最新更新日:2024/09/22 | |
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押しつけ2昨日の今日のひとことで「押しつけ」よりも自分たちで考える方がよいと書いた。 ところが、子どもも、教師も自分たちで考えるかというと、考えないのである。 6000人の授業診断、数百校の学校相談などを通じて経験したことは、自ら考え、学ぶ教師はかなり少ない。多くて2割ではないか。それが証拠に自ら考えていれば私の授業診断、学校相談など必要ない。現場の教師は日常の業務をこなすのに精一杯である。つまり、少し余裕をもって考えることが難しい。 だから、どうするかである。自分たちで考えるためには、そういう仕掛けと場づくりが必要である。その仕掛けのお手伝いや場づくりの中で成功体験・達成感・自己重要感をもたせるためにアドバイスしている。 例えば、場づくりで言えば、12クラスを1日で参観することがある。その際、2時間目は1年2年、3時間目は3年4年、4時間目は5年6年の授業参観というケースがある。 これでは、場づくりになっていない。 3年生の担任は3年生の授業が見たいのである。だから、ずらせばよいのである。 見てもらうだけてなくて、同僚で見合う場も設定すれば学び合いができ一石二鳥である。 こういうことをアドバイスする。 トップリーダー、学校で言えば校長、学級で言えば担任の教師がもっともっと仕掛けと場づくりを考えることである。 参考 小・中共通現職教育の本 志水廣 「志水メソッドと共に歩む学力向上作戦〜現職教育の改革〜」(for next) お問い合わせは愛知教育大学生協書籍部 TEL:0566−36−5184 FAX:0566−36−5465 |
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