最新更新日:2024/09/22 | |
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授業空間一番後ろの人から指名していくと、一つの授業空間ができあがる。 自分でやるこのことを覚悟すれば、何も怖くない。 生きる力とは、自分でやる力のことである。 そのために、自分で考え、実行していく力を磨いていくことである。 教師の答えだけを求めさせるような教育では、自分で考えない子どもが育つ。 試行錯誤してその中から1%の成功を実現するような力を育むこと。 これがこれからの教育である。 確認分かったかどうかの「確認」をしなければ、 分かったとは言えない。 中学校6年目の教師。中学校では2年目。M先生。 とても穏やかな授業をしていた。生徒の食いつき度がちがう。 どんな願いで授業をしてるかを尋ねてみた。 「1.一人1回は〇(丸)をつけてあげたい。 2.子どもを黒板の前で説明させたい。 3.全員の子どもが分かったと言えるような授業にしたい。」 だから、生徒は頑張るんだと思った。 高千穂高千穂に来ています。 今日は、宮崎県上野小学校で「円の面積」の示範授業をします。 明日は、延岡市で宮崎県数学教育会主催の県大会の講演を務めます。 楽しみです。 鷲尾操子さんの新刊本タイトルは「出愛いの記」です。 副題に「学級崩壊時の子どもの心」です。 授業力アップわくわくセミナーでお披露目しました。 この本は、鷲尾さんが小学校教諭時代に経験した知恵がたくさん詰まっております。 特に、鷲尾さん自身が経験した学級崩壊をどうやって乗り越えたかを報告しております。 私も序文を書かせていいだきました。とにかく内容が面白くて役に立ちます。 お読みいただければ幸いです。 書名 「出愛いの記」〜学級崩壊時の子どもの心〜 著者 序 志水 廣、本文 鷲尾操子 B6版 全130頁 (学級新聞折り込み) 定価 1000円+税 編集 授業力アップわくわくクラブ 販売は、愛知教育大学生協書籍部 TEL:0566−36−5184 FAX:0566−36−5465 ps びっくらポン 公開セミナーで40部販売しましたが、全て売り切れました。鷲尾先生の軽妙な話にうなずきが多くあったからだと思います。 目次↓ http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 10年時勤めて10年したとき、ふと感じる。 誰も教えてくれないことを。 だから、自分から求めていくことが不可欠である。 中学校1年 文字式の導入で2つのしかけ授業が盛り上がる場面である。 上の写真は、机の台数が30台のときはどうなるのかという問いと、その答えを実際の図で確かめた場面であった。50分間の授業のうち、43分目くらいである。 巻物風ででてきた机の図のまわりにあるイスの数を真剣に注目して数えていた。 答えが64こあったとき拍手がおきた。 実は、この授業では、後半部分で、もう一つのしかけがあった。それが下の写真である。 机が1台、5台、8台をやった後、3台目だけ示して、その後の式を考えさせたことである。ここが生徒にとっての自力解決であったる。ここもかなりの生徒が主体的に解いていた。 3台だけを見せてその他を考えさせたところに意義があった。 小数÷小数 二つ目のしかけでアクティブラーニング5年 小数÷小数の筆算の教材で、筆算の仕方を理解して習熟したら、上のフリップの問題をやらせてみてはどうか。 小数点の位置によって、10倍、100倍、1000倍するのかどうかを判断することが求められる。 原問題の答えは3.1である。 つまり、31の変形となる。 計算の式の組み合わせをかんがえさせて、解かせるようにしたい。 参考 2つの「しかけ」でうまくいく!算数授業のアクティブラーニング (明治図書) http://www.meijitosho.co.jp/search/?author=%8Eu... 男子と女子ある会でうかがった話。 部活指導で男子と女子のちがいがあるという。 男子 実力の勝負で決まっている。自分勝手に練習をはじめる。 正しい練習方法を教えると、自分がやりたいだけ練習する。 だから、伸びていく。 女子 鍛えることは好まれる。 その際、指導者は、カリスマになるか、嫌われるかのどちらかである。 やるべきことは叱ってほしい。 男性の指導者は、めりはりをしっかりすること。スイッチのON、OFFが明確であること。 女子は「楽」な方を選ぶ。 だから、常に、即時評価で認めて育ことが大事である。 ほめて、認めて、ほんの少しだけ条件を指示、お願いする。 ひょいと訪問者昨日(金曜日)、講義の後、午後少しゆっくりしていたら突然の訪問者のH指導主事。 木曜日にもお会いしたのにもかかわらず、大学に用事で来たからと、研究室を訪れた。 おかげで、教材研究や授業づくり、また彼の市の教務主任会についての作戦も詰めることができた。 求心力運の良い人は、求心力がある。強力な電磁石である。だから、スイッチがオンになると、人、事、もの、情報を集めてくる。 磁力のうずの輪のなかで巻き込んでいく。しかも、不必要なものは集めない。集まるのは質の良い情報である。 そして、さらに、それらを結合して新しいことを成し遂げていく。 すごい人がいるものである。 2つのボックス問題提示の工夫です。アクティブラーニングで言えば、課題設定の工夫です。 一番上の写真は、6年の教科書のおさらいの練習問題です。 この練習問題は、たしてもひいても同じ答えになる分数の組についてです。 教科書では、単にきまりを与えて調べさせることをしています。 ところが、知立西小学校の先生の授業は、アイデアがあるのです。ブラックボックスとイエローボックスを用意していました。 これを私なりに工夫すると以下のようになる。 案1 ブラックボックスに2つの分数を入れるとある分数がでてきます。 また、イエローボックスに同じ2つの分数を入れるとまた同じ分数がてできます。 2つのボックスは、何かの計算をしています。 この2つのボックスはどんな計算をしているのでしょうか。 案2 ブラックボックスとイエローボックスは異なる計算をしています。 1/2と1/3をブラックボックスにいれてみる。すると、1/6がでる。 今度は、1/2と1/3をイエローボックスにいれてみる。すると、また、1/6がでる。 そこで、「あれ?」が生まれて、計算を解明していく。 「めあて」の評価はいかにゴールが決まると、その前が見えてくる。 授業では「めあて」と「まとめ」が大切だと言われる。 めあてはゴールである。 では、まとめは本時で分かったことである。 しかし、まとめをしていても、ゴールを達成したかどうかは分からない。 何が「できる」ようになったのか。 行動目標で考える必要がある。 次に、行動目標の評価が必要である。 だから、具体的な問題ができたかどうかで評価することが大切なのである。 アクティブラーニングは課題の発見からアクティブラーニングは課題の発見から始まる。 上の問題では、何が課題が。 分数の時間を分に直すことか。 それは第2課題である。 そもそも分数であらわされた時間があること、つまの分数時間の存在を示すことが課題である。 それは教えることでもある。でも、少しは考えることができる。 時計が円になっている。ここから分数時間と分の関係が見えてくるのである。 時間から分への変換、特に式で変換することは次の課題である。 最近の傾向志水の動きに変化がある。正確に言うと、志水を取り巻く動きである。 昨年度の終わりからこれまで、2つ変化がある。 1.従来の顧問地区とは異なって、新しい地区、学校からの協力依頼がある。 2.愛知県内での顧問も以前にように増えてきた。それに伴って、事前指導してほしいという希望である。よって、研究室まで来ていただいて、指導案の相談にのっている。 これまでの地区や学校とは切れているわけではないから増加傾向である。すきまの時間をねらってやってくる。 自分自身がやりたい仕事もあるので、新たな時間の使い方の変革に迫られている。 まあ、良いことである。なんとかなるだろう。 校長室での接待先日、刈谷市立双葉小学校を訪問したときのことである。 上の写真の和菓子がでた。 とても美味しかった。 葉は校内産である。 その上でびっくり。 台紙には「双葉小学校」と命名してあった。 こういう配慮はとても素晴らしい。 このことだけで、1つの話題になる。 附属名古屋小学校の音楽の授業
本日、愛知教育大学附属名古屋小学校の音楽科の授業を参観しました。
教職大学院生OGの長岡知里先生が授業をされました。 お見事でした。 この授業には、この学び、グループの学び、学級全体の学びが入っていました。 まさに、よりよい音楽を作っていくときに、友だちのアドバイスはアクティブラーニングだと考えました。 なお、長岡知里先生には、6月18日(土)の愛知教育大学での授業力アップわくわくクラブ公開セミナーの講師として出演されます。 また、楽しい音楽の授業を体験できます。楽しみです。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 2つめのしかけありがとうございます。 さて、本日、授業参観をしていて二つ目の仕掛けをつくりだすことができたので報告しよう。 下の写真を見てほしい。 5年の小数×小数の単元の終わりにある小数倍の問題であった。 授業では関係図をもとに展開された。子ども達はよくできていた。 それでもなんとなくの感があった。 そこで、授業の最後の2分間、介入させてもらった。 1番のアの問題では、小数倍は1.4である。 この1.4を教科書を開かせて、どこに1.4があるかと問いかけた。 もちろん式と答えにはあるのだが、テープと数直線のどこにあるのかと質問した。すると、□の位置に気づいた。 次にイの問題も、同様に0.8の位置を指摘させた。 つまり、8を1としてみたときに、11.2は、1.4に当たることを示していることを説明したら「ああ、そういうことか」と気づいた。 このとき幸いだったのは、担任は、24mと8mの比較もしており、 24÷8=3,3倍という式が黒板にあった。 だから、8を1とみたときに、24は3に当たるということだよと追加説明できた。 これで、わり算の意味を深く理解させることができた。 これは、まさに2つめのしかけであった。 ディープラーニングになっている。 無邪気子どものことを無邪気と表現することがある。 すると、大人は邪気があるのかな。 たぶん、自我の仮面をかぶることによって邪気がついてくるのかもしれない。 自我を超越することで、本来の無邪気に戻れる。 |
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