最新更新日:2010/06/11
本日:count up1
昨日:3
総数:96069
閉校にはなりますが、4月以降もこのサイトは存続します。「過去の記事」の2009年度をクリックすると、見られます。更新するとはありません。アクセス、ありがとうございました。

高校の先生の授業・1

 名張高校の数学の先生が、研修の一環として太郎生小学校に来てくれました。10月29日のことです。残念ながら修学旅行中だったので、わたしは会えませんでした。
 高校の先生は朝の打ち合わせから、終業までずっと太郎生小学校で子どもたちや職員と関わってくれました。とかく1時間や2時間だけの研修はあるかもしれませんが、「1日丸ごと体験」ということです。ありがたいです。
 太郎生地区の子どもたちは名張地区の高校に進学することが多いようです。通学がしやすいからです。
 小学生の子どもたちにとっては、高校の先生というと、全く見当がつかないはずです。また、「高校は勉強がむずかしい」という先入観がある子もいるかもしれません。

 高校の先生が来てくれるというのは願ってもないチャンスです。「研修で太郎生小に来たい」という話があったとき、即座にお受けしましたが、同時に一つお願いもさせていただきました。それは「授業をしてください」ということです。
 実は昨年度も、名張高校の中井先生が来校されました。1日たっぷり体験をしてただきましたが、このときも授業をお願いしました。12月4日のことです。このときの授業は4・5・6年生対象でした。子どもたちはたいへん興味を持ちました。
 今回の数学の先生の来校についても、同じように授業をしていただきました。授業は「確率」です。今は小学校の中には入っていません。難しい確率について、サイコロを使いながら授業をされました。
 今、「キャリア教育」とか「中高一貫教育」が制度として強調されています。太郎生小学校はそういった指定は受けていませんし、そんな意図で取り立てて教育をしているわけではありませんが、結果としては私は見事な「キャリア教育」につながっていると思っています。
 先日の「新体操部の模範演技」も名張高校でした。子どもたちはお姉さん方と給食も一緒にしました。新体操に打ち込む姿にあこがれた子もきっといたはずです。
 また、「うたおに」コンサート。素晴らしい合唱を聴き、子どもたちは前向きになったはずです。

 このように、太郎生小学校は日々の授業は職員が行っており、それは当然、充実していますが、ゲストを招くことでやや日常性を超えた体験や感動の場をもうけています。そして、大人になる上での生きがいにつながるようにも考えています。今風にいうと、「キャリア教育」となるでしょう。

 以下は、「数学の先生」への子どもたちの感想です。

 水谷先生という高校の数学の先生にじゅ業を教えてもら
いました。サイコロでビンゴーゲームをしました。サイコ
ロをくれてうれしかったです。また、会いたいし、今日
やったじゅ業をしたいです。
(4年)

 最初はルールが分かりませんでした。でも、水谷先生が
分かりやすくおしえてくれました。サイコロは小さくてこ
ろがしやすかったです。(4年)

 家でサイコロを作りたいです。水谷先生は10になるのか
らしていったほうがいいよってヒントをくれました。でも、
みさちゃんとわたしは10になる数を最初にやったらこんら
んしてしまうので、初めのほうからやりました。(4年)

 ふつうのビンゴとちがっておもしろかったです。6この
合計がだいたい同じでびっくりしました。だいたい三三〇
ぐらいでした。水谷先生が「サイコロを何百回、何千回もふ
ったら6つの番号の合計がちぢまる」と言っていて、本当
かなと思いました。(4年)

 ふつうのビンゴとちがったので楽しかったです。私は一
番上の横の列を全部6にしました。それは一番最初に思い
ついたのが6だったので、全部6にしようと思いました。
亜美ちゃんがサイコロを1回目にふったら6だったので、
その後、1がでるとは思いませんでした。だから、そろわ
ないと思いました。でも、1がでたのでよかったです。キ
セキだと思いました。(4年)

 わたしはすごく楽しみでした。わたしのよそうは6でし
た。一番多かったよそうは3でした。れいちゃんは横の列
を全部6にしていたので、6がでたらいっぱつでおわりま
す。わたしがサイコロをふりました。そしたら、3と2が
でて、6になって、いっぱつでビンゴになりました。大さ
わ先生がおひめさませきをつくって、れいちゃんがすわり
ました。(4年)
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

季節の野菜と卵を使った料理・その2

 太郎生の子たちは、家でもいろいろとお手伝いをしているようです。

「これはおばあちゃんが作っているトマトです」とか「お母さんがこの調味料を持って行きって持たせてくれたよ」「いつもこんなのを作っているよ」と言った具合でほのぼのと楽しそうに活動していました。
 もちろん色合いも味付けも盛りつけも最高の出来栄えでした。

 調理の後は、担当の者も一緒に試食をしながら、楽しくておいしいひとときでした。時間が押してきて後片付けが少々忙しかったのですが、シンクの排水かごの生ゴミや三角コーナーをきれいにしてくれるという立派な5年生でした。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

季節の野菜と卵を使った料理・その1

 野菜炒めとたまごを焼く調理をしました。調理や味付けの方法をおうちの方に各自が聞いてきており一人ずつ一つのフライパンを使って調理しました。教師はゆで卵を担当しました。

 切り方や味付けにこだわって、とてもおいしいおかずが出来上がりました。

 実習の前の学習では、季節の野菜を書き出してくる宿題で、おうちの方にいろいろと教えていただいてありました。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

夢殿

夢殿の中にある、救世観音像が公開されていました。秘仏といわれ、秋と春のごく短期間しか公開されていません。ラッキーでした。でも、子どもたちはその価値が分からないかな。いや、私もネットで解説を読んで、その値打ちをする有様です。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

法隆寺・3

 この中の誰かのお母さんの実家は法隆寺の近くと聞きました。

 有名な俳句です。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

法隆寺・2

 五重塔をみてください。6重に見えますよね。この説明もガイドさんからしてもらいました。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

法隆寺・1

 法隆寺へは予定よりもやや早めに着きました。混み具合も、それほどではありません。
 
 ガイドさんは3年目でした。落ち着いた話し方だったので、疲れませんでした。ポイントも押さえ、しかも必要以上に難しいこともなく、とても上手でした。

画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

出発

 お待たせしました。ここからは携帯電話からの更新ではなく、パソコンでの更新となります。よって、写真も見やすいはずです。
 携帯からの更新は、リアルタイムに近いという大きなメリットがある半面、写真が十分ではありません。
 最大の課題は「電池の持ち」でした。当然、前日から朝にかけてしっかりと充電しておくのですが、iphoneは画面が大きいためか、バッテリ消費が激しく、断続的に1日使っていると、夕方には電池がなくなります。私は予備の電池を持っているのでそれを使ってなんとかしのぎましたが、iphoneの最大の課題でしょうね。
 
 話はそれて、出発。手作りの横断旗に送られて、無事に予定通りに出発しました。今回の修学旅行は、美杉小が当番校です。よって挨拶は美杉小学校の校長先生。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

映画村


弁当です。コメントはしません。

二条城ははじめてでテンションがすごく上がりました。うぐいす張りろう
かでこんな音がなるんだと感心しました。(ことね〕
うぐいす張りろうかを歩いたとき、キュキュとなっていたけど、ぼくはな
ぜかなりませんでした。ショックです。(りょうや〕

木彫りにびっくりしました。なぜなら、横から見たらとびでていたので
びっくりしました。ほったひとはすごいです。(しゅんや〕





画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

二条城



さすがに混んでいます。こむことを、太郎生では、つむといいます。





画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

二条城


混んでいます。






画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

三+三間堂

画像1 画像1


国宝がいっぱい





朝食



朝はおかわりはしません





画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

清水寺、見学中



朝一番の見学です。





画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

清水寺



順調です





画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

夕食



夕食はカツでおいしかったのでごはんは三杯食べました。とてもおいし
かったので食事が進みました。でも、最後はおなかがいっぱいでした。か
んしょくしました。(かい)





画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

風呂の前


出てくるのを待っていました。






画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

風呂上がり


スッキリしたかな




画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

部屋の中



洋室でした。





画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3

1日目を終えて

 無事に1日目が終わろうとしています。
 この度の修学旅行は、とにかく全員が出発できるかということが心配でした。新型インフルエンザが蔓延している状態です。あちこちの学校で学級閉鎖などが行われています。

 美杉の修学旅行は2校で合同で行きます。2校ともに、学級閉鎖でないと出発できません。かりに、学級閉鎖にならなくても、感染者が出ていると、その児童は修学旅行に一緒に行けないという事態になります。
 当日の、つまり今朝まで心配はつきませんでした。朝、7時過ぎに学校に入りました。もう教頭先生は出勤し、バスのための車止めを外してくれてありました。
 7時過ぎになっても、何の連絡もありません。これは無事に出発できそうだと思い、安堵しました。修学旅行の出発自体がこんなに危惧されたことは私はこれまではありませんでした。
 予定した時刻にバスが着きました。美杉小の子どもたちの顔が見えます。
 6年生の保護者も見送りに来ていただきました。また、小学校の職員も、大きな「行ってらっしゃい」という幕を準備して送り出してくれました。

 法隆寺には予定降り30分ほど早く着きました。通常よりもややすいている状態でした。ほこりもあまり出ていません。
「大講堂の中に入ってみると、迫力があった」(かずき)
「法隆寺は初めて行ったけど、想像以上に広く、きれいなところがたくさんあったので、右を向いたり、左を向いたりたいへんだった。きれいな観音さんばかりでした。」(かい)
「何回も来ているけど、カマのささっている意味が分かった良かった」(しょうた)
「宝蔵殿では聖徳太子の2歳のころの像をみることができてよかった。鏡池が本当の鏡のようだった」(りょうや)
 奈良公園にも30分ほど早く入ったのですが、駐車場までの道路が混んでいて、結局、予定通りでした。昼食は、お土産屋さんの中で食べます。すでに準備ができていたので時間のロスなく、食事をすませることができました。子どもたちはお腹がすいていたので、しっかりと食べたようです。
 その後、ボランティアガイドの皆さんと合流しての班別行動です。楽しみのところです。
 私は一つの班につくのではなく、写真を撮りながらあちこちの班を渡っていました。ボランティアガイドさんの説明は総じて、ていねいです。歴史的なことを詳しく説明する場合もあり、これは難しいですね。小学生に合わせて、今日的なアプローチで説明してくれる方もいました。
 
 大仏殿では、ほとんどの児童が鼻の穴をくぐることができました。鼻の穴を通ることは思い出に残るのでなんとかして通りたいと思っていました。10分あまり並ぶことになりましたが、無事に成功。並んでいる子どもたちに指南しておきました。両腕は伸ばすこと、ひじものばす。そして、中に入ったら、少し体を斜めにすると、通りやすいことも。そして、顔が穴からでたら、顔をあげて、写真を撮るためのポーズをとります。
 引率の教員もたいへんです。子どもに指示をしたり、写真を撮ったり。時間との戦いもあります。まるで戦場でした。
 周囲では、欧米人が写真を撮っています。きっと東洋の珍しい習慣をカメラにおさめようということなのでしょう。

 シカと遊んでいる子どもたちもいました。美杉ではシカはめずらしくはないけど、野生のシカには近くでさわるわけにはいきません。

 
「東大寺で大仏の鼻の穴を通れてよかったです」(りょうや)
「何回か奈良公園に来たことはあるけど、二月堂や三月堂に行くのはたぶん初めてです。ガイドの方はとても親切で、ていねいに教えてくれました。ガイドさんのおかげで、楽しく意味も分かりながら見ることができました」(かい)
「奈良公園はシカがたくさんいて、すごく楽しかったです。東大寺と法隆寺では似ているところもあったけど、似ていないことがあったのですごく楽しかったです。あぎょうとうぎょうが向かい合っていたりしていたので、本当にちょっとちがうんだなあと思いました。」(しゅんや)

 バスは京都へ向かいます。金閣寺です。駐車場から細い道を歩いて行くと、金閣寺の屋根が見えてきます。「すごーい」「きれい」などという声が口々にあがります。こういった子どもたちの感動の声を聞くことができるのが、引率者の楽しみです。

 夕佳亭はガラガラで、近くまで行ってゆっくりと説明を聞くことができました。逆光に金閣の屋根が輝いていました。

 その後、新京極です。お店はかつては子どもの土産物屋が多かったので、今は大人向けの店が増えています。子どもたちのおこづかいではちょっときつい。それでも、楽しそうに買い物をしていました。

 旅館の食事は、おいしかったです。おなかも空いていたので、みんなほぼ全部食べていました。夕食は楽しかったです。かい君としゅんや君は三杯もおかわり。そっと出していなかった。

「用意されている食事はこれは食べ切れないくらいたくさんの量だなと思いました。でも、全部食べ切れてよかったです。とってもおいしかった。」(かずき)
「食事の量が多かった。ごはんを二杯も食べてしまった。でも、おいしかった。美杉小の人とおふろに入れて楽しかった」(琴音と美沙季)

 おふろにも全員、入りました。何のトラブルもありません。
 
※写真は夕食風景。楽しそうでしょう。
画像1 画像1
画像2 画像2
画像3 画像3
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28            
学校行事
3/3 六年生を送る会
3/4 スクールバス体験乗車・美杉小との交流

学校便り

データ

津市立太郎生小学校
〒515-3536
三重県津市美杉町太郎生2128-1
TEL:059-273-0324
FAX:059-273-0746