最新更新日:2024/06/01 | |
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優しさのある授業この写真は、第2学年の三角形、四角形を判断する導入の授業である。林先生の授業である。 前時に、三角形と四角形の復習をした。このとき、前時に欠席のA子がいた。A子に振ったのだ。そして、答えることができた。拍手がおきた。というのは、朝、A子に定義を教えたからである。ここに教師の「愛」をみた。これはできそうでいて、できないのである。 そして、みんなの前でA子に「できる」場面を創出したのである。私は、こんな授業が好きである。教師は、どの子も大切にするよとさりげなく伝えている。子どもたちも友達ができたことを喜んでいる。 だからこそ、授業中に子どもたちの発想のよい言葉が登場してきた。 夕方、信濃毎日新聞の取材を私、校長先生、そして、林先生が受けた。すると、林先生が思わずつぶやいた。「今のクラスは豊かな発言がでる。こんなに出るのは、教師になって初めてです。」ベテラン先生が告白しているのである。「これまで、いろいろな教育理論を学んで実践してきましたけどなかなかうまくいきませんでした。志水メソッドに出会って、このようなクラスになりました。志水先生の理論が、私にぴったりときたのです。」という。 そういえば、算数数学授業力アップに林先生は参加されたとき、「私の人生が変わりました」といっていた。取材の言葉を聞いて、私も素直に喜んだ。○つけ法・意味付け復唱法の成果を見せられたので、ありがたいと感じた。 [志水廣の公式ホームページ] 「まぜる」ってどういうこと?第3学年の授業で滝沢先生は、「べつべつに、いっしょに」をやられた。そのとき、最後の振り返りの場面で、「まぜる」という言葉が飛び出した。みなさんどういう意味かわかるだろうか。 「いっしょに」という方法について、子どもが名前を「まぜる」とつけたのだ。 なるほど、大人の券と子どもの券とをまぜるのである。 この意味付け復唱法の場面はとてもおもしろかった。 なぜ、子どもから大事な言葉が飛び出すのか。それは、みんな一つの解き方でも解くことができたからである。これが、志水のいう、全員が解ける授業である。 佐山も阿智も授業者は、12.13の算数数学授業力アップセミナーに参加している。さすが、セミナーに参加したことだけはある。学校にもどって子たちに、職員に対して、さびないように参加還元作用をしている。 [志水廣の公式ホームページ] 今が「旬」
1/18 今日のひとこと
授業は、たえず今、子どもの関心事を探し、それをぶつけることである。 そうすると、自然に子どもの勢いがでてくる。 だから、教師の役割は、子どもの今の問い、関心事を探す、感じることにほかならない。事前の想定内のこともあるし、想定外のこともある。 [志水廣の公式ホームページ] 少しわかると授業の中で、子どもが算数の問題の解決を少しわかったとしよう。 次は、どんな行動をとりたいのか。 ・理由や方法を話し合う。 ・いろんな問題で試してみたい。 ・できるようになりたい。 ・まとめをしたい いろいろと列挙したが、。子どもの観察をしてみてほしい。 [志水廣の公式ホームページ] 常に進化したい算数数学授業力アップセミナー本大会は、今年で志水塾から数えると、第6回となる。 毎回、テーマをもって本大会の研修メニューを考え、改善を続けている。 6回とも異なる内容である。ありがたいことである。 参加者のうち、第1回から連続参加の人が10数人はいる。この人たちにも満足していただけるように改善しているのである。スタッフは、みなさんと同じ教員である。 一宮から愛知教育大学までくるとなると、高速を使って1時間はかかる。それでも来て集まって討議しているのである。 私の講演のネタも毎年変わる。19年1月の講演は、「愛で育てる算数数学の授業」であった。今年は、「志水式の問題解決型の授業構成のために」を話した。これまでどこにも話したことのない内容である。 私にとって、毎年1月のセミナーが出発点である。 このように、毎年進化し続けることが、社会や人の本性である。 ぜひ、みなさんも今年は何に挑戦するかを考えてみて行動してほしい。 進化しつづけると、光輝く。進化が止まると曇っていく。ただ、それだけのことである。 [志水廣の公式ホームページ] どげんかせんといかん。日本の算数数学の授業を劣等感をもたせて終わりという算数数学の授業がある。 これで本当によいのか。「愛」をもって育てているか。 できない子どもに光を当てる教育。また、できる子どもにも光を当てる教育。 ごく普通のレベルの子どもにも光を当てる教育。 どれかが満足して、どれかが見捨てられる教育ではいけない。 どの子どもにも満足感のいく算数数学教育を目指そう。 だからこそ、○つけ法は、「すべての子どもに○をつけるのである。」 意味付け復唱法は、「できない子どもの声から、声なき声から始める」方法である。 できる子だけがとうとうと話す教育法ではない。 こんな願いをもつ志水メソッドで日本の算数数学教育を変えていきたい。 どげんかせんといかん。日本の算数数学の授業を!! 今回のセミナーによって、その実現のための希望が湧いた。 [志水廣の公式ホームページ] リンク 「愛」で育てる算数数学の授業 http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html... 算数数学授業力アップセミナー(志水塾)報告2算数数学授業力アップセミナー大成功!! 北は岩手県、西は福岡県から100名の教員と学生7名、そのほかのオブザーバーも入れて、112名の参加者で、セミナーを成功させることができました。 本当に、ありがとうございました。 本大会としては、第6回に当たる。地方大会をへて、今回の本大会に参加できる資格を有します。 よって、内容は、初級の○つけ法や意味付け復唱法ではなくて、自力解決という場面を取り上げて、どのように子どもたち全員を解決に導いていくのか、そのための教材:のポイントは何か、また、意味付け復唱法では、子どもからの発言に対して切り返していく方法を教材から討議、実際の演習まで、フルコースで実施できた。 私の講演は、「志水式問題解決型授業の構成」についてとりあげて、 問題解決型授業の難しさ、それを克服するためにはどうすればよいのか。 1時間の授業構成から改善点を見直し、志水メソッド[見通しをもたせるヒント包含法、自力解決を保障する○つけ法、子どもの言葉を生かす意味付け復唱法、定着させていく適用場面定着・拡張法]について話した。 今の私の気持ちはとてもさわやかである。肩の力を抜いて全体の動きを見ることができた。第6回目にしてやっとこうなった。それは、スタッフの力量の高さからきている。 本大会の内容は、毎年進化、深化しつづけている。これはすごいことである。 また、受講者のレベルも上がっている。みんなの力を結集した共創講座となっている。 このエネルギーは、きっと全国に発信していくことになる。 子どもたちの喜ぶ顔を見たい、こんな情報発信セミナーであった。 再度、ありがとうございました。感謝しております。 [志水廣の公式ホームページ] 自ら学ぶ意志今日から、算数数学授業力アップセミナーが始まる。 全国から110名の人がかけつけてくる。 2日間のみっちりとした研修講座である。 研修は、自らの意志で参加することが大事である。 自分の時間を使うのである。人から言われてやるようでは、 効果は半減どころか、10%の成果も得られない。 まずは、自ら向上する意志があるかどうかを問いかけてみよう。 [志水廣の公式ホームページ] 順序はいかに
1/11 今日のひとこと
「わかる・できる」ようになると、学ぶことが楽しくなる。 楽しいから「わかる・できる」ようになるのではない。 [志水廣の公式ホームページ] 明治図書年間ベスト10 ランキング入り
1/10 またまたランキングに入ってきました。この本は不思議な本です。
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html... 1/9『「愛」で育てる算数数学の授業』が おかげさまで、 明治図書の2007年年間ランキングでベスト10に入りました。 第9位です。 厚く熱く感謝申し上げます。 ランキングは、下のホームページで見ることができます。 http://www.meijitosho.co.jp/special/sp09/index.... 昨年の今頃(12月末)は、北陸のある都市でこもってこの本を執筆していました。 この本は、かなりエネルギーをかけてかきました。 全国の子どもたちや教師たちを救いたいという思いを込めて書きました。 この本は、算数数学教育の原点であり、教育の根本であります。それを感じていただきたいと考えております。 [志水廣の公式ホームページ] 研究が先か、授業が先か研究のために授業研究するのではない。 よい授業をしていればいつでも、よい研究レポートは書くことができる。 普段の授業でよい授業、知的葛藤・興奮のある授業をしていないから、 研究のための授業研究をすることになる。 研究のために授業研究するから、研究が終わると授業改善を怠ることになる。 まずは、よい授業をするために工夫を積み重ねていくことである。 毎日が真剣勝負である。 [志水廣の公式ホームページ] 価値観の大転換今は大転換期。既存の価値観が壊れていく時代。 昨日までの常識は、今日からは非常識。 昨日までの非常識は、今日からの常識。 何を信じてよいのかわからない。 だからこそ、いつでも変わるカメレオン体制でいないと体も心ももたない。 言い方を変えると朝令暮改である。でも、本筋は変わらない。 時代は人がつくる。教育は人をつくること。教育とは何か?が問われている。 明日を信じていける人を作ろう。 [志水廣の公式ホームページ] 期待を越える
1/8 今日のひとこと
現実と期待のギャップがある。 期待を越える状況を設定すると、感動が生まれる。 この感動が新しい行動に結びつく。 [志水廣の公式ホームページ] みんなで考えるから楽しい志水塾の準備会をした。 みんなで、わいわいがやがやと協議して 新しい企画を生み出すから楽しい。 [志水廣の公式ホームページ] 部分肯定子どもが、問題を解決しているとき、途中までできることがある。 このとき、子どもに対して「ここまでできたんだね。」と声をかけるか、「ここまでしかできないんだ」と声をかけるのではえらい違いである。 子どもが認められたと思うのは、前者のタイプである。 だから、○つけ法では、「部分肯定」の考え方をしようということである。 たとえ部分でも肯定しようとするならば、子どもの書いたものを読みとらなければならない。これは、解決のプロセスの読解でもある。 教師は、すぐに答えがだせたかどうかに関心があり、結果だけに目がいきがちである。しかし、大事なことは、解決のプロセスに目をやり、その中の部分を「知」と「心」の面で共有化できると、ほんの一瞬だけれどもラポートがなりたつ。この一瞬は大きな価値を生む。 この部分肯定の精神をもって何事にも臨んでほしい。 [志水廣の公式ホームページ] あなたらしい手は何?冬休み明けの授業で。 「みなさん、冬休みはどうだっかな」と質問して楽しく会話する。 この何気ない質問を、小学校では担任だから、1回のみ使う。 中学校では教科担任だから、1時間目から6時間目まで毎時間やられる。 これでは生徒はたまったものではない。 あなたが考える手は他の先生も使うかもしれない。 あなたらしい手を使ってみよう。 [志水廣の公式ホームページ] 苦情の法則苦情がくると、いやだなと思う。 確かに「いやだ」。でも、その苦情を克服すると、 それは新たな成功事例となる。 公開講座を開く気持ちになったのも、あるヒトの苦情である。 ありがたや、ありがたや。 [志水廣の公式ホームページ] ことばの力年賀状で、ありがたいおことばをいただいた。 ことばは、人に元気と希望をもたらすと感じた。 そのことばの期待に応えるように「躍」したい。 [志水廣の公式ホームページ] じっくり育てるこれからは、とてつもない専門家を育てることが大事になる。 それが本物の人である。専門家になれば競争することはない。 同じレベルだから、競争してしまうのである。 ただし、専門家は、促成栽培ではできない。 太陽の光もとで肥料をやり、少し耐乏の環境で育てることである。 教育は、その子どもの特性を見抜く目利きが大事となろう。 [志水廣の公式ホームページ] 新年の挨拶あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。 新年は、信念の年です。 ○つけ法、意味付け復唱法などの志水メソッドを広めて、「愛」のある授業の実現へとがんばります。みなさん、応援をお願いしますよ。 [志水廣の公式ホームページ] |
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