最新更新日:2024/09/22 | |
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子どもが練り上げる算数授業4年のがい数の計算の授業であった。 弟の式、はるかさんの式の解釈を教師は問うた。 すると、子ども達が解釈を次々と発表していった。 それらが上のフリップである。 このフリップを講演会で印刷して渡した。大事な所を線を引いてくださいと指示した。 そして、解説したあと、再度、今度は二人組で子ども達の発言を声にだしてなぞってくださいとお願いした。 すると、ある教師は、この作業のあと、「子ども達の発言の練り上げていく姿が頭に落ちた」といいました。 つまり、目で文章を追っているだけでは、内容の深まりがイメージされない。それを演技化(外化)してセリフとして実感していくと、授業の実感が深まるということである。 第5回 志水廣のユニバーサルデザイン学習会in愛知教育大学 報告4 反響
第5回 志水廣のユニバーサルデザイン学習会in愛知教育大学 報告4 反響
昨日の学習会では○付け法を講演と演習を行いました。 その反響として、以下のメールが届きました。紹介させていただきます。 「昨日は学習会での情熱的なご指導をありがとうございました。「○つけ法」の意義や奥深さを体感することができ、大きな刺激と学びをいただきました。 私は算数の少人数指導を担当しているのですが、今日早速、17名の子どもたちを相手に「○つけ法」を試してみました。目線を合わせ笑顔を絶やさず、スピード感を意識して、一人一人の子どもの反応を楽しませていただきました。本日だけでも子どもたちとの距離感が縮まったような感じがしましたし、個々の取組状況の把握が自然と進みました。 S先生より」 また、別のメールです。 「昨日は学習会に参加させていただき、ありがとうございました。教えていただいた「〇つけ法」を、今日27名に対してチャレンジしてみました。割り算のひっ算一問だったのですが、5分もかかってしまいました。時間がかかりすぎるなら、やめたほうがいいという話もありましたが、継続していこうと思います。 11月29日の主題全体授業でも、「〇つけ法」を取り入れていく予定です。今後ともご指導をよろしくお願いします。 N先生より」 ○付け法の本質的意味 第5回 志水廣先生のユニバーサルデザイン学習会 in愛知教育大学 3さて、○付け法はなぜ効果があるのか。 それは、子どもを真剣に「みる」からです。 「みる」には、上のような漢字があてはまります。 それぞれに意味があります。 これらの意味をこめて教師は子どもを「みる」のです。 すると、子どもは「みられている」ことを自覚して安心して取り組めます。そして、教師を好きになります。 あなたはどの「みる」を意識していますか。 愛知県一宮市立尾西第一中学校を訪問 4 音声計算この日参観した授業では、1年生、3年生どちらの教室でも音声計算を実施していました。 その様子がとても仲が良くほほえましいのです。たった3分間ですが授業のはじめや終わりに良い雰囲気があるのは素晴らしいことだと思います。 というのは、音声計算は、計算そのものができないと辛い場になります。それだけ普段からの授業で練習しているのだとわかりました。 さて、下段のフリップを見てください。(ワークシートの一部) これは、二次関数の変域の問題です。yの値で最大値と最小値を求める問題です。 授業者の平林先生に質問したら、自分で創ったそうです。 平林先生の承諾を得ましたので、ホームページの配布物に掲載させていただきます。 ご利用ください。 ワークシートはこちら http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 音声計算資料 中学校 https://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-539117-7 小学校 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=... 広島県廿日市市立阿品台西小学校を訪問 3 子どもの言葉1年の時計をよむ授業授業でした。 時計をよむときに、授業のはじめに、時計を1分間さわらせました。すると、子どもが時計のはりの動きについて発見していました。 さて、子どもの動きをみていて、めあての「とけいをよむ」ということについて、わかっているのかどうか疑問に思いましたので、授業者に、質問してくださいとお願いしました。 すると、面白いことが起こりました。 半分の子どもがわかり、半分の子どもがわからないと言いました。そこで、授業者は、子どもに問い返しました。「とけいをよむってどういうことかなあ」と。 すると、写真の上段の部分があらわれたのです。 ・7時ちょうど ・7時に起きて、8時に学校に行き、・・・・と話し始めたのです。 掲示物の絵を見ながら、絵と時計の時刻をよんでいました。 子どもの力のすごさを感じました。 音声計算の本の増刷決定−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 本日は嬉しいお知らせができることになりまし た。 大変お世話になりました、 『パワーアップ読み上げ計算シート』3冊 ですが、先ほど重版が決まりました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 昨年の10月に発刊しましたが、着実に売れているそうです。 一回の練習は、たったの1分間。これで、計算が速くなります。 ペアで計算しますので、答え合わせは、その場でおこないますので、計算後には必要ありません。 まずは、ご利用あれ。 音声計算について、数学教育学会での論文はこちら http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 本の内容は、このHPの右側の配布物の「読み上げ計算」のところをごらんください。 広島県廿日市市立阿品台西小学校を訪問 2 音声計算中堅教員のS先生は、1年の大きさくらべで、クロスした棒の長さを比べていました。 クロスさせるというアイデアに驚きました。 授業のはじめに音声計算をしました。とても楽しそうでした。 ここで、見慣れない光景に出会いました。立っている子が計算の答えを言っています。その答えを来ている子はすわっています。すわっている子どもたちの返事が異なるのです。 「はい」、「まる」、「いいよ」・・・と異なる声で反応しているのです。 担任によれば、同じ声だと、隣の子の反応と間違いやすいからだといいます。 なるほど、これはよいアイデアだと思いました。 愛知県西春日井郡豊山町立豊山小学校訪問 2講話が終わり、校長室で談話していたときのことです。 音声計算の話題となりました。 すると、本校では、全学級に音声計算の本を配置していますと古田教務主任が話されました。つまり、12学級あるので12冊の本が担任の手にあるのです。常に手元において見て活用してほしいという願いからです。 これにはびっくりでした。 学校によっては、低・中。高の1セットで3つ購入するのが一般的ですが担任に1冊という願いはすごいことです。 上の写真は「6の2」と表示されています。6年2組に配置された音声計算の本です。 子どもの発言の板書化 意味付け復唱法の例上の板書を見てください。 150÷2=75のときに、赤のチョークでなぜ、2でわったかの理由「半分だから」が明記されています。授業中に、これをお願いしました。 この後、志水は別の学級に移動しました。 問題との学級に戻ってくると、右側の式240÷3の理由「1/3だから」が赤のチョークで明記されていました。 子どもは、理由を述べています。それを板書するのかしないのかで、後の授業が変わってきます。 理由は短い言葉ですが、すかさず書きましょう。 志水メソッドコーナー ○付け法 意味づけ復唱法 音声計算 適用問題定着法など |
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