最新更新日:2024/09/24 | |
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授業を見ること授業を見るとは、どういうことか。 一言で言えば、教師の意図と子どもの思考の変容を読みとることである。 変容の瞬間の前後を見れば、その変容の事実と原因が見えてくる。 そこで、全体を見ることと、部分を見ることの二つの面がある。 1.全体の流れを見る (1)指導の筋を後追いしながら見る・・・これは、一時間の展開の仕方をみることになる。 (2)今の状況をみる・・・教師と子どもとは一体化しているかどうか。一体化している授業は良い授業である。 2.部分を見る (1)教師と子どもとの対応をみる。 (2)教師の動きだけをみる。 (3)子どもの動きだけをみる。 ・ある特定の子だけをみる。 ・子ども達をみる。 いずれにしても、何かの目的をもって授業を見ることである。また、授業記録を克明に取ることである。 せっかく授業を参観させていただけるのであるから何か一つ得るようにしよう。 [志水廣の公式ホームページ] 写真の授業は、ゆさぶりの場面でとても面白かった。 プロ教師の顔教師の顔はいろいろ。 真剣な顔。 きつい顔。 不満足な顔。 こんな顔だと子どもたちも緊張した顔。 反対に、穏やかな顔。 にこにこした顔。 ゆったりした顔。 ゆとりのある顔。 慈愛に満ちた顔。 こんな顔だと子どもたちは安心した顔。 前者の教師を見ると、どうして「にこやかに」なれないのかなあ?と思う。 何か心配事でもあるのかなあ。不満事でもあるのかなあ。 プロ教師は、にこやかな顔の中に真剣さ、きびしさが 滲み出るものですよ。 [志水廣の公式ホームページ] 写真のようににこやかに。 偶然を見方にするA教授に会いたいなあと思っていた。 自然科学棟の研究室にはおられなかった。 いろいろと探してみたが無理だった。 そこで、事務室でたずねてみた。 もう今日は会えないのかなあと思っていて、事務室を出ようとしたら、 なんとA教授が隣の部屋に入ってきた。 偶然とはこのこと。 なんと運のいいこと。 会いたいという念が引き寄せた感じである。 全くもってついている。 [志水廣の公式ホームページ] 選択の連続人生は、選択の連続である。 ほんの小さなことでも選択を迫られる。 Aに行くべきか、Bに行くべきか、答えは未知である。 未知だけれども、選択はしなくてはならない。 選択の基準に損得を入れると誤ることがある。 むしろ、自分のとって楽しいかどうか、わくわくするかどうかがポイントである。 わくわくすることは直感で分かる。 何かしら希望が見えるものだ。 というのは、わくわくするというのは、魂が真に喜ぶことだからであろう。 [志水廣の公式ホームページ] 自ら伸びていく子どもの育成音楽の授業を参観した。歌唱指導の場面であった。 とてもよい声がででいたし、ハーモニーも素晴らししかった。 その教師が言うには、「私が指揮をすると、もっときれいに歌えるのです。」と言う。 それは、過去のコンクールの実績から言って納得できる。 「でも、敢えてそれをしたくないのです。」 「もっと、自分で自覚してよい音を作って行ってほしいのです。」とも言った。 この思いに共感した。 教師の指揮のもとでの子どもの活躍と、子ども自らの向上する姿での活躍とではスケールが違う。 ぜひとも、後者を目指したいものである。 [志水廣の公式ホームページ] 人材が育つ昨日、京都府久御山町佐山小学校を訪問した。佐山小学校は秋に研究発表を控えている。5年目の継続研究である。 人事異動があり、研究の継続は容易ではないが、ここからの一踏ん張りが期待できる授業内容であった。10月の研究発表会が楽しみである。 さて、久御山町のコンサルティングを始めて11年目になるという。 御牧小学校から始まって、佐山小学校、東角小学校のコンサルティングをしている。学力向上の成果はでている。 10年も継続すること自体が奇跡である。大概、校長が替わったらそこで研究は終わりというのが普通である。にもかかわらず、継続しているのは、久御山地区の学力向上には志水メソッドが必要であるという石丸教育長をはじめ3校の校長先生と職員の思いがあればこそである。 10年続くとどうなるのか。中堅教員が育つということである。志水メソッドで授業を作ることができる教員が3校を巡り、それがお手本となって学校を引っ張って行ってくれている。私にとってはこれほど嬉しいことはない。 学校が変わっても町内の異動ならば、その教師の経年変化は分かる。特に、授業力の伸びが見られる。 続ければ確実に人材は育つということが言える。 さて、教育長に会うたびに、久御山の未来について語ってきた。昨夜は、教育長から久御山のビションを伺った。とてもおもしろい構想であった。 一人ひとりの教師の授業診断もするが、一つの学校、さらに3つの学校への未来を考えている。久御山地区の10年先、20年先を見据えた教育改革が進行している。 [志水廣の公式ホームページ] タイヤ交換今の車も気がついてみれば、4万キロ走っていた。 1本のタイヤがかなりすり減っていた。それで、交換しようと思った。 知り合いの工場で、4本とも交換する作業を見ていたら、ほかのタイヤもかなり減っていた。 何度も見ていたが、ほかのタイヤの減りはそれほどひどくないと思っていた。 というのは、今の車のタイヤは、これまで乗った車のタイヤとは違ったところにスリップサインがあったため、サインを見逃していた。 経験でつかまえた常識が判断を誤らせると思った。 交換して乗ってみると、とても静かで乗り心地がよい。 ブレーキの利きもよい。 また、わくわくして運転できる。 [志水廣の公式ホームページ] はじめの姿子どもが「できる」と思って、本時の課題を出すのか、子どもが「できない」と思って出すのかでは大違い。 基本的に、学習というのは、新しいことを学ぶことである。 だとすると、はじめから「できる」と思うことは間違っている。 初めての学習だから、「できない」と思うべきである。 だとすると、どのようにすれば子どもに「できる」ようになるのかを考えることである。 ヒント、図、言葉など、教師の工夫が不可欠である。 [志水廣の公式ホームページ] 夢はドラマをつくる夢を持って歩み始めると、応援団が現れ、ドラマが始まる。 小さな夢、大きな夢、人それぞれ違う。 あなたがもつ夢はどんな夢ですか。 その夢の未来にはあなたが作るドラマがある。 あなたらしいドラマを楽しみながら生きてくださいね。 [志水廣の公式ホームページ] 仮想危機の設定普段はあまり困らないから、考えることは少ない。 困ったときになって初めて考え出す。 そこで、打開の一手が飛び出す。 これはとてもラッキー。 もう少し上のラッキーがある。 困らないときに考えるのである。 でも、困らないから何を考えてよいのかが分からない。 だとすると、何か一つでも困る状況を想定してみたらよい。 □□になったらどうなるかなあ。 △△の場合だとどうなるかなあ。 これは学校経営、学級経営、授業づくりでもそうだと思う。 仮想で危機対策を考えていると、そうあわてる必要もない。 困っても「き・ぶ・ん」が違う。はんぺんのように気分が違う。 ただし、妄想ばかり追いかけるとそれが実現してしまうので、最後は、安心の形でおさめておくことがポイントである。 □□の場合は、○○のことをすれば大丈夫。もうこれで安心!! と言い聞かせると良い。 否定形で終わらずに、肯定形で終わるようにするとよい。 [志水廣の公式ホームページ] 忙しい中身は何だか忙しいなあと思って仕事を振り返ってみると、 今の仕事はある情報XをAという場所からBという場所に送っていることにすぎないと気づいた。 写真を撮った。それをパソコンの中に入れる。 メールが来た。それを印刷してみる。そして、ファイルに整理してファイルに入れる。 こんなことに時間をとられている。情報はそのままで場所が入れ替わっただけである。 情報Xについて新しい価値が生まれていない。 本当に大事なことは、新しい情報Xを生み出すことである。 そのためには、自分の頭で考えること、また本を読むこと、人の話を聞くこと。 すなわち、考えざるをえない空間に身を置くことである。 そして、何かを生み出す作業をすることである。 指導案を作ってもよいし、教具を作ってもよい。 私の場合は、原稿を書くことである。書くことはかなり頭を使う。 書くことは頭の中で考えたこと、すなわち思考の外化である。 みなさんも意識的に・意図的に書くことをされるとよい。 さて、話を戻して、情報の移動なのか、情報の価値生産なのか、忙しさの中身の点検をお願いしたい。 [志水廣の公式ホームページ] 直しても直しても本日、メールだより「夢現大」自選集3と4の初稿について、誤字脱字などについて修正した原稿を印刷所に返却した。 初稿で渡したときには、2回以上、二人の目を通して誤字・脱字を修正した。 ところが、今回、印刷所からやってきたゲラ刷りを見ると、多くの修正箇所を見つけた。直しても直しても出てくるという感じである。 昔は手書き原稿だった。今は、原稿の段階からパソコン・ワープロでの活字である。すると、ついついうまく活字が並んでいると思いがちである。目の錯覚とでもいうべきか。 目は活字を都合のよいようにつなげて読んだり、飛ばして読んだりしているのかもしれない。 日常の会話も単語の連続で通じることがある。それは雰囲気で分かるからである。 しかし、文字原稿の場合は、相手は目の前にいないわけだから、正確に的確に記述することである。また、読むことである。 正確に活字を追って読んでいくことの大切さをあらためて感じた。 [志水廣の公式ホームページ] 今、何をすれば子供に活動をさせたい。 そんなとき、子供は教師の指示の通りに動いている。 しかも、□□をしよう。あるいは□□をしなさい。と指示されている。 目的を伝えたい。その際、短期の目的と長期の目的がある。 目的を添えると、今何をしているかが明確になる。 これは、△△のために、□□をしようと指示を出したい。 できれば、それを板書したい。 音声言語だけで伝えていると、 途中でどういう意味かがわからなくなる。 文字言語として残したい。 [志水廣の公式ホームページ] そんとく損得の世界を考えていれば、損した得したとか騒ぐ。 尊徳の世界を考えていれば、心清やかに生きることができる。 また、あえて損をして徳をとることもある。 [志水廣の公式ホームページ] チーズがはみでたホットサンドイッチを食べた。 すると、チーズがはみ出るという。 なぜかなあと思っていると、食パンが小さくなっていた。 いつのまにか、小さくなっていた。 さて、ここで問題。 縦10センチ、横9センチの食パンがあります。 1センチずつ縦も横も短くします。 では、短くなった食パンの大きさは、元の食パンと比べたら、何%小さくなりましたか? 10−1=9、 9−1=8 9×8=72 72÷90=0.8 つまり、20%も小さくなったのである。 これだけも値上げされたあ!! ながーい間依頼が舞い込む。 それは突然の思いつきのこともあれば、ながーい間の思いの結実のときもある。 思いつきで、お願いされても迷惑な話である。 普段からのお付き合いもなしに、お願いをする浅はかな人がいる。 一方、普段はつきあってはいないが、遠くで見守っている人もいる。 数年間たって、機会が巡って来て、お付き合いしたいと言ってくる人もいる。 そういう方は思いの深さがちがう。だから、私もお付き合いしたいと思う。 また、陰に陽に力になってくださることもある。 ありがたい話である。 ながい「間」というのは、「愛だ」。 「愛」を育む時間である。 時間・空間において人「間」(ひとかん)をどう保つか、それがその人の生き方を左右する。 [志水廣の公式ホームページ] 人が運ぶ情報は人が持っている。 人に会わなければよい情報はもらえない。 一番よいのは人が会いに来てくれることである。 会って情報をもってきてくれることである。 昨日は、会議終了後にDVDの編集ソフトを教えてもらった。 ありがたいなあとつくづく思う。 会って教えてくれた人から、You Tubeを始めたから、志水先生の進歩を学ばなくてはといわれた。嬉しい言葉である。 でも、みなさんの進歩を学べることはもっと嬉しいことである。 [志水廣の公式ホームページ] 昨日より今日は昨日より今日は何か前進している。 より良い方向に前進している。 世の中はそうである。 では、人はどうか。 昨日の自分と比べて、頭は前進しているか。 心は前進しているか。 少しでも本を読み、人から学び、経験から学ぼう。 少しでも人に親切にしよう。 小さい一歩は、たくさんの人がすれば大きな一歩となる。 時代はそんなふうに動いていると私には見える。 [志水廣の公式ホームページ] まず、意志何かを実現したいとき、まずそれを本当にやりたいと思うかどうかである。 私は、27歳のとき、兵庫教育大学大学院が開設された。 大学院でかねてから学びたいと思っていた。 それは、神戸市に勤めてから、自分の知識の足りなさを感じていたからである。 すると、26歳のときに大学院ができるという情報を得た。 そこから、どうすればよいかを考えて行動を開始した。 まず「行きたい」という思いがあって、周りへの説得はその後である。 大学院では本当に有意義に学ぶことができた。 次に、32歳のとき、筑波大学附属小学校からのお誘いを受けた。 これも一つ返事で、行きたいと返事をした。 周りの説得はまた後である。 附属小学校でも充実した生活ができた。 40歳のときに愛知教育大学に来たがこれも同様である。 55歳のときに教職大学院に移籍したこともまた同様である。 普通は、慎重に行動しているのであるが、あるとき、突然ワープのお誘いがある。 そのとき、迷うことはなかった。 だから、常日頃から何々をしたいという意志をもっていれば迷いはない。 迷いがないから、覚悟を決めている。 すると、いろいろな方の応援がある。一番強いのは、天の応援である。 どうせ人生100年の命。自分の魂がわくわくしたいことをして生きることがこの世に生まれてきた定めだと考える。 まずは、何をしたいのか、意志を固めることである。 そうすれば、普段はその意志は忘れてもよい。目の前の業務に打ち込めばよい。 後は、何とかなるものである。 [志水廣の公式ホームページ] 楽しみ組成功の道には二つある。 苦労に苦労を重ねてやりとげて成功する。 もう1つは楽しみながらやりとげて成功する。 大体において、人は苦労を見るのはいやである。あんたは苦労したかい。 でもわたしには関係ないよと。 確かに成功するには克服すべき問題はある。 それを楽しみながらやる。 それがイキな生き方。 楽しみながらやると楽天というお天道様が味方になる。 だから、本当の勝ち組は楽しみ組である。 [志水廣の公式ホームページ] |
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