最新更新日:2024/09/25 | |
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問題とは東京に来ています。 九時から筑波大学附属小学校で授業をするためです。 楽しみです。 さて、今日のテーマは「問題とは」 問題とは、「問う」+「題」です。 つまり、お題があるのです。 テーマといってもいいですね。 だから、算数の授業では、問題を解決するのですが、そのテーマを解決していくのです。 このテーマの趣旨が見えないと、単なる解決に終わってしまいます。 それが「めあて」です。その結果が「まとめ」です。 貸与と返還教育とは、貸与である。 子どもが大人になって一人前に自立できるためには、 いろいろな知識、技能、体力、心力をつけなくてはならない。 これらは、はじめから持っているわけではない。 教育、つまり親や社会から教え育てられていくものである。 この教えるというのは教え込みではない、引き出すという意味も含めての教えである。 貸与だとすれば、返還する必要がある。 子どもは大人になれば、親や社会に還元していくことで借金を返すことになる。 修行は続く3月末の退職を機に授業力アップわくわくクラブの事務所へ毎日出勤している。 仕事の範囲が広がってきた。 たとえば、子育ての話、人材育成の話、高校生向けの話・・・。 これまでの知識と経験の蓄積でやれる場合もあるし、全く未知の分野だから調査研究してから講演する場合もある。 いかにこれまでの行動範囲が狭かったかということである。 まだまだ修行は続く。 浜松のカフェにて感激ブロードリーベン都田店です。 11時すぎに着いたのですが駐車場は満杯です。そして、やむなく100m西の従業員の駐車場に車を駐めて入りました。 すると、店内は満席です。1時間待ちだという予想でしたが屋外のパラソルの下ならばすぐに案内できますという返答でした。午後の講演を控えていたので、オープンカフェもいいかなあと思って屋外を選択しました。 しばらくして、注文したビーフシチューセットが届けられました。柔らかく煮込んでありとてもおいしかったです。パンもパン屋さんだけあってこちらも美味でした。 さて、ビーフシチューを少し食べた頃、若い女性の店員さんがやってきました。 何をしにきたのかなと思っていたら、「(外は)暑いでしょ。ただいま、店内の席が一つ空きましたのでよろしかったら店内にご案内いたします。どうぞそのままにしておいてください。私が運びますから」と声をかけられました。 一瞬どうしようかなと思ったが、ここはやはり暑いので店内に入ることを伝えました。 「名古屋から来たからね」と話すと、「それはそれはありがとうございます。」と返答されました。 この間の店員さんの声かけがとても温かい声で、しかも笑顔で話されるので癒やされてしまいました。 義務的な声かけではなくて、本当にお客様のことを思っているという感じでした。 この2分間の声かけで私はファンになりました。 こういう出会いもあるのかと思いました。 また会いたくなりました。 こういう声かけでこのお店のファンになります。さらには、浜松の人はとても親切だというイメージが膨らみます。 このような応対を私も心掛けたいと思いました。 嫌われるか好かれるか嫌われるか好かれるかで大違い。 嫌われるためには、人の言うことつまりアドバイスを聞かない。 人の悪口を言う。 自慢する。 これだけやればあなたは十分に人から嫌われます。 では、好かれるこつは・・・ 自分で考えてみてほしい。 記録再生自分が未熟だとわかるまで、数年かかる。 ある校長先生は40歳まえになってわかったという。 授業記録を起こしてみてわかったという。 つまり、授業がうまくなるためには、自分の授業記録を起こしてみることだ。 今や、スマホで動画、写真、音声すべて入っている。 記録再生はその気になればできる。 ところが、ほとんどの人がしない。 だから、うまくなるはずはない。 その前に自分がうまいと思っているから記録再生を「しない」のだろう。 いいわけ授業診断をした。 アドバイスしたら、授業者はいいわけばかり。 アドバイスを受け入れる気持ちがない。 このことをある人に話したら、「それは本人にとってはいいわけではありません。価値付けているのです」と助言された。 そうかあ。いいわけしているのではなくて、価値付けしているのだ。ますます自己陶酔へ陥っているのだ。 こういう人への診断はあまり意味が・・・ 推薦します 新刊紹介とても良い本なので推薦いたします。 書名「学校づくりに役立つ 校長の挨拶・お話事例集 100話」 A5版 105ページ 定価 1018円+税 出版元 愛知教育大学出版会 販売 愛知教育大学生協書籍部 電話 0566−36−2404 内容 まえがきより 「校長は、挨拶で勝負する」 ・・・ 校長のひと言ひと言に強い関心がもたれる中、校長は、いつもどんな言葉を掛けようか、どんな言葉で励まそうかなどと思い悩んでいます。それは、言葉が与える影響の大きさを十分に分かっているからです。・・・」 大島先生が公立小学校の3校9年間校長を務められたときの話を100本選び、まとめたものです。 大島先生は現在、学校づくりの特任教授であられる。 ぜひともリーダーシップの一端を感じ取ってほしいものです。 愛知教育大学名誉教授 志水 廣 現状は現状把握すると、次の手が見えてくる。 動機付けはそこから始まる。 大きく大きく若いときはしっかり仕事をしてしっかり遊ぶこと。 遊んでいろんな人、こと、物に触れること。 それがあなたの生きる価値観を形成していく。 日本的規模の出会いまさかこんなところで出会うとは・・・。 不思議なご縁。 これも宇宙貯金のおかげかな。 怒濤のごとく昨夜、ある会の反省会をしていた。 そのとき、話題となったA校長先生、B元校長先生。 これらの方と電話でつながる。 ふだん知ってはいるがお付き合いがない。 でもつながった。 その後、名鉄の駅のホームにのぼった。 すると、声をかけられた。 C校長先生である。 わずか5分間語り合った。 短い時間に多くの校長先生とお話した。 まさに怒濤であった。 リーダーは勉強好き私の講話の最後で、上の2冊の本を紹介した。 わずか2分間である。 校長室に戻ると、神谷校長先生が「この本は見本ですか」と質問された。 「いいえ、(この本はまっさらの本です。売り物にもなります。)」 「購入されますか」と尋ねてみた。 すると、「はい」という。 そして、代金をいただいた。 私は、「領収書は必要ですか」と質問した。 「いいえ、個人で買います」と返答された。 そして、10分後、算数部の先生方が校長室に集まった。 みなさんに2冊の本を紹介された。 このわずか3分間くらいのドラマであるが、校長先生は勉強好きだということがわかる。また、自腹を切るという度量の広さも垣間見た。 蛇足ではあるが校長先生の専門は理科である。にもかかわらず・・・。 現場経験現場は平穏なことが多い。 ところが、いったん事が起きると、修羅場と化ける。 悩み、苦しみ、悲しみ、無情を知り、必死にもがく。 そして、解決していく。 この修羅場を経験した者は強い。 情報に対して今目の前にある情報をつかむ人、つかみ取らない人がいる。 その差は、この情報は何かに役立つのではないかと考えている人とそんなことも考えずに聞いている人との差である。 つかんだ人は、それを他の人に伝える。そして、良い情報ならば伝えた人は感謝される。 だから、結局、得なんだよね。 そうでない人は、・・・。 尊徳と損得尊徳と損得は合致する割合が多いと考える。 尊徳を積めば得になり、尊徳を減らすと損になる。 相手にとってまた自分にとって得になることは、尊徳につながる。 相手にとって損を与えると、また自分に損を与えると、尊徳の気持ちは失われる。 ところで、尊徳を積むことは具体的でわかりにくい。 よって、得を与えると言った方がわかりやすい。 よって、得得を考えていこう。 転んで起きて人生の歩みは「転んで起きて」の繰り返しである。 転んだらだめかというと、そうではない。 転んだからこそそれがきっかけてうまくいくことがある。 若い頃、車の自損事故で横転したことがある。 車はへこんで気持ちもへこんだ。 だけれども、その後、親友ができた。 今ではいいきっかけだったと思う。 だから、転んだらそこから何をつかみとるかが人生の勝負所である。 連鎖のつながり昨日の刈谷市立朝日中学校への学校訪問は、今年度に入って急遽決まったことである。 そのいきさつを犬塚校長先生にうかがうと、次の様に話してくださった。 犬塚校長先生は、今年度赴任された。前任校は双葉小学校長である。このとき、ご縁があってユニバーサルデザインについて指導していた。 朝日中学校は、昨年度までユニバーサルデザインについて研究されていて教室環境などはかなり配慮されている。どの生徒もできるような授業づくりを研究されていて、昨年度研究発表をしたそうだ。 今年度になると、その研究を継続したいと職員が言ってきたそうだ。 数学科の教員が良い講師を探してほしいと犬塚校長先生にお願いしたそうだ。 校長先生は、私に白羽の矢を立てた。全国を飛び回っているのでお願いできるかどうか不明だけれど・・・。 依頼の電話は、授業力アップわくわくクラブに電話がかかってきた。犬塚校長先生は双葉小学校で出会っていたので、日程の調整をお願いして引き受けることにした。 現職研究の日程は決まっていたが、調整を変更して昨日の6月20日に決まった。 その後は、数学科の教員の事前指導の日程がり6月3日に決まり、動いてきた。 そして、昨日の会の実現となった。日程の隙間でうまく実現したという感じである。 協議会の冒頭で校長先生が挨拶された。 「昨年まで双葉小学校では志水先生にお世話になっていました。志水先生が指導された後は職員がやる気になるのです。」というありがたい言葉をいただいた。 整理すると、 1.ユニバーサルデザインを朝日中学校も研究していた。 2.犬塚校長先生は朝日中学校に転勤された。 3.数学科の教員からの講師の希望。 という3つの要素がからんでご縁となった。 縁がつながるというのはいろんな関係のラインが重なり合って実現する。 まことに不思議なことである。 習ってません新しく問題を出したとき、「これ、習っていません」と子どもは言う。 だから、授業で考えることになる。 でも、テスト問題で出したときはどうなるか。 「これ、習っていません」とか「教えてもらっていません」とは言えない。 教師の方は、今までの考えを使えば解けるはずだと思って問題を出している。 でも、子どもは「習っていない」という。 新しい問題になんとか挑戦して解こうとする力を育てたい。 モテルモテルことはよいことである。 何を持てるからモテルのか。 顔立ち、才能、お金、心・・・ 何かしら魅力をもっているからモテルのだろう。 |
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