最新更新日:2013/03/25 | |
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5月31日(火) 今日の給食家族楽しく 理解深めて学校案内はシール付き ------------------------------------------------ 五反野小学校へ入学した1年生と保護者は、まもなくA4判の冊子を受け取る。「GO! GO! 五反野」と名づけられた冊子はこんな文章で始まる。 「朝、校門で『今日はどんな勉強ができるかな』と笑顔で登校してくるみなさんに会いました。『おはようございます!』のあいさつが元気で、これからみなさんと過ごす毎日がとても楽しみになりました」 これは、教育に関する事柄や地域の情報を簡略にまとめた子どもと保護者対象のガイドブックだ。学校が配る書類も一緒にとじられるようにした。学校の文書もA判に統一した(いままではB判が多かった)。こうしたガイドブックは全国でもあまり例がないという。教育関連情報の便利帳として、6年間の子どもの成長の記録帳として活用してほしい。 「みなさんが大人になったとき、世の中で活躍できるよう、『学習の力』と『学習する力』をいっぱい身につけてほしい。私は、五反野小学校をこんな学校にしたいと思っています」 保護者あてに出した「校長先生の五つの約束」と題する学校マニフェストの前文だ。五つの約束とは次のとおりである。 (1)楽しく学べて、授業がわかる学校にします。 (2)読むこと、書くこと、計算すること、表現することなど、これからの勉強の役に立つもとの力がつく学校にします。 (3)大人になっても役に立つ「勉強の仕方」「考える力」が身につく学校にします。 (4)他の人のことを思いやり、世の中の人の役に立つ人になれる学校にします。 (5)おうちの方や地域の方が、みんなで勉強を応援してくれる学校にします。 学校の考えを、保護者らに知っておいてもらうことは、地域立の学校のいろはの「い」だ。「よくある質問と答え」もつけた。たとえば、「家庭での学習はどのくらい時間をかければよいか」という質問に対する答えはこうだ。 「1年生なら15分、2年だと30分といった具合に、『15分×(学年の数字)』。宿題は食卓でやらせよう」 「家庭学習の習慣のつかない間は、そばにいて勉強を見てあげる人が必要だ。特に低学年はつまずきやすい。いったんつまずいたら子ども一人では容易に修復できない。それを部屋に入れて『勉強しろ』では子どもは途方にくれてしまう。『保護者が帰るまでに宿題をやっておくように』も無理な話だ。できれば、食卓で楽しくコミュニケーションを図りながら、ほめながら進めるとよい。大切なのは集中させること。テレビを見ながら、ではなく、時間を決めて集中して学習させること」 回答だけでなく、考え方の背景もあわせて説明することが、理解していただくポイントだ。 明文化していないと、どうなるか。「低学年の間は、勉強だと口うるさく言わず、のびのび遊ばせたい。そんなに宿題を出して、どういうつもりだ」。こんな苦情が保護者から担任にぶつけられた場合、学級ごとに対応が異なりかねない。 親子で一緒に読めるよう必要な個所にはふりがなをつけた。子どもの好きなシールもつけ、校内探検(学校見取り図)や通学路地図、時間割りなどは、親子でシール張りをして完成させる仕掛けだ。学校を理解する手段が、家庭で保護者と子どもがニコニコとシール張りをすることなんて、ちょっと楽しい。 足立区立五反野小校長 三原 徹 (2005年4月23日 朝日新聞第2東京面に掲載されました) 行くぞ荒川土手探検!!「ぼくら荒川探検隊、目玉光らせツンタッタ」「春は花摘みツンタッタ、夏は岩ガニ小石をピョン」。 昨夜ふった雨でところどころに水溜りもあるが、雨上がりの荒川土手はみずみずしい緑が勢いを増して、子どもたちを歓迎してくれた。 しろつめぐさ、タンポポ、かに、てんとうむし…。めざす草花や虫を見つけておおはしゃぎの2時間の生活科授業だった。 校長 三原 徹 5月30日(月) 今日の給食栄養士 小田 孝子 成長くっきり 教育の醍醐味2年生が花添えた入学式 ----------------------------------------------- 初夏を思わせるような陽気で校庭の桜が一気に膨らんだ。6日、05年度の入学式の日だ。 体育館に入った新1年生は96人、3クラス。6学年の中で1番多い。学校選択制になって2年目、旧学区以外から五反野小学校に入学してきた児童が約4割もいる。 「入学おめでとう」のあいさつに、「ありがとうございます」とはっきり礼が言える。いすに腰掛けた姿勢も正しい。保護者のほうが緊張している。話を聴く目が真剣だ。 式辞で私はこんな話をした。 「地域も保護者も望む学校をつくろうと取り組んでいる。全教職員33人が子どもを中心に据えた教育を進める。安心して任せて頂きたい。6年間預かる重さを受け止め、期待に沿うべくベストを尽くす」 「しかし、子どもの健全育成には、家庭の愛情と、手抜きをしない養育が欠かせない。子どもたちと同様、保護者も1年生になったつもりで、楽しみ励み努めるようお願いする」 「我が子さえ良ければ、といった『自子(じこ)主義』に陥らないことが肝要だ。特に上級生や保護者と付き合い、学んでほしい。『学校がうちの子に何をしてくれるか』ではなく、わが子を含む地域の子のために何が出来るかを考えて行動してほしい。ここは、保護者と地域と学校が三位一体となってつくる地域立の学校なのだから。子どもたちがのびのび、しっかり育つ学校を一緒につくっていこう。校長室の戸はガラス張り。相談や要望があれば、いつでも歓迎する」 しっかりと保護者の心に届いた手ごたえを感じた。 上級生たちは、午後からの入学式で新1年生を迎える準備を進めた。新2年生は新入生へ歓迎のことばと演奏、劇のおさらいだ。春休み前、あれほど練習した歓迎のイベントが、うまくいかなかったら悔しい。 入学式の終了と同時に、前面にしつらえられた演台が取り払われ、足元を飾る花も脇に寄せられて臨時の舞台が出来あがった。2年生が整然と登場する。隊列が整うと、手話も交えた歓迎のことばが始まる。1年間の学校行事を、ことばと演奏と劇で知らせるのだ。 「ともだちたくさんうれしいな」「ぴっかぴかの1年生、ご入学おめでとう、学校はすごく楽しいよ」「なんてったって探検が最高、荒川土手探検隊」 つづいて春の運動会で踊った「さるとび忍者ヒーロー」の群舞、秋の学芸発表会で演奏した「踊るポンポコリン」の合奏。金管を演奏する子、歌う子。鍵盤ハーモニカを吹く子……。 図工の授業中に描いた「お結びコロリン」の絵と、音楽の時間に学んだ「お結びコロリン」の歌、朝の音読で学んだ「お結びコロリン」の群読で構成された「お結びコロリン」の劇。次から次に歓迎のセレモニーが繰り出される。 これが1年前に入学してきた子どもたちか。声は大きく、はっきりしている。自信に満ちてそれぞれの子が自分の役割をこなしている。 これこそ教育の醍醐味(だい・ご・み)だ。教師の頑張りが、そのまま子どもたちの成長として現れる。この子たちは一体、どんな6年生に育っていくのだろう。そう考えるとワクワクしてくる。教育はすばらしい。 新1年生も、保護者たちも魅了され、食い入るように見つめている。うちの子も、1年たったらこんなにしっかりするのだろうかと期待を込めて。 足立区立五反野小校長 三原 徹 (2005年4月9日 朝日新聞第2東京面に掲載されました) 5月27日(金) 今日の給食「いただきます」の挨拶が終わってすぐという感じで子供たちがおかわりに並びました あっというまにご飯がなくなってしまいカレーソースだけをおかわりしたいと言い出しましたので、少しづつ配りました。今日も1,2,3年生の食べたカレーソースは、工夫をして甘めに仕上げました。じゃこサラダのじゃこは焼きました、食べるときに香ばしさが味わえて結構おいしいですよ。メロンは初物でしたが、1個の大きさがあまりにも小さいので、1人分に切り分けたら1口で終わってしまいました(すごーく甘かった)。栄養士 小田孝子 1年担任トリオが発案地域の応援で食育授業 --------------------------------------------------- 4時間目が終わると、急ににぎやかになる。給食の時間が始まるのだ。 給食は特に野菜を多く使用している。苦手な食材を食べられるようになり、食事の楽しさ、友人とのコミュニケーションを身につけてほしい。だが、正しい姿勢で食べられなかったり、箸(はし)が正しく持てなかったり、嫌いなものを残してしまったり、マナーの身についていない子も多い。 先日、ある学校で保護者から「うちの子には、いただきますとはいわせないで」との抗議があったと聞いた。理由を聞いて開いた口がふさがらなかった。「給食費を払っているのだから言う必要がない」というのだ。 「いただきます」「ごちそうさま」は、自然の恵みや生き物の命をいただいていることに由来する。食物が自然の恵みであることに感謝し、作物を育てる人、育てた作物を運ぶ人、料理を考えて作る人、作った料理を準備する人、みんなに感謝することだ。 昨年12月9日、「みなおそう食事のマナー」と題し、1年生を対象に食育公開授業をした。担任らの発案で、地域・保護者・学校が一体となって食育に取り組む試みだ。ゲストティーチャーとして、住民や保護者、給食主事ら、日ごろ話を聞く機会の少ない方たちが教壇に立ち、子どもたちは熱心に聞き入っていた。授業終了後、交流会を開き、食育や、今後のゲストティーチャーのかかわり方について意見交換した。 1年生は3クラス。教師たちのチームワークがとてもよい。朝や夕方になるべく時間を作って打ち合わせをしながら準備を進めている。食育の授業では、男性の担任が登場して「よくない食事のマナー」の資料ビデオも作り、授業で使った。悪い姿勢で妙な箸の持ち方をして、同じものばかり食べている担任の姿は、子どもたちには大うけだった。 保護者もゲストティーチャーとして、正しい箸の持ち方を子どもたちに指導したり、食事のマナーの大切さについて語ってもらったりした。担任も「応援者がいるのは心強いし、多くの人の知恵が集まれば、それだけよい授業ができると思う」。 その後の意見交換会では、保護者から「授業参観より、参加するほうが楽しい」「なぜいただきますと言うのか、子どもに教えてもらえてよかった」といった声が上がった。 前月初めの学年だよりでゲストティーチャーを募集したところ、保護者らがすぐ手を挙げてくれた。PTAの委員にも協力を頼んだ。2週間ほど前に最初の打ち合わせをして授業の大筋を固め、1週間前には全員に集まってもらい、内容を詰めた。 1年生で特に気をつけて指導をしている点は、基本中の基本を身に付けさせようということだ。例えばランドセルをロッカーに入れること一つとっても、入れ方と、なぜそうするのか教えていないと、できるようにならない。宿題を朝きちんと提出するといった基本も、1年生のうちにしつけておく必要がある。3クラスの教師が一緒になり、子どものよい点をほめながら、厳しく指導している。 「学校は楽しいところであること」「わからないことをそのままにせず、できるようになるまで努力する」 こうしたことをしっかり伝えていきたいと頑張る1年の担任たちは、五反野小学校の自慢の教師トリオである。 足立区立五反野小校長 三原 徹 (2005年4月2日 朝日新聞第2東京面に掲載されました) 5月26日(木)今日の給食運動会大特集(13)
5月21日の運動会大特集その2です。圧巻は、5、6年生で演技するジュピター2005でした。当日朝まで、失敗するチームがあり、本番も無理かと心配しましたが、気力一発! 本番にはビシッと決めてくれました。
今年の運動会は白組516点、赤組515点で、白の優勝でした。しかしわずか1点差の得点差が、午後からは逆転また逆転で、最後まで手に汗握る攻防でした。小学校の運動会で、1点差の勝敗なんて初めてのこと。観ていた保護者や地域の方々も、大盛り上がりを見せた、思い出に残る運動会となりました。 Jupiter2005(1) 運動会大特集(14)
Jupiter2005(2)
運動会大特集(15)
Jupiter2005(3)
運動会大特集(16)
閉会式
5月25日 (水) 今日の給食栄養士 小田孝子 運動会大特集(1)開会式
写真で見る5月21日の運動会。一挙36枚大公開。思い出のシーンを振り返ってください。明日は運動会の後半の写真を公開の予定です。
まずは、開会式と選手宣誓から。 運動会大特集(2)
応援合戦
運動会大特集(3)
かけっこ
運動会大特集(4)
五反野ソーラン。
この勇壮な踊り! 運動会大特集(5)
騎馬戦
運動会大特集(6)
チェッコリたまいれ
運動会大特集(7)
おたすけつな引き
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