最新更新日:2024/06/24 | |
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授業づくりネットワーク11月号http://www.jugyo.jp/ 若い人向けに分かりやすくかきました。 [志水廣の公式ホームページ] ○つけ法の先生やろ福岡県豊津小学校に訪問したとき、子どもたちは、私が来ることを知ってわくわくしていた。ある子どもは、「○つけ法の先生やろ」と言った。 どうして知っているのかなとおもっていると、インターネットで検索して調べたという。 子どももネットで調べる時代になった。子どもが予習しているのである。 あとの会のときに、事前に職員もネットで検索して私のことを予習していた。校長先生も会話の中でそのことはすぐにわかった。ネットでの予習は大事なことである。 [志水廣の公式ホームページ] 子どもをとるか数学をとるか授業の局面で、子どもを大事にするのか、それとも数学のよさを大事にするのかについて判断を求められることがある。 私は、子どもを大事にしたい。 子どもを大事にすると、子どもから数学のよさがでてくる。 数学を大事にすると、教師からの数学の押しつけになる。 このことは、教師が体験してみなければわからないことである。 [志水廣の公式ホームページ] 間髪入れずA男が気づきを発言した。 そのとき、教師は、「ものすごくいいよーう。言ってみて」と言った。 この一言でA男の顔があがり、声が大きくなり発言しはじめた。 これほど目の前で子どもが変化をみるのもめずらしい。 教師の間髪入れずの一言がこどもを変える。 [志水廣の公式ホームページ] 風呂敷の様相教育には、それぞれのやり方がある。 それを頭ごなしに決めつけてはいけない。 それぞれに理がある。 その人なりの人生経験・教職経験の結果が今の実態である。 だから、できる限り、成功したところ、失敗したところを包む込むことが必要である。 包み込む風呂敷は大きい方がよい。七変化の模様がよい。 風呂敷をどんどん広げて行こう。 すると、どんどん仲間の輪が広がる。 [志水廣の公式ホームページ] 予期せぬ時代世界の株価の暴落で、さまざまな連鎖が生じている。 いよいよきたかという感じである。 昭和20年と21年では全く世界が異なる。 既存の枠組みが壊れていくと思われる。 再建のキーワードは何か? 自立なのか、共生なのか、ロハスなのか、よくわからない。 こんなときは、生きる力の哲学をもつことである。 [志水廣の公式ホームページ] どうしてこのことを思いついたのかな?右図は、4のかたまりが5こあるから4×5である。 これを利用して、左の5×4の図がでできた。十字の形と風車の形である。 このあと、私は、「どうしてこの図を思いついたのかな」と質問した。 すると、「20で割り切れる場合を考えた」と子どもは言った。 20の約数を考えて組み立てている。 私の発問の意図は、真ん中の4こを4つに分けたなどと、図のきっかけを話してほしかったのだが、20の因数分解の話となった。この反応も予想内なので、助かった。だから、私は、このあと、2×10や10×2を自然に扱うことができた。 思いついたきっかけを問うことで、数理の着想を引き出すことができる。 試してほしい発問である。 [志水廣の公式ホームページ] 仏様と仁王様お寺には、仏様、観音様が飾られている。 その横には、仁王様がいる。 どちらも人間の本性かもしれない。 「愛」で育てるためには、優しさと厳しさのどちらの顔も必要。 [志水廣の公式ホームページ] 第24回小学校全国算数費教育研究(盛岡)大会第24回小学校全国算数教育全国大会が岩手県盛岡市青山小学校で開かれた。 全国から900名もの参加者があったそうだ 私は特別公開授業をさせていただいた。 いろいろと悪戦苦闘の授業ではあったが、愛のある授業をできたのではないかと思っている。 私は授業にのぞむとき、アイデアはこれだけは出したい、また、子供はこの子に自信をもたせたいと思ってのぞんだ。その結果、Xくんとのかかわりはできたと思う。 担任が授業が終わり、私の「算数力がつく教え方ガイドブック」をもってこられて、本文の冒頭の「優しさのある授業」の2ページを開いて、先生のこのページが大事なんですよねとお話してくださった。先生の自評のときに涙がでましたといわれた。私のファンならば、どのページなのかわかるだろうから、あえて示さない。 担任の先生は、私とほぼ年代は近い先生だとは思うが、このお話に私も心打たれた。私の切なる気持ちをご理解いただけたのかと。 「先生、xくんは、よい笑顔をして帰りました」とも報告してくださった。 子供にとって、算数の問題が解けないことがどれほど悲しいことなのか、もっと感じてほしいのである。 夕方の講演会のあと、帰り際に、ある女性の先生から、「愛のある授業」をありがとうございました。涙がでましたといわれた。 私の授業はまだまだできなかった部分がある。だけれど、ありがたいお言葉であった。 至福のときであった。 名古屋にいる私を盛岡の大会にまでお呼びいだたき感謝します。ありがとうございました。 [志水廣の公式ホームぺージ] 自力解決とは自力解決とは、子どもが見通しをもって解決できることをいう。 子どもは自分の力で解きたいのである。 解決できないでよいとは思っていない。 では、教師はどうか。 解決できないでよいと思っていないか。 8割の子どもは解決できてよい、残り2割の子どもは解決できなくてよいと思ってはいないか。 子どもの自力解決の時間は、子どもは奮闘する。 それに対して、教師は奮闘しているか。 ○つけ法は、この奮闘をする場を設定している。 もちろん、奮闘しても全員ができるとは限らない。 でも、奮闘しない教師は、2割の子どもができないのは当然とか、彼らが悪いとかとやかく言う資格はない。とにかく奮闘してかかわろうではないか。 [志水廣の公式ホームページ] 旧友小学校算数教育全国大会の示範授業のあと、トントンと肩をたたかれた。 大学院時代のゼミ仲間である葛西さんである。岩手で校長先生をしている。 久しぶりの再開となった。 いろんな話をした。素直なところはあまり変わっていないなあと思った。 時間・空間を飛び越えて、昔の関係に戻る。それが旧友。 [志水廣の公式ホームページ] 残された経験算数の全国大会のとき、ある授業について協議会があった。 その場で私は助言者をしていた。すると、後ろで、質問された女性がいた。 この人は、大会の講演者であった。新井紀子氏だった。 貴重なご意見をたまわった。私は、もっとできない子供の立場にたって指導すべきだと発言した。その私の助言に対しても同意されていた。 そのなぞときは、彼女の講演でわかった。新井氏は、数学が大嫌いだったそうだ。 懇親会への送迎バスの中で、偶然新井氏が話しかけてきた。 いろいろな話をしたが、「残された経験」という話をされた。数学ができなくて、残された経験が私にはあるということである。 数学ができるということは、あたり前ではないのである。 数学者の新井氏が言うのだから面白い。 私も同感だと思うと述べた。 あなたは、数学ができなくて残された経験はありますか。 このことの痛みがわかってこそ、子供の真の気持ちがわかる。 [志水廣の公式ホームページ ] 新井紀子さんの紹介 http://www.nii.ac.jp/staff/Arai_Noriko-j.shtml 観察から始まる問題解決の見通しをたてるためには、観察が大切である。 子供が並んでいる図から、何か気がついたことはないかな? これを発問することによって、 十字みたい。 たて、横に2列ずつならんでいる。 たてに並んでいる数と横に並んでいる数は等しい。 などどいう意見が生まれてくる。 この気づきの板書によって見える化する。 そうすると、暗々裏のヒントとなる。 ぜひ、問題の提示には観察を取り入れてほしい。 [志水廣の公式ホームページ ] 45分間で終わるためには45分間で終わりきるためには、強い意志が必要。 また、子供に引きずられないことである。 本時にやらなけれすばならないことは、必ずやりどけていく。 [志水廣の公式ホームページ] 適用問題定着法のよさ志水メソッドは、○つけ法、意味付け復唱法、ヒント包含法、適用問題定着法、ためしの1問法などいろいろある。 いろいろやってくれている。 その中で、最低、どれをやればよいのか。 志水は○つけ法だと思うが、でも、「わかる」「できる」という観点から言えば、 適用問題定着法は最低やってほしいことである。 子どもにわかりにくい説明を繰り返していくと、今日の勉強は難しい、自信をなくすということになりかねない。 そんな苦境を脱してくれるのが、適用問題定着法である。数問の問題が解けることによって、やり方がわかってくる。すると、心にひがともる。 ぜひ、一時間の最後のほうにこの方法を設定してみてほしい。 付け足していうと、この方法は、「活用」にも効くのである。 [志水廣の公式ホームページ] 人に説明すると人に何かを説明してみよう。 すると、整理して伝えることが必要だということがわかる。 この経験を積むと、筋道立てた話ができるようになる。 つまり、自分の頭が明快になるんだよね。 [志水廣の公式ホームページ] 思考停止世の中、想定外が続いている。 ところが、マスコミは緊張感がない。 不思議なこの世である。 想定外が続くと、思考停止となる。 あえて危機を考えようとしなくなる。 この思考停止がもっとも危ない。 きっといいこともあるよ。 [志水廣の公式ホームページ] マッピング何かを理解するには、言葉と言葉を結びつける作業が必要である。 それを地図のように表してみると、関連付けが明確になる。 この作業をマッピングと呼ぶことにする。 いくつかの解説を読んだり聞いたりしたときは、マッピングをすると整理されてわかりやすくなる。 [志水廣の公式ホームページ] 光っている素晴らしい教師は、光っている。 発するオーラがある。 発信源は、体なのか、心なのか、はたまた両方なのか。 いずれにせよ。光っている。 [志水廣の公式ホームページ] 授業力アップと学力アップの循環広島県三次市の児玉教育長は、挨拶の中で、「志水先生の理論は、授業力の公式を示してから、教師の授業力アップと子どもの学力アップとの循環である」と話された。 的確な表現である。 どちらか一方だけが伸びるということではない。「循環」しているのである。 この循環を創り出していきましょう。 [志水廣の公式ホームページ] 授業力={(教材把握力)×(子ども把握力)×(指導技術力)}×(精神エネルギー) |
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