最新更新日:2024/09/25 | |
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しかければ、生徒は動く昨日の中部中学校で、社会科の授業診断をしました。 上の写真を冒頭に提示しました。 「これはどこの国ですか」 これだけで、生徒は反応します。 第一次の予想が上のフリップの左側です。 そのあと、東方見聞録の一部を読み上げてまた予想させました。 それが右側の第二次の予想でした。 なかなか「日本」ということが出てきませんでした。 ジパングという言葉を聞いてもピンときませんでした。 上の挿絵がまさか日本だなんて想像できません。 ここが生徒にとってとても驚きでした。 そして、授業は、元寇の話へと進みました。 とてもうまい展開でした。 「しかけ」るからこそ、生徒が動きます。 この「しかけ」を考えることが教材研究だね。 「わかりました」のレベル「わかりました」の返答にはいろいろなレベルがある。 本当に納得したかどうかは、「わかりました」の声だけで判断できない。 いやいや納得しても「わかりました」というからである。 例えば、トラブルが起きて、教師から保護者に説得して親が「わかりました」と言っても その後に、「今後は気をつけてくださいね。」と付加したら、それはしぶしぶわかったと 言っているだけである。だから、教師は安心してはいけない。火種は残ったままだと。 本当に納得していれば、「わかりました」の後に、「ありがとうございました。」と感謝の言葉が続く。 ここがトラブル解決の終着点である。 数年前〜現在ある研修会をもった。 私が呼びかけたのはごく少数。 当日、集まったメンバーを見て驚いた。 殆どの人を知っているのである。 数年前や10数年前に出会った人達であった。 優秀だなあと思っていた人達だった。 現在になってそれなりの役職についている。 伸びる人は、若い頃から違う。 あらためてそう思った。 経験は「近頃の若者は」と言うと、年寄りじみたセリフで嫌なのだが。 すぐにお金に換算する若者がいた。 簡単な仕事を2時間ほど依頼したら、「それはお金はでますか」と言う。 思いっきり引いた。 親しい人なのにそう言うから引くのだった。 そして、時給を払った。 その後、彼には一切のお手伝いの仕事は頼まなかった。 新しい経験はお金以上の価値を生むことを学んでいないようだ。 別に時給を払いたくないわけではない。頼むほうからの配慮としてお金を出すことはある。でも、出さないこともある。 気持ちよく引き受ければ、お金以上のもの・知恵を与える。 社会に出たら経験の価値を感じることになるだろう。 淡々と生きる思うことは実現する。 これは真理である。 ところが、なりたいのになれない、ことがある。 つまり、思っても実現しないときがある。 その原因は、機が熟していなかったということだ。 でも、数年後に機が熟すときがくる。 問題は、なりたいのになれないときに、どういう行動を取ればよいかである。 与えられたことを淡々と心を込めてやるしかない。 遠回りのようであるが実はその方が早いことがある。 とにかく、周りの人をハッピーにして、宇宙貯金を貯めることだ。 定型と非定型の順序定型と非定型には順序がある。 「予測不能の時代だから教育はそれらに対応しなければならない」という主張は理解できる。 しかし、学校教育の定型と非定型には順序があることも事実である。 まずは、答えがある問題で子どもに考えさせて、正確に正しい答えを出させることが1番目である。 定型の指導がなく非定型を行けば混乱するに決まっている。 非定型ばかりを先に教えるというのは、交通信号のルールを教えないのと同じである。赤信号の意味を知らずに道路を渡ったらどうなるのか。 学校教育の第1の役割は、定型の問題を考えさせて答えを出させることだ。正しいものの見方を教えることである。 プロ意識プロとは、働いてお金を生み出せる力のことを言う。 あなたの今の仕事に対して、人はお金を払ってまで来てくれますか? 普通レベルでは、お金を払いたくない。 かなり上でないとお金を払う気持ちにはならない。 給料をもらうということは、プロレベルの仕事をしてこそ価値が生まれる。 教師ならば、あの先生の授業は面白いなと思われて、明日も聴いてみたいなというレベルである。 まずは、プロを目指すこと。そして、プロになれば、さらに磨いてプロの中のプロになっていこう。 慣例を省くにはある仕事を慣例通りするのが普通。 ところが、慣例通りするには、時間、人員が不足している場合がある。 さあ、どうしよう。 こういうとき、慣例はできないのだから、慣例を破るしかない。 それでも、ゴールは同じかまたはそれ以上になるように思考する。 つまり、ゴールを明確にして、そこに致る別の道を探せばよい。 うまく探せたとき、ステージが一ランク上がる。 ハイテクの先ハイテクの先は、何か。 それは、心の時代であり、 それをひと言でいえば、おもてなし。 無私の心大きなイベントがあると、それを支えるたくさんの人がいる。 無私の心で支える人の生き様はかっこいい。 暗いんだよ。その顔。暗い人は、人相に出る。 ただし、本人は気づかないことが多い。 「あなたは暗いですよ」とは世間は言わない。 でも、暗いだけで周りの気分を悪くする。 なぜ、暗い顔になるのか。 それは、「暗いことを考え、クライこと(cry・泣き言)」を言っているからである。 あなはいつまでクライのか。 早く変えないと、今生が終わってしまうよ。 勝負する所を勝負する所を間違っていませんか。 生活すると、いろいろな所で勝負がある。 それらの全てで勝てるわけではない。 5勝5敗ならいいか、満足かな。 では1勝9敗なら不満足かな。 でも、どちらがいいとは言えない。 1勝がとてつもなく威力を発揮する所だと、他を凌駕する。 だから、1勝の中身だと思う。 情報が集まるこれまで、たくさんの方とお出会いしました。 いろんなアドバイスをしてきました。 すると、時折、実践のアイデアの提供があります。 とても嬉しいことです。 全国からアイデアが届きます。 授業力アップわくわくクラブでは毎月、メールブックとして会員様に連載の執筆者と共に臨時にそのアイデアを提供しています。 1月号は1/5の配信予定ですが、臨時に提供するつもりです。 お楽しみに 元旦のご挨拶明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 「本」当の始まり、「本」質の始まり、大「本」の始まりだとあらためて認識して、 自立を目指す教育づくりをしていきたいと思います。 気づき気づきの発生のためには、その人が、 (1)何かの問題意識をもっていること、 (2)それに対して解答を求めていること、 さらに、 (3)何かの解答が来たとき、素直に受け入れる素地があること。 この3点が重要である。 魅力柔らかい雰囲気のある人がいる。 全てを包み込むという感覚である。 一瞬会っただけなのに、そういう雰囲気が醸し出される。 これって一体何だろうか。 どうやれば柔らかい雰囲気を醸し出せるのだろうか。 深い深い感謝の心から発する人間愛なのか。 たった2.3分なのに心がなごむ。 そういう方に出会えて、ありがたいことです。 何々したいなら「お金持ちになりたいならば、お金持ちになった人に聞けばいい。 病気が治りたいならば、治った人の話を聞けばいい」と、斉藤一人さんはいいます。 では、授業がうまくなりたいなら、どうすればいいのか。 学級づくりがうまくなりたいならば、どうすればいいのか。 うまくなった人に聞く。うまくなった人の本を読む。うまくなった人の授業を実際に見る。 このような行動を起こすことですよ。 お客さんたっぷり話しこんで、教育について深い話ができました。Oさん、Sさんありがとうございました。 話し込みながら新しい話題が生まれ、そして、頭が整理されました。 こういうのを深い学びと言います。 時空を超えるどんな人にも平等に事象は起きている。 その事象をどのように捉えるかで、気づくか気づかないかが異なってくる。 ある知人にMさんという方がいる。パートナーとの対応に戸惑っていた。 あるとき、志水の講演を聞いていて、ふっと気づきがあった。その気づきを早速、実践しようと帰宅した。 すると、もうすでにパートナーが変化していた。 めでたく円満になったという。 全く不可解のことであるが、気づきが起きた瞬間、時空を超えたものがあるのかもしれない。 あって服があってよかったね。 食べ物があってよかったね。 家があってよかったね。 以上、衣食住の最低限のこと。 仕事があってよかったね。 お金があってよかったね。 友だちがあってよかったね。 これらは、人間として生きる上で重要なこと。 「ある ある ある」世界に生きてよかったね。 幸せは足るを知るというが、その前に「ある」を知ることから始まる。 |
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