最新更新日:2024/09/22 | |
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UD19 5刷り決定「本日UDの重版が決まりましたので、ご連絡します。 5刷800部の重版になります。 書店に出て、まだ5か月ですが、5刷って本当にすごいです。 算数のUD系の書籍はあまりなく、入門的な内容になっていることも若い先生の多い読者のニーズに合っているのかなと思います。 本当にありがとうございます!」 2月に発刊なので、毎月増刷です。ありがたいことです。 すぐそばに大羽沢子先生が来られています。感想をお聞きしましょう。 「天にも昇る気持ちです。私はクマモンが好きなので、クマモンとともに夢の木に登ります。」 大羽先生には、本日の午後、教職大学院の授業でゲストティーチャーとして登場していただきます。2コマお願いしています。楽しみです。 UD4 書籍紹介 「算数授業のユニバーサルデザイン」6/21 現在も算数部門第一位です。2ヶ月間、第一位は皆様のおかげです。 改めて紹介します。 志水廣編著・大羽沢子著 「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書)2014年2月刊行 http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-120718-2 4/17 総合ランキング 第6位 http://www.meijitosho.co.jp/ranking/ 小学校部門 第4位 算数・数学部門 第1位 4/14 総合ランキング 第7位 小学校部門 第4位 算数部門 第1位 4/14 在庫が切れたようです。現在、3刷り目を印刷している最中です。もう少しお待ちください。 UD18 子どもにもわかる本時の最後ユニバーサルデザイン18 写真を見てほしい。 黒板の左はしに、本時の最後までの道筋が書かれている。本時のプログラムである。 BSニュースでは冒頭に今日のニースは3つですと紹介し、簡単な解説をしていた。 これで、見ようかなという気持ちを起こさせる。 つまり、プログラムの提示だけで、子どもは、今日はここまでいくんだ。ここまでいきたいという気持ちになる。授業前に書いておけばよい。 この授業も子どもは最後のほうのVドリルはやりたいとがんばっていた。 また、教師の行動が伸びて、45分間で終わらないときも、この掲示が急がせることになる。 ユニバーサルデザインの観点から言えば、配慮を要する子は、だらだらとやられる授業はたまらない。この授業の最後はどこなんだ、どこまでやれば先生はよいといってくれるのか不安になる。この掲示だけで、安心感をもつことができる。 UD17 どの子もどの子もわかる・できるために適用問題定着法を。 長田先生は、比の導入でフラッシュカードを使って練習をした。 だんだん練習していくなかで、子どもたちが「あっ」とさけんだ。 下のフラッシュカードである。 男女の人数比の問題である。 簡単だけど、すぐには思い浮かばない。 このアイデアはとても面白い。 UD16 板書
ユニバーサルデザイン16
わかりやすい板書は、ユニバーサルデザインにもとづく授業である。 わかりやすい板書の構成要素は、以下のようである。 問題の情景があること 既習事項があること・・・上では、割合の復習 問題文があること。 用語の定義があること。 学習のめあてがあること。 UD15 負荷を減らすユニバーサルデザインを考えるとき、負荷を減らすことが考えられる。 中部中学校の村石先生の授業では、連立方程式の利用の問題で、教科書では時速で問題提示されているところをあえて秒速に直して問題を作り直して提示した。 この問題解決の最後に、実は、時速が本当の問題であると種明かしした。 本時のねらいは、時速と秒速の変換にあるのではない。速さ、道のり、時間の関係から連立方程式を立式できることにある。 だから、本時のねらいを焦点化した問題の作り直しはユニバーサルデザインにもとづく授業づくりにも役立つと感じた。 ありがとうございました。 UD14 レディネスを「そろえる」本日、院生(藤田正和先生)の授業を参観した。 第5学年の三角形の内角の和の問題であった。 ユニバーサルデザインにもとづく授業のキーワードは、「そろえる」である。 授業者は授業の導入でミニテストをした。 このテストのつくりはとてもうまい。 どこがうまいか、わかるだろうか。 1番では、三角定規の角について復習している。 これは、角の測定のためである。 また、授業の最後に、三角定規でも三つの角の和は180°になっているかどうかを、この三角定規においても調べさせるためでもある。 2番では、角度のたし算の復習である。内角の和の場合は、三つの角をたす必要がある。 そのための問題である。 3番では、角の測定をさせている。とくに頂角の測定である。この三角形の形は、本時で取り扱う形と合同なものである。だから、ここで、頂角の測定の困難さの軽減をはかっている。 つまり、授業のユニバーサルデザインのためには、本時で必要な知識、技能、考え方などについては、導入でそろえる必要があるのである。 単なるテストではないことに注目したい。 |
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