最新更新日:2024/09/24 | |
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コミュニケーションコミュニケーションについて、齊籐孝先生(明治大学教授)は、意味や感情をやりとりする行為であると述べています。また、情報の伝達と感情を伝え合う分かち合うことだと述べています。 このことを志水流に置き換えて考えると、知と心の交流だということです。知だけでもだめで、感情だけでもだめで、両方があいまって深まっていくということです。そして、知と心の順番で言えば、心が先です。 聞きたいかどうか、話したいかどうか、そして、その話は聞く値打ちがあるかどうか、これらの判断はすべて心にあります。 心を大事にしてコミュニケーションを図りましょう。 筋を読む教科書の筋を読み取る。 1時間の筋を読み取る。 数時間の単元の筋を読み取る。 読み取れば、指導にぶれがなくなる。 言い換えると、指導がぶれるのは、筋が見えていないからである。 では、筋を読み取るにはどうすればよいか。 それは、教科書の問題を解いていき、1番と2番、2番と3番・・・との関連を見ていけばよい。 たったこれだけのことである。 スキンシップ小さい子どもは、不安・不満があっても 感情を表す「ことば」をもっていないことがある。 だから、動作で悪さをすることがある。 そんなときは、親がその感情を察してスキンシップすると落ち着く。 感情が高ぶった状態では理屈は入らない。 まずは、心の落ち着きである。 あわてない対応が求められる。 人間関係人間関係ほど難しいものはない。 AさんBさんCさん・・・それぞれ生まれて育った環境・経歴が異なる。 だから、それぞれその頭の知識、それぞれ心の知識が全く異なる。 異なるどうしが付き合うということは至難の極致である。 だから、極致から一歩でも近づけば「よし」としたい。 そうでないと、苦しくなる。 自分で自分ネタを言って笑って、自分で笑い転げる。 「ああー、苦しい。」とお腹を押さえる。 これを、 自笑自爆という。 悩み悩みごとは起きる。 起きた後、悩みが悶々と続く。 それはいつまでも固定観念にとらわれているからである。 ところが、別の見方に変えると目の前がパッと明るくなる。 すなわち、新しい世界が広がる。 悩んだときは、別の見方はないかと考えてみる。 すると、新しい見方は、あなたの味方となる。 マストを下ろせ教育には原則がある。 原則は「原則の意味」の理解がまず求められる。 ただし、意味を理解すればうまく成果が上がるかというとそうではない。 その上で、意味の理解の次に求められるのが「心」からやるということである。 例えば、「ほめる」という行為がある。 このとき、「ほめる」と良いという原則は頭では理解できているが、心が動いてほめているかどうかは見破られる。 心からほめるというのは、理屈を通り超えて、「ははあ、なるほど、素晴らしいなあ。すごいなあ」と即座に感じる感情である。 自然に沸き立つものである。 こういう場面だからほめなくてはいけないからほめるというmustでほめるとしらけてしまう。 mustばかりだと窮屈ですよ。教師のあなたにとっても、また子どもにとっても。 人のお世話人のお世話をして、人は成長する。 1人だけでは成長しない。 教師は、子どものお世話をする。 子どもがうまく伸びることで、教師は「知」的にも「心」的にも成長する。 研究主任、教務主任は、教職員のお世話をすることで成長する。 校長先生、教頭先生は、学校の構成員全体をお世話することで成長する。 結局、教職は世話好きでないとやれない仕事である。 2つの山場新年度開始の授業は、2つの山場がある。 第1の山場は、授業開きである。国語の授業開き、算数の授業開き・・・。ここでまずインパクトが必要。 第2の山場は、どこか。 授業参観である。 第1の方は、学級の子ども向けてのメッセージである。 第2の方は、学級の保護者に向けてのメッセージである。 すると、行くから授業参観までの多忙な時期にどれだけ授業スタイルができるかにかかっている。 会議や書類がたくさんあることはわかっている。環境整備も時間を労する。 しかし、環境整備がいくら整っていても授業で子どもが活躍していなければ、あなたは「はずれ」と評価される。 だから、掲示物の環境整備に時間をかけるのであれば、学級づくり・授業づくりに時間をかけよう。 授業参観は、「はずれ」と「当たり」の岐路だから。 抜く同じ抜くことでも 肩の力を抜いて授業をするとよい。 リラックスして進める方がよいから。 ただし、手の力を抜いて授業するのはよくない。 つまり、「手抜き」だから。 後押しする人誰が後押しするかで変わる。 「後押し人」の威力によって、伸びる。 また、落ちることもある。 威力=応援だとすると、威力倍増応援である。 威力=妨害だとすると、それこそ威力業務妨害である。 0 か 100教育の進歩を考えるとき、絶対これが良いというのはない。 絶対これがよいという人は、100%成功することしか考えていない。 だから、100%の反対が0%になる議論になる。 教育は臨床の世界だから、一つずつ実証していくしかない。 症例が積み重なって、ある法則X(エックス)が生まれる。 そして、そのXに当てはまらない症例も登場する。 そうすると、また新しい治験を重ねるほかない。 そして、法則Yが生まれる。 私もいろいろなメソッドを開発しているが一歩ずつ前進している。 改良・改善を積み重ねていきましょう。 授業力アップわくわくクラブ会員の皆様へ4月の学級開きから学級づくりにいたるまで有益な記事ですのでぜひ参考にしてください。 10 おもしろ素材発見で授業力アップ 絵本で学級びらき p22 鈴木健二 15 学級をグループからチームへ コーチング的アプローチによる 学級の目標つくり p34 有田久敏 16 子どもたちとの良い関係づくり 子どもたちを変身させるコツ(1) p39 林 大吾 17 日向便り 小さな道徳授業で学級づくり p41 鈴木健二 交渉交渉に臨むとき、相手が今何を考えているか、全力をあげてつかむこと。 大概は、自分の利益を考えている。 相手は何が自分にとって得かを考えている。 こちらも自分の利益を考えている。 利益が相反すると交渉はうまくいかない。 やはり、お互いの利益を考えるとうまくいく。 無理かもある人から「無理な提案があった」。 普通なら断る所であるが、なんとか打開策はないかと、寝ても寝ても(それを言うのなら寝ても覚めてもだよ)考え続けたところ、ぴかっと閃いた。 1つの質問だから1Q。つまり、一休さんのように閃いた。 さて、この閃きを実行すると、予想外に成功した。 常識ではありえないことがありえる。この世の中の事象である。 「後で」「後で」は、かなりのロス。 「今すぐやる」とかなり前進。 即時処理が原則なのは頭ではわかっているが、実際仕事が立て込むと・・・。 2つの波普段通りに取り組めば普段通りの結果をもたらし、 全力をあげて取り組むとそれなりの結果をもたらす。 普段通りと全力とのうまい波を作ろう。 考え方結局、「考え方」がその人の人生を決める。 前に行くのか後ろに戻るか。 右に行くのか左に行くのか。 上に行くのか下に行くのか。 決めるのはあなた。 自由なんだよ。 ただし、結果は、あなたの考えが招いたもの。 だから、これから先はあなたが決めるの。 年度当初のご挨拶昨日、3月31日にて、愛知教育大学教職大学院の再雇用を終えました。22歳で神戸市の小学校教師となってから、筑波大学附属小学校、愛知教育大学数学教育講座、同大学教職大学院に勤め、43年間の公務を終えました。この間、たくさんの方々に支えられました。ここに感謝の意を表します。 本日、4月1日からは、授業力アップわくわくクラブの活動に専念し全国の学校、教室、地域に教育の情報をお届けしたいと考えます。 自由人としてつまりフリーターとして皆さんを元気づけるように動きます。 時愉人、自勇人、字遊人、地優人・・・。 よろしくお願いします。 |
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