最新更新日:2024/06/10 | |
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5分間見ればプロが授業を見れば、5分間でその教師の力がわかる。 部分には全体を映し、全体は部分から構成される。 生徒に対する教師の瞬間的な反応にその教師のすべてが現れる。 時期尚早聞いてくださいと電話があった。 その方のお孫さんの話である。 小学校1年生になるお孫さんが、4月に連絡帳に書かせているということです。 この事実を変だと思う人は1年生の国語の指導がわかっている人である。 ひらがなを書けるようになるまでは2ケ月くらい要する。 なのに、連絡帳に書かせている。 どうなってんの。 1年生に鉛筆の持ち方、筆の運び方を訓練するのに結構な時間がかかる。 数字でも鏡文字を書く子どももいる。 黒板の文字を見て視写させるのはまだ早い。 お手本の文字が手元にあって、それを視写させることから始まる。 その連絡帳に教師の訂正の朱書きがいっぱい入っているという。 確認したことはよいが、赤ペンの朱書きばかりでは写すのが嫌になる。 指導の根本は一歩ずつほめながらできるようにさせることである。 ゆっくり着実にできるまで指導していこう。 教師の所作授業のスタート。 起立、気をつけ、礼。 この当たり前の教師と生徒の所作に異変があると、授業が崩れていく。 ある生徒が礼をしなかった。または、礼がいい加減だった。 こんなとき、教師のあなたはどうするのか。 1.もう一度やり直させる。 2.時間の無駄だから、見てみない振りをする。 3.また、あの子だからと思って放置する。 4.何か具合の悪いことでもあったのかと気遣う。 まだ他にもあるだろう。 いずれにしても1から4までの教師の反応によって生徒は大きく異なる。 みなさんの答えを考えてほしい。 5月症候5月になると、不登校が起き始める。 それは、なぜか、 学校が面白くないからである。 その最大の原因は、授業が楽しくないからである。 なぜ楽しくないのか。 授業が分からないからである。苦痛なのだ。 4月に登校したのは、新年度が始まり今年はわかるかもしれないと 期待した。 でも、わからない。今年もだめなのかとあきらめていく。 ここから挽回するのはかなり難しい。 ノートが真っ白な児童・生徒。 ノートに授業で分かった内容を書かせたい。 どの子もわかる授業、どの子もできるような授業を創っていこう。 それが教師としての責務である。 「ずれ」があるとコミニュケーションを図りたくても根本の認識が異なると、議論は平行線。 どこまでいっても交わらない。 どちらも正しいという規範があり、それが正反対だとどうしようもない。 擦り合わせる以前の問題である。 授業の最終目標は授業は一斉授業という形態で集団を率いながら、最終的な目標は個の学びの変容である。 どの子もわかる・できることが大事である。 集団でなんとはなしに45分間、50分間終わったとしてもすべての子どもがわかった、できたということを保証することなんだ。 集団知ズームで何回か会議をした。 そこでは、数人が意見を出し合う。 ときおり問題が出る。難問題もある。 そんなときの解決は、3つである。 1.新たな改革案が出てすっきりする。 いろんな問題点が統合されて解決される。まさに、対話的で深い学びの状態である。 2.少しの改善案が出て妥協する。 3.どうしてもクリアできないので現状維持となる。 つまり、修正する方が悪くなることがあるからである。 いずれにしても集団でもみ合ったから解決できたのである。 たとえ現状維持だとしても奥深い解決の結果である。 集団知というのは素晴らしいことがある。 「入り」と「出す」知識を知る。言い換えると、情報を脳に入力する。 脳は、あれこれ考えだす。これは正しいか。正しいとすればどんな活用ができるのか。 正しくないとすると、その根拠も考える。 さて、正しいかどうか不明なときはどうするか。 それは、試すしかない。 つまり、実行するのである。別の言葉で言えば、行動するのである。 情報の成否の確認のために「出す」のである。 そして、結果が出る。 そこで、初めて、成否が見える。 そして、さらに良くするために思考し判断して出す。 常に「入り」と「出す」の繰り返しである。 授業力のアップはこの「入り」と「出す」の繰り返しでこそ伸びていく。 単なる自動的な流れで授業していてもうまくはならない。 まさに、主体的に学び、脳と対話して、深い学びへと進めていこう。 一人の力時代の変化について言うと、一人の力が大きくなってきたことである。 これまで組織や社会を変えることはなかなかできなかった。 ところが、ネットやSNSの普及で一人の影響力が大きくなってきた。 ネットは、市町村を越えて国境も越えている。 何だか不思議な時代になってきた。 ここで、大事なことは空気に流されないことである。それは、客観的なデータに基づき思考・判断することである。 一人の力を生かすためにも多様性を尊重する社会にしたいものである。 電話久しぶりに知人に依頼の電話をした。 このような状況なのでなかなか会えない。 でも、つもる話があり、盛り上がった。 縁は場所を超える。 ゆとりをつくるゆとりがないと、あせる。いらいらする。 ゆとりがあると安心でいられる。 ではどうすればゆとりができるのだろうか。 このあたりのことをメール通信で深堀しよう。 すっきり5月の教材研究の動画撮影がようやく終わりました。 1年生から6年生まで6本の動画です。一つ一つに教材の選定、企画、パワーポイント作成、動画撮影、そして編集、メールでオンラインサロン会員向けに配信です。 楽しいアイデアがいっぱいです。 楽しい授業を創ってください。 制限我々は何かを考えるとき、何々だからこうなるとか、何々の条件のときこうなるとか、 前提条件をつけている。 これって本当にそうなのか。 前提はなくても生きれる世界があるのではないか。 思考はあくまでも無限であって、制限は思考の有限化にすぎない。 今、あなたの制限とは何かを考えてみるとよい。 制限をなくせば未来は広がる。 まず 肯定してみる明るく生きようと5月4日の今日のひとことで述べた。 ではどうすれば明るくなれるのか。 まずは、肯定してみることだ。 例えば、苦しいとする。苦しいのは事実だから、苦しいことを肯定してみる。 すると、気持ちが落ち着く。 次に、苦しい原因は何かと考えてみる。もし原因がなければ無駄なことだから、苦しいことはないと言い切る。 原因がわかったら、その原因をなくす方法を考える。 そして、方法がわかったら実行してみるだけだ。 これで明るい希望が生まれる。 終わり! (メール通信で深堀りしてみる。) いかに自分だけは世の中を覆う暗い雰囲気。 いかにしてこの雰囲気に飲み込まれないことだ。 確実に、時代は変わりつつある。 自分だけは明るい気分になることだ。 明るい色、明るい声、明るい顔、明るい動作をして 自分を明るくしよう。 すると、周りも人も安心して明るくなるよ。 リスク&リワード「ありがとう」という言葉は、リスクは少なくリワードが大きい。 コストはゼロ。 使いまくるといいね。 「ありがとう」というときは、少しでも良いことをされたとき。 「ありがとう」と言われたときは、良いことをしたとき。 どちらも良い行動から生まれる。 「ありがとう」貯金を貯めていこう。 |
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