最新更新日:2024/06/19 | |
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微妙なアヤ子どもがふざけているとき、叱ってほしい場合がある。 叱ってあげると、子どもはほっとする。叱られるだろうなと思っているので、叱られてほっとするのである。 ところが、教師から叱られないで、引かれるとかえって教師への信頼が揺らぐ。 結果と過程の混同自己有用感が上がったという研究について、それは大事なことであるが、研究の成果はそれでよいのか。 問題は、何をしたから上がったのかどうか。 問題ができるようになったから上がったのか、分かるようになったから上がったのかである。 すると、「何をしたから」の方に焦点を当てるべきである。 つまり、「分かる」「できる」ことの研究の方が優先度は高い。 分かるようになった過程、できるようになった過程を分析し、そのときの教師からの働きかけ、つまり指導(しかけ)はどのようなものであったか。また、絶え間ない指導(しかけ)の過程こそが解明され、語られるべきである。 自己有用感は指導の結果であって、その前の指導について解明されるべきである。 本気に本気になるときは、次の3つ。 1.学ぶことが楽しいとき 2.学ぶことが役に立つとき、 3.やばいとき。これをなんとかいないと、窮地に陥るとき。 だから、どれかの場面を用意するとよい。 宮崎宮崎市に来ています。 潮見小学校で授業をさせていただきました。 ありがとうございました。 とても楽しい授業でした。 だんだんと盛り上がる授業でした。 明日は教師力アップセミナーです。 1本の重みピンチのときに、電話1本でかけつけて修繕してくれる人がいる。 こういう人をもつことこそ、最大の財産である。 そのためには、普段からの関わり合いがものをいう。 普段から相手にサービスしておくことが大事なんだよね。 山内一也校長先生より今回は、学校長の山内一也先生からお手紙が届きましたので抜粋して紹介させていただきます。 「先生に何度かお越しいただくなかで、職員の意識を喚起し「算数の授業とは」「教材研究とは」「しかけとは」「授業での切り返しとは」など、基本的なことからちょっとした工夫まで教えていただき、よい方向にお導きいただけたと思っております。 先生と本校の牧野教頭の関係、教務主任の井上と緑丘小の太田先生との偶然のつながりにも感謝です。」 人と人との関係で言えば、志水と牧野教頭先生とは、今から20年前に愛知県総合教育センターにおいて中学校数学科教員の10年目研修で出会いました。それ以来のお付き合いです。志水塾などのお手伝いもしていただけました。 丹陽の井上先生は、それも20年前くらい?新任がみよし市の教員で、そこで学年主任だったのが太田先生であった。こちらも親しいという。お互いの学校を訪問して刺激し合うなんて考えられないことである。私との関係で言えば、どちらも顧問学校であったということ。 さて、山内先生は、前任の中野芳廣校長先生のあとを受けて1年間弱で学校公開にいたった。追いつくのに必死だったと思いますが、先生方にまかせつつフォローしたことが大きかったと思います。 ありがとうございました。 情報情報は向こうからやってくる。 突然の来訪者。 こちらも会いたいと思っていた人。 いろいろと情報交換をする。 前向きな話が決まる。 エピソードある小学校の指導に関わってのエピソード。 3年前と比較して、教師たちの授業が「分かる・できる」ように自信をもって指導できるようになった。 保健室のけがの変化。 養護教諭が話すには、 「子どもどうしによるケンカの怪我がなくなりました。」 「自分が原因の怪我はありますが…」という。 授業でのわかり具合は子どもの心の安定に影響を与えるということであろう。 教室での子どもの立場、授業での子どもの立場、そこに自己肯定感が保たれれば心が安定するということ。 嬉しい結果である。 考える過程上の1/2+1/3ではどのような事が過程であろうか。 C(1) あれっ? 分母が違うよ。だから、できないよ。 C(2) 分母が同じだったらたし算できるよ。 たとえば、2/4+3/4だと5/4だよ。 C(3) では、分母を同じにすればいいんだ。 C(4) どうすれば分母を同じにできるのかな。 C(5) 2つの分数があって、分母を同じにするには、通分という仕方があったよ。 C(6) そうかあ、通分してやってみるか。 C(7) でも、通分は、2つの分数を同じ分母にするだけだよ。 1/2は3/6,1/3は2/3だよ。 たし算していいのかな。 T(8) たし算していいですよ。等しい分数(同じ大きさの分数)だからね。1/2は3/6に,1/3は2/3に置き換えてたし算みればいいよ。 C(9) それならできるよ。 (1)から(7)までは、児童の気持ち。このやりとりを協働でやってもよい。この場合の協働はグルーブでも一斉でもよい。 (8)は教師から押し出すひとことである。 この過程を振り返ると、「□□だからできない」から「□□ならできる」への転換がポイントである。 たった農協でネギを買った。 100円と110円があった。 よく見ると、品質は変わらない。 だから、100円を選んだ。 たった10円のことであるが、にんまり。 そうか、買い物は消費活動だけれど、お得な買い物をすることで、10円ゲットした気持ちになる。 この時期バーゲンに向かう気持ちが分かった。 ギブとテイクgive と take の関係 段階1 take & take はもらいっぱなしの世界。多くの人はこの世界を好む。 なぜなら、あげないで済むから。 段階2 give & take は、あげたんだから返してもらうのは当然だという世界。 段階3 give & give は、あげっぱなしの世界。この世界にはよほどのゆとりがないとできない。人のゆとり、物のゆとり、おかねのゆとりがあってこそできる世界。 理想だけれど、それはなかなかできない。 この3つの段階は昔から言われている。 数年前にきづいたのだが、段階1と段階2の間に take & give という段階がある。 つまり、もらったら返すという原理。これを実行するだけで運はかなりよくなる。 メディアの役割メディアの役割は正確な情報を提供して、大衆に判断してもらうこと。 特に、明るい希望をもってもらうこと。 なのに、メディアが悪口ばかりいっているのは悪いお手本を示すようなもの。 せめて教師は、正確な情報を得て、判断してもらうようにしたい。 また、明るい未来を創るためにどうすればよいかを説きたい。 それがどうした?「算数の授業なのに黒板に問題文がない。」と話したら、怪訝そうな顔? つまり、「それがどうした?」という反応。 なぜ、算数の授業に問題文が必要なのか考えてほしい。 ここではあえて答えは書かない。 ps 内緒の話。上の回答は、「算数授業のユニバーサルデザイン−指導技術編」のpp20-21にあります。 机間指導ある現場の教師らに尋ねてみた。 机間指導の実態は何か。 すると、 「否定から始まります。」 「寝ている生徒を起こします。」 「できていない生徒にアドバイスします。」 「あまりしていません。」 「なんとなくです。」 「できていなくても、あえて目をそらす人もいます。」 そうなんだよね。 目的をもって机間指導すること。 ここから始まる。 明道小学校宮崎県都城市に来ています。 今日は、明道小学校で研究発表会があります。 授業参観、研究会参加、そして、示範授業と講演です。 楽しみです。 人望力人望力とは人を引きつける力。 「望」は、「希望」、「望み」をもたせる力。 そのような方々に多く出会えていることに感謝。 人望については、今週の授業力アップわくわくクラブ音声通信でお話します。 東京に来ています今日、東京に来ています。 明日は、授業力アップセミナー東京学習会があるのできました。 全国からたくさんの先生方があつまります。 楽しみです。 筑波大学附属小学校の算数部の著作数年前に作成されましたがよい問題集なので紹介させていただきます。 企画はNPO法人 次世代教育推進機構 問い合わせも右にお願いします。 電話03−3304−5314 内容については下記のアドレスのHPをごらんください。 http://www.next-edu.or.jp/item/arithmetic/ なお、国語の白石範孝先生らが{漢字のとびら」作成されましたので、写真で紹介させていただきます。 主体的な問いの発生アクティブラーニングで大切なことは、主体的に考えること。 そのためには、子ども自ら問いを発生させることが求められる。 でも、現実はそのようにならない。 問いの発生のためには、3段階ある。 1期 問いかけを増やす時期・・・教師から発問をシャワーのように浴びせる。 2期 子どもから問いが出始める時期・・・それはいい疑問だね」と肯定的評価を与える。 3期 問いを促す時期・・・この場面ではどんな問いが考えられますか。 1期のときに、教師から、5W1Hを出していくことで考え方の態度形成が図られる。 このように、思考のしかたは教えないとできないし、また鍛えないと身に付かない。 望外の結果Aルートである問題が発生。筋論で言えば、相手の言う通りなので、納得。 そこで、なんとかこの問題の解決策はないかと考えた。 あった、ほとんど縁のないBルートを思いついた。 つまり、少しは縁があるという意味。 そこで、電話してみた。 すると、解決できた。 その上ありがたいことに、おまけまでつけてくれるという。 Aルートで発生した問題のおかげで、別ルートの開拓とおまけありという結果になった。 これも必要・必然ベストと言うべきなんだろう。 |
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