最新更新日:2024/09/27 | |
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南風あったかげん記−624−いよいよ干支を使って計算してみましょう。まず、法則性を考えてみます。 最初の干支「甲子」の10年前は「甲寅」、20年前は「甲辰」、30年前は「甲午」、40年前は「甲申」、50年前は「甲戌」、そして60年前が「甲子」に戻るのです。 すなわち、十干の部分「甲」は同じで、十二支の部分が「子→寅→辰→午→申→戌」と、一つおきに下がっていくのです。この性質を利用して考えるのです。 寛永5年(戊辰)に生まれて、元禄13年(庚辰)になくなった徳川光圀は何年間生きたのでしょう? まず、十干の部分を揃えましょう。「庚」の2年前が「戊」なので、「辰」も2年遡ると「寅」、したがって元禄11年が「戊寅」です。 「寅」から「辰」まで一つおきに数えると、「寅→辰」、そう10年です。「戊辰」と「戊寅」の間は10年。したがって、「戊辰」と「戊寅」の2年後、「庚辰」の間は12年という事になります。しかし、12年前では元禄元年となり、ありえません。もう一周り(60年)前ということになります。 そう、徳川光圀は12年に60年を加えた72年間生きたことになるのです。 昔の人は、このあたりを簡単に計算出来たようだという記事を見たことがあります。干支が身近だった時代ですから、あり得る話ですね。 中間テスト1日目朝のあいさつ運動ふれ愛ギャラリー 「野田武男」絵画展<ウエディングドレス(娘)> 私のもとから旅立つ娘よ 父と過ごした 幼い頃の想い出を心の片隅に 大切にしまって 持っていっておくれ ふれ愛ギャラリー 「野田武男」絵画展<ひまわり> ギラギラと照りつける 真夏の太陽が とても似合う 苦しみだって 追い風にする 君の生き方には 脱帽だね 南風あったかげん記−623−
☆★☆ 続社会科こぼれ話−8− ☆★☆
ずいぶん間が空いてしまいました。613号の続きです。 テーマは、江戸時代に人は「何年前」というのをどうやって計算したのでしょうか?というものです。 結論から言うと、干支(えと)を使っていたのだと思います。 干支は、十干と十二支を組み合わせたものです。十二支は、子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥で、年賀状でおなじみです。 それに対して、十干は私たちにはなじみが薄いですね。それぞれ、音読み−訓読み−意味を紹介します。 甲;こう − きのえ − 木の兄 乙;おつ − きのと − 木の弟 丙;へい − ひのえ − 火の兄 丁;てい − ひのと − 火の弟 戊;ぼ − つちのえ − 土の兄 己;き − つちのと − 土の弟 庚;こう − かのえ − 金の兄 辛;しん − かのと − 金の弟 壬;じん − みずのえ − 水の兄 癸;き − みずのと − 水の弟 昔の通信簿が、「甲、乙、丙、丁」となっていたように、この十干は当時の人には馴染みのあるものでした。 十進法なので、よいことがあります。西暦の下一桁と必ず一致するのです。 十干 甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸 西暦下一桁 4、5、6、7、8、9、0、1、2、3 たとえば、壬申の乱は672年。「壬」がつくときは「〜2年」になるのです。 また、甲子園ができた1924年は、「甲」がつくから「〜4年」。 戊辰戦争は?「戊」がつくから「〜8年」。そう、1868年です。 ちなみに、今年2008年は、8なので、戊子(つちのえね)になります。来年は、己丑(つちのとうし)、再来年は庚寅(かのえとら)です。 次回には、○年前を計算する方法を紹介します。 南風あったかげん記−号外−原稿依頼が来ていたものが出版されました。 一つは『心を育てる学級経営10月号』(明治図書) 今月のテーマは、「学級の危機的状況を自己診断する」。私に与えられたテーマは、「教室の規律はどうか」。ものと診断テストから視る教室の規律についてまとめてみました。 もう一つが『中学校 学校力がUPする新教育課程マネジメント』(明治図書) 15人による共著で、私は「総合的な学習の再生」を担当しました。15人のほとんどは、大学教授、校長です。 書店で見かけましたら、手にとってご覧ください。 有志応援団南風あったかげん記−622−中1ギャップという言葉があります。物心が付いてからの人生の大半をおくってきた小学生の立場から、いきなり中学1年生になったとたん、難しくなる学習や教科担任制・部活動などの生活の変化になじめずに、不登校となったりいじめが急増するという現象です。新潟県教育委員会が名づけました。 これをクリアする方策が、中学校から小学校へ出向くこと、小学校から中学校へ出向くことなのです。 今日は有志応援団が東小学校で演舞を披露してきました。参加した生徒の中には東小出身の生徒もいましたが、曽野小出身の生徒が多く、児童にとっては知らない人も多くいたと思います。声や動作の大きさ、衣装など、小学校とはまるで異なる演舞を、児童は驚きの目で見ていました。 今後は、南フェスの宣伝に、生徒会役員が両校の朝礼におじゃまをしてきます。卒業前には、1年生全員がそれぞれの学校へ出かけて、学校紹介を行います。 小学生も、南フェスでは数多く南中へ来て、生徒が企画した各ブースで思う存分遊んでいきます。また、6年生の卒業近くには、中学校での授業見学会も行います。 こうしたことの積み重ねで、南中では中1ギャップはかなり少ないのではと思っていますがいかがでしょうか。 今日の有志応援団の演舞が、小学生思い出の一つになればと思います。 有志応援団−2−有志応援団東小学校運動会曽野小学校運動会PTAコーラスふれ愛ギャラリー 「野田武男」絵画展<はすの花> いくつもの 季節が通り過ぎて行きました 絶望も そして 希望も 私の心の中にあったのだと 今ならわかるのは 時の流れのせいでしょうか それとも 苦しみを乗り越えたから 知る事が出来たのでしょうか 卒業アルバム写真有志応援団練習栄養士訪問今日も朝ごはんを食べているかどうかの調査に続き、朝ごはんがなぜ必要なのかを具体的に説明していただきました。朝ごはんを食べるかどうかが、成績に表れるというデータは驚きです。成績向上のためにも、朝ごはんは必ず食べましょう! 今日の授業左上 1組 数学科;一関数の利用のプリントをやっています。 右上 2組 英語科;まとめプリントをやっています。 左下 3組 社会科;ヨーロッパの中のフランスを学習しています。 右下 4組 国語科;「盆土産」を読み取っています。 さすがにテスト直前。真剣に取り組んでいました。 南風あったかげん記−621−体育大会感想シリーズの最後は、あるブログを引用して紹介します。9月22日の記事です。(一部抜粋) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− (前半略)その中でも、午前中にお邪魔した南部中は学校が一丸となって作り上げた素晴らしい体育大会でした。なんだかこう、名古屋市内の高校の体育大会のようです。先生主導で、枠を作ってもらった中で楽しむというよりも、生徒たち、先生たち、皆で作り上げた体育大会といった感じでしたね。 私がいいなぁと感じたポイントを挙げてみますね。 ●プログラムに各競技の開始予定が書いてある。 ●ここ最近の暑さ対策として、生徒たちにはブロックと同じ色の帽子を全員に配付。 ●同じく暑さ対策として各ブロックごとに後ろにテントを設置。 ●同じく暑さ対策としてプログラムの途中に休憩を入れている。 ●各プログラムごとの大きな看板(校長先生のブログ参照) ●各クラスごとが制作した応援旗のようなもの ●父兄が生徒の席の後ろ側まで気軽に回れる雰囲気。 ●先生たちが仮装させられるようなプログラム。 ●生徒が勝手にしゃべったりする放送の柔らかさ。 ●3年生はクラスごとに何度も円陣を組み、団結を高めていた。 「よりよい体育大会にするために」ということがしっかりと話し合われてそれをしっかりと実行されているんでしょうね。 そして、そんなポジティブな空気が学校を包んでいるんでしょうね。 今回の体育大会が良いものであったということを端的に表した一枚の写真が校長先生のブログにありました。こちらです。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=... どんな1シーンかわかりませんが、推測するに、同じブロックである1年生に3年生が一緒に頑張ってくれたお礼を言うシーンじゃないかと思うんですよね。そこで3年生の女の子が感極まって涙を流しているんです。 生徒にそこまでの思い入れを生み出した体育大会。間違いなく成功といっていいですよね。(以下略) http://sakura394.exblog.jp/ 9月22日より引用 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 昨年も紹介したブログですが、さすがですね。見る目が確かです。 暑さ対策もさることながら、「父兄が生徒の席の後ろ側まで気軽に回れる雰囲気」「生徒が勝手にしゃべったりする放送の柔らかさ」などは、いわれて「なるほど。そんなんだ。」と認識を新たにしました。 おそらく複数の学校を見ていらっしゃるのでしょう。学校の中にいると当たり前だと思っていることも、こうした確かな目をもった方に見ていただくと、とても参考になります。願わくば、応援合戦を見ていただき、どう感じられたかを聞かせていただきたかったところです。 昨年も書きましたが、直接ご来校いただき、ご自分の目で見ていただいたことをこうして紹介していただけたことが何より嬉しく思います。 これからも行事や授業公開日が続きます。保護者や地域のみなさん。ぜひ、南中へご来校ください。そして南中生をご覧ください。 P.S. 上の写真では先生が空を飛んでいます! |
岩倉市立南部中学校
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