最新更新日:2023/05/20 | |
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「五十年後のみなさんに聞きたいこと」校長 富永 雅明 本年度は府中ダム建設五十年の節目にあたり、六年生は、太宰府天満宮ゆかりの梅の植樹、「ぼくらの府中湖」の作詞、府中湖水のフェスティバルでの合唱、「五十年前がよみがえる〜府中湖再発見ツアー〜」など、アクティブに活動しました。 府中ダムが完成した一九六六年(昭和四十一年)当時、五十年後の今の世界をいったいどれだけの人が想像できたでしょうか。もし、想像できた人がいたとすればそれは手塚治虫ではないでしょうか。ちょうど同じ時期の一九六三年から一九六六年にかけて、「鉄腕アトム」が日本で初めてテレビでアニメ化され、小学生だった私も、夢中になって見入ったものです。そこには、電子頭脳、自動翻訳装置、十万馬力の力をもつロボットが大活躍しますが、今、人工知能AI、自動制御、iPS細胞による再生医療などの進化により、空想の世界がまさに現実化されようとしています。 人間にできてAIにできないことは何かを考えてみると、「夢に向かってチャレンジすること」「地域に誇りをもつこと」「人に喜んでいただいたことに嬉しさを感じること」「地域に元気をお届けしようとすること」など、それはまさに私たちが取り組んできたことそのものではないのかと・・・。 五十年後のみなさんに聞きたい!『五十年後の世界は、どうなっていますか。機械に支配されていませんか。みんな幸せですか。これから子どもたちは、どう生きていけばいけばいいのでしょうか。』 『これからも子どもたちは、府中小学校で学んだことを生かして、ずっと自信と誇りをもって進んでいけばいいのです。そうすれば、五十年後には子どもたちの成熟した姿が見られます。』 「今後の生き方が過去も未来も変える」
「今後の生き方が過去も未来も変える」
校長 富永雅明 私たちは、「進学や就職でどちらの道を選択するのか」「日常生活の中でどちらを選択するのか」など、絶えずいろいろな選択に迫られています。どちらを選択するのかは、多かれ少なかれその後に影響を与えますので、大胆、かつ、慎重に見極めなければなりません。そして、選んだ道は、できれば後悔したくないものです。 今、子どもたちは、50年後に向かってスタートを切ります。もしかするとこれまでの50年間よりも多難な日々が続くかもしれませんが、生きる道をどう選択し、どう生きていくのかによって、未来は変わってきます。また、生き方により、過去の客観的な事実は不変ですが、過去への主観的な思いも価値あるものとして変えることができます。過去を受け止めながら、未来に向かって現在をしっかり生きていってほしいと願っています。 |
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