最新更新日:2010/06/11
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閉校にはなりますが、4月以降もこのサイトは存続します。「過去の記事」の2009年度をクリックすると、見られます。更新するとはありません。アクセス、ありがとうございました。

堀田先生との研修会の感想・1

 今日は授業参観、研修会でのご指導ありがとうございました。授業後昼食までの間に授業の感想や指導方法などわかりやすく提示、示唆いただきました。まさに視覚的に分かりやすくICT機器が当たり前のように使われていました。そのスピードと的確さに感動しました。そして、自然体で使うことを学ばせていただきました。
 研修会終了後、居合わせた職員で、学習規律・生活規律の徹底について、本校のような少人数学級であっても多人数学級で通用させる指導方法の大切さなど自然に話題になりました。児童の人数に左右されずに指導する事の大切さ、少人数だと子どもが教師を頼るように教師にも出てしまう甘さがあったことなど、今後の方向についても気づくことができました。
 本日の授業では、十分な指導ができなく実物投影機ももっと効果的に使いたかったと反省しています。ただ、昨年より、自分自身も子どもたちも自然に授業の一部として実物投影機が使われるようになっているのは実感します。朝の10分間の「パワーアップタイム」ではできるだけ簡単に自作できるフラッシュ型の教材を工夫して活用してきたことは今後も続けていきたいと思いました。
 本日のような参加者構成での研修は初めての経験で、堀田先生を始め、各関係の方々との出合いに感謝します。ありがとうございました。
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保護者の皆さんへ

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 保護者の皆さん、太郎生小学校のこのサイトへのアクセスがとんでもなく多くなっています。それは前にも書いたように、堀田先生がブログで紹介していただいたからです。

 太郎生小学校のホームページはもともとは保護者の皆さんに見ていただくために作成しています。「学校を開放する」といっても、実際には保護者の皆さんが学校に足を運んでいただく回数は限られています。それをカバーするために、子どもたちの学校での活動の様子をお知らせしています。同時に、学校が考えていることやお願いしたいことも書いています。

 「たろうっこ」も読めるようになっています。保護者にはすでに印刷して配布してあります。それをなぜわざわざホームページで公開しているのでしょうか。
 それは太郎生小の教育は他の誰に見ていただいても決してはずかしいものではない、隠す必要はないはないと考えているからです。十分ではないかもしれませんが、私たちなりに自信を持って日々教育活動をしているのです。ほぼ毎日学校便りを出す学校はあるでしょうが、それをすべてホームページで公開している学校は私は他には知りません。そんなにたくさんはないと思います。
 太郎生小学校はそれができるのです。 なぜか。いうまでもなく、保護者が学校を信頼してくれているから、職員は思いきった指導ができます。子どもたちはルールを守ることができます。学校をオープンにできると言うことは、このような裏付けがあってこそだといえます。
 とはいっても、学校の活動がすべての保護者に100%満足してもらっているわけではありません。先日も運動会のことで、手紙をいただきました。「たろうっこ」に書いたとおりです。今後とも保護者のご意見に耳を傾けながら、学校だけではなく、保護者とともに、子どもたちのことを考えていきたいと思っています。

 こういった太郎生小学校の日々の営みに関心を持っていただいている堀田先生を始め、このサイトをごらんいただいている皆さんにお礼を申し上げます。太郎生小学校は素晴らしい学校だなあと思っていただけるように、今度とも努力を続けるつもりです。

※写真は運動会から。
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F1グッズ

名古屋へ行きました。ちゅうでん教育助成をいただいたからです。
地域と一体となった閉校式にむけてというテーマです。
帰り、白子からはF1グッズを持った若者が乗りこんできました。
私は一度F1を見に行きました。セナが走っていました。中嶋父もいました。その観戦記を学級通信に詳しく書きました。まだ私も若かったです。
近鉄電車の中から。
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10月1日の全体研修会から

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 話題があれこれしています。10月1日の堀田先生の指導を受けた全体研修会のことを取り上げます。
 その中で一つだけ。
 ある先生が模擬授業風の提案の中で、「実物投影機を使って何が一番よく使うようになったかというと,教科書をよく使うようになりました」とさらっと言いました。
 私は後の質疑のところで、「大澤さんの提案の中で,教科書を使うようになったというのは意味深なことばですよね。今までも十分使っていただろうけど,教科書を説明するとか教科書で基本的なことを教えているという意識が強くなった。テクノロジーを使いながらアナログの教科書を使うようになったということですね」と発言しました。
 これに対して、堀田先生は「なぜ今まで教科書をあまり見せなかったかというと,答えが書いてあるからでしょう。でも実物投影機なら紙で隠せば集中させられる。使っても良いよなと思うようになってきている。隠し方がミソ。どこを見せないかがミソですから。あるグラフを大きく写すのは,そのグラフだけに注目させることがやりやすくなったから。教科書にある情報をクローズアップさせて教えやすくしているんですね。ある研究で,実物投影機で映されているものを調べましたが,圧倒的に教科書が多かったですね」と。
 
 堀田先生は後で、この発言はキーになると言われました。

 大きなヒントをいただきました。要は教科書を使って分かりやすい授業をすることが一番。そのためには実物投影機がたいへん役に立つということです。
 しかも、このことは少人数とか大勢とかは関係のない、普遍性のある指導法だということです。
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アクセス、ありがとう

 たくさんのアクセスをありがとうございます。
 10月2日は142。これは、答志島キャンプの時のリアルタイム発信に次ぐ数字です。

 もちろん、こんなに多いのは、堀田先生のブログから来ていただいた皆さんのはずです。ということは、教育の情報化に関心を持っていらっしゃる方ですよね。研究者の方もいらっしゃるかもしれません。
 全校児童38名の太郎生小学校はふつうのことをふつうにやっているだけの学校です。そこに最近、実物投影機が入り、職員が便利なので使い出しています。
 たまたま堀田先生が応援していただいているので、注目を集めることになってしまいました。

 このアクセス数をはげみに、私たちができるところで今一歩、がんばりたいと思っています。

 11月17日には堀田先生、玉置先生(愛知県教委)、中村先生(三重大学教育学部附属小学校)をパネリストに迎えて、公開研究会を行います。案内は、このサイトの右下の方にあります。ご覧いただければ幸いです。
 遠方などの理由により、関心を持っていただいたのに参加していただけない場合で、しかも私たちの学校の資料が必要でしたら、10月中に学校宛のFAXで申し込んでいただければ資料をお送りいたします。自慢できるような資料ではありませんが。

※下の写真は音楽の時間に子どもたちの歌う時の表情を見せているところ。
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堀田先生との話・その2

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 車の中の話で、もう一つ強く興味を持ったことがあります。
 それは今の堀田先生は基礎的な学力の重要性をより強く言われていることです。「今の」と断ったのは、かつてはそうではなかったそうです。以前はテレビ会議の論文も書かれていたそうですが、今はより基礎的な実践を重視しているというのです。
 そして、私についても、「テレビ会議の中林というイメージを持っていたが、パナソニックでの話はそうではなかった」と言われました。私は基礎的な学力を重視しているのは20年以上前に読んだ岸本先生の「見える学力、見えない学力」に影響されて以来
です。
 でも、PCを使った実践としては交流をやっていました。「PCの向こうには人がいる」と言う言葉が好きでしたから。そのスタンスを否定するわけではないのですが、管理職となった今は交流学習を学校として推進しようという気持ちはありません。個人的に興味のある先生が実践を進めるのはいいとしても、学校としてはなんと言っても、基礎学力です。そのためにICTを使いたいし、ICTがより身近になった今はそれができるようになったと思っています。
 
 もと文科省の岡本薫氏のことも話題にしました。私は岡本さんの論理は好きです。すると、パナソニック教育財団の三田さんが入ってこられました。財団の仕事もされていたようです。

 話は戻って、基礎学力か、活用力かという問題。白か黒かをはっきりさせるのは無理かもしれませんが、教育観としてはよりどちらを重視するかということで大きな違いがあるように思います。堀田先生は、ICTという分野でありながら、基礎学力を重視されているように私は受け止めました。だからこそ、太郎生小学校の研究会に堀田先生を招いているといえるのですが。
 教育の情報化を研究する立場としては、堀田先生は実物投影機の有用性を言われます。でも、学会ではPCを使ったより先進的な教育を推進する声も強く、議論になることがあったということを聞きました。私はそういったことは初めて耳にしたので、たいへんおもしろかったです。そして、学校現場の実態に沿ったICT活用を進められている堀田先生を私はますます尊敬するようになりました。
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堀田先生と

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 10月1日に堀田先生を太郎生小学校にお迎えしました。
 
 研修会のことは今、書いています。ここでは、私が堀田先生から車の中や校長室で聞かせていただいたことを、「内緒で」話題にさせていただきます。

 私はこれまで堀田先生と二人で話したことはありません。講演を大人数の中でお聞きしただけです。唯一、堀田先生と直接話をさせていただいたのは、パナソニック教育助成の贈呈式の後のディスカッションでした。それだけです。

 ですから、迎えの自動車の中で、堀田先生と話をさせていただけるのは、願ってもない時間となりました。
 ほぼ1年前、富山県の山室中部小学校の研究会で大きな刺激を受けたことから話を切り出しました。堀田先生からは、この3月、山室中部小学校の校長先生が退職された後も、研修は同じ方向で進んでいるとお聞きしました。これはかなりすごいことですね。研究が本物であった証拠です。
 TOSSについてのこともお聞きしました。
 情報工学の中における実物投影機のしめる位置ということもお聞きしました。研究者の間では最先端の実践に関心が集まりやすいということでした。
 また、お聞きしたいと思っていた、「習得」と「活用」についても詳しい説明を聞きました。習熟してこその習得であり、それの上に立って「活用」の学力も培われるという意味だったように思っています。「習得」をしっかりやろうということでよいとも言われました。
 こんなことをお聞きしていると、太郎生小に到着しました。

 午後の全体会が終わった後、しばらく校長室で、研修担当の大澤先生、パナソニック教育財団の三田さんの4人で話しました。大澤先生はすっかり堀田先生とお近づきになれたことが楽しいようで、雄弁に太郎生小のことを話していました。

 堀田先生が校長室の書棚にある書籍にしばらく目を通されていました。校長室にはおよそ250冊の書籍(今、ざっと数えました)を置いてあります。今、私が関心のある分野の教育書です。堀田先生は「これらの70%がうちの研究室にあります」と言われました。
 書籍を持っていても、読んでいないものがないわけではありませんし、読んだとしても理解ができてないものもあります。ですから、蔵書の一部が似ているとは言っても、当然堀田先生のレベルと私の関心あることとは比較することはできません。でも、なぜか少しうれしかったのです。堀田先生の研究室にはもちろんおじゃましたことはありませんが、ごく一部であれ、似た書籍があるということが分かったことが。

 
※写真上は10月2日の研修会。
 写真下は10月1日の研修会。
 
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今日も校内研修会

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 10月2日、残念ながら遠足は中止となりました。

 子どもたちの下校後、「校内研修会」をします。昨日、堀田先生から指摘していただいたことについて早く話し合う必要があると考えたからです。これは職員の方から、「早く研修会をしないと」という声がでてきました。一人ひとりが11月の発表会にむけてそれぞれの立場で考えています。

 今日の研修会に強力な資料があります。それは昨日の研修会の記録です。チエルという会社の方が記録を作ってくれました。研修会の時に直接、打ち込んだようです。昨夜、送ってくれました。その記録を見た私は驚きました。タイピングの速いことに。
 私もタイピングはかなり速いつもりで、講演会の記録を直接打ち込みことができます。でも、講演する人の速さによりますが、要約することも少なからずあります。
 ところが、いただいた記録はかなり発言に忠実です。
 昨日、教頭研修会のため欠席していた教頭先生も喜んでいました。活用させていただきます。Mさん、ありがとうございました。
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合唱

 10月1日、太郎生小学校の高学年の音楽を15名の方に参観していただきました。
 合唱を聴いていただいた方の感想です。感想を寄せていただいた方はすべて三重県外の方です。皆さんの反応は早いです。

「また,到着してまず聞かせていただいた子ども達の歌声,感激の涙があふれそうになるのを必死にこらえておりました。すばらしい音楽をありがとうございました。」

「先ず、すばらしい生徒さん達の合唱を聞かせていただきまして、目が潤んできました。先生の指導の元、のびのびと大きな口をあけ、一生懸命に歌っていた生徒さん達に、思わず一緒に口ずさんでおりました。」

「子どもたちの歌の上手さに驚きました。感情をこめて歌うことで、こんなにも感動するものと、初めて知ることとなりました。」

 保護者の皆さん、こんな子どもたちがいる学校が太郎生小学校なのですよ。うれしいですね。
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最後の運動会に寄せて

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 平成21年度の運動会は太郎生小学校の最後に運動会になります。
 
 これまでも触れているように、子どもたちには「最後の……」ということはあまり意識させることはしていません。今年、閉校するということは、大人の側の事情であって、子どもたちが選んだわけではないからです。子どもたちは日々しなければならないことがたくさんあります。
 運動会にしても、そうです。徒競走や演技、係活動や応援など、本来の運動会としての役割があり、そこに集中してほしいと願ってきました。子どもたちに余計な負担を強いるような、「最後の運動会」のための出し物はあえてしませんでした。

 今年の教育活動はすべてが「最後の」ということになりますが、運動会は保護者や地域の皆さんの関わりが大きいので、少しだけ「最後の運動会」を演出しました。
 それは閉会式の後の合唱と行進です。運動場は歌う場所でありません。でも、子どもたちが大きな口でしっかりと歌う姿とその声を、保護者や地域の皆さんにみてほしいと思いました。そのため、本部側ではなく、観客席の方を見て歌いました。本部側に座っておられた方にはもうしわけなかったです。
 そして、いよいよ最後の行進です。私は校舎と反対側のところ、鉄棒の前辺りで行進を見守りました。校舎をバックに、胸を張って、手を大きく振って歩く姿をしっかりと脳裏に焼き付けました。

 太郎生小学校の教育を応援して支えていただいている皆さんにとっては、感慨深い運動会になったことと思います。私の3人の子どもはある年の運動会では、1年・4年・6年に在学していました。開会式のときに、3人の姿が1枚の写真に収まるように写したこともありました。15年も前のことです。
 保護者や地域の皆さんにも、たくさんの思い出があるはずです。

 平成21年度の運動会。さびしい気持ちはありますが、子どもたちが新しい出合いを求めて4月から美杉小学校に通い、そして新たな場所で、新たな仲間と運動会をすることになります。 
 子どもたちは常に明日に向かって歩き続けています。運動会は終わりました。しばらくの余韻に浸った後は、次のことに向かって子どもたちと職員は歩みを続けます。
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運動会が終わりました

 皆さん、お疲れ様でした。太郎生小学校の運動会が終わりました。
 今年は確かに太郎生小学校としては最後の運動会になります。しかし、子どもたちに負担を強いるような特別なことはしませんでした。本来の競技や演技をしっかりとやればいいと考えていました。
 そして、低学年も、高学年も、例年以上に素晴らしい演技だったと思います。

 そんな素晴らしい運動会が最後となることはきっと今後につながるはずです。 最後に合唱を聴いていただきました。また、胸を張って運動場を行進する姿も太郎生の皆さんに見ていただきました。 今年、こんなに感動的で、素晴らしい運動会ができたことを、13名の職員も心から喜んでいます。
 
 保護者や地域に支えられた学校であることを実感しています。 本当にありがとうございました。中林
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中学校の人権学習から

 9月18日(金)、美杉中学校の3年生が人権学習として、奈良県の西光寺と水平社博物館に行きました。小学校も人権学習を進めており、その研修の一環として、私も同行しました。
 西光寺の清原さんの話が1時間あまりありました。清原さんの話を聞くのは2回目です。今回も素晴らしい。まさに感動的でした。人権の話を聞いて、感動するというのも変かもしれませんが、語りが柔らなく、心にすっと入ってきます。「自分を大切にしていますか。自分を好きにならないと、他の人をも大事にできないですよ」というようなことを、分かりやすいたとえを使って話してくれました。
 どうしてこんなに分かりやすく話ができるのだろうかと思いました。

 もう一つ驚いたこと。それは美杉中の3年生の聞く態度です。
 写真を3枚載せました。どのアングルから撮っても、いつ撮っても、こんな姿なのです。太郎生小の子どもたちの集中する姿とまったく同じです。小学生と比較するのは、中学生には失礼かもしれませんが、太郎生小の子どもたちの聞く態度や姿勢は職員の私たちが見ていても、驚くほどの集中度です。中学生の皆さんがまったく同じであることに、私はためいきがでるほど、心を動かされました。
 そのことを、美杉中の校長先生に話すと、「バスの中ではみんな真剣に合唱コンクールの歌の練習をしていた」というのです。これにもびっくりしました。

 運動会直前の忙しい時期ではありました。でも、本当に同行させてもらって良かったと思いました。小学校の職員研修ではその様子を報告する予定です。
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通学路

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 子どもたちの通学路にスズメバチが巣を作っていることが分かりました。連絡をもらったので見に行ったところ、空き家の屋根裏ですから、今すぐ危険ということもありません。通学路を一時変更するかどうか、PTAの役員さんとも相談していました。
 
 14日(日)の午後9時ごろ、PTA会長から電話がありました。「今、巣のところで何人かの保護者と話をしています」ということです。私は自宅にいましたから、「数分待ってください」とお願いして、すぐに駆けつけました。
 すると、懐中電灯を持って、巣を見ながら、相談中です。地区委員さんとも電話で話をしていただき、通学路を変更することにしました。他にも、何カ所か、必要な家に電話していただきました。
 お礼を言って自宅に戻った後、私は教頭に連絡し、その後、「太郎生小連絡メール」で通学路の変更のことを流しました。こんな連絡は、メールは確実です。しかも、夜遅い時間であっても、それほど迷惑にはならないと思います。

 さて、翌15日、つまり今日の朝。子どもたちに通学路の変更を伝えることと、登校の安全を確認するために、集合場所に行ったところ、すでに2人の職員が登校指導をしてくれています。私が個別にお願いしたわけではないのですが、連絡メールを見て、自主的に集まってくれたようです。
 太郎生小学校はこんな職員が集まった学校なのです。
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詩の授業

 9月11日の6限目、詩の研究授業を中林がしました。運動会の練習真っ盛りの中の6限目。5限目は汗をかいて組み体操の練習をしていた4年生。
 いえいえ、これを言い訳にするつもりはありません。教材も、学年も、授業の時間も、すべて校内研修担当者の指示通りにさせていただきました。これも「言い訳」ではありません(^^;) 事実を書いただけです……。

 「ぼく」という教材は初めて見ました。かつては教科書にありませんでした。
 
 最初は「音読」から入ります。変化を持たせるために「たったひとり」と「たったたった一人」の強弱を考えるところの活動を入れました。

 教材の提示は実物投影機で詩を写します。全文を写すのではなく、1行ずつ見せます。これは新機能の「マスク」を使います。リモコンで簡単に教材を隠したり見せたりできます。授業後の検討会でも、このマスク機能のことで盛り上がりました。文字が動くわけでもないし、色が変わるわけでもありません。一部を隠すだけです。でもそれは授業ではとても有効なのです。「分かる授業」「考える授業」に寄与します。

 音読の後、初発の感想を原稿用紙に書きます。さらに黒板に書いてみんなの意見を読み合いました。黒板に書くときは原稿用紙を持っては行きません。自分で考えた言葉ですから、書けるはずなのです。「子どもを鍛える」というねらいがあります。

 授業についての先生たちの感想は「子どもが鍛えられていた」「しっかりと勉強しようという子どものこころがまえがあった」「実物投影機の新機能が便利そうだった」などというものでした。
 授業者ではなく、子どもがほめられるのは、よいことなのでしょうね(^^)/
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原宿のお店?

 Tシャツを見る保護者。PTA企画委員会終了後のこと。

 コメントはあえてしません(^^;)
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学校便り

 8月31日、久しぶりの学校便りを書きました。9月1日に発行する第86号です。

 ところがなかなか書けません。調子がでないという状態なのです。85号を発行したのは8月12日。ほぼ20日ぶりです。書くネタはあるはずなのですが、うまくいきません。文章も、レイアウトも。学校だよりに1時間以上かけることはこれまでもしていませんから今回も1時間で切り上げました。

 ほぼ毎日、書いていた学校便り。それがたった20日ぐらい休むだけで、カンが戻りません。この20日間、文章はかなり書いています。研究紀要の原稿もいくつか書いています。なのにこのていたらく。
 毎日、鍛えているバレリーナは3日練習しないと、他の人から分かると言われるようです。学校便りは、長期休業の後は、自分でヘンだなあと思うことがありました。

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太郎生小オリジナルTシャツ

 太郎生小学校の職員は、7月の答志島宿泊体験の際、学校の名前が入った特製Tシャツを作成しました。
 そのTシャツを購入したいという声を聞きましたので注文を取らせていただきます。太郎生小学校という英語表記の下に大きな口で歌を歌う児童が二人います。そのバックには太郎生小学校の校章がデザインされています。下には学校が創立された年「SINCE1875」という文字が入っています。
 色は8色です(品切れの場合があります。その時は個別に連絡します)。生地はポリエステルです。大きさはS・M・L・XLの4種類です。大きさの見本は学校にありますので、必要なら見に来てください。外国製のTシャツですから、大きめです。
 このTシャツは保護者の皆さんに個人的に購入していただくわけですから、何かの行事の時に「使ってください」ということはありません。個人の判断での使用ということになります。
 代金は1枚が1700円です。申し込みの時に、古封筒に代金と申込書を入れて、小学校の中林か、前田までお届けください。申込書は9月1日に配ります。
 締め切りは9月4日(金)です。運動会に間に合わせるために、締め切りが早くなります。ご了承ください。

 ※太郎生小の保護者以外の方でもしもご希望の方がいらっしゃいましたら、メールでご連絡ください。noritaka@ztv.ne.jp へ。

 ※印刷の色は一色で、白色です。写真の上は黒のTシャツの場合です。印刷はシルクスクリーンという本格的なものですから、洗濯も大丈夫です。英語表記は訂正します。
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学力テスト

 全国学力テストの結果が発表されました。

 
 産経新聞にこんな記事がありました。
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過去のテストで小学校が41位(昨年)、45位(1昨年)と低迷、橋下知事の大号令で学力向上に取り組んできた大阪は、小6は34位、算数だけなら28位にまで浮上した。
 府では昨年10月、橋下知事の意向で、陰山英男・立命館小副校長らが教育委員に就任。府教委は陰山氏の教育理論に基づいた「百マス計算」「漢字の反復学習」に加え、弱点を見極める独自の「つまずき調査」をセットにした教材を作成。始業前などに毎日10〜15分間、取り組ませた。反復学習は3月末までに小学の91%、中学の73%に広がったという。
 陰山氏は「実質2カ月の取り組みで、これだけの結果が出た。1年後には、12〜13位までは十分射程内だ」と自信をみせる。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/090827/...
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 太郎生小では今年の2月からパワーアップタイムを行っています。授業開始前の10分を使っています。その内容は、陰山先生の実践に学んでいます。
 大阪府は知事、府教委というトップダウンで進んでいます.それに対して、太郎生小は現場から、つまりボトムアップで取り組んでいます。さらに太郎生小は小規模校という大きなメリットがあります。
 太郎生小の学力アップに必ず寄与していると考えています。自信を持って、今後も取り組んでいくつもりです。


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講演(と実習)

 8月27日、伊賀上野市で県教育委員会の講演会がありました。

 講師は平岡令孝氏。冒頭「私の話を聞いた方は、聞いていない人よりも長生きできるようにしたい」と言われました。50代後半の参加者はうなづいています。
 長い時間、講演に拘束するわけです。本来はこうでなくてはいけないと思います。長生きはともかく、「話を聞いてよかった」とみんなが腹の底から実感できるような講演会であるべきです。

 平岡氏の持ち時間は2時間30分。一人の講師の話としては長いです。後半の1/3は実技でした。そのため、長いと思うことはありませんでした。たいへん有意義でした。話を聞いてよかったと思いました。話が極めて具体的で、しかも説得力があるのです。
 話の合間に、いろんなエピソードを紹介します。それがトップアスリートのことばかり。平岡氏はご自身も、三重県の走り幅跳びの記録を17年間も持っていたとか。46歳の時にまだ100mを11秒台で走ったとか。
 エピソードに出てくるのは、「世界陸上で先輩の室伏広治さん……」「アトランタの選手村での食事の様子」「小谷実可子さん」「カールルイスの足に針治療をしたとき」というような、新聞記事になりそうな話なのです。

 途中、メールが勤務校の教頭先生から届きました。新型インフルエンザについての市教委の対応のことです。学校は勉強するところですが、インフルエンザへの対応も大切な仕事の一つとなりました。なにしろ「安心・安全」が大事ですから。
 
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会議は短く

 8月26日、職員会議を行いました。

 9月の行事、運動会のこと、ふれあい集会のことなど2学期のことが主な議案でした。
 私の方からは、「あたりまえのこと10か条」を提案しました。「名前を呼ばれたら返事をしましょう」などという、当たり前のことを当たり前のように守るという指導を強調したいと思っています。心構えではなく、行動レベルの指導です。2学期の始業式で話します。「たろうっこ」にも掲載予定。
 午前9時から11時までの2時間でした。
 
 その後、研修会。模擬授業の検討を行いました。

 会議が長引くのは提案が悪いか、司会が下手か、どちらかです。幸い太郎生小の会議が長くなることはありません。「会議は短く、実践は楽しく」をモットーにしています。
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学校便り

データ

津市立太郎生小学校
〒515-3536
三重県津市美杉町太郎生2128-1
TEL:059-273-0324
FAX:059-273-0746