最新更新日:2024/06/01 | |
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グループ学習授業の途中、グループで話し合ってみようという手法がある。 これは、できない子どもを救うための手だてだと考えられている。 確かに、できる子どもが考えを説明して、できない子どもがわかることがある。 安心して聞くことができるともいう。 だけれども、本当にやるべきことは、できない子どもが自分で考えることである。 その際、どこまで考えたけれど、ここからがわからんと言えることである。 だとすると、グループの中で話し合うときは、ここまで考えたことを明確にして、 その次の一歩をヒントとして出すか、説明することである。 グループ学習のあと、教師は何を求めるべきか。 式と答えなのか。 これでは、学びの足跡は見えない。 「私は、ここまではわかっていたけれど、ここからがわからなかった。そのとき、□□のヒントによってわかるようになりました」 とまで言わせたい。 [志水廣の公式ホームページ] |
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