最新更新日:2024/09/18 | |
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ごていあん年度末になり、来年度の企画が生まれる時期である。 ご提案することになる。 この「ていあん」の意味にはレベルがある。 「ご低案」ならば、困る。 「ご高案」でありたい。 すなわち、それは、「ご考案」である。考えて考えて練りに練った「案」でありたい。 すると、光り出す。 後光がさす、「後光案」である。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 「何を」から、「誰から」話を聞くとき、始めは「何を」聞きたいかを考える。 でも、同じ話だったら「何を」は消えてしまう。 そのとき残るのは、「誰から」である。 どうしても聞きたい人がいる。 営業でも、同じ品物ならば、「誰から」買いたいかを考える。 ここでも、この人から買いたいという人がいる。 学校でも教える内容が同じならば、「どの先生から」教えてもらいたいかが問われる。 最後は、「人」の魅力である。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 嬉しいサプライズ2月末が誕生日であった。 その日に学生の実習指導で授業を参観していた。 道徳の授業であった。 感謝の言葉、嬉しい言葉などを題材として扱っていた。 まめちゃんの日記の絵はその紙芝居であった。 授業の最後の44分目に、先生の感謝の印として、志水先生にプレゼントします。 ということで、上の寄せ書きをもらった。 すると、担任の教師は、ハッピーパースデーの歌を即座に合図して、子ども達が歌ってくれた。 実に粋な計らいをする学生と担任の先生であった。寄せ書きには、学生3人の文章があった。 ありがとうございます。 とっても嬉しいです。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 教材の価値エネルギー教材のもつ価値はエネルギーである。 このエネルギーは波動で表せると考える。 教師がこの価値エネルギーを感じることである。 このエネルギーの度合いによって、波動が高いか低いかが決まる。 子どもは教材と対峙することで、価値エネルギーを感じようとする。 それは、波動によって伝わる。 だから、元々の教師の価値エネルギーの高さが一番ものである。 算数の授業を見ていると、単に解き方を教えている授業と、 教材の価値を教えようとしている授業ではかなり落差がある。 3+2=5のどこに算数の価値を感じるか。 三角形、四角形の弁別のどこに算数の価値を感じるか。 そのためには、なぜ、この教材が生まれてきたのか。なぜ、この教材が今の子どもにとって必要なのか、そこのところを考えたい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 自己重要感人は、誰でも自己重要感を満たしたい。 なのに、人に自己重要感を与える人は少ない。 なぜか。 それは、自己重要感は与えられるものだと思っているから。 でも、それを待っているといつやってくるかは分からない。 むしろ、自己重要感を与える方が楽である。 あなたは「えらい」。 あなたのおかげて助かりますよ。 と言うだけで良いから。 すると、やがて、与える人は与えられることになる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待128 自己有用感教職大学院の基礎領域の修了報告研究のテーマに、自己有用感、自己肯定感、自己重要感、自尊感情と言う言葉がいくつか見られた。 これらと、「わかる」「できる」こととの関連性について実践面から追究していた。 これらの言葉は、結局何かというと、 1.あなたは「えらい!」。 2.あなたは、人のお役に立っている。 の2つのことである。 だから、授業の中では、「えらい!」という場面を作り出すことである。しかも、その子どもにとって低いレベルではだめで、ほんの少し上のレベルに到達させることである。 「えらいね}と褒めるとよい。だから、○付け法、意味付け復唱法である。 授業の局面で、教材の価値について褒めていくことである。 ○付け法と意味付け復唱法は教材の価値を褒める道具である。 そうすると、教材の価値研究が不可欠である。 単に、態度だけを褒めていても不十分である。 褒めるために、教材の価値を見つけていこう。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ひかれる
3/2 今日のひとこと
ある人に惹かれるというのは、 その人の心の中にもつ、価値観が内在するからである。 つまり、同じ考え方をする人は、無理なく自然に惹かれていく。 違う考え方をする人は最初から寄りつかない。 また、最初は同じ考えであっても、お互いに違ってくれば、離れていく。 考え方が違うのであるから、無理に引き留めてもお互いが苦しくなるだけである。 人生の楽しさは、同じ考え方の人たちと心を共感・共鳴して、友として共に行動できることである。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 井手町学力向上へその石浦主事からのお礼のメールがきたので、抜粋して、紹介する。 「昨日は、お忙しいところお時間を取っていただきありがとうございました。 とても意義のある時間になりました。 来年度、引き続き本町のスーパーバイザーとしてお世話になりますが、よろしくお願いいたします。 志水先生とお話しさせていただくと、いつものことながら、元気とやる気がわいてきます。 来年度の方向性も見えてきました。 再来週の推進委員会で提起し、協議したいと思っています。 志水先生との打ち合わせは、講演などを聴くときとはまた違った充足感が味わえます。 この感覚を他の教員にも感じさせられたらなぁと思っています。 教務主任や研究主任レベルの教員なら、自校の学力実態とそれに向けた方策について語れると思いますし、またそれができないと困ります。 でも、そんな時間は取れないので、年間3回も訪問いただけるだけでありがたいことです。 それでは、ここ数日は暖かいようですが、寒さがぶり返すこともあろうかと思いますので、どうぞご自愛ください。」 石浦先生、ありがとうございます。 井出町には井手小学校、多賀小学校、泉ヶ丘中学校と3校ある。3回訪問する。これらを午前と午後をうまく回して、各学校を2回は訪問している。 学力の向上の成果はでてきた。授業の質も、また学力テストの数値も上がってきた。今後はさらなる充実である。 石浦先生と相談しながら、来年度の作戦が見えてきた。相談の中で光りが見えるものである。 石浦先生は、志水のHPやメール通信などを通じて、「愛で育てる」という志水哲学に共鳴されている。 このことが、井手町の教員にも伝わっている。ありがたいことである。 さて、相談の中で、「よろしいやん」という言葉がとても印象に残った。方向性を見据えた割り切りである。私も心を決めたひと言であった。 ありがとうございました。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 案外危ないわからないと思うと調べて詳しく教材研究をする。 わかっていると思うと、教材研究を怠る。 だから、わかっているというのは案外危ないかもしれない。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 温かい空気この1ヶ月の間に、志水塾関係のイベントは、宮崎学習会、鹿児島学習会、福岡での九州大会と3つ続いた。 どの会も温かい空気が流れている。 その原因は、準備する世話役の方々が自主的で明るいということである。 志水塾では演習を必ずする。だから、どきどきと緊張する場面がある。 それを温かい空気が包み込んでくれる。だから、笑顔がこぼれる。 スタッフの皆様、参加した皆様、送り出した学校長の皆様に本当に感謝したい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] どちらが広い 1年生教職大学院の学生は、週に2日、学校でサポータ活動をしている。 それを大学の教員が参観指導している。 先日参観した1年生の授業では、「どちらが広い」についてとても面白い教材を扱っていた。 子ども達の豊かな発想を引き出していた。 とても面白い教材である。 辺、面、直線、曲線、四角形、円、平行移動、裏がえし、量の保存性などの数学的な見方が満載であった。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 算数授業の基本 何を確認するのか算数・数学の授業で、子どもの解決の後、発表となるが、何を確認すればよいのか。 1.答え合わせをして、答えが正しいかどうかの確認をする。 2.答え合わせの次は、方法(手順)の確認をする。 1.は結果の確認に対して、2.はプロセスの確認である。 3.最後に、理由の確認をする。なぜ、そのプロセスが正しいのか、論理を検証する。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 受容・肯定とは受容・肯定の精神とは何か。 その究極は、「許し」である。 受け入れがたい、肯定できないことの行き着くところは、「許せない」という心から発生する。 たぶん、この「許し」が一番難しい心の持ち方だと思う。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 作文指導で言えば志水塾九州大会では、講演のときに摸擬授業をした。 子ども役4名を相手に、円と二等辺三角形の授業をした。 教科書の素材を使って、発問を変えてやってみた。 すると、子どもから豊かな発想を引き出すことができた。 意味付け復唱法を用いた授業展開であった。 この授業の動画映像の記録がよい状態で写っていれば、授業力アップわくわくクラブの年間DVDとして配給したい。本日の講演とともにDVDとして作成する。うまくいけば、2013年の5月頃にできるだろう。 教科書では、二等辺三角形になるわけを問うている。私は、その前に豊かな発想を引き出すための発問の仕掛けをしくんだ。 すると、この授業を見ていた金田小学校の桑野校長先生は、「志水先生の授業は豊かな活動がある。だから、子どもが生き生きと発言できる。だめな授業は、その豊かな活動がない。また、引き出せていない。作文指導で言えば、体験もないのに作文を書けというようなものだ」という。 数学の言語による「わけ」を考え、説明することはとても大切であるが、いきなり問うても味気ない。「わけ」を言いたくなるような算数的活動の発見が大切である。すなわち、言語力は豊かな体験があってこそ、その概念が自然に生まれてくるものである。言葉遊びだけの指導は空虚である。だから、意味付け復唱法が必要なのだ。 教師と子どものせめぎあい良い授業について書く。 子どもは無限の可能性へと発想を膨らませる。 教師は、ある程度のコンパクトな空間に収めようとする。 なぜなら、子どもは、授業のねらいは知らないから、 発想を膨らませる。 教師のほうは、授業のねらいは定まっているからある程度の範囲内に収めたい。広がりすぎると収集がつかなくなるから。 つまり、良い授業では、子どもの拡大思考と教師の縮小思考とのせめぎ合いが起きている。 ps 17日は、志水塾九州大会です。福岡県のグローバルアリーナニ九州、本州から集まって行います。楽しみです。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] シンクロニシティは宇宙貯金の賜物一人目は、東刈谷高等学校の山本祐子先生です。 名古屋大学大学院の修士論文ができたので、研究室に来られました。 山本先生は、志水が数学教育講座時代のゼミ生です。 昨日、メールが入りアポをとられてこられました。 二人目は豊田市立畝部小学校の落合康子先生です。 落合先生は、原稿を届けに研究室に来られました。アポなしです。 山本先生は14時15分に来られ、その5分後に落合先生から電話が入り、14時25分には研究室に来られました。 このお二人の接点は無いと思われますが、実は大ありなのです。 実は、山本先生の論文の中の実践部分は落合康子先生の授業分析なのです。 3年前に語彙の研究会のときに、山本先生も手伝ってくれていました。 それが役だったのです。ですから、山本先生は落合先生にもお礼に行こう思っていたのです。それが、偶然にも志水研究室で会うことになりました。 ですから、落合先生から今大学に来ているという電話が入ったときは、ぞくぞくっとしました。 ものすごいシンクニシティです。二人の宇宙貯金の賜物です。 落合先生も研究室に入ってこられて久しぶりの再会にびっくりでした。 3年前の授業研究、分析を思い出して花が咲きました。 ありがとうございました。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 受け取るとき同じ話でも受け取る人によって解釈は異なる。 また、同じ人でもそのときの気分によって解釈は異なる。 心にゆとりのある人は、またゆとりある気分のときは、ゆとりをもって受け取ることができる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 東京で算数の講演会どの子も「分かる」「できる」算数の授業づくり という題目で約3時間講演してきた。 関東圏から約40名の方が参加されました。 講演では示範授業のビデオをもとに授業づくりのこつを述べました。 少しだけ本読み計算と意味付け復唱法も話しました。 アンケートの結果は好評だったと聞いている。 昨年の12月と一昨年の12月に志水塾の東京学習会を開いて活動の場を東京にも広げてきた。 今回の講演は、志水塾とはかかわりのないところでの研修会である。啓林館の主催である。若手教員向けにわざわざ開いたそうだ。つまり、東京での招待講演としては20年ぶりになる。 1月には大阪で連合大学院からの招待公演があり、東京と大阪でできたということが大きい意義である。つまり、この20年間に北海道から沖縄までほとんどの県で講演会、示範授業をしてきた。訪問していない県は4県のみ(栃木、山梨、大分、富山)である。東京は少ない。 3年前に江戸川区の小学校に呼ばれて研究発表会で講演した。また、昨年の2月には、ICTの研究会に呼ばれて品川でシンポジストになった。東京とのかかわりが少しではあるが、生まれてきた。 写真は、東京都渋谷区の渋谷区の鈴木みどり校長先生でかれこれ15年ぶりの再会か。 東京時代に一緒に研究した仲間である。 忙しい中、かけつけてくださった。ありがとうございました。 また、講演中、参加者の方にマイクを傾けると私の本の愛読者の方もおられ感激した。 感謝します。 講演会資料はこちら 本日2月10日(日)東京の八重洲のビルで講演会があった。 どの子も「分かる」「できる」算数の授業づくり という題目で約3時間講演してきた。 関東圏から約40名の方が参加されました。 講演では示範授業のビデオをもとに授業づくりのこつを述べました。 少しだけ本読み計算と意味付け復唱法も話しました。 アンケートの結果は好評だったと聞いている。 昨年の12月と一昨年の12月に志水塾の東京学習会を開いて活動の場を東京にも広げてきた。 今回の講演は、志水塾とはかかわりのないところでの研修会である。啓林館の主催である。若手教員向けにわざわざ開いたそうだ。つまり、東京での招待講演としては20年ぶりになる。 1月には大阪で連合大学院からの招待公演があり、東京と大阪でできたということが大きい意義である。つまり、この20年間に北海道から沖縄までほとんどの県で講演会、示範授業をしてきた。訪問していない県は4県のみ(栃木、山梨、大分、富山)である。東京は少ない。 3年前に江戸川区の小学校に呼ばれて研究発表会で講演した。また、昨年の2月には、ICTの研究会に呼ばれて品川でシンポジストになった。東京とのかかわりが少しではあるが、生まれてきた。 写真は、東京都渋谷区の渋谷区の鈴木みどり校長先生でかれこれ15年ぶりの再会か。 東京時代に一緒に研究した仲間である。 忙しい中、かけつけてくださった。ありがとうございました。 また、講演中、参加者の方にマイクを傾けると私の本の愛読者の方もおられ感激した。 感謝します。 講演会資料はこちら http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 笑顔あたなの一言で教室のみんなが笑顔になる。 教室を笑顔のお花畑にしてくださいね。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 素直でないと伸びる人の条件は、船井幸雄によれば、素直、勉強好き、プラス発想である。また、齋藤一人は、素直、勉強好グセ、行動グセだという。 どちらも素直が筆頭にくる。 では、なぜ素直が一番にくるのか。 これに答えてみたい。 素直の反対は頑固である。 何かの行動をしたら先輩や親から注意される。この注意は、よくない行動だから注意されている。 そのとき、素直な人は、そうかあ、これはよくないことなんだと反省して改めようとする。 ところが素直でない人は、これを改めようとしない。 よくない行動というのは、信号で言えば、黄色の信号である。 この次に進むと、赤色で突入してしまう。 それが分かっているから、注意するのである。 一度ないし、二度の注意で聞かないのであれば、周りはもう注意しない。 だから、赤信号で突入してぶつかっても、事故が起きる。事故責任は自己責任である。 それは、もともと素直でないからである。 自己責任はまだいいのだが、一番いけないのは、周りに迷惑をかけてしまうことである。 素直でない先は、迷惑だということである。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] |
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