最新更新日:2013/03/25 | |
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中学校体験朝会の話「開校記念日」
10月28日は、五反野小学校の開校記念日です。開校記念日に伴い、五反野小学校の歴史を調べてみました。
五反野小学校ができたのは、今から59年前、昭和27年9月1日でした。それまで、この地域の子どもたちは、弘道小学校と千寿第五小学校に通っていました。その頃2校は、それぞれ1700人、1500人というマンモス校でした。第二次世界大戦という大きな戦争が終わり、地方に疎開していた人や戦地から引き上げてきた人によって人口は急にふくれあがりました。そのため、子どももどんどん増え、教室が足りなくて、午前と午後に子どもを入れ替える二部授業をしていました。それでは、子どもたちが十分に勉強することができないので、二部授業をなくすため、弘道小学校と千寿第五小学校の間に学校をつくろうということになったのです。そして、弥生小学校と五反野小学校ができたのです。 五反野小学校のあるところは、古くは弥五郎新田といって、江戸時代から続いてきた土地です。古くから五反野の土地を耕し、守ってきた人たちは子どもたちによい教育を受けさせたいと、自分たちの土地を提供してくれたのです。 始めは校舎はあっても、門がなかったり、中身がそろっていなかったりしたそうです。保護者のみなさんや地域の方々の応援によって少しずつ、学校に必要なものがそろってきたそうです。 はじめて体育館ができたのは、昭和35年。雨の日でも運動ができるようにと、地域のみんながお金を出し合って作ってくれたそうです。 そして、今年、創立59年を迎えます。来年は、創立60周年記念の年です。みなさんの五反野小学校は古くから五反野に住む多くの人たちの力によって造られ、守られ、発展してきたのです。これからも、ますます発展していくことでしょう。もう少し詳しいことは11月の学校便りで書きますので、家の人と一緒に読んでください。 朝会の話「連合運動会」
10月13日(木)
6年生が連合運動会に出場しました。連合運動会というのは、この近くにある5つの学校の6年生が集まって、日頃の練習の成果を発揮して運動会をすることです。5つの学校とは、弘道小学校、弘道第一小学校、弥生小学校、千寿第五小学校、そして、五反野小学校です。 五反野小学校の6年生一人一人は、緊張しているようにも見えましたが、スタートラインに立ったときのその姿は、頼もしく思えました。まっすぐ前を、自分の進む方向を見つめるその時、いったいどんな気持ちだったのでしょうか。100メートル走でゴールした瞬間、ハードル走で、ハードルを倒してしまった瞬間、走り高跳びでバーを越えた瞬間、越えたと思ったけれどバーが体に触れて落ちてしまった瞬間、走り幅跳びで踏み切ったときの足の感覚、持久走でぐんぐんスピードを上げたとき頬にあたる風、リレーでバトンを受け取り次の人に確実に手渡すまでの使命感、責任感、ついに抜いてテープを切った瞬間、一つ一つの場面、自分の姿、そのときの気持ちをよく思い出してほしい、忘れないでほしいと思います。どれもこれもほんの一瞬ですが、自分が行動した確かな瞬間です。出場できなかった人にはそれなりの心の葛藤があったことでしょう。 6年生のみなさんに、課題を出します。連合運動会での経験を短い言葉一言で言うとどうなるのか、ぜひ、考えてほしいと思います。喜びに満ちた歓喜なのか、もっとこうしたかったという後悔なのか、みんなで達成したチームワークなのか、それぞれの思いをきちんと整理して、次の取組、勉強やスポーツ、ボランティアなどにつなげてください。 1年生から5年生までのみなさんは、6年生のために応援してくれましたね。ありがとう。五反野小学校の6年生は、学校の代表としてよくがんばり、よい成績を残したことをここに、お知らせします。 ☆入賞した種目と記録を発表します。 ○男子 100メートル走 第3位 (15秒9) ○男子 1000メートル走 第2位(3分45秒)、 第3位(3分48秒) ○女子 800メートル走 第5位(3分24秒)、 第6位(3分29秒) ○男子走り高跳び 第1位(120センチ) ○女子走り高跳び 第1位(118センチ) 第6位(110センチ) ○男子走り幅跳び 第1位(4メートル10センチ) 第3位(3メートル90センチ) 第6位(3メートル58センチ) ○女子走り幅跳び 第5位(3メートル15センチ) ○男子800メートルリレー 第1位(2分22秒) ○女子800メートルリレー 第2位(2分33秒) 道徳授業地区公開講座
10月15日(土)道徳授業地区公開講座を行いました。風雨の強い日にもかかわらず、大勢の保護者の皆様、地域の皆様にお越しいただきまして、ありがとうございました。
五反野小学校では、学校経営計画の中の重点的な取組事項の一つとして「心の教育の充実」を進めております。6月にも道徳授業の公開をいたしました。今回は二回目になります。前回と異なりますのは、意見交換会を実施したことと、全学年・全学級に地域・保護者の方をゲストティーチャーとしてお迎えしたことです。 意見交換会には、30名弱の方々にお集まりいただきました。はじめに、私から、今年の9月に東京都教育委員会で発行された「東京の子供たちの豊かな心を育むために」というリーフレットをもとに、子どもたちの健全育成のためには、学校・家庭・地域の三者が共通理解を図ることが必要であることをお話しさせていただきました。次に、ゲストティーチャーを務めてくださった方から、授業の感想をうかがいました。その中で、子どもたちは挨拶をしているつもりでも、こちらには伝わらないことがあることが分かりました。また、子どもたちの真剣に聞いて考える様子を見て、ゲストティーチャーの方御自身も振り替える機会となったことをお話ししてくださいました。 その後、各学年に分かれて意見交換を行いました。学年毎に紹介させていただきます。 ☆1年:「ことばづかい」 入学してから、いろいろな刺激を受けて、たくさんの言葉を覚えてきた。その中には良い言葉も聞きづらい言葉もある。使い分けができるようになってほしい。 ☆2年:「ものを大切にする」 鉛筆と消しゴムを大事にすることについては、家でもよく言われるのだろう。短くなったらキャップを付けるとか、転がらないように決められた所に置くとかして大事にしている。ティッシュなども必要な分だけ使うように話している。電気や水などの使い方も同じだと思う。気をつけるようになってほしい。 ☆3年:「あいさつ・感謝」 マナーの教育が大切だと思う。たてまえではみんな仲よくというが、本音では少し違うところもある。その点をどのように子どもたちに話していくのかが、難しい時がある。 ☆4年:「伝統・文化」 授業は祭り囃子の体験ができる、よい機会となった。男女それぞれのグループ化が見られるようになった。男女が対立しないようにしたい。言葉遣いが気になることがある。あいさつについては小声のこともある。 ☆5年:「ボランティア」 相手のニーズに合わせてボランティアをすることが大切であることが分かった。だんだんと勉強を教えるのが難しくなっている。これからも、子どもとのコミュニケーションを大切にするよう心がけたい。 ☆6年:「目標に向かって生きる」 少しずつ、親離れが進んできたように思う。友達をとても大事にしている。連合運動会では感動する場面がたくさんあった。どの子も、ゲストティーチャーの話を真剣に聞いていた。 最後に、各学年で話し合われたことを、全体の場で発表していただきました。司会者からは「学校では見えない子どもたちの姿を、意見交換会を通して知ることができ、充実した意見交換会になりました。」というまとめの話がありました。 これからも、学校・家庭・地域社会の三者が子どもたちのことを話し合う場、機会を積極的につくっていきたいと思います。 終わりになりましたが、早朝より、受付のお手伝いをしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。(校長) いろいろな見方や考え方
今日から後期が始まります。気持ちは整っていますか?新しい気持ちで後期のスタートをきることが、できそうですか?
まだ、心機一転、気持ちを切り替えることが難しいという人に、頭と心の体操をします。 ものの見方や考え方を鍛えるのです。よく聞いてください。 この箱にお饅頭が5個入っています。2個食べました。残りは3個ですが、この状態をどのように説明すればよいでしょうか。 まず、「お饅頭が3個ある。」と言えます。 次に、「お饅頭が2個ない。」とも言えます。 これは、見方をかえた言い方ですね。「ある」と「ない」とは、反対の言葉ですが、この場合は、同じ状態を意味しています。 今度は、考え方をかえてみます。 私は、「お饅頭が、まだ、3個あります。」と言いました。 でも、副校長先生は、「お饅頭は、もう、3個しかありません。」と言いました。同じ状態を言い表しているのですが、とらえ方、考え方が違います。 いろいろな見方や考え方ができるということです。 後期は、物事をよく見たりよく考えたりして、いろいろなものの見方や考え方のできる頭と心を鍛えましょう。 ☆実はこれは、人にも当てはまるのではないかと思います。 短所だと思っていたことが、実は長所と言えることがあるかもしれません。いろいろな見方や考え方のできる頭と心を鍛えることは、互いに理解し合い、よりより人間関係を築いていく上で必要なことだと思います。 後期も一人一人の子どもたちの健やかな成長を願い、教職員一同、力を尽くします。 ご協力の程、よろしくお願いいたします。 朝会の話「実りの秋」
これは、稲穂です。バケツで育てた稲です。
5月の朝会で、田植えをするときの一握りの苗から、米粒が何粒位実るかクイズを出したことがありました。覚えていますか。一握りの苗から2000粒以上の米が実ること、米粒みたいにたくさん実らせなくてもよいけれど、前期の間に、何か一つこれをがんばって身に付けたと言えるようにしてほしいことを話しました。 実りの秋になりました。「実る」という漢字はこのように書きます。 「実る」という言葉には二つの意味があります。一つは「実がなること」学校に柿やザクロが実ったように、草や木の実がなることを言います。 もう一つは、よい成果をあげること。結果が生まれることです。例えば、「努力が実る」などと言います。 さあ、今週で前期が終わります。今週は自分を振り返る週です。自分ができるようになったことや、まだできないことは何かを振り返りましょう。自分の実りを確かめましょう。 ☆10月7日は前期の終業式です。子どもたち一人一人が自分自身の実りを見つけられるように、教職員一同、様々な場面を通して声をかけていきます。ご家庭でも、ぜひ、お子さんの努力が実った面を認め、賞賛と励ましの言葉をかけていただきたく、よろしくお願いいたします。 |
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