最新更新日:2024/06/20 | |
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管理と放任のはざま卒論の時期である。 教師が精密に指導しすぎると、自主性が育たない。 かといって、指示だけで放任すると、学生は何もしない。 この中間をうろうろしているのが普通なんだろう。 ここ数年間、卒論の時期に来ると、できるだけ少ないアドバイスでやらせることをモットーにしてきた。この方が学生にとっては伸びるようだ。 1、2学期はグループ形式で、2学期の後半からは個別指導でアドバイスする。 たまには大晦日まで指導しないといけないときもあるが、だいたいこれでなんとか学生はやりきる。 いずれにしても管理と放任のはざまが難しい。 一番成功したときは、学生自身が何をするか、どこまでやるか、どんな方法で調べるのか、そして調べることがおもしろいかどうか、この4点が明確なことである。 最後の研究そのもののおもしろさは、熱中することの最大条件である。 [志水廣の公式ホームページ] |
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