最新更新日:2024/09/22
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2つめのしかけ

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「2つの『しかけ』でうまくいく!算数授業のアクティブラーニング」(明治図書)は5月の10日に発売されたが、売れ行きは好調である。
ありがとうございます。

さて、本日、授業参観をしていて二つ目の仕掛けをつくりだすことができたので報告しよう。
下の写真を見てほしい。
5年の小数×小数の単元の終わりにある小数倍の問題であった。

授業では関係図をもとに展開された。子ども達はよくできていた。
それでもなんとなくの感があった。
そこで、授業の最後の2分間、介入させてもらった。
1番のアの問題では、小数倍は1.4である。
この1.4を教科書を開かせて、どこに1.4があるかと問いかけた。
もちろん式と答えにはあるのだが、テープと数直線のどこにあるのかと質問した。すると、□の位置に気づいた。
次にイの問題も、同様に0.8の位置を指摘させた。

つまり、8を1としてみたときに、11.2は、1.4に当たることを示していることを説明したら「ああ、そういうことか」と気づいた。

このとき幸いだったのは、担任は、24mと8mの比較もしており、
24÷8=3,3倍という式が黒板にあった。
だから、8を1とみたときに、24は3に当たるということだよと追加説明できた。
これで、わり算の意味を深く理解させることができた。
これは、まさに2つめのしかけであった。
ディープラーニングになっている。

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