最新更新日:2024/06/20 | |
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面白いおも‐しろ・い 【面白い】 [形][文]おもしろ・し[ク]《もと、目の前が明るくなる感じをいった語》 1 興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。 2 つい笑いたくなるさま。こっけいだ。 3 心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。 4 一風変わっている。普通と違っていてめずらしい。 5 (多く、打消しの語を伴って用いる)思ったとおりである。好ましい。「結果が―・くない」 6 風流だ。趣が深い。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− では、授業は面白いですか。 教師にとって面白いですか。 子どもにとって面白いですか。 教師にとって面白いと、次もやりたくなります。 子どもにとって面白いと学ぶ意欲がでてきます。 「面白い」とは単なるギャグではありません。 教科の本質に迫る面白さです。 この教材はどこが面白いのかを考えて授業しましょう。 算数の面白さメールブック「悠・愉」に8回連載した私の記事「算数の面白さ」を読ませた。 すると、その人は、「まだまだ私は数学の世界が狭いですね」と答えた。 「先生の言われる面白さには至っていません」という。 私は、若いときから算数のことを考えてきた幸せな環境にいたので、当然のことである。 私なりに考えてきた算数の面白さがある。 だから、面白さという着眼点はとてもよいので、これから一緒に教材研究しながら面白さの枠を広げていこうとアドバイスした。 ちなみに、この連載は、上の本の第1章にまとめた。 興味ある方はこの本を見てほしい。 http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-123415-7 Chapter1 「愛」を育てるから「愛」と「心」を育てる算数授業へ /志水 廣 1 「愛」と「心」を育てる算数授業とは 1 はじめに 2 「愛」の現れ 3 授業とは何か 4 「学ぶ心」を育む志水理論 5 「愛」で育てることと外化との関係 2 算数の授業を「わくわく」させよう! 1 「わくわく」する算数の授業づくり 2 算数・数学の授業での「わくわく」とは? 3 算数の面白さを感じる7つの場面 3 子どもが「わくわく」する算数の面白場面7 1 答えは1つ,問題を解決したとき 2 視覚的・操作的に実感したとき 3 数理を導き出せたとき(きまりを見つけたとき) 4 わけ(理由,方法)がわかったとき 5 問題から新しい問題を作成したとき 6 1つの手順,きまりを使って問題を解いていくとき 7 新しい視点が投入されたとき 4 「心」を受け止めるのも「愛」で育てることである 1 「心」の変化を質問する 2 「心」の変容をとらえる 3 「知」と「心」の変容をとらえた介入授業 4 「心」を問うことで真の原因がわかる 授業力アップわくわくクラブを始めたのも「面白い」授業にしてほしいから情報を発信したいと考えたからである。その情報は、毎月のメールブック「悠・愉」、毎学期の特典DVDである。 やってくる昨日、お昼時に印刷会社Aの方が突然アポもなしに研究室にやってきた。 ちょうどよかった、以前にお願いしておいたある出版物の細やかな相談ができた。 突然であった。 その3時間後、別の印刷会社Bの方が算数の新聞記事を見つけたので大学にきていてますと電話が入った。 これまた、突然である。早速来てもらった。そこで、またまたお願いしておいた出版物のきめ細やかな相談ができた。 どちらの印刷会社にも相談ができた。見積もりをとっていたので、詳しい相談したいと思っていた。ところが、私の時間調整がうまくいがす、電話ができない状態であった。 それなのに相手の方から研究室に立ち寄ってくださった。 大学にいても、授業、会議、ゼミなどで研究室にじっとしていることはまれである。 その隙間をねらってきたのだから確率的にはものすごく低い。しかも、ダブルである。 教訓 本当にほしいことは、向こうからやってくる。必要・必然ベストである。 かきたてる気持ちすべての子どもにわかってほしい、できるようになってほしいという愛の気持ちが、教師の行動をかきたてる。 この気持ちがいい加減だと、子どもに強く外化を求めることはできないし、外化の後の評価と指導ができない。 生きている授業は生きている。 集合体として生きている。 教師と子ども、子どもたちどうしの息が合っていると、生きている。 心「意気」が合っていると、生きている。 合っていないときは、呼吸困難な状態。 つまり、息苦しい。 教師のやらせたいこと、子どものやりたいこと、この合致こそが生きている授業を保証する。 即行動6月の終わりに研究会があった。 その場で、「算数授業のユニバーサルデザイン」の本を紹介した。 回覧した。 会が終わって、その町の書店に行った。 ある本を買ってレジに行ったとき、となりから「志水先生、こんにちは」と声をかけてきた。 見れば、先ほどの研究会にいた方である。 「先生、算数授業のユニバーサルデザインの本がありましたので、買います」と言ってにこにこしながら、上の本をみせてくれた。 紹介したら、その足で、書店に行き買い求めるという行動が素晴らしい。 有望な方だと思った。 情報を知らないのは仕方ない。でも、情報を知った後にどのような行動をするかで、その人の道は決まる。 普段からの普段からのおつきあいがあってこそ、 義理と人情が発生する。 2文字漢字2文字でいやな出来事を受け入れることができる。 それは、 「修行」 である。 コトバンクによれば、「修行」とは、 「 悟りをめざして心身浄化を習い修めること。仏道に努めること。」 とある。 いきなりそういう心境には慣れないが、 やがて、仕方ないかなと思えるようになる。 この過程が修行である。 死ぬまで続く。いや死んでからも続くかもしれない。 ただし、人生は、嫌なことばかりではない。 たくさんの幸せな出来事に囲まれて生きている。 これを忘れないようにしたい。 まあ、嫌なことがくれば、「修行」さんこんにちは‥という感じでくらしたい。 「志」 UD21志水 廣の「志」とは、「こころざし」のことである。 心の方向を示す。 志水の場合の「志」は、「どの子もわかる・できる」ということである。 教室の中で落ちこぼされていく子どもたちをなんとかしたい。 困っている教師たちをなんとかしたいという目標をもとに行動してきた。 高い志をもって行動すると、宇宙は応援してくれる。 最近の「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書)の大大ヒットは宇宙からの応援である。 教育の世界で誰も注目されなくてもよい。私一人でもやるんだという「志」で行動している。 その結果、応援団が現れてくる。 ありがたいことである。 ○付け法、意味付け復唱法、定義・定理の整理、教科書の活用、教材開発、語彙研究など現場への応援団としてやり続ける。 必要・必然どんな出来事も必要で必然でベストである。 こう考えると、すべてのことを受け入れることができる。 さらに、感謝できる。 教え子から届きました。その際、教え子の小牟田哲彦さんが本を出版しますと話しておりました。 本日、届きました。 とても興味深い本です。 紹介します。 彼が小学校を卒業してから26年になりますが、教え子は立派になるものです。 「鉄道と国家」 講談社現代新書 http://www.amazon.co.jp/%E9%89%84%E9%81%93%E3%8... 同列にある若手の教師が授業をした。授業の最後に練習問題があった。 答えを三人に板書させた。 X,Y,Zの3人であった。 X君とY君はよくできる子、Z君はスローラーナー。 そこが教師の仕掛けであった。 きちんと、○付け法で確認してからの発表である。 だから、Z君の自尊感情は上がった。 こういう配慮がある教師の優しさにうたれた。 未来への未来への手立てを、 今、どれだけ打てるか。 そこが問題だ。 理解と発見授業のねらいは、何々を理解させるである。 確かにそうではあるが、授業のレベルを もう一段上がると、「気づかせる」「発見させる」というのがある。 子どもにとっては、 理解よりも発見のほうが面白い。 感謝感謝は、行動で表現してこそ、伝わる。 上にたつ者の喜びこのことは、上司と部下、親と子どもの関係にも当てはまることである。 望ましい校内研修会佐山小学校では、研究授業の後、15分もすれば、授業記録が届く。 前もって、授業記録班がきちんと、発言記録をとり、それを印刷されるからである。 きちんとした証拠の上で議論が進む。 見習いたいことである。 相手の身になる相手の身になると、実になる。 こちら側だけの身になると、虚になる。 甘夏昨日食べた甘夏は、とてもジューシーであった。 本日の甘夏は、水気が抜けていた。(ぱさぱさ) これは、言い換えると、つぶが際だっていることでもある。 「つぶつぶ」の甘夏であった。 質問は質問の働きは、 受け手に、答えを考えさせることにある。 だから、質問すると、受け手は頭の中でああでもない、こうでもないと考えを巡らす。 質問しても、答えがすぐにわかってしまうことがある。簡単な質問である。 こはすぐに思考停止。 逆に難しすぎる質問も考えが思い浮かばない。 よって、質問が生きるためには、受け手の理解度をみて放つことである。 これは案外難しいことである。 うまくヒットする質問を目指したい。 |
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