最新更新日:2013/03/25 | |
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朝会の話 個性と才能
昨日、カレーを作りました。カレーの具で欠かせないのが、ジャガイモです。我が家はみんな、カレーの中に入っているジャガイモが大好きなのです。ジャガイモの皮をむきながら、こんなことを考えました。
私を含めて、みなさんも、先生方も、みんなジャガイモに似ていると思ったのです。 ジャガイモは、でこぼこしていて、形が不ぞろいで、決して同じ形のものはありませんね。私もみなさんも、顔かたち、性格などだれ一人として同じ人はいません。みんな同じ人間だけど、それぞれ違うということです。その違いを個性といいます。体育が得意、社会が得意、図工が好き、カレーが好き、ラーメンが好き、というようにみんなそれぞれ得意なことや苦手なこと、好きなことや嫌いなことが違うのです。 もう一つジャガイモと似ているところがあります。それは、ジャガイモはいろいろなところから芽を出すことです。普通、一つの種からは一つの芽が出るものです。けれども、ジャガイモはいろいろなところから、いくつも芽を出します。同じように、みなさんも、これから、才能という芽がいろいろ出てきます。手先が器用で、ものを作るのが得意な人は大工さんや板前さんになる芽、勉強や調べることが好きな人は博士になる芽、音楽や絵が好きな人は、芸術家になる芽、運動が得意な人はスポーツ選手になる芽などです。芽が出たら、本当に大切に育てていきたい芽を選んで伸ばしていくのです。 さて、ジャガイモは放っておくと、しなびて、芽は枯れてしまいます。はじめにもっていた養分が無くなってしまうからです。芽を育てるためには畑が必要ですね。みなさんにとって、学校が畑の役目をします。先生方が教えてくださることは養分です。みなさんは、一生懸命養分を先生方から吸収して、才能という芽を丈夫な芽に育てていきましょう。一年の終わりにどんな芽が育っているか、私に見せてください。楽しみにしています。 |
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