最新更新日:2024/09/22 | |
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現場感今週は、みよし市の黒笹小学校、豊川市の豊川市、西尾市の平坂中学校、そして、今日は一宮市の教育センター。県内ばかりである。 ところが毎日異なる内容である。 特別支援、4−5年目教師、中学校数学科、教務主任と4通りの話である。 脳はフル回転。 現場を見て現場から理論を得て、現場に還元する。 これが楽しいからやっていけるのだろう。 おもてなし昨日、豊川市で研修会がありました。5時前には終わった。そのあと、市教委の皆さんと食事会がありました。スタートは6時30分。 時間がある。 ほんの少しの間であるが、ミニ観光を企画してくださいました。 砥鹿神社、大イチョウを見ました。 立派な神社です。すがすがしい気分になりました。 大イチョウも巨大なスケールです。 こういうお気持ちが食事会のときにも現れていた。 とてもありがたいことだと思った。 ありがとうございました。 愛されたい愛されたい。 でも、先に愛さないと愛されない。 ここに悩みがある。 腕は確かか授業の運転技術が普通車レベルなのに、教材としてポルシェをもってきて運転しようとしても、乗りこなせない。 錯覚だよ、自己のレベルを認識しないと事故するよ。 「いいこと」無しの授業子どもの発言に対して「いいこと言ったね」と言う教師の発言がみられない。 なぜか。 原因1 ある発言が「いいこと」だと思っていないからである。 原因2 「いいこと」の基準が違うからである。 原因3 「いいこと」言うはずかないと思っているからである。 原因4 「いいこと」を言わせる場面がないからである。 さてさて、教師のあなたはどれに当てはまりますか。 すごいタイミング昨夜、長野県のY先生に電話した。そのときのことで、メールがきました。紹介します。 「志水先生 お電話ありがとうございました。 実は昨日、学校の文化祭であるにも関わらず、携帯の行方が分かりませんでした。 文化祭の後、懇親会も行われましたが、気にしていました。 探し回ったところ、家に置き忘れただけでしたが発見し、 手にした瞬間に志水先生から電話が入りました。 偶然にしては出来過ぎているように感じました。」 こういうことってありますね。 主体的への転換主体的にするためには、「子どもが何をしたいか」を問うことである。 算数の問題を提示したとき、「わかっていることは何ですか。求めることは何ですか」と当たり前のように教師は問う。 これは教師側の要望である。 子どもはどう思っているか。 すぐに解きたいのである。 だとすると、「どうしたい」と問うべきである。 または、この問題から「何を知りたいか」を問うことである。 そうすれば、子ども側の要望となる。 下の写真は、求答文を隠している。この1行を考えさせるだけでも主体的になる。 ただし、子どもに考えさせると必ずしも上のような問題になるとは限らない。 だから、交通整理が必要である。 期限期限を切って仕事をすると、良い仕事ができる。 機嫌よくなる。 京都市立鳳徳小学校訪問3校長先生は木原加代先生です。訪問したら、松下洋子先生もいらっしゃいました。退職したはずなのに。 今年から非常勤で鳳徳小に勤めているそうです。 お二人の先生とは、松陽小学校時代に共に頑張った同志です。 「立式力」を育てるhttps://www.nipponhyojun.co.jp/sinkan/mag_kyous... タイトルは、「立式力」を育てる です。 文章題の克服のために5つの方策を書きました。 ごらんください。 信念ベテラン教師の授業を見ると、形式にこだわる教師と形式よりも実質にこだわる教師に2分化されている。 前者は、子どもの今の学びの姿よりも数学のさよにこだわる、言語活動にこだわる…。 後者は、子どもの今の実態に合わせてすり寄っていく。そして、そこから登ろうとする。 授業の上達論には守破離がある。 前者は守の段階止まり。 後者は破の段階に至っている。 きっと、それぞれの教師のこれまで取り巻く文化で形成されてきたものであろう。 ぼうとう授業の冒頭に、子どもからの暴投があると、心が暴騰してしまう。 教師からの愛私の示範授業を見たAさんへのメールの返信文です。 「あの円の面積の授業は悪戦苦闘でした。 実際に分かったかどうかが問題ではないのです。 分からせようとしたかどうかが問題なのです。 それが教師の愛で、この愛を子どもは感じて育つのです。」 奥の細道お昼すぎに福岡空港についた。 若杉の細道を上がった。 すてきなカフェ。 楽しく語らう。 以前なら、福岡によるに入ることが多かった。 でも、時間的な余裕を生み出した。 ちょっとの余裕が大きな余裕の心を生む。 夜も飯塚で懇親会。ありがたいことです。 聴く力加藤医師によると、話す力を伸ばすためには、 聴く力をつけることだと言います。 聴いて理解する力をつけていくと、 話す力が伸びるといいます。 できれば正確に再現する力。そうです。「復唱」する力なのです。 教師もつけたい、子どももつけたい力です。 そう言えば、筑波大学附属小学校のOBの正木孝昌先生は、私の45分間の授業を正確に再現しました。セリフと動作まで再現。 すごいことです。 (そのときは、池袋で夜中に飲んでいたときに再現だからお酒がまずかった) ありがたい隙間に昨日、旧知の方から電話が入った。 その方は、わくわくクラブの会員でもある。 何かと思ったら講演依頼であった。 日程を調べたら、その日はちょうど空いていた。 だから、承諾を即答した。 いろいろとお世話になったから感謝を込めて、承諾した。 不思議なことに日程の隙間に埋まる。 2種類の学級崩壊学級崩壊には2つの学級崩壊があるということを聞いて、なるほどと思った。 一つ目は、騒がしい、立ち歩き、先生の言うことを聞かないタイプ。 このタイプはとても分かりやすい。 教師も困り感がある。 2つ目は、静かに教師の言うことを聞かないタイプ。静かにこそこそと手紙を回している。別の本を読んでいる。学習には参加していない。 このタイプは、目の前では反抗的な態度を示していない。 だから、教師は、うまく行っていると思い込んでいる。 確かにこの二つ目のタイプの学級も多く見た。 2つ目の方が根が深い。 1人も1人も残さず理解させたい。 そのためには、一段ロケット、二段ロケット、三段ロケットを用意しておくことである。 無段ロケットでは話にならない。 理解の早さ特別支援学級においてはその子の特性に応じて指導することである。 ある子の学習の様子を観察していたら、理解の早い子どもであった。 教師は、教科書を示して「ここを読んでやりなさい」と指示した。 速さの問題で、秒速、分速、時速の変換の問題であった。 はじめは、秒速と分速の関係を考えていた。 教科書の説明を読んで、ひらめいた。そして、解決できた。 私は、少しヒントをだした。 1秒と1分の関係を数直線で示しただけである。 すると、しばらくして解決できた。 その後は、分速と時速の問題は自分で解決できた。 さらに、逆の関係の問題もできた。 もっと驚いたのは、秒速と時速の関係である。 ×60×60 の式を書いて解いた。 この間、15分間もかかっていない。 すごい理解力だと思う。 よって、特別支援学級の子どもの指導は、本当にそれぞれだと思った。 試行錯誤と最適解の探究によってこそ解決への道が開かれる。 毎日毎日「できる」ことで子どもを変えていく。 志水の場合は、○付け法。 部分肯定の○付け法。 あなたはどんなことを毎日やり続けますか。 |
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