワンポイントである。 この指示により、子どもは今何を行動すればよいかが分かる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待47 声かけ「あり」と「なし」一番多いのが声がでていな人である。 これは、○つけだけ法である。 もちろんこれだけでも子どもは嬉しいのであるが、声かけをすると効果は2倍にも3倍にもなる。 あなたの一言で子どもはやる気がでる。 一言かけてやろう。 ハッピーになるから。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] |
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