最新更新日:2024/09/22 | |
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終わり無き改善戦後の日本は、金がない、設備がない、資源がない・・・ないないづくしの世界で、アメリカに次ぐ大きな国として発展した。 その原因はどこにあったのか。 それは、「終わり無き改善の精神」だという。 人として生きる以上、昨日よりも今日は一歩前進していることは当然だという精神である。 根底は、「恥」の文化である。 昨日と同じことをしていることが恥ずかしいのである。 だから、工夫改善を重ねてきたのである。 企業のトップから末端のの職工に至るまで、この精神が行き渡っていた。 自分の会社がうまくいかないと、日本はつぶれるとまで思っていたそうだ。 さて、これを教員の世界に当てはめてみよう。 この終わり無き改善の精神というのは、教員の世界の暗黙知だと思う。それがあったからこそ、世界的にも日本の教師の授業力は高いと考える。 ただし、大量退職の時代が進行するなかで、この精神の継承が危なくなってきているのではないかと思う。 アマチュアとプロとの差が縮まっているようでは恥ずかしい。 教職という専門職の自覚を改めて確認したい。 終わり無き改善の精神を持ち続けている教師、学校はどんどんよくなる。 この程度でいいやと思っている教師や学校は、伸びるどころか、少しずつ落ちていく。 だから、教師力、学校力を上げようというのならば、「終わり無き改善の精神」を常に心がけることである。 そして、停滞こそがどんな恥ずかしいことかを語りかけていこう。 授業力アップわくわくクラブを立ち上げて志水の思いは、1年成功型学校にあるのではない、10年成功、20年成功の学校づくりを目指している。 だから、「わくわく」した授業づくりを目指そうというのである。 大量の異動があって崩れそうになっても、それを乗り越える精神をもちたい。 このように言うと、難しいことだと思われるかもしれないが、何のことはない。簡単なことである。明日、子どもを喜ばせようという精神で、工夫を一つすることである。工夫改善の積み重ねでプロになる。わくわくクラブの会員はプロとしての自覚をもち、10年成功、20年成功を続けていこう。 そのために、メールブック「悠愉」の配信、動画DVDの提供、各種イベントの開催をしていきたい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] |
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