最新更新日:2024/06/25
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新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内  新規「授業力アップわくわくクラブ」サロン会員のご案内 

物語2 算数・数学授業力アップセミナー東京学習会の開催にあたって

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志水メソッドの実践
伊豆学習会を終え、現場に戻って○付けを始め、とにかくたくさんのことをやりました。だからすぐに成果が出た、と報告したいところですが、生徒たちの学習態度がすぐに変わるはずもなく、私の授業がすぐに見違えるように立派になることもありませんでした。ただ、授業に行くのが以前ほど嫌ではありませんでした。どうにかして分かってもらいたいし、分かることが楽しいことだと知って欲しい、という思いになっていたからです。いちいち意欲が落ちないようになったのも、進化し続ける志水メソッドや、それを実践する方々の惜しみない努力に触れることができたからだと、心から感謝しております。
とにかく、ゆっくりコースでは、目標がはっきりしていて、やるべきことがわかっているのに成果が出せなかった。それは当時、やったつもりになっていただけで、実は完全に私のやり方が不十分だったのだと、今ではわかります。それでも、伊豆学習会後、授業への取り組みを変えたことが生徒に伝わったのか、本当にできなかった子がある日「わかった、これできるかも」と言ってくれたときの嬉しさは、決して忘れられません。そのときの報告を志水塾でさせていただき、志水先生の動画サイトにアップしていただきました。
http://www.youtube.com/user/mugendaihiro#p/u/6/...

志水先生は、私に発表させるだけでなく、「なぜ分かったと生徒が言ったのか、検証してレポートにしてごらん」とおっしゃいました。実は、自分でもなぜ生徒が分かったのかはよくわからず、当時のレポートにもそのように記載しました。自分で何をしているか自覚もなく実践していたのです。でも先生のアドバイスのおかげで検証することができ、「この実践をすると生徒がどのように変化するか」をしっかり見なくては次に生かせない、ということが分かりました。何となくやるのではなく、実践して生徒がどのように変化するかを見ることができると、次の課題がはっきりしてきます。


今後の課題
志水メソッドを実践して一番変わったのは私自身です。生徒への声掛けが変わり、教材研究の視点が変わり、授業での発問が変わりました。基本をしっかり教えると、生徒同士の活動でどんどんステップアップしていきます。ただ、まだ全員の生徒がここまで到達していません。苦手意識を持っている生徒には基本の理解だけでも大変な作業です。しかし、一人として授業に参加しない生徒はいません。今までずっと寝ていた生徒も参加しています。私の現時点での課題は、一時間の授業で「わかった」ということができても、テストで「できる」ところまでは到達しないところにあります。これからは、一つでも多くの「わかった!」を聞くため、またテストでも「できる」ように、検証をしながらすべきことを続けていくつもりです。
・・・続く。
(松田)
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楽あれば苦ありか

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9/18 今日のひとこと
人生、苦あれば楽あり、楽あれば苦ありという。
この言葉は、人生を惑わす。
苦あれば苦ありで、楽あれば楽ありである。
苦の先は苦であり、楽の先は楽である。

苦しみに共感、共鳴していれば、宇宙は、そんなに苦しみがほしいのならば、苦しみを与えますよとさらに苦しみをプレゼントしてくださる。
だから、苦あれば、次は苦ありである。

こう考えると、楽あれば苦ありではない。
楽あれば、楽を引き連れてくる。
楽しんでいれば、苦はやってこない。
楽のプレゼントをしてくれる。

だから、苦あれば苦あり、楽あれば楽ありが本当のところである。
では、今、苦の人はどうすればよいのか。心の底から苦からの脱却をしたいのならば、今の状態を楽だと思うことである。
これで一瞬にして楽になる。
小さな楽の連続がやがて大きな楽になっていく。

もちろん困難な状況にある人は、楽とはとうてい思えない。
それを楽と思うにはどうすればよいか。
ほんのささやかなことに小さい小さい光を見つけることである。
この小さい光が生きる希望となる。
希望を見いだせば生きる歩みが始まる。
歩み始めれば、もう少し大きな光が差してくる。
呼吸ができて幸せ。食事を食べることができて幸せ。歩くことができて幸せ。
こんな風に考えるとよい。

今、楽の人は、どんどん楽を楽しもう。すると、巨大な楽がまっている。
これを極楽という。楽を極めたら極楽である。
あの世が極楽ではない。
この世が極楽である。
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結果を出す

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9/17 今日のひとこと
なでしこジャパンのスポンサーが倍増したと、新聞記事があった。
これを見ると、日本という国が成果主義だということが分かる。
ワールドカップで優勝したからこそ、スポンサーが増えたのである。
成果を見せたからこそ、支援の手がさしのべられたのである。

逆に言うと、成果がなければ、全く支援の手がさしのべられないということである。
ということは、日本は、挑戦者にとってはとてもハードルの高い国だということである。
ベンチャー企業に資金を出す銀行はいない。
はじめに資金がほしいのに、いない。

だから、はじめは資金がなくて苦しくても成果が出ることを目指すしかない。
資金があれば、成果を生み出すのは当たり前。
だから、知恵と時間と体を使って成果を出すことである。
成果がでれば、後は、資金は後からついてくるのだから。
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毎日が感動・感激・感謝

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9/16 今日のひとこと
このところ感動・感激・感謝する日々が続いている。
昨日は、広島県友和小学校の松江校長先生から、愛知教育大学での出版記念パーティーに出席したいとのこと。
広島から一番でくると、11時頃になるからそこから参加したいという。
広島からですよ。
感激します。
その前日は、「夢現大6」を発刊したらその数時間後に、大学の生協にまとまって注文が入った。どこかと問い合わせてみたら、友和小学校だった。一番のりである。
ダブルで感激した。

また、愛知教育大学での中学校講座は一宮から10名同時に申し込みがあった。
この数はすごい。意気込みを感じる。

東京学習会では、パネリストとして国立教育政策研究所の銀島文先生に快諾をいただいた。ありがたいことである。

先週末には学会の論文発表会の論文を書き上げた。また、昨夜、大学の研究紀要を書き上げた。タイトな日程の中で書くことができた。作成できたことに感謝である。

授業力アップわくわくクラブの会員も申し込みが1週間で11名あった。昨日は、秋田県からの申し込みがあった。

どうも先週「思いを語る」を表明してから、連続してついていることが起きている。
思いを実現していくために動く。
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石丸教育長が来室

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9/14 今日のひとこと
本日、9月14日、午後に京都府久御山町の石丸捷隆教育長が課長とともに愛知教育大学の志水研究室までわさわざ来られた。
教育長の退任の挨拶であった。

石丸教育長とは、御牧小学校長時代からのおつきあいで、12年がたつ。教育としては9年になる。
ここで後進に道をゆずることにしたという。
12年間の歩みが走馬燈のように思い浮かぶ。
発端は、13年前?京都府山城地区での教育講演会に志水が呼ばれて話した。そのとき、御牧小学校の鹿倉先生が講演を聞き、志水をアドバイザーとしてよんでほしいと石丸校長先生にお願いしたことから始まる。まず、御牧小学校を訪問指導することとなった。あれから、佐山小学校、東角小学校を訪問していった。気がついたら久御山町のスーパーバイザーとなっていた。
この間、久御山町とは、学力向上の取り組みはもちろんのこと、久御山のカリキュラムプランの作成、志水塾の開催などさまざまなことがかけめぐった。
学校訪問の度に教育長は学校に駆けつけてくださり、お会いした。その際、次なる久御山の教育の方向性について助言してきた。この12年間は、久御山の教育は、山あり、谷ありの中で少しずつ久御山の方向性を作ってきた。町長をはじめ住民の厚い支持があったからこそ続いたと思う。学校にもきさくに出かけられた。
石丸教育長の業績は、幼稚園・保育園の連携をかなり前から推進してきた。また、現在は久御山学園構想を立ち上げている。本来の地域コミュニティを目指しているようだ。
佐山小学校は、TV東京の取材で登場した学校である。石丸教育長の陰ながらの応援で実現できたことである。
お互いに強きな性格であるが、阿吽の呼吸でつき合ってきた。
今でも石丸先生の頭にあるのは今後の久御山の姿である。
石丸先生と志水とが長い間続いてきたのは、○付け法の理念であった。教育長の立場で、○付け法とは何かを考えられてきた。それは、教育に携わる人への○つけである。それは、人と人との関係づくりだという。行政と学校、地域と学校を結びつけることが丸つけにつながったという。石丸先生は、授業力アップわくわくクラブにも教育長として入会してくださった。それだけ志水の思いを受け止めてくださっているとの証である。
石丸先生は、「別れ際に今後ともよろしくお願いいたします」と。「志水メソッドは山城地区としての位置づけも必要だと思います。応援したい」と話してくださった。
私も久御山とはご縁は続く。石丸先生の思いの実現のために協力したいと考えている。
本当にありがとうございました。感謝しております。これからもよろしくお願いいたします。
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前進あるのみ

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9/14 今日のひとこと
すべての出来事は、前進するためにある。
賛成の場合はもちろんのこと、反対の場合も前進するためにある。
反対を賛成に変えることができたら、前進したとなる。
そのときの、実力としてはより大きくなる。
だから、肯定感謝できる。

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身の丈に応じて伸ばす

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9/13 今日のひとこと
小学生に大学生の情報を与えても理解できない。
情報が多すぎて、内容のレベルが高すぎて処理できない。

それと同様に、初任者に40代が処理できる情報を与えても処理できない。
先輩が、何を言っているのかわからない。
つまり、身の丈に応じたアドバイスをして、処理できる範囲内で正確に遂行させた方がよい。
幸いなことに、
授業力の公式には、精神エネルギーがある。
若さのエネルギー、笑顔のエネルギーで子どもたちが応援してくれる。
現職への指導者は、その教師のその学校の身の丈がどの程度かを測ることから始めたい。
理想論を振りまく人ほど、やっかいなことはない。
そんなのに振り回されないことである。
私は現実主義者である。みなさんも現実主義で行こう。

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人を喜ばせる

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9/12 今日のひとこと
人を喜ばせるのは究極の思いやりだと思う。
一週間前の話。

広島の友和小学校を訪問した。
2校時から4校時まで息つく暇もなく、仕事をした。
さて、お昼となった。
今日は給食かお弁当か、何だろう。
すると、松江校長先生が、志水先生が来るから広島焼きを用意しましたという。
そうかあ、僕が広島焼きが好きなのを覚えてくれたのである。
しかも、おそばがいいですか、うどんがいいですかと選択肢がある。
落合先生も大喜び。

この後の話がすごい。地域の中で一番おいしい広島焼きを探して、そこのおかみさんに愛知から大学の先生が来るから気合いをいれて作ってね。と注文したそうだ。
その言葉を聞いておかみさんは頑張った。

実際、本当においしかった。

校長先生は、私や落合先生へのサービスと共に、地域のお店との橋渡しをされた。
三方良しというのが、私の考えであるが、これにぴったりだった。

ねづっちの謎かけは1つの謎ではない。2つの謎がかかっている。
みなさんもどうせならば、三方良しの喜ばせ方を実践してみよう。
宇宙貯金は莫大になろう。
お昼の広島焼きのおかげで午後はパワー全開であった。
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意外と「できる」

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9/10 今日のひとこと
算数・数学のの授業において、問題はなぜ解かなければならないのか。
「できない」子どもは、いつもそんな疑問をもっている。
友達は解けている。
なのに、ぼくはできないんだろう。私はできないんだろう。
こんな気持ちを授業で発生させている限り、算数・数学好きになるはずがない。

中学校の授業で、問題が解けないで手持ちぶさたにしている生徒がいた。
私は、その生徒のそばにいき、やってみるかなと話しかけた。
「これはなぁ。まず、一次関数の式をかくんや。
どんな式かな」
すると、その生徒は、y=ax+b
と書いた。それでやなぁ、問題に傾きが2と書いてあるやろ。だから、aとbのうちどちらが傾きかな」
と一歩ずつ教えていった。
すると、わずか1分間で解決できたのであった。
教師がほとんどかまわなかった生徒ができたのである。
その生徒のつまずきは、axがa×xという意味が曖昧だったことである。
それ以外は解決できていた。
すると、2番の問題も解決の意欲を見せた。次も1分間でできた。
いい顔になった。
どうもこの生徒はとっかかりの手が、わからないようであった。だから手つかずであった。
意外と「できる」というのが私の感想である。

やはり、算数数学の授業では、教師の指導はまず、分かりやすい手順と理由の説明が先決である。それもできずに問題解決型授業の薦めるから、おかしなことになる。次は、外化を求めて、つまずきの撲滅である。どの子もできるようになりたい。そのとき、笑顔になる。この笑顔をみるために教師は頑張るのである。


○付け法という前に、やるべきことがある。算数・数学の授業の基礎・基本についても解明及び啓発していく。
授業力アップわくわくクラブでは、どの子も救うということを目標にしている。
教材研究、指導技術、子ども把握、そして、精神エネルギーの4本柱をもとに今後も薦めていきたい。
まだまだ、私にやるべきことはある。
だけど、わくわくクラブのネットワークを通して、子ども達のための算数・数学教育の前進をはかる決意である。

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同じアドバイスなのに

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9/9 今日のひとこと
ある研究会でAさん、Bさんの2人に仕事を依頼した。
ところが、どちらもあまり私の期待を超えることはなかった。
今後のこともあるので、注意をした。
もっとしっかりした話をしてほしいと。

その後の結果は、どうなったか。
Aさんは反省するどころか反発し、卑屈になってしまった。
私の言うアドバイスを二度と受け入れることはなかった。

Bさんは反省し、精進した。
それを見ていて、私はまたチャンスを与えた。
今度は期待どおりの仕事をした。

どうして同じアドバイスをしているのに違う結果になってしまうのか。
私としては、Aさんは見込みがあると信じていたのに、反発の行動を招き、アドバイスの仕方について反省した。

この話をある方にしたところ、受け取る方のレベルもありますよという。
受け取る方の心根の高さ、低さによって、違ってきますよという。
なるほどそうか。
私の見込み違いであったのだ。

人生には学びとして人間関係の学びがある。
いい勉強になった。

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腹が据わると連鎖がおきる

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9/7 今日のひとこと
腹が据わると、どんなことも怖くない。
こうするんだ。こうしたいんだ。
と、決めれば、道は見えてくる。道は現れてくる。

一般向けの講演を昨年、今年初めと実施した。その結果、記録をまとめ本「夢現大5」にすることができた。どんどん売れていった。
「夢現大5」を発刊したから、記念講演を思いついた。
きっかけは、一般向けの講演をしようと腹を据えて決めたからだ。
授業力アップわくわくクラブも腹を据えて、今年4月から始めた。すると、その連鎖が起きている。

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自分の心の度合い

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9/3 今日のひとこと
自分の心が穏やかだと、周りの人も穏やかに動いているように思える。
自分の心がいらいらしていると、周りの人もいらいらしているように思える。

周りが先が、自分が先かということが問題であるが、
自分の方が先に心穏やかである方がよさそうだ。
注意するにしても、優しさを込めてきびしくいうことができる。

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花びらのメッセージ

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9/2 今日のひとこと
手紙の中に、花が入っていました。
一つ一つの花びらの裏にはステキなメッセージがありました。

<夏休みの前に子どもたちに宇宙貯金の話をしました。「ありがとう」が広がるクラスになるといいな・・・。私も忘れずに「ありがとう」を言いたいです。>

では、私から「ありがとうございます」
心がなごみました。

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任せる

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9/1 今日のひとこと
自分にしかできないことは、自分がやる。
自分でなくても人に任せることができることは任せるようにしたい。

そのためには、任せることができる人材を育てることが必要である。
志水塾では、この10年間、人材育成に焦点を当ててきた。
○付け法や意味付け復唱法のノウハウの蓄積と共に、それらを研修の形に作り上げること、そして、それらを伝えることができる人の育成に務めてきた。

今回、一宮市立木曽川西小学校では、3人の講師にお願いした。
酒井教頭先生、長谷川教頭先生、山内教務主任である。彼らは、志水塾の本部スタッフとして、長年に渡ってお手伝いしてくれたメンバーである。志水メソッドについては、かなり熟知されている。だから、お願いしたのである。
志水が○付け法と授業づくりの基本方針を話した後、実習を3教室に分かれて実施した。それぞれの教室では、3人の講師が西小学校の先生方の様子に合わせたきめ細やかな指導がなされていた。
教頭先生も受講されていて、研修のステップが実に細かいことを指摘されていた。「これならば、○付け法の技能も習得できますね」と話された。

当日、人に任せることができることに喜びを感じた。このことは、先日の京都大会でもスタッフの力量の高さを改めて実感して、任せる喜びを感じた。
厚く感謝している。

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見通し

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8/29 今日のひとこと
見通しをもつと頑張ることができる。
見通しをもたない、または、見通しをもてないから頑張ることができない。

上の立場に立つ人は、部下に見通しを持たせるのが仕事である。
見通しは、成功の先行事例を見つけ、知らせることである。
また、成功事例を作ることである。
成功事例があれば、それをモデルとして見通しをもって頑張ることができる。

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リーダーシップ

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8/27 今日のひとこと
昨日の今日と志水塾京都大会でのこと。
朝、全体のセレモニーのとき、会場を見渡した。すると、N先生が来られている。
名簿を見たら、京都府八幡市のS小学校長となっていた。
彼とは、和束小学校で、また東角小学校で出会っている。一緒に学校改革をしてきたという思いがある。とても優秀な方である。和束小学校では2度出会い、あるときは、奈良から名古屋の自宅まで車で送ってくれたことがある。

名簿をみると、S小学校から2名参加されている。引き連れてきたのである。
朝の講演の部が終わり、彼が挨拶にきた。「よろしくお願いいたします。」という。午後は、結婚式があり失礼しますという。
たった1時間のためにわざわざ志水塾に参加された。
しかも会費を払って。

このことから、リーダーとして思いのレベルがあることが分かる。

レベル評価なし(つまり、レベルはつけられない) こういう研修会の情報を知らないのでアクションを起こせないレベル。
レベル−1 こういう研修会があることを知っていても、職員に声をかけないレベル。
レベル0  こういう研修会があることを知っているので、職員に行ってはどうかと薦めるレベル。ただし、職員の反応がなければ敢えて押さないレベル。
レベル1   こういう研修会があることを知っているので、職員に行ってはどうかと薦めるレベル。どうしても行ってほしい。その意味を教えて行かせるレベル。
レベル2   こういう研修会があることを知っているので、職員に行ってはどうかと薦めるレベル。強制にはならず自然に行かせるような空気にするレベル。
レベル3   こういう研修会があることを知っているので、職員に行ってはどうかと薦めるレベル。自然に行かせるため、少し上役の同僚にお願いして行かせて、共に行かせるようなレベル。または、自分が率先垂範して一緒に行かせるレベル。

レベル3の人は、この後の学校経営の見通しをもっている。

参加させるという強い思いがあって、なおかつ、はじめての会に参加させるときへの配慮があるレベルの人は、学校を変えて行くスピードが速い。このことは私が多くの校長先生と出会った経験則である。
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環境が変わると

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8/26 今日のひとこと
進学、転勤などで環境が変わると、交友関係が変わってしまうことがある。
これはやむを得ないことである。
だからこそ新しい人生が開けるのである。

また、環境が変わっても交友関係が続く場合もある。
10年間、20年間も続くことは、本当に心の底から惹かれるものがあるからである。
この関係も貴重なご縁である。

以上、2つの側面がある。
どちらも大切に生きたい。
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解決できると

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8/26 今日のひとこと
算数・数学の授業では、問題解決が先行する。
問題が解決できてこそ、この解き方について表現でき、議論できる。
解決できなければ、議論の舞台に立つことはない。

教師は、子どもが解決できることに全力を注ぐべきである。
そのために、役に立つのが○付け法である。

解決できなくて、舞台からはずれて一人ぼっちの子どもの寂しさを知ろう。
どの子どもも議論の舞台に乗りたいのである。

思考力と表現力の関係は、思考力を働かせて、問題が解決できることにある。
それができてこそ、表現しようという気持ちが表れる。
だからこそ、○付け法で解決できた子どもは、発表の手が上がるのである。
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ほめる才能

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8/25 今日のひとこと

人をほめることはなかなか難しい。
ほめるためには、ほめる視点をもつことが必要である。
また、そのことに心からほめる謙虚な気持ちが必要である。

さて、Aさんは、転勤して他の先生のすばらしさに感動して
「すごいね。豊かな感性ですね。」とほめていた。
ところが、ほめる度に、自分と比較して落ち込んでしまうことがあった。

ところが、他の先生から見ると、Aさんは人柄も素晴らしいという。
だから、客観的に見て、落ち込むことはないのである。

そこで、私は、「あなたがだめな人ならば、あなたのところに苦情がくるはずですよ」と切り返した。
学校を実質的に動かす立場のAさんには苦情はこないという。
ならば、「全うに役割を果たしているということではないかな。」
「確かにそうですね」といい、笑顔になった。
私は、「それよりかは、ほめる才能の方があなたの立場では素晴らしいことですよ」と話した。
Aさんは元気になった。

他人との比較はやめよう。
自分に対する評価は、周りの人からの反応や行為でわかる。
スムーズに行っていれば善しとしよう。
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元気

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8/22 今日のひとこと

元気な人が元気を与えることができる。
不元気な人は、不元気を与えることができる。
一人の元気は周りに伝染する。
だから、いつも元気でいたい。

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