最新更新日:2024/05/29 | |
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手作り教具先日、Tさんがそこでしきつめの授業をした。 その教材開発に驚いた。 ひし形、台形、平行四辺形のピースを一人に10こ近く作っていた。40人近くいるのでかなりの量になる。それを自分で作成したという。材料は100均だという。 しかもしきつめなので、ぴったり頂点に集まるようにできている。隙間がないのである。 この馬力は若い情熱があってこそできるものである。 そのかいあって、子ども達はよく応えていた。 愛のこもった教材・教具は子どもを動かす。これが法則である。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 人材育成のために大学に来てからの20年間は、ひたすら授業を参観した。そして、アドバイスした。 また、授業の理論化をしてきた。 教師1人1人に対するアドバイス、次に学校に対するアドバイス、そして、地域に対するアドバイスである。 だんだんと広がっていった。 そこで、言えることは、要するに人材育成である。 それを個人に対するアドバイスで終わるのか、また、学校全体にまで広げることができるのか、どの程度まで広げることができるかである。 そうすると、個人と学校全体との分かれ目がある。 それは、校長のリーダーシップがまず一番である。校長先生がまず、志水のHPを読んだり、新刊本を読むくらいでないと途中でしぼんでしまう。 次に、個人を超えると、アドバイスがシステム化することである。その校長がいなくなっても自主的に動くことができるシステムである。それが成功したときは、順調にいく。つまり、校長がいようがいまいが、自立的な責任感のもとで前進していく組織づくりである。 いずれにしても、上記の本は、リーダーシップを学ぶことができる本である。お薦めしたい。 1/27 今日のひとこと 大学に来てからの20年間は、ひたすら授業を参観した。そして、アドバイスした。 また、授業の理論化をしてきた。 教師1人1人に対するアドバイス、次に学校に対するアドバイス、そして、地域に対するアドバイスである。 だんだんと広がっていった。 そこで、言えることは、要するに人材育成である。 それを個人に対するアドバイスで終わるのか、また、学校全体にまで広げることができるのか、どの程度まで広げることができるかである。 そうすると、個人と学校全体との分かれ目がある。 それは、校長のリーダーシップがまず一番である。校長先生がまず、志水のHPを読んだり、新刊本を読むくらいでないと途中でしぼんでしまう。 次に、個人を超えると、アドバイスがシステム化することである。その校長がいなくなっても自主的に動くことができるシステムである。それが成功したときは、順調にいく。つまり、校長がいようがいまいが、自立的な責任感のもとで前進していく組織づくりである。 いずれにしても、上記の本は、リーダーシップを学ぶことができる本である。お薦めしたい。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 産みの楽しみ昨日、単行本の原稿を出版社に提出した。 仮題 『算数で教えること、考えさせること』 である。 一昨年の4月からはじめ、単純に見積もってのべで1000時間くらいはかかって作成した。ほぼ2年間かかった。 一昨年は内地留学生の小田切先生と対面しながら、教科書をにらんで整理していった。 それを整理して今度は語彙研究会のメンバー4人で検討した。次にまた、小田切先生と再整理。 昨年に入って、7月から秘書の近藤さんと対面して整理。7ヶ月もかかった。 算数の指導体系を明確にできたと思う。 大百科事典である。 何かにとりつかれたようにやった。 これから新刊本として出るまでには、3ヶ月かかる。 産みの苦しみがあったといいたいが、苦しければ続かない。 そこには、産みの楽しみがあった。すなわち、算数とは何かという探究の楽しみがあった。 地道な作業の中に、思わずにんまりした場面が幾度となくあった。 そうかあ、教科書のこの場面では、教えることはこれだ。考えさせることはこれだと、解明していった。 また、教科書に書いてなくても、たくさんの授業を参観してきたから、隠れた数理を外化させた。 使命感と産みの楽しみがあるからこそ、できたことである。 これから3ヶ月楽しみである。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 自慢をきく子どもの活動の後は、子どもは何を発表したいのか。 それは、活動して、成功したことである。 達成感である。 1年生の体育の授業を参観した。 そのとき、しっぽとりゲームをしていた。 とったら、とられたり、ゲームに熱中していた。 ゲームセット。 集合した。 しっぽを8本もとった子どもがいた。手をたかだかにあげていた。 勝ったぞという印である。 この動作は、自慢の表現である。 教師は、この自慢を聞いていた。 すると、その中から、ゲームのこつが浮かび上がってきた。 自慢とは、自己有能感である。 自慢をきくことから、授業でのねらいに迫ることができる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] チャーミングチャーミングな授業って素敵である。 これが演技のようで、演技ではない。 こんな授業を見ると、思わず、ほほえむ。 この先生のこだわりは、どの子にも分かって欲しい、できてほしいという願いである。だからこそ、きめ細かな手立てがとられている。それでいて、おせっかいはない。 鍛えるところは鍛えている。導入問題をノートに写させるのに、聴写させた。3分間で全ての子どもがノートに書けていた。この場面を見ただけでもいかに鍛えてきたかが分かる。学びたい教師である。 (豊田市立堤小学校の現職教育より) [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] プラス変換の応用以前、マイナスの状態からプラスに変換することが大事と書いた。 では、授業ではどうなるのか。 教材で面白くないのがあったとする。 それを面白くないと伝えるのは、ごくごく普通。 面白くないところから、面白さを見つけてみる。 すると、面白さを伝えることができる。 それでも、面白くないとするならば、面白く伝える。 16÷5=3あまり1 この確かめの式は、5×3+1=16となる。 わたしはこの確かめの式を矢印で示しながら、 「かけてたせば、元通り」 といって、覚えさせた。 たった、それだけで、面白く覚えてくれた。 要は、面白くないとばかり言うのは、職務上の怠慢なんだよ。 面白さを見つける、面白く伝える。 これを考えていくと、教師も授業は面白くなる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 不思議この不思議さを感じると面白さを伝えることができる。 不思議その1 全体の水の量が分からないのにできるなんて。→全体を1として考えるとよい。 不思議その2 割合はたしてもいいの→たしてもいいんだよ。 不思議その3 1を割合の和 (1/10+1/15)でわるの? 不思議その4 わってみたら、6となった。ぴったり6だ。整数になっている。 これらの不思議を感じたい。 ストレス緩和2ストレス緩和には、入浴がいい。 できれば、半身浴がいい。 ややぬるめのお風呂につかっていると、汗がわきでてくる。 そうるすと、すかっとする。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ストレス緩和ストレス緩和には、笑いが一番。 お正月にお笑い番組をたくさん見た。 すると、思いっきり笑った。 その結果、心がすーーっとした。 いろんな漫才、コントがあり、笑いの方向性も異なった。 だじゃれも受けるときがある。 大阪の中之島で講演したとき、冒頭で、 「小中学校をたくさん訪問した。 小中ですよ。 ウィスキーではありませんよ。」 と言ったら、笑いが起きた。 このだじゃれはその場で思いついた。 会場のメンバーならウィスキーの方が受けると思ってそうした。 ここで一挙に、会場の雰囲気はやわらいだ。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 乗り越えようマイナスからプラスへ思考を変換したほうがよいと以前書いた。 さて、ほめることを考えてみる。 目上の人をほめる。同等の人をほめる。目下の人をほめる。 これらの中で一番難しいのはどれか。 同等の人をほめることである。 なぜでしょうか。 それは、負けたと思うからである。 この心を乗り越えると素晴らしい世界がある。 そこで、乗り越えるときの気持ちのレベルがある。 まず、乗り越えられないレベル。 ねたむ。 次に、うらやむ。 乗り越えれるレベル。 「□□してよかったね」「よかったですね」と言える。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] はまる現在、新しい本を制作中です。 これがなかなか難事業です。 でも、はまっています。 はまると楽しい。 これが事実です。 普段の業務をこなしつつ、短い時間にはまっています。 お楽しみに。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 平静ではあるが子どもに力をつけてあげたい。 学級が平静だといって、力がついているかどうかは別である。 その学年にしかない学習内容がある。 これをきっちりつけるのは教師の役割である。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 回すことお金が回れば経済はよくなる。 人が回れば、交流が活発になる。 血液が回れば健康になる。 知恵が回れば、知が進化する。 気遣いが回れば、優しい社会になる。 どこかで滞ると、よどみ、進化が停まる。 回すことを考えよう。 メールブック「悠・愉」は私の友人・学校の知恵を回している。 ありがたいことである。 もちろん、私の知恵も回している。 これまた、ありがたいことである。 なぜなら、知恵が出るのだから。 では、あなたは何を回しますか? [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 素直に実行とリアクション愛知県一宮市のNさんよりこんな年賀状の一言が書き添えられてあった。 昨年の11月、一宮市の教務主任会で話したことへのリアクションである。 「教務主任会でのご指導ありがとうございました。さっそく、記録者にパソコン入力してもらい、プロジェクターで映し、協議会で生かしました。」 少し解説すると、「校内研修会において、研究授業がある。授業の協議会を後で行う。 意見を述べ合うが、この発言についてプロジェクターで映すといいよ。」と話した。つまり、発言の見える化ができるのである。すると、発言に重みが増してくる。 単なる感想か、つっこんだ意見か、記述言語にすると明らかになる。 また、次の発言者は、その意見にからめて言うことができる。 教務主任会では、木曽川西小学校において志水自身がパソコンで入力して見せたことを報告をしたのである。その様子を動画で見せた。 Nさんはさっそく実行された。素直な行為である。 さらに、志水に報告してくれた。 これで私も嬉しい。単なる報告だけでも嬉しいことである。確認できるからである。 TAKE & GIVEの世界がある。 つまり、もらったら返すということである。 このことで、Nさんの行為は、宇宙貯金として貯まる。 ご報告、ありがとうございました。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 人は動くかリーダーは、人を動かすことを考えたい。 ただし、そうたやすく人は動かない。 人は、自分にとって楽しいことで、得になることなら動く。 さらに、楽になることなら動く。 だから、どれだけ楽しいことか、 どれだけ得になることかを 筋道立てて、例をあげて説得できることである。 まず、その前に、己は楽しく、得になることをしているかどうかを振り返るとよい。 つまり、人を動かす前に、自分を動かせるようにしたい。 まず、自分が動く。 周りが動かない冷たい環境であればこそ、なおさら温かい自分で動くようにしたい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 無表情からの脱出年賀状に簡単な実践報告がありました。福岡のNさんからです。 <私は担任外として、「学ぶ元気をなくしている子」にかかわることが多く、子どもが元気を取り戻せるような授業をしたいと担任と協力して授業をつくってきました。 「○つけ」法や「ヒント包含」法、適用問題の工夫などて「分かる」授業を地道に毎日行うことで、授業中無表情だった子どもが、「分からん。教えて。」というようになりました。自分の力で問題が解けたと喜ぶ笑顔を見ることができました。 一見授業なんかどうでもいいといったオーラを出す子も「分かりたい」と願っていることを実感しました。愛のある授業で楽しい学級をつくりたいです。> この実践報告を読み、Nさんらの愛のある実践を想像し、熱いものを感じた。 ありがとうございます。愛知からエールを送ります。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ファン先日、落合康子先生と話していたら、私が落合さんの授業を見たのは三回だという。 研究発表会の授業をのぞけば確かに三回である。 にもかかわらず、落合さんは志水のファンになって行動をともにしてくれている。 小林美記代さんも三回くらい見ただけである。 小林さんも同様にファンである。 そして、見事に志水メソッドを実践して自分のものにされ、成果を出されている。 ファンというのはとてもありがたい存在である。 [志水廣の公式ホームページ] 豊かな心高いところから水が流れると、遠くまで広がる。 どんな水を流したいか。 豊かな心でもって人に接する心の水である。 豊かな心とは、明るく元気で優しい心である。 自分に対しても人に対しても豊かな心でいたい。 それぞれの立場で少し高いところから水を流していこう。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 生きる力とは今年もよろしくお願いいたします。 1/1 今日のひとこと マイナスからプラスへの転換に楽しさがある。 机間指導の○付け法を例にとってみよう。 机間指導を全くやらない人が机間指導をやろうとするだけで目が回る。 次に、机間指導を実践している人がさらに上のレベルである○付け法をやろうとする。 すると、時間はかかるし、誤答には丸をつけてしまうし、正答の子どもへもまた誤答の子どもにも声かけがでない。たった一言、「いいね」という声かけができない。まして、誤答の子どもに対して部分肯定しながら「ここまでは合っているよ、ここからはこうやるといいよ」とアドバイスの声かけができない。 ○付け法がうまくなるためには、教材研究して正答、誤答の予想をして声かけを考えてみる。そして、実践してみる。この繰り返しでうまくなっていく。うまくなるには、研鑽に励んで、最短で3ヶ月、普通は3年間くらいはかかる。○付け法は技能である。技能は一旦習得すると、忘れない。 このように、はじめマイナスの状態はとてもつらいものである。なかなかうまくならない。やがて、うまくなってくる。やっと、プラスの状態である。マイナスの状態からプラスの状態にもってくるとエネルギーが生まれる。そのプロセスにわくわくを感じる。 マイナス10だったところからプラス10になる、そこではプラス20のエネルギーが生まれている。そのプラスへのエネルギーこそが楽しいのである。元気を生み出す。 マイナス10からマイナス10のままの人、プラス5からブラス5のままの人、これらの人は何もしないでいるから、楽には違いないがエネルギーは生まれていない。だから、本当の楽しさは生まれない。もちろん、元気のパワーも少ない。 生きる力とは、マイナスからプラスの方向へ改善していく力のことである。 したがって、生きる力を育むとは、マイナスの状態からプラスの方向へと導く環境におき、挑戦させて成功させていくことである。この成功体験から喜びが生まれ、自己重要感が生まれる。その結果、自信となる。 ぜひとも、新年にあたり、マイナスからプラスへ改善する教育を考え、実践していこう。 信念とは、今の心を信じることを言う。今目の前に現れたマイナスのことをプラスに変えていくようにしていこう。 今年も志水廣は、わくわくクラブや志水塾を通して、全国の皆様に元気になってもらうために、活動します。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 写真の意味:今年、網の中から次々と現れてきますよ。何が?それはお楽しみ。 始めから始めから業績があるわけではない。 一つずつ正当な努力を積み重ねて、業績が貯まる。 一冊の本を発行するまではかなりの労力を伴う。 用語 記号の本は 一度にはできない。毎月 雑誌に連載した。二年間連載した。毎月の原稿は多くの資料を読み、自分なりにまとめ直した。毎月かなりの時間がかかった。その後、投稿し 校正した。 出版社の応援を受けてできあがった。 その後、ぜひとも 単行本にして欲しい、したいという願いのもとに 再出発してリライトした。追加記事と修正記事を織り混ぜた。原稿提出して 校正を経て、ようやく一冊の単行本ができあがった。 このように正当な努力と応援によって出来上がる。 運がよいとは努力と応援の賜物である。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] |
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