最新更新日:2024/09/22 | |
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○付け法をするために ○付け法への招待152何をどの程度やらせたいか、 ここが明確でないと、○付け法はできない。 当たり前のようだけれど、そうなんだよ。 上野小学校訪問 2つのしかけ上野小学校は、先月、岡垣町で2つのしかけについて講演したが、それを授業の中で具体的に実践化していて驚いた。 三年生の宮本真由美先生生は、円の授業でそれを実践されていた。 子どもか゛「おやっ?」と思わずいいたくなるしかけがあった・ 上2つの写真は、「半径はどこですか」という発問で問いがあった。 一番上は中心がある。2番目は、中心がない。だから、半径はすぐには見つけられない。 3番目の写真は、授業の最後に直径1メートルの円を見せて、ここにも直径があること、半径があることを知らせていた。また、1メートルの半分も考えさせていた。 うまいね。 教卓側と児童席側の一線 ○付け法への招待151教室は、教卓を横に見たラインと児童の先頭席から後ろまでの席の2つに分けることができる。 教師側を「この世」で、児童側を「あの世」と呼んでみる。 教師が「この世」にいる限りは、授業はとてもやりやすい。 教師の都合でセリフを話していればよいからである。 ところが、児童側の「あの世」に入るには勇気がいる。 何が起きているか分からないからである。 実は、あの世はお花畑の世界である。 子ども達が一生懸命考えた足跡がノートに残されている。 これを見ることは、教師としての喜びである。 こんなに素晴らしいことを考えていたのかと、教師にとって「知」の発見がある。 でも、お花畑でもなかなかできなくてもがいている子どももいる。 その子にとっては、実は地獄の世界である。 教師はどうするべきか。どうしたいか。 そこが問題である。 もがいている子どもにアドバイスして引き上げたいのか、そのまま放置しておきたいのか、どちらなのか。 もがいている子どもを救うことができれば、その子にとってまさにお花畑となり、天国である。 この世とあの世の架け橋は、教師のあなたですよ。 |
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