最新更新日:2010/06/11 | |
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閉校までの仕事日記(3月10日)太郎生小学校の閉校に際して、「閉校記念事業実行委員会」が昨年の秋、組織されました。津市議会での条例改正をうけてのことです。委員長は太郎生自治会連合会の会長です。PTA会長と学校側が副会長になり、事務作業は学校が行っています。 その実行委員会として、閉校記念誌、閉校記念碑、そして閉校記念CDなどを作ることになり、その作業を進めてきました。 今回は「閉校記念CD」について触れてみます。CDには子どもたちの合唱を収めています。太郎生小学校の子どもたちの歌声のことはこれまで何度も、何度も取り上げてきたように素晴らしいです。そこにはハーモニーがあるわけではありません。コンクールに入賞したわけでもありません。合唱団に入っている児童は一人もいません。でも、心を一つにした歌声は、多くの人の感動を呼びます。 このサイトの右フレームの下の方に、歌声をデータで置いてあります。聞いていただけます。 子どもたちの歌声をCDに収録するに当たり、録音は学校でせざるをえませんでした。外部の業者に録音を依頼すると、かなり経費がかかり、予算を超えてしまいます。また、子どもたちの練習も、夏の七夕集会、秋の地区秋祭り、そして卒業式と、時期がずれています。それをまとめて一度に録音することは練習の関係で無理です。また、予算がついた時期にはすでに合唱の発表会が終わっていました。 学校ではPCMレコーダーと外付けのマイクを使って、録音しました。練習の様子も録音していましたが、録音のための時間を設定するのが難しく、最終的にCDに収録した13曲はいずれもライブ録音をした音源を使うことになりました。 今年度の七夕集会、秋の研究発表会、うたおにコンサート、そして昨年度の卒業式での歌声を入れました。当然、会場のノイズはあります。ピアノではなく、エレクトーン伴奏になっているのもあります。でも、ライブならではの子どもたちの張り切った歌声があるのです。音楽の先生も、ライブの音の収録にOKを出してくれました:-) CDケースの中のジャケットはカラー8ページにしました。レイアウトはデザインを外注する予算がなく、学校で考えたものですので、見栄えはイマイチです。ご勘弁ください。限られた時間と予算の中での作業なのです。市販CDのようにはもちろんできません。でも、CD−Rではなく、プレスをしているものですから、互換性や保存性は市販品とは何らかわりがありません。 平成21年度(20年度の卒業式も)の太郎生小学校の子どもたちの歌声がCDで残ることを嬉しく思っています。このCDは、閉校記念誌と合わせて、太郎生地区の皆さんには式典後、自治会長さんを通して全戸に配布します。また、太郎生地区以外の皆さんについては、閉校式に参加していただいた皆さんにお渡しする予定です。 マニアックな情報も少し。録音機材はH4nとAT822です。96/24ではなく、少し落としています。1時間以上の収録をするためです。ソフトはSoundEngineです。愛用のソフトとなりました。スタンドはソニーのB−301(30年以上前に購入したもの) 写真の上は収録の様子。 下の写真の奥にマイクスタンドがちいさく見えている。この時の録音はCDに入っている。 |
津市立太郎生小学校
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