最新更新日:2024/09/22 | |
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関わり合いの効果昨日は、午前に久御山町教育委員会の今西指導主事と懇談、午後はゼミ生の藤田さんと(蒲郡市の現職教員)とゼミをしていた。 二人とも相談に乗りながら頭はフル回転。 そして、どちらの時も良い考えが浮かんだ。思わず、興奮した。 相互に意見を言い合いながら、新しい気付きがもたらされた。 おそらく、問題意識が一致しているからだと思う。 これが本当の関わり合いである。 単に自分の考えを相手に話すだけでは、話しただけ、伝えただけである。 関わり合いの真価は、関わった結果何かかが生まれるようにしたい。 それは、スパークした時のようである。 だから、相談にのりながらわくわくしている。 言語活動もわくわくするようにしたい。 ps なお、藤田さんとの教材研究については、授業力アップわくわくクラブのメールブック「悠愉」4月号で書きたい。お楽しみに。 久御山町 今西指導主事が訪問来年度の久御山町の改善の方向性を相談するためである。 2時間にわたって、現状の分析をすることから、未来を見据えて現在できる改善の方策を話し合った。 やるべきことが見えてきた。 展望が開けるとわくわくしてきた。 また一年楽しみである。 ありがとうございました。 中学校数学講座 2 乗除法この解き方としては、加減法と代入法がある。 加減法は、xまたはyの係数をそろえて、たしたり引いたりすることで、文字xまたはyを消去する方法である。 教材研究していて、加減法があるのならば乗除法があってもよいのではないかと思った。 一晩中うつらうつらと考えた結果。ひらめいた。 ふつうの二元連立方程式では加減法はない。 しかし、次のような場合は連立方程式で乗除法がある。 xy=3 yz=6 zx=2 このときのx,y,zを求めるときには乗除法が使える。 まず、3つの式の左辺どうし、右辺どうしをかける。 すると、(xyz)の2乗=36 になる。 だから、xyz=±6 ここで、わってみる。 xyz÷xyをしてみたらzがでる。 以下同様に、xyzからyzやzxをわれば、xとyがでる。 加減法という発想から、乗除法を思いつき、もしかしたらあるのではないかと思ったら、あった。ただし、これまでの二元連立方程式ではなかった。 三元連立方程式であった。 新しい数学へと拡張できた。 この体験は何を意味するか。 これまでの発想から連想することを思い、はじめから「できない」と否定するのではなくて、「もしかしたらあるのではないか」という発想が大事だということである。 「ある」と思えば、「ある」ように事態は動いていくということである。 「あるある」大予想を大切にしていきたい。 大学院の修了式志水ゼミの基礎領域の学生です。 4月から正規教員として旅立ちます。 頑張ってくれることと思います。 自力の後には自力で解決することは大事。 でも、自力だけでは限界がくるときがある。 ある校長先生は、頑張って働いても人の2倍しか時間的には働けない。 すると、他の人にまかせることが大事だと気づいた。 もちろん、仕事のできは遅いかもしれない。 だけど、3人の人にまかせれば、限界は超えることができる。 だから、まかせることにしたという。 つまり、自力の後には、他力ありである。 小学校算数基礎講座、中学校数学講座 直前情報午前は小学校算数基礎講座を、午後は中学校数学講座を開催します。 定員を超える方の申し込みがあり感謝しております。 愛知教育大学の敷地は広いので、会場の確認をお願いいたします。 会場案内図は下記の通りです。明日 3月23日(日)、愛知教育大学第二共通棟412教室において 午前は小学校算数基礎講座を、午後は中学校数学講座を開催します。 定員を超える方の申し込みがあり感謝しております。 愛知教育大学の敷地は広いので、会場の確認をお願いいたします。 会場案内図は下記の通りです。http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 皆様のご来場を心からお待ちしております。 悩みの解決悩みは、今のやり方・考え方では壁があるから生じる。 でもやり方・考え方はなかなか変えられない。 とことん考える必要がある。 そんなとき、ふっとひらめく。 ひらめいた解決方法を吟味すると、次元を上げること下げることの2つがある。 普通は、次元を上げると別の視点からの解決の方法が見つかる。八方ふさがりでも上の方は空いている。上から見れば別の視点が見つかる。 次は、次元を下げる方法もある。 無理をしている場合は、次元を下げるとよい。 当面のやり方を撤退するのである。 現状よりも規模を小さくすることである。 大きなお店を経営すると、人も雇わないといげないから売り上げも多く稼ぐ必要がある。しかし、お店を小さくすれば、家族だけで経営は可能はである。 小さくすると、いろいろな条件が減る。そして、盛り返すのである。 車の世界では、ダウンサイジングという。 今乗っている車は1600ccではあるがパワーは十分にあり、実に快適である。 規模を小さくして力を出すことを圧縮負荷法と呼ぶ。 次元の上げ下げは、教育の世界、経営の世界、生き方の世界に通じることである。 情報の価格情報はただだと思っている人がいる。 ただの情報はたいしたことはない。 本当に大事な情報は伝えない。 伝えるとしても、この人ならば教えてもよい人にしか教えない。 情報の本質は等価交換だということである。 コンサートに行くとする。その際、チケット代は払う。 それと同じで、情報を得たかったら、お金を出して本を買って読む。お金を出して講演会に行く。お金を出して研究会に参加する。 これがまずは前提である。 そして、さらに質の高い情報を得ようと思うならば、 直接会って尋ねることである。 でも、質問者が価値のある情報をもっていない場合は、等価交換にはならない。 1回目のつき合いはよくても、2回目以降はお断りとなる。 つまり、こちらの質の向上もあってこそ、質の高い情報を交換できるのである。 等価交換できるような情報をもつように切磋琢磨しよう。 現場本当に役立つ情報は現場から得られる。 現場で起きている現象を見つめ、分析すればよい。 なぜ、現場がよいのか。 それは、「今」起きている現象だからである。 過去のものではない。 「今」である。 今、問題が起きていて、そして、解決しつつある。 一緒になって解決策を考える。 授業診断もそう、学校診断もそうである。 だから、現場に行くのが好きなのである。 一石三鳥夕方、研究室にお客さんがきた。 ある用件できた。 その用件を済ませつつも、別の仕事のうち合わせができた。 また、別の用件も誘ってみた。 すると、即時に承諾。 まさに一石三鳥の世界であった。 このお客さんはツイテイル。 ツイテイル人はこんなことになる。 負荷負荷をかけると人は伸びる。 負荷とはプレッシャーのこと。 プレッシャーがあるからそれを脱出しようとするところに伸びが生まれる。 負荷は、人が伸びるためにはやむをえないこと。 特に、予想される負荷はまだいい。 予想されない負荷が突然起きたとき、もがき苦しむ。 でも、これをなんとか乗り切ったとき大きな成長がある。 パーティをなぜするのか3月23日に小学校算数基礎講座と中学校数学講座を開きます。 お昼休みに出版記念パーティをします。 なぜ、最近、パーティをするようになったか、お話します。 以前は、単行本を出版しても特別なパーティはしませんでした。 でも最近はするようになりました。 パーティの意義がわかるようになったからです。 パーティは楽しい歓談の場だからです。 日本人は普段楽しいことは少ないと思います。 特別な日を設定して「ハレ」の場を作ることの意義を感じます。 だから、パーティを意図的に設定するのです。 そうはいってもいつもいつもパーティをするわけにはいきません。 何かの名目が必要です。つまり大義名分です。 単行本の出版はこれはこれはおめでたいことです。 単行本の誕生を祝って会をしようというわけです。 今回、落合康子先生は「愛と心を育てる算数授業」を 大羽沢子先生は、「算数授業のユニバーサルデザイン」を 明治図書から出版することができました。 本を世に出すということはとても奇跡的なことです。 この奇跡をお祝いするのです。 志水も含めて、著者の人と直接語ることができるのは奇跡的なことです。 パーティの意味には、同じ目的・意図をもった人が集まるという意味があります。 「ハレ」の場では、エネルギーの充電ができます。 人と人とが交流するときに元気がもらえるからです。 たった1500円で楽しい人が集まって語ることができます。 申し込まれたかたは、ちょっとパーティ気分で会に集合しましょう。 第一声授業者の反省の第一声はとても大切。 「うまく流れたと思う」 この第一声は、教師の思う通りの展開を表す。 授業は認知と情意の戦いの場である。 だとすると、子どもの知と心に対して戦いがある。 うまく流れたというのは本当のことなのか。 子どもが見えていないだけではないのか。 とても気になる第一声である。 一歩の効果一歩前へ進むと、普通は一歩進んで終わり。 ところが、その一歩が自分のためになって、周りのためになると、二歩三歩進むことになる。 つまり、周りに連鎖が起きる。 周りも動かざるを得なくなる。 それが良い方向へと向かう。 だから、自他共に良い結果を生み出すことをイメージして行動するとよい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 写真 那覇市立天久小学校の庭にはバナナの木が植えられていた。 段差肉離れを起こしたとき、松葉杖と車イスを利用した。 わずか1cmの段差でも車イスは動きにくい。 だからバリアフリーのありがたさを感じた。 ひるがえって、人生はどうだろうか。 人生にバリアフリーはない。 段差ばかりである。 この段差をいかに乗り越えさせることができるか。 ここが生きる力となる。 意図的にバリアフリーの世界を作ってはいけない。 いや作れない。 だから、段差はあるものとして、いかに楽しく乗り越えることができるか。 このこつを教えていきたい。 そのためには、子どもは自己肯定感をもつことが大事で、 大人は信じることが大切である。 また、大人が楽しく段差を乗り越えていく姿を見せることである。 情報の公開改革の前に、正しい情報を得ること。 次に、情報を公開する。 そして、情報を共有すること。 さらに改革した後は、続きの情報を得ること。 それをまた公開すること。 学力アップというのは、情報を得て、その情報に基づいて改善し、それを評価することにつきる。 なんとはなしでは、結局やっても無駄となる。 子どもから「子どもから」という理想と現実。 「子どもから」という言葉は美しい。 でも、現実は、いつもそうなるとは限らない。 例えば、学習の「めあて」は「子どもから」。 そうありたい。 でも、分数のわり算の計算の仕方を考えたいと本当に子どもがいうのか。 心から言うのか。 言わされているのではないか。 現実は、可能なこともあれば不可能なこともある。 これが本当のところだろう。 希望の星今はスターが少ない。 スターの役割は、闇夜の中で一点の光を放つことである。 閉塞感ただよう世の中で、スターが必要である。 でも、特別なスターはいらないのかもしれない。 それぞれがこの世の中で一点の光を放つことができるといい。 それぞれが希望の星になればいい。 そうすると、満天の空となる。 やや遅れのお祝いその際、鈴木朝弓さんが花束を持参された。 私の誕生日のお祝いである。 メッセージに「志水先生と出会って、算数のおもしろさに気づくことができました。」 とありました。 嬉しいです。 どんなときにも笑いを楽しいときに、笑いを。 普通のときにも笑いを。 苦しいときにも笑いを。 なぜ、苦しいときに笑いがいるかって。 苦しいからこそ、笑いが次のエネルギーになるから。 笑えないときには、笑えないなあと言いながら笑う。 笑にもすがるとはこういうこと。 |
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