最新更新日:2024/09/22 | |
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○付け法への招待119 できない子どもに光をこれは人権尊重の観点から言って大いに問題である。 個に応じた指導とは、できる子ども、できない子どもらが、共に学ぶ喜びを味わうということである。 どうしてできる子どもだけに指名するのか。 できない子どもに指名しないのか。 できない子どもを放置しておいて良いのか。 できない子どもを放置したまま指名しても恥をかかすだけである。 だから、机間指導が必要である。○付け法で○にしてあげるのである。 ○付け法をしても○にならなければ、現状を追認しただけの○つけに終わる。 もっと、できない子どもがいるということを目の当たりにみてほしい。 だから、どうするのか。 できない子どもをできるようにさせてあげて、指名してほしい。 すると、できない子どもも「できる」喜びを味わうことになる。 自尊感情が高まる。 ○付け法は、○にしていくという愛で育てる気持ちが必要なのだ。 参考資料 ○付け法を学ぶ教材 図書「志水メソッドを活用した算数・数学の授業プラン」 著者 志水 廣、算数・数学授業力アップ研究会 A4 204ページ 定価 1500円+税 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=... 意味付け復唱法への招待5 数学のよさを感じさせたい数学のよさを感じさせたい。 でも、感じていない子どもがいたとする。 では、どうするか。 子どもの発言から、数学のよさを取り出して強調したい。 例えば、カレンダーを見て、「どの曜日もたてにみると7こずつ増えている」と発言した子どもがいた。 ここで、「7こずつ増えている」という言葉をまず褒める。 なぜなら、「数」で考えているからである。また、「増える・減る」という見方で考えている。 次に、「ずつ」という言葉をほめる。たての列のルールを見つけている。 さらに、「どの曜日も」は、一般化を表した言葉である。 子どもの言葉に数理が潜んでいる。 これを教師はわざと強調するのである。 すると、子どもは、この先生は、こういう観点で授業を進めていくのだと分かる。 はじめからよさを感じる子どもは少ない。 見方・考え方のよさとは、育てていくものである。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待118 途中の態度形成のために○付け法をしたワークシートである。 どこに○つけをしているか。 答えには○がついている。 でも、その前に、千の位の数字を□で囲んだところを○つけしている。 四捨五入するとき、すぐ下の位に着目することが大事である。 それを行動化したのが、□で囲むということである。 ただし、黙って○つけしては効果は半減する。 「そうそう、すぐ下の位の数字に□で囲むことができたね」と言いながら○つけするとよい。 できれば、少し大きめの声で言うとよい。 すると、他の子どもにもこの態度が伝染していく。 [志水廣の公式ホームページ] |
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