最新更新日:2024/09/18 | |
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授業は、学級は授業では、どの子も本時のねらいを達成することが大事。 学級は、全ての子どもにとって安心感のあるところ、自己重要感のあるところでなければならない。 一部の子どもだけがヒーローではいけない。 理解の早い子どもも、普通の子どもも、理解の遅い子どもも、満足するような空間。それが学級である。 ○つけ法も理解の早い子どもだけに○をつけるとしたら、とんでもない誤解である。 他の子どもたちも教師であるあなたの○を待っている。 ○を待つということは、○にする手だてをうつということである。 時間をかければ、自力解決できるであろうという仮説は全く空虚である。 5分間も手が止まっている子どもに、一言も声をかけないというのは、罪である。 これを放置罪という。 放置してはいけない。救うことである。 困っている子どもは教師であるあなたの支援を待っている。 [志水廣の公式ホームページ] おにぎり志水塾の朝、後藤先生がおにぎりを作ってくばってくれた。これが温かい。 みんな元気がでた。 学級の子どもたちと一緒に作った米で炊いたという。 1このおにぎりに詰められた子どもたちの思いがみなんを元気にさせてくれる。 [志水廣の公式ホームページ] お仕置きへたをすると、お仕置き復唱法になってしまう。 温かい気持ちで教師も復唱し、子どもにも復唱させてみよう。 できないことの一宮の指導主事からうかがった話。 1.「体育科の授業では、できない子どもの気持ちを考えてくださいよ。 跳び箱でも『できない子どもは飛べないという事実を人前でさらすことになるのですよ』この気持ちを考えてやってくださいよ。だからこそもどの子どもにも『できる』ことを保障すべきなのです。」 2.運動の技は簡単なものから高度なものまであります。「できる」子どもにより高度なことを求める授業は可能です。でも、体育科の授業ではそれを求めません。どの子も「できる」技があればそこをまず求めます。 この話をうかがっていて、『「愛」で育てる算数数学の授業』の精神と全く同じだと感じた。 算数・数学科の授業でも特定の「できる」子どものためになってはいないか。 「できないこと」をみんなの前にさらすことの危険性を感じて授業をしてていないか。 「できない」事実が分かれば、できるように 指導したか、また、できるようになったかどうか、確認と見届けをしたかどうか。 「いいでーす」「わかりました」「伝わりました」と一斉連呼で終わる授業で本当によいのだろうか。考えてみてほしい。 [志水廣の公式ホームページ] 目立つこと世の中では目立ったらいけないと言われている。 それは、変なことをして目立ったらいけないからであって、良いことでは目立つ方がよい。 いてもいなくても良いような存在であっては困るのである。 あなたの特徴を出して、世の中を改善していくことについて目立つような人であってほしい。 だから、教育の役割は、改善・改革していくことができるような人材の育成である。 [志水廣の公式ホームページ] 活用力の育成活用力の育成のためには、教師の目利きがいる。 身の回りの生活のなかで、かけ算はありますか。わり算はありますか。 比例はありますか。 などと、考えてみることである。 30円というのは、10円玉が3こである。 10を単位とした考えとみることもできるが、10の3こ分だから、かけ算である。 さて、1円玉にはどんな数学があるでしょう。 よく知られているのは、1円玉は1グラムということ。 次に、直径が2cm。だから、半径は1cm。 さて、ここで質問。1円玉の面積は、何平方センチメートルでしょうか? ほら、1円玉にも数学がある。 [志水廣の公式ホームページ] 数学的コミュニケーションとは数学的コミュニケーションの定義(2009.11.8 志水) 「算数・数学科の授業において、数理情報について教師と子どもとの「知」と「心」の変容をもたらす交流過程」 子どもだけではなくて、教師も変容することも大切な要素と考える。 [志水廣の公式ホームページ] 行きつ戻りつ人間は、何かを「わかろう」とするとき、一つのことばかり考えていると飽きてしまう。 特に、子どもは飽きが早くくる。 だから、45分間同じ問題を考え続けるのは普通は苦痛である。 途中で何か面白い事実にでも出会わないと飽きてしまう。 まして、また、少しわからなくなると投げだす。 だから、同じ内容でも目先を変えて提示すればよいのである。 すると、気を戻してまた考えることができる。 幸いなことに人間の頭は 全部が完全にわからなくても、先へ進むことを許す。 これがパソコンと大違いなところ。パソコンは、手順を間違えると先へ進まない。 人間は融通がきくのがよいところである。 [志水廣の公式ホームページ] 教えたとしても教えたとしても「分かる」とは限らない。 子どもが「分からなければ」、授業が成功したとは言えない。 [志水廣の公式ホームページ] 優しい言い方一昨日の講演会でのできごと。 ○つけ法を教えていた。ペアで参加者は○つけ法をしていた。その中でとても上手な声かけをしていた男性がいた。思わず、「優しい言い方ですね」と話した。すると、その後ろの方が「そうです。この方は優しいんです」という。 後でわかったのだけれど、その方は保護者だった。 教員ではなかった。それでも、優しい声のリズムと高さ。 声かけに、教員も保護者もないんだ。あるのは、人間性なんだと思った。 [志水廣の公式ホームページ] 悩みを引き出す手分かり合えるとは、 告白から始まる。 自分の悩みはここなんだけれど・・・。 そうかあ、ぼくもここで困っているんだ。 どうすればいいのかなあ。 こんなことを子どもはなかなか発言しない。 それを引き出す手がある。授業の最後の場面で、 教師からの誘い。「ねえねえ、みんなね、今日の問題を解いていたら、鉛筆が止まっていたよ。それはどうしてかなあ。困っていたわけを教えてください」 というとよい。 そうすると、結構、話してくれるものだ。 もちろん、授業の最後ではなくて、途中で質問してもかまわない。 [志水廣の公式ホームページ] 式と答えの発表式と答えがでたとたん、式はプロセスではなくて、結果である。式を発表させてもプロセスを語らせているとは言えない。 式を立てる事ができない子どもは、上の発表を聞いても共感・共有できるとは限らない。 なぜ、そんな気づきに至ったのかがわからないからである。 もっと子どもが式を立てる前には、問題に対する思いがある。不安、疑問、驚き、困ったことなどがある。そこから語らせたい。そして、式を立てる。 [志水廣の公式ホームページ] 自助努力「天は自ら助くる者を助く」というが、 まさにその通りで、自助努力をした人に対してご褒美をくれるのである。 運がいいというが、何も自助努力しない人にはご褒美の運はこない。 ご褒美をもらえる人、もらえない人の差はそこにある。 [志水廣の公式ホームページ] 笑いはとても疲れていた。 テレビのお笑い番組を久しぶりに見た。 とにかく「笑える」。 何度か笑っているうちに、元気がでてきた。 笑いはエネルギーのもとである。 [志水廣の公式ホームページ] 良いことの次は良いことの次は、良くないことがあるの? それとも、良いことがあるの? これは、「そうぞうの理」を使うと、どちらの方にも説明できる。 そうぞうの理とは、想像することは創造される(実現する)ということである。 だから、良くないことが起きると思う人は良くないことが起きるし、良いことが起きると思う人は良いことが起きる。 よって、私は「良いことは連続する」と思うことにする。 [志水廣の公式ホームページ] 志水塾福岡学習会の伝達<10/25の福岡での学習会ありがとうございました。今日は研修日でしたので全校授業研の事前研修に、さっそくあの教材研究のチェックシートを使わせていただきました。同じような流れで書き込んでいただき、お一人ずつ発表していただきました。 「教科書の意図をがよくわかった」という声。 授業者の先生は、「こんな事前研なら早くしてほしかった・・・。」と言われました。 教務の先生からは、「新しい風を吹き込みましたね。」と言われました。もっと先生方に狙いを定めた授業をしていただくために職員研修をがんばろうと思います。 福岡県 MS> このチェックシートは、公開講座や算数講座で教材研究の視点としていくつかあげたものである。このシートは夏の広島県三次市で使用したものである。刈谷市立依佐美中学校の小林美記代先生が作ってくれた。 昨夜の「今日のひとこと」で「できれば、周り方にも伝えてほしい。すると、直接的な補助となる。」と書いたら、上のメールが飛び込んできた。とても嬉しい。これもご褒美の一つである。 [志水廣の公式ホームページ] 一人ではできない状況一人でかなり頑張ってきた。 しかし、今の状況は一人ではできない仕事の内容や規模となってきた。 だから、多くの人に手伝ってもらっている。 研究室にもアシスタントにきてもらっている。 ありがたいことである。 感謝しています。 地方にいる人は直接私の仕事は手伝えない。 しかし、志水メソッドを実践していることがまずは私への間接的な補助となっている。 できれば、周り方にも伝えてほしい。すると、直接的な補助となる。 [志水廣の公式ホームページ] ご褒美はご褒美は、自分から取りに行く物ではない。 あるとき、誰かしらからやってくるものである。 それも突然やってくるものである。 [志水廣の公式ホームページ] 重い荷物子どもは学校に来るときどんな気持ちで来ているのだろうか。 うきうきして楽しみな気持ちで学校に来ていることが多いだろう。 でも、中には、重い気持ちを背負って来る子どももいる。 学校の勉強をする気持ちにならない子どももいるだろう。 せめて、学校では、この重い荷物をおろさせて、軽やかな気持ちで一日をすごさせたい。 教師の笑顔、友達の笑顔が救ってくれる。 そんな温かさのある教室空間にしたい。 [志水廣の公式ホームページ] 子どもにも受け止める態度の形成をまずは受け止める。 子どもは友だちの発言に対して反応しているか。 受け止めているか。 自分の意見だけを発表したいだけではだめ。 まずは、受け止めてから、自分の意見を言わせること。 [志水廣の公式ホームページ] |
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