最新更新日:2024/09/22 | |
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お仕置きへたをすると、お仕置き復唱法になってしまう。 温かい気持ちで教師も復唱し、子どもにも復唱させてみよう。 できないことの一宮の指導主事からうかがった話。 1.「体育科の授業では、できない子どもの気持ちを考えてくださいよ。 跳び箱でも『できない子どもは飛べないという事実を人前でさらすことになるのですよ』この気持ちを考えてやってくださいよ。だからこそもどの子どもにも『できる』ことを保障すべきなのです。」 2.運動の技は簡単なものから高度なものまであります。「できる」子どもにより高度なことを求める授業は可能です。でも、体育科の授業ではそれを求めません。どの子も「できる」技があればそこをまず求めます。 この話をうかがっていて、『「愛」で育てる算数数学の授業』の精神と全く同じだと感じた。 算数・数学科の授業でも特定の「できる」子どものためになってはいないか。 「できないこと」をみんなの前にさらすことの危険性を感じて授業をしてていないか。 「できない」事実が分かれば、できるように 指導したか、また、できるようになったかどうか、確認と見届けをしたかどうか。 「いいでーす」「わかりました」「伝わりました」と一斉連呼で終わる授業で本当によいのだろうか。考えてみてほしい。 [志水廣の公式ホームページ] 目立つこと世の中では目立ったらいけないと言われている。 それは、変なことをして目立ったらいけないからであって、良いことでは目立つ方がよい。 いてもいなくても良いような存在であっては困るのである。 あなたの特徴を出して、世の中を改善していくことについて目立つような人であってほしい。 だから、教育の役割は、改善・改革していくことができるような人材の育成である。 [志水廣の公式ホームページ] 愛知県豊橋市立向山小学校 研究発表会公開授業・研究協議会・全体会があった。 テーマは、「自分の考えをもち、伝え合い、活用する子どもの育成」である。 副題は、「確かな言語力に支えられた算数の授業をめざして」である。 算数に真剣に取り組む教師と子どもの算数的活動が見られた。 また、当日いただいた研究紀要の小冊子はとてもわかりやすくまとめられていた。 ありがたい資料である。 向山小学校のHP http://www.mukaiyama-e.toyohashi.ed.jp/mukaiyam... 下に<「話すこと・聞くこと」6年間の系統>がある。ぜひとも参考にしてほしい。 http://muka-kocho.up.seesaa.net/image/A1D6CFC3A... 一宮市学校教育推進会議2点報告したい。 1.推進プランが提起され、ほぼまとまった。 その中に、「わかる」授業への手だてのなかで、一宮市の現場では、「○つけ法、復唱法、音読計算練習法」などが使われているという文言があった。 現場に浸透している証拠である。14年度当時のプランにはこの文言は見られなかったが近年は少しずつ現れてきた。とても嬉しいことである。 2.一宮市の小中学校のホームページ更新率が全国二位となった。 これはすごい記録である。約40万人の都市での学校では珍しい記録である。 とにかく「べた」な情報を流すことに徹している。 学校への信頼づくりの基盤整備と言えるだろう。 [志水廣の公式ホームページ] 数学教育論文発表会 静岡大学題目は、「算数科における語彙指導のあり方」である。 たくさんの方に発表を聞いていただけた。ありがとうございました。 [志水廣の公式ホームページ] 活用力の育成活用力の育成のためには、教師の目利きがいる。 身の回りの生活のなかで、かけ算はありますか。わり算はありますか。 比例はありますか。 などと、考えてみることである。 30円というのは、10円玉が3こである。 10を単位とした考えとみることもできるが、10の3こ分だから、かけ算である。 さて、1円玉にはどんな数学があるでしょう。 よく知られているのは、1円玉は1グラムということ。 次に、直径が2cm。だから、半径は1cm。 さて、ここで質問。1円玉の面積は、何平方センチメートルでしょうか? ほら、1円玉にも数学がある。 [志水廣の公式ホームページ] 数学的コミュニケーションとは数学的コミュニケーションの定義(2009.11.8 志水) 「算数・数学科の授業において、数理情報について教師と子どもとの「知」と「心」の変容をもたらす交流過程」 子どもだけではなくて、教師も変容することも大切な要素と考える。 [志水廣の公式ホームページ] 行きつ戻りつ人間は、何かを「わかろう」とするとき、一つのことばかり考えていると飽きてしまう。 特に、子どもは飽きが早くくる。 だから、45分間同じ問題を考え続けるのは普通は苦痛である。 途中で何か面白い事実にでも出会わないと飽きてしまう。 まして、また、少しわからなくなると投げだす。 だから、同じ内容でも目先を変えて提示すればよいのである。 すると、気を戻してまた考えることができる。 幸いなことに人間の頭は 全部が完全にわからなくても、先へ進むことを許す。 これがパソコンと大違いなところ。パソコンは、手順を間違えると先へ進まない。 人間は融通がきくのがよいところである。 [志水廣の公式ホームページ] 教えたとしても教えたとしても「分かる」とは限らない。 子どもが「分からなければ」、授業が成功したとは言えない。 [志水廣の公式ホームページ] 楽しい算数の授業 編集会議木山麻衣子さん、有海有理さんとともに作っています。 読者のみなさんが使いやすいような話題を提供するために知恵をしぼっています。ご愛読をお願いします。 [志水廣の公式ホームページ] 優しい言い方一昨日の講演会でのできごと。 ○つけ法を教えていた。ペアで参加者は○つけ法をしていた。その中でとても上手な声かけをしていた男性がいた。思わず、「優しい言い方ですね」と話した。すると、その後ろの方が「そうです。この方は優しいんです」という。 後でわかったのだけれど、その方は保護者だった。 教員ではなかった。それでも、優しい声のリズムと高さ。 声かけに、教員も保護者もないんだ。あるのは、人間性なんだと思った。 [志水廣の公式ホームページ] 江戸川区立新田小学校研究発表会<「愛」で育てる算数数学の授業>の本がきっかけとなって、今年度学校訪問して指導した。田中校長がこの本を読まれたからである。 志水メソッドを使っている。東京でははじめての学校である。 研究主題は、「伝え合い、学び合い、高め合う 児童の育成」 3つの合い(愛)のある授業をめざしている。 一学期に訪問したときよりもはるかに授業力が向上していた。 ご苦労様でした。 こんな研究発表でもない限り特定の教科の力をつけることはなかなか難しい。 その意味では、算数のよさがわかった授業であった。 そこにいたるまで、2年間の歩みがある。地元の教育委員会やOBの校長先生らの指導によって基盤が作られていた。 授業風景に「なるほどな」と入った受け応えは、意味付け復唱法を意識してのことである。 私の講演は、「愛のある算数の授業」であった。一時間を楽しくやらさせていただいた。 ありがとうございました。 [志水廣の公式ホームページ] 悩みを引き出す手分かり合えるとは、 告白から始まる。 自分の悩みはここなんだけれど・・・。 そうかあ、ぼくもここで困っているんだ。 どうすればいいのかなあ。 こんなことを子どもはなかなか発言しない。 それを引き出す手がある。授業の最後の場面で、 教師からの誘い。「ねえねえ、みんなね、今日の問題を解いていたら、鉛筆が止まっていたよ。それはどうしてかなあ。困っていたわけを教えてください」 というとよい。 そうすると、結構、話してくれるものだ。 もちろん、授業の最後ではなくて、途中で質問してもかまわない。 [志水廣の公式ホームページ] 第8回 算数数学授業力アップセミナー申し込み状況11月2日、現在、定員60名のところ30名の申し込みがあります。 例年より早いペースです。 なお、今回は全員が宿泊することを義務付けております。 実技能力を高めるために、夜も相談していただくことを想定しています。 楽しく語り合います。 もちろん、志水もスタッフも宿泊しますし、参加費も払います。 自腹です。 ぜひとも参加したい方のための研修会です。 [志水廣の公式ホームページ] 式と答えの発表式と答えがでたとたん、式はプロセスではなくて、結果である。式を発表させてもプロセスを語らせているとは言えない。 式を立てる事ができない子どもは、上の発表を聞いても共感・共有できるとは限らない。 なぜ、そんな気づきに至ったのかがわからないからである。 もっと子どもが式を立てる前には、問題に対する思いがある。不安、疑問、驚き、困ったことなどがある。そこから語らせたい。そして、式を立てる。 [志水廣の公式ホームページ] 自助努力「天は自ら助くる者を助く」というが、 まさにその通りで、自助努力をした人に対してご褒美をくれるのである。 運がいいというが、何も自助努力しない人にはご褒美の運はこない。 ご褒美をもらえる人、もらえない人の差はそこにある。 [志水廣の公式ホームページ] ○つけ法計画ワークシート11/1 少し修正してアップしました。 <swa:ContentLink type="doc" item="19368">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/19368/340573.doc 9/26 ○つけ法計画ワークシートを配付文書にアップしました。 教職大学院の講義「授業づくりの内容と方法2」では、○つけ法の詳しいワークシートを用いて教えています。 教職大学院生である常滑市立南陵中学校の吉峯先生は、これをもとに、より簡易にしてくださいました。 ご利用ください。 [志水廣の公式ホームページ] 笑いはとても疲れていた。 テレビのお笑い番組を久しぶりに見た。 とにかく「笑える」。 何度か笑っているうちに、元気がでてきた。 笑いはエネルギーのもとである。 [志水廣の公式ホームページ] 音楽の授業参観長岡さんは現職教員で小学校の担任をつとめてはいるが音楽が専門である。 岩井先生は、風邪の病み上がりではあったが、パワフルな授業を展開された。 生徒からの発言を引き出し方、生徒同士のからみ合わせ方、音に対する注意など息が抜けない授業であった。 ある一場面は○つけ法を意識されていた。 合唱コンクールのためにスタートきった指導であった。 音楽の授業というのは、即時評価・即時指導の世界であることを思い知らされた。 それに比べたら算数・数学の授業はまだまだ甘いと思った。 たった一言で、次の瞬間、ほとんどの人の声がよい声に変わる。 算数・数学の授業でたった一言でほとんどの人がよい考えに変わるかというと、確率はそう高くない。 私自身、もっと磨く必要があると思った。 [志水廣の公式ホームページ] |
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