最新更新日:2024/09/25 | |
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子どものことば算数の授業で、わり算を学習した子どもが、 「わり算って究極のひき算だよ」と話したという。 教師は、子どもにその意味を問い返したら、 「だって、わり算は同じ数をどんどん引いて答えを出すことができるからだよ」という。 難しい言葉で言えば、同数累減である。 本当に鋭いなあと思う。 あなただけに人は差別されると怒る。 平等にしてほしいという。 さて、「あなただけに特別教えます。」というフレーズがある。 つまり、特別とか、限定という言葉には、弱い。 これは、あたなだけにえこひいきしますということである。 ひいきしてほしいのである。 だから、われわれは、平等とひいきのはざまに生きている。 処方箋通りに高血圧の患者がいるとする。 医者は患者を診断して、処方箋を書く。 患者は、処方箋の薬を確実に飲む。 すると、病気は回復していく。 ところが、薬を飲まない人がいる。 そして、血圧が高いから診断してほしいという。 こりゃあ、無理だよね。 教育コンサルティングをしていて、そんなことに遭遇することがある。 改善のための処方箋を書いて渡す。でもやらない。にもかかわらず教えてほしいという。 こりゃあ、無理だよね。 学校で言えば、生徒に宿題を指示しているのにもかかわらず、宿題をやらない。 教師はどうするの。まず、やらせるよね。 まして、コンサルティングの対象は、大人の教師である。 こりゃあ、無理だよね。 お裾分け嬉しい報告が届きましたので、お裾分けいたします。 <嬉しかったことがあったので、志水先生にお伝えしたくてメールしました。 先日、ブラジルから来日したばかりの児童が転入してきました。日本語は全く分かりません。担任の先生に「教室で使うみんなのことば」をお貸ししたところ、指さしでやりとりできて、とても役に立っていると喜ばれました。 志水先生の学習会で教えていただいた「180°をこえる角の大きさ」のフラッシュカードを作り、1時間の授業の流れを書いて20代の4年生の先生にお渡ししました。授業後、その先生がにこにこして、「フラッシュカードをやっている時、「あっ、分かった。」と子供たちの表情が変わるのが分かりました。子供も私も楽しい授 業ができました。」と報告してくれました。 こうして感謝していただけるのも志水先生のおかげです。人のお役に立てるって幸せですね。心から感謝しています。> お役に立てることはとても嬉しいことです。 いろんな所で学んだことを困った人に教えてあげる。 これって大事なことなのです。 与えるから、ご褒美が戻ってくるのです。 飲み会人と人とのコミュニケーションによって良いアイデアが生まれる。 特に、ノミュニケーションは、盛り上がる。 愚痴や批判のために飲むのはよくない。 生産性の向上する飲み会でありたい。 贈与教育は贈与である。 大人から子どもへの贈与である。 知識と知恵と知恵の生み出し方を学校教育で担う。 子どもはそれらを使って社会に出るために学ぶ。 何のために学ぶのかというと、自己の自立と社会への貢献のためである。 このことを大人は語っていきたい。 睡眠時間に注意加藤俊徳先生の講演で脳のしくみについて聞いた。 睡眠時間はとても大切で、6時間−9時間の間がベストだということであった。 6時間以下と9時間以上の睡眠は、脳が溶けるという表現をつかっておられた。 認知症の傾向が高いということであった。 バランスの法則右に傾けば、左に戻ろうとする。 これがバランスの法則である。 心で言えば、自立神経は好感神経と副交感神経のバランスで成り立っている。 あまり極端な意見がでたときには、反対を考えてみると、自分の中でバランスがとれる。 ただし、バランスだけで生きていると、人生はつまらない。 あるときは、積極果敢に大きく傾いてエネルギーを注ぐのである。 すると、道が開けてくる。 窪田騰先生 ご逝去
4月17日に、筑波大学附属小学校算数部のOBであられる窪田騰(くぼたみのる)先生が亡くなられました。
謹んでご冥福をお祈りいたします。 窪田先生は、私の前任者です。 いつも溌剌とされていて、「志水君、ぼくは75歳の今も示範授業をしているよ」と励ましてくださいました。 この言葉でわたしは まだまだやるべきことがあると、奮起しました。 昨年の7月に、筑波大学附属小学校で研究会があり、その会の後、駅まで見送りました。 それが最後の別れとなりました。 ありがとうございました。 第一回目の授業参観4月の授業参観は、保護者の観察力のすごさを感じる。 あたりか、はずれか。 勝負どころ。 どの子も活躍して愉しいは当たり前。親も愉しいとさらによい。 さしあたり、明日、明後日かな。 フレーフレー先生方。 明るく元気にやっていこう。 熟す問題点が見つかる。 それを指摘する。すると、改善するかと思いきやなかなかしない。 数年にわたって指摘しても変えない。 人も組織も変わらない。 でも、言い続けていると、あるとき急に変わり始めることがある。 それは、大きな危機が来たときである。 そんなとき、変えようという思いをもった人が登場する。 そして、周りに支援者が現れる。 そして、変化への第一歩を歩みだす。 経済的な成長前進すること、成長することが、社会にも人にも大事なこと。 人ならば、少しでも賢くなることである。 社会ならば、経済的により豊かになることである。 経済的に豊かになるということは、平たく言えばより付加価値のあるものを生産またはサービスを提供して利益を出すということである。 そのためには、まっとうな仕事でいかにして儲けるのかを子どもの頃から育てることが大切である。 浪費していては社会の無駄、人生の無駄である。 学ぶ意欲の育成というが、一体何のために学ぶのか。 大人になって社会の進化発展に寄与して、利益を出すためである。 利益が出れば、税金も増え、みんながハッピーとなる。 ほっとサロンわくわくクラブの事務所を訪問された方から、「事務所では、なんだか自由に語る自分がいました」というメールをいただいた。 こういう感想をいただくことはとても嬉しい。 大学の研究室でもそうだが、わくわくクラブの事務所は「癒しの場」でありたいと思っている。 ほっとサロンでありたいと心がけている。 つまり、ある時は熱い議論の場のホットであり、ある時は気持ちが落ち着くほっとする場であるようにしている。 たくさんの「ほっと」を生み出していきたい。 「運」なの?娘に大学受験の頃のことを話した。 3つの4年制大学と2つの短期大学を受験して、全部合格した。 「運がよかったね」と話したら、即座に、「運じゃないの。努力だよ」と切り返えされました。 「高校3年生のとき、夜遅くまで頑張ったんだから」といいます。 「運」と「努力」を比較されたらたまらないということでしょう。 私は、5校受験して1つしか合格しなかった。しかも、第2希望の学科に合格したので、「運」のよさをほめたつもりでしたが、反論されました。 そこで、「『うんと』頑張ったんだね。」と、切り返しましたら。 「うん」と返事。 やっぱり、「うん」だあ。 料金所で12日、13日と淡路島と鳴門へ家族で旅行した。レンタカーを神戸で借りてでかけた。 高速道路に入るとき、ETCカードを持参するのを忘れたので料金所でその都度支払った。 すると、料金所の人がお金を払うと、「はい、ありがとう。気をつけて行ってらっしゃい」という声かけをされた。 最初の料金所だけでなく、どの料金所でもこういう声掛けがあった。 とても気分がよかった。 これが関西の文化だとあらためて思った。関西出身(神戸)としてよさを見直した。 ちょっとしたひと言で気持ちよくなるものだ。 三浦祥志先生が事務所に来室知立西小学校とは、3年間に亘って、「かかわり合い」をテーマにした研究に取り組んで来きました。その成果として、3月の下旬に単行本として、「What`コア図?! かかわり合いを実現する国語科・算数科の授業づくり」(授業力アップわくわくクラブ)を刊行することができました。 面談のなかで、昨日の離任式のときに、学校から卒業証書をいただきましたと報告されました。子ども達からの卒業証書である。発行しているのは子ども達主体の「あったかい児童一同」という名称でした。また、校長先生へのお手紙も持参されました。とても分厚いものでした。私も本当に嬉しくなりました。子ども達と校長先生の接点があればこそ、書ける内容です。 研究発表会の後日、お会いしたとき、「発表会をすることで、先生方の協働性が深まりました」という三浦先生の言葉が思い出されました。コア図の作成がその一役をになったということでした。つまり、ベテランと若手との協働作業でコア図を作成したことが良かったということでした。 新しい職場でもきっとあたたかい輪を広げていかれることでしょう。 □□は・・・4/12の「今日のひとこと」での質問の□□を考えられたでしょうか。 質問を再掲載します。 「学力が高くても□□ができないと社会人としてどうかなあと思う。 □□は何か 漢字で2文字」 私の答えは、「挨拶」です。 人間関係の基本は、お互いに気持ちよい面会から始まる。そのときに、直面するのが、挨拶である。挨拶できるかできないかで、信頼感と不信感のどちらかに偏ってしまう。 挨拶とは、「押して相手の心を開ける」という意味である。 こちらから、押し開けるのである。相手からするのを待つのではない。 つまり、自分の方から心をオープンにして、相手の心もオープンにしませんかという提案の行為である。 なぜ、この質問を提起したかというと、学力の高い生徒の学校にも関わらず、挨拶がいま一つという場面に遭遇したからである。キャリア教育という観点から見ても人としてのマナーを身につけたいものである。 2文字学力が高くても□□ができないと社会人としてどうかなあと思う。 □□は何か 漢字で2文字 あなたの答えを考えてください。 連想力何かをうまくやり遂げる人は、ドミノ倒しの連想力がある。 あるコマを倒せば、次のコマが倒れ、そして、さらに次のコマが倒れる。 このような連想ができる人が、成功を呼び込む。 逆に言うと、このような連想ができない人は、何をやってもその場限りの効果しかもたらさない。 その場限りから脱却したいのであれば、人の動きを洞察して、連想力を付けていくことである。。 お気に入りお気に入りの間柄になると、サービスしたくなる。 よって、「いかにしてお気に入り」の仲間に入れてもらえるか、そこを考えるのだ。 ある学校は、今年度の現職教育の依頼に、どうしても志水先生に授業相談の指導をしてほしいと校長自ら電話されてきました。 また、依頼のメールには「昨年度お世話になりましたということと、転任してきた教員には志水先生の本を読んで勉強をしています」と書かれていました。 これだけでもこちらのやる気は上がる。 これから、顧問指導では、松竹梅のコースを設けようと考えている。 それぞれの学校の依頼の程度、熱意、などによってコース分けする。 いわば、習熟度別学習ということである。 各コースに応じてこちらも精一杯の指導をする。 これならば、お互いに気持ちが楽となる。 |
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