最新更新日:2024/09/22 | |
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○付け法への招待133 効果抜群「現在、教師力向上実習に行っていますが、○付け法の効果は抜群ですね。 担任の先生と2人で回っていますが、子どもたちがとても喜びます。 また、どの程度できているかも確認できます。 院生の間でも評判ですよ」という。 大学院では1年生のときに、○付け法の講義をした。また、○付け法を取り入れた模擬授業までやらせた。 その成果がでているのだと思う。 ○付け法への招待132 教育技術
小学館の「教育技術 小学校5年」
6月号に「志水式机間指導の極意」と題して ○付け法の記事を6ページにわたって書きました。 http://family.shogakukan.co.jp/ed-sho5_cover/ ○付け法への招待131 顔をみたら午前中6人の授業診断、午後は代表授業と講話であった。 金田小学校の授業レベルはかなりのレベルにあがっている。 子どもに考えさせることを保証して、わかりやすい授業であった。 さて、授業診断のときのことである。新卒2年目の男性教師のひとことに感心したので紹介しよう。 「私は○付けをしているとき、どんな顔をしているかを一人一人確認しますと。○付けをすると嬉しそうな顔をします。」 これだけでもすごいことであるが、発言は続く。 「あるとき、○付けをしていても嬉しそうでない顔の子どもがいました。それで、後で、個別に呼んでたずねました。どうしたの。○だよ。」 すると、「ここがわからん」と分からないことを私に話したのです。 ○がついても、なんとなく○になっただけで、嬉しくないときがある。この場面をとらえて、個別指導したのである。 一人一人をスピードをつけて回ると、子どもの顔を見るゆとりはない。でも、一人一人見ていくという。 この話に本当に驚き、感心した。顔を見ただけで、確認と見届けをするきっかけになっている。素晴らしいことである。見習いたいものである。 ○付け法への招待130 安全基地算数数学の授業における、自力解決の場面について述べる。 不謹慎かもしれないが、自力解決の場面を仮に戦場にたとえてみたい。 自力解決に向かう子ども達は、十分な武器をもって立ち向かう子、不十分な武器をもって立ち向かう子・・・など様々である。 子ども達は、航空母艦から出撃する飛行機とする。 戦場から帰ってきた子どもたちは次のように分かれる。 ある子どもは、戦果をあげて帰還、 ある子どもは傷つきながらも戦果をあげて帰還、 ある子どもは傷つきながらも戦果なしで帰還、 ある子どもは傷ついて戦場で墜落。 教師は、その様々な子どもに対して、トップグルーブだけを相手にしていないか。 傷ついた子ども、墜落した子ども、この子ども達をどうするのか。どうしたいのか。 どれもあなたのクラスの子どもである。 自力解決は子どもたちにとって、まさにわくわくの体験ではあるが、勝つこともあれば負けることもある。 私は、はじめから負けるのがわかっていながら出撃させたりはしない。 また、出撃してふらふらになっている子ども達を救いたい。 だから、○付け法をするのである。 教師は、航空母艦でいたい。 戦うのに十分な武器をもたせたいし、また、苦しい戦いのときは支援・指導をしたい。 もしも、墜落しそうな子どもたちには、強力に指導してあげたい。 この気持ちを全国の教師に訴えたい。 ○付け法への招待129 ○付け法の仮説○付け法は教師の人間性を変える。 善なる人はさらに善になる。 普通の人は善になる。 普通以下の人が子どものよさを誉めてあげたいと思って取り組めば必ずや善に向かって行く。 普通以下の人にとって、初めは 副作用がある。 ○を見つけることができないし、誉め言葉もでてこない。 欠点ばかり見えてしまう。 だから自己嫌悪に陥る。 だけども、あきらめずに続けていけば、○が見つかるし、ほめ言葉もででくる。 すると、○付け法は効力を表す。 どの程度の期間が必要かと言えば、それはその本人による。 |
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