最新更新日:2024/09/22 | |
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勝負する所を勝負する所を間違っていませんか。 生活すると、いろいろな所で勝負がある。 それらの全てで勝てるわけではない。 5勝5敗ならいいか、満足かな。 では1勝9敗なら不満足かな。 でも、どちらがいいとは言えない。 1勝がとてつもなく威力を発揮する所だと、他を凌駕する。 だから、1勝の中身だと思う。 情報が集まるこれまで、たくさんの方とお出会いしました。 いろんなアドバイスをしてきました。 すると、時折、実践のアイデアの提供があります。 とても嬉しいことです。 全国からアイデアが届きます。 授業力アップわくわくクラブでは毎月、メールブックとして会員様に連載の執筆者と共に臨時にそのアイデアを提供しています。 1月号は1/5の配信予定ですが、臨時に提供するつもりです。 お楽しみに 元旦のご挨拶明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 「本」当の始まり、「本」質の始まり、大「本」の始まりだとあらためて認識して、 自立を目指す教育づくりをしていきたいと思います。 気づき気づきの発生のためには、その人が、 (1)何かの問題意識をもっていること、 (2)それに対して解答を求めていること、 さらに、 (3)何かの解答が来たとき、素直に受け入れる素地があること。 この3点が重要である。 魅力柔らかい雰囲気のある人がいる。 全てを包み込むという感覚である。 一瞬会っただけなのに、そういう雰囲気が醸し出される。 これって一体何だろうか。 どうやれば柔らかい雰囲気を醸し出せるのだろうか。 深い深い感謝の心から発する人間愛なのか。 たった2.3分なのに心がなごむ。 そういう方に出会えて、ありがたいことです。 何々したいなら「お金持ちになりたいならば、お金持ちになった人に聞けばいい。 病気が治りたいならば、治った人の話を聞けばいい」と、斉藤一人さんはいいます。 では、授業がうまくなりたいなら、どうすればいいのか。 学級づくりがうまくなりたいならば、どうすればいいのか。 うまくなった人に聞く。うまくなった人の本を読む。うまくなった人の授業を実際に見る。 このような行動を起こすことですよ。 お客さんたっぷり話しこんで、教育について深い話ができました。Oさん、Sさんありがとうございました。 話し込みながら新しい話題が生まれ、そして、頭が整理されました。 こういうのを深い学びと言います。 時空を超えるどんな人にも平等に事象は起きている。 その事象をどのように捉えるかで、気づくか気づかないかが異なってくる。 ある知人にMさんという方がいる。パートナーとの対応に戸惑っていた。 あるとき、志水の講演を聞いていて、ふっと気づきがあった。その気づきを早速、実践しようと帰宅した。 すると、もうすでにパートナーが変化していた。 めでたく円満になったという。 全く不可解のことであるが、気づきが起きた瞬間、時空を超えたものがあるのかもしれない。 あって服があってよかったね。 食べ物があってよかったね。 家があってよかったね。 以上、衣食住の最低限のこと。 仕事があってよかったね。 お金があってよかったね。 友だちがあってよかったね。 これらは、人間として生きる上で重要なこと。 「ある ある ある」世界に生きてよかったね。 幸せは足るを知るというが、その前に「ある」を知ることから始まる。 自立とは子どもを自立させるのが、教育のねらい。 そのためには、今と未来をつなぐ力が重要である。 今の行動は、どういう所につながっていくのか、これを見通しという。 算数・数学では、問題解決の際、結果の見通しと方法の見通しがあるという。 人生の設計でも、結果の見通しと方法の見通しが大切になる。 自立とは、人生に登場する問題を自ら悩み、解決する力をつけていることである。 グループでの話し合いの複雑性以下は、実際に私が出会った授業の場面である。 〇 あるグルーブは多様な考えが出て盛り上がる。 △ あるグループは同じ考えばかりで「ああ、そうなの」でおしまい。 × あるグループは多様な考えの意味が分からず。シーンとなる。 〇 あるグループは、3人が解答できて、1人ができていない。そのとき、3人は、頑張って1人に代わる代わる教えてうまくいった。明るい顔になる。 × ところが、別の作用になることもある。あるグループは、3人が解答できて、1人ができていない。そのとき、3人は、頑張って1人に代わる代わる教えるが、できていない1人はだんだんと暗くなり悲しそうな顔になった。この間、教師はその子に関わらなかった。これは教え合いでもなんでもない。つらい気持ちが残る方法である。 △ あるグループは、1人が解答できていた。他の3人に教えるかというと、そうではない。静かに、顔を見つめ合うだけである。交流そのものがになかった。 〇だれど、△ あるグループは、3人が普通の考え、1人が卓越した考えがでていた。だから、グループ学習のときには、盛り上がっていた。だけれど、その後の一斉学習では発表することをためらっていた。なぜなら、自分達で1人の卓越した考えに納得してしまったからである。 このように、グルーブ学習は、多様な場が生まれる。これらに適切に教師が応えているかどうか。そこが問題なのである。40人だと10グループの考えが生まれる。もっと言えば、1グルーブの中の考えは、6通りあるので、60の考えが生まれても不思議ではない。どんどん複雑化していく。 自力解決の後、何の指示もせずに「はい。グループ学習」という授業はワンパターンの典型である。確かに子ども達は素直に話し合うが、話し合った後、子ども達は喜びを感じているかどうかが問題である。喜びを感じたら成功であるし、逆にしらけてしまったら失敗である。 なぜ、グループ学習は複雑になるのか。それは、上の段のフリップを見ればわかる。情報が行き交うのである。このことが、多様な考えを生み出しで素晴らしい効果を生むことがある。逆に、みんな同じ考え方、同じ答えだと話し合う必然性がないのでエネルギーは下がる。さらに言えば、情報の交流は、「知」の交流と共に、「心」の交流もある。 よくできる子どもは新しい「知」を話したい。しかし、できない子どもにとっては、できないことを知らせたくない。つまり、「心」を閉じたいのである。算数科は問題を解決してから交流が始まるのに、解決できていなかったことに対する挫折感を見せたくないのである。 教師は、安易に失敗してもいいよというが、何度も失敗してきた子どもには過酷な仕打ちである。 だから、志水は、自力解決のときにはどの子にもできるだけ解決できるようにと、机間指導の技法として○付け法を提唱しているのである。 もちろんグルーブ学習のよさもある。一斉指導では発言できなかった子どもがグループなら話し合いに参加できることも事実である。だったら、全員ができるようにしたからグループ学習に入ればよい。 下の段のフリップを見てほしい。教育課程審議会の答申から抜粋したものである。グループ学習のことについて何と書いてあるのか。「時に、協働的に」と書いてある。「いつも」とは書いていない。このことの意味を理解した上でやるべきである。 グルーブ学習をやるならば、自力解決の悩みの共感、解決の喜びの共感などがあり、新しい「知」の創造になるようにしたい。 勉強好きとはある研究会で聞いた話。 志水の講演があるので、事前に先輩におすすめの本を質問して3冊購入し読んで、この場にのぞんだという。 こういう人を勉強大好きという。 では、勉強好きとは・・・ 嫌いとは・・・ 想像してほしい。 必要・必然出会うべき人に出会う。 人生行路は、必要で必然の原理で動いている。 昨日の学力研で出会ったKさん。神戸の西代に住んでいたという。だから、神戸弁もなつかしいという。前々から志水のことを注目していたという。念願かなって今回の講演ができた。 今回の学力研は算数にしぼって開催したという。だから、志水が呼ばれた。 次に、和歌山のFさん。なんと同じ神戸市の小学校教員。しかも、高校も夢野台高校で私の後輩だという。不思議なご縁である。 宇宙から見たらどういうつながりなんだろうか。 とにかく、必要で必然だと感じている。 原理は同じ脳医学の専門家の加藤俊徳医師によれば、発達障害児の改善には、「まずは、長所を伸ばすこと」だという。 私の言葉で言えば長所伸展法である。 加藤医師は次のように説明しています。 上の本から引用します。 「理由 1 脳には働く基点となる脳番地が必要 2 脳番地はネットワークでつながってい るため、お互いに影 響しあっている 3 よく育った脳番地は、子どもの長所や個性になります 4 自分の長所を認識することは自信につながり、精神的な安定に欠かせません」 長所の脳番地(部分)から伸ばして、そこを拠点として他の脳番地へと刺激していくとやりやすいということです。 やはり、人を伸ばすのは得意なところを探し、それを伸ばしていく。得意なところが安定してきたら、次の得意な所を探して伸ばしていくということである。 大量の書籍注文一昨日、長野県のO小学校より21冊+8冊の書籍注文があった。 12月の初めにその学校を訪問して授業診断と講演を行った。 1時間という講演はあっという間だった。 その際、ユニバーサルデザインを研究実践されているのでしたら、少なくとも「算数授業のユニバーサルデザイン−指導技術編」を読んでほしいとお願いした。 (21冊は、ユニバーサルデザインの本である。8は志水の他の本である。) その結果が29冊に現れている。職員全員だろう。 明治図書の編集者によれば、「クリスマスプレゼントをありがとうございます。」ということであった。 この学校の雰囲気はとてもよかった。すくすくと子どもが育っていた。これならば、ユニバーサルデザインとアクティブラーニングを同時に達成できると考える。 思いと行動札幌に旅行したとき、余市に連れて行ってもらえた。 マッサンのニッカウィースキー工場を見学した。 ウィスキーができあがるまで何十年もかかる。おいしいウィスキーができあがるのを夢見て作り続けた思いと行動力には頭が下がりました。 試飲コーナーも良かった。 かかわり合いと深い学び2年生の三角形と四角形の授業で最後に作図させた。 すると、上のような形が登場した。 逆さまの三角形。 ブーメランのような形にびっくり。 また、四角形の中に三角形が入っている。 台形の登場。 傾いた四角形。 これらを見せ合うと、子ども達がどよめいた。 子ども達が関わり合った成果である。 つまり、形式的に二人組み、グループで関わり合うのでは意味がない。 関わったときにどうしても話し合いたい子どもがいて、言い換えると、友だちの考えに感動しあうことがあるから関わり合うのである。 すると、この後の教師の動きはどうすればよいか。 単なる発表してくださいではいけない。 □□さんの形を見てびとっくりしました。 〇〇さんの形はこんな工夫がされています。などのような、感想が述べられなければならない。 教師もそれらの感動を共感することだ。 その結果、関わったことの喜びが生まれる。 こんな授業でありたい。 冬休み冬休みは短いけれど、復習にはちょうどいい期間。 「どの子もできる10分間プリント」は役に立ちますよ。 教師は毎日のサンタさん教師は子どもを助ける役割。 豊かな心、体、知の財産をプレゼントする。 それが教師。 少しずつブラッシュアップ最近、同じようなテーマで話すことが多い。 すると、パワーポイントの資料を少し見直して本番を迎える。 つまり、少しずつブラッシュアップしている。 気がつくと、1年前よりは、かなりの進歩となる。 何事も進化発展が大切で、いきなり進化することは少ない。 少しずつの積み重ねである。 無限小はいずれ無限大につながる。 |
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