最新更新日:2024/09/22 | |
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○付け法へ招待154 データベースを増やそう○付け法をすると、正答及び誤答で多様な考えが現れる。 これらに否応でも対応せざるをえなくなる。 すると、対応した分だけデータベースが増えることになる。 この容量が大きい人が授業力が高くなっていく。 明日から筑波大学附属小学校算数部の研究会に行ってきます。 適用問題定着法と○付け法との関係 ○付け法への招待153○付け法で可能な個人指導の数は、40にんの子どもだと4人から5人が限界。 それを10人もつまずているのにしようとするから破綻する。 つまり、従来の問題解決型授業でまとめてみても、その後個別指導では破綻することが多い。解決の仕方について、一斉指導でかなりの割合具体的に言えば90%までできるようにしておくことが求められる。 この技法が適用問題定着法である。 志水メソッドは、「問題解決型授業」と「どのこも分かる・できる」ことをつなげる方法であり、一貫している。 大学院の授業で、適用問題定着法で子どもの定着度を上げる。その際、苦手な子どもを探しておく。その子を個別指導すれば楽々と済む。 この話をすると、現職の学生は、「なるほど」と納得していた。 音声計算の実際の映像32÷4のタイプのわり算の練習をしています。 you tube アドレス ○付け法をするために ○付け法への招待152何をどの程度やらせたいか、 ここが明確でないと、○付け法はできない。 当たり前のようだけれど、そうなんだよ。 上野小学校訪問 2つのしかけ上野小学校は、先月、岡垣町で2つのしかけについて講演したが、それを授業の中で具体的に実践化していて驚いた。 三年生の宮本真由美先生生は、円の授業でそれを実践されていた。 子どもか゛「おやっ?」と思わずいいたくなるしかけがあった・ 上2つの写真は、「半径はどこですか」という発問で問いがあった。 一番上は中心がある。2番目は、中心がない。だから、半径はすぐには見つけられない。 3番目の写真は、授業の最後に直径1メートルの円を見せて、ここにも直径があること、半径があることを知らせていた。また、1メートルの半分も考えさせていた。 うまいね。 教卓側と児童席側の一線 ○付け法への招待151教室は、教卓を横に見たラインと児童の先頭席から後ろまでの席の2つに分けることができる。 教師側を「この世」で、児童側を「あの世」と呼んでみる。 教師が「この世」にいる限りは、授業はとてもやりやすい。 教師の都合でセリフを話していればよいからである。 ところが、児童側の「あの世」に入るには勇気がいる。 何が起きているか分からないからである。 実は、あの世はお花畑の世界である。 子ども達が一生懸命考えた足跡がノートに残されている。 これを見ることは、教師としての喜びである。 こんなに素晴らしいことを考えていたのかと、教師にとって「知」の発見がある。 でも、お花畑でもなかなかできなくてもがいている子どももいる。 その子にとっては、実は地獄の世界である。 教師はどうするべきか。どうしたいか。 そこが問題である。 もがいている子どもにアドバイスして引き上げたいのか、そのまま放置しておきたいのか、どちらなのか。 もがいている子どもを救うことができれば、その子にとってまさにお花畑となり、天国である。 この世とあの世の架け橋は、教師のあなたですよ。 |
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