最新更新日:2010/06/11 | |
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目
太郎生小学校の子どもたちが何かをしているときの表情は素晴らしい。かわいいというのとは違う。美しい。すごみさえ感じることがある。
こんな姿を残して起きたいと思う。それがWeb上であっても。 Tシャツを着て歌う
至近位置でカメラをかまえても、子どもたちは動じません。カメラを見る子はいません。ましてやVサインの児童は皆無です。
下の写真は三重テレビの取材の様子。 記念Tシャツ
今日、初めて閉校記念オリジナルTシャツを子どもたちに渡しました。
色とりどり、デザインは同じです。やや大きめです。似合っていますね。これも太郎生小学校の思い出の一つです。 閉校までの仕事日記(3月4日)これまで何度もスクールバスに乗って美杉小へは行っているが、それらは太郎生小で乗車し、太郎生小で下車していた。 4月から乗るのは、最寄りのバス停になる。バスを待つ場所やバスを降りた後、気をつけることなどの指導が必要である。もちろんこういったことは4月以降の指導にはなるが、3月に一度体験しておくことにした。 職員が、子どもたちが乗るバス停に出向き、そこで子どもたちと一緒に待つ指導をしたあと乗車する。また、美杉小からの帰り、バスを降りた子どもをバス停で確認することも行った。バスに一緒に乗ってくるのではなく、先回りしてバス停で待っており、バスの外側から子どもたちの安全を確認する。この際、一番大事なことはバスが動きしばらく走ってから、子どもたちが歩き出すと言うこと。バスのかげを動くのは危険である。このことを、4月以降、指導することになるはず。 今日の試乗体験については、保護者の方が何人もバス停に来ていただいた。お世話をかけた。 11時過ぎに、美杉のスクールバスの運転手さんが数人、太郎生小に来てくれた。普段はステージに置いてあるピアノを体育館のフロアに下ろすため。ピアノは重いので人数が少ないと危ない。そこで、太郎生小の職員に加えて、バスの運転手さんにも無理をお願いした。さらに太郎生住民センター長さんにもお願いした。無事にフロアにピアノが降りた。これで音楽の先生の指導にも磨きがかかるだろう(とプレッシャーをかける)。 名古屋のあるテレビ局から卒業式と閉校式の取材の電話があったらしい。式典だけの取材よりも、三重テレビのように事前の練習やインタビュー風景などの取材をしていただける方が私としては嬉しい。とはいえ、三重テレビもニュース枠での放送になるらしい。あまり長い時間は取れないはず。テレビの1分は長いというべきか。 今日、探していた書類が見つかった。これで仕事がはかどる。 サプライズプレゼントの準備に手間取る。 新教育長のあいさつから************************ 私は県立高校に勤務していた。そのときのことを話したい。クラブでよく頑張っているのに赤点の子がいた。高校は点数が低いと、赤点をつけることになっている。クラブの顧問が不思議に思ってその子に聞いたところ、「数学が分からない」という。 その時、顧問は題名ははっきりとは覚えていないけど、「引き算を極めると変わる」とかいう題の本を見たことがあった。その本を、赤点の子にやらせてみた。 その子はちょうど引き算の繰り下がりでつまづいている子だった。その本で勉強するようになると、分かってきた。本に書いてある通りだった。毎日クラブの後、引き算の練習をした。そしたら、その子も顔つきも変わり、赤点がなくなってきた。自信を持つようになり、他の教科もよくなってきたと、後で顧問から聞いた。 子ども一人ひとりをていねいに見るということは、幼稚園も、小学校も、中学校も、高校も変わらない。高校は成果主義になりやすく、ゆとりがなかったかもしれない。 クラブのその顧問は若い講師の先生と二人で指導をしていた。そうしたら、講師も変わってきた。われわれの仕事は初心を忘れることがあってはいけない。 特別支援教育では個別指導計画を作ることになっているが、一人を見るという見方は特別支援教育だけではなく、どこでも必要な見方。 それは管理職にも言えるし、それは教委にもいえる。 新学習指導要領には随所に「基礎基本を大切に」という言葉がちりばめられている。 高校では毎朝10分ずつの1週間で一単位とすることができるようになった。これは教育の変わらない部分、つまり不易の部分といえる。それぞれの学校で基礎基本をどうとらえるのか考える必要がある。 高校生の進路が変わってきている。今年は内定が難しかった。何度か応募してやっと行き先が決まるという状況になっている。そういうような世の中の流れを見る必要がある。小学校英語もグローバル化の時代だからこそ入ってきたのだろう。これは教育の「変わっていく部分」、つまり教育における流行といえる。 同時に、学校だけではできない部分がある。地域や世代を越えた、いわゆる複線を持つべきである。幼稚園から大学につながるもの。そういった地域の文化も大切にしたい。それには小中のような義務教育が大きい役割を果たしている。 ************************ 保護者の皆さん、高校でも基礎基本が大切だと言うことを強調されたのです。 教育における「不易と流行」。それはまさに太郎生小学校が目指しているものです。 何度も何度も、基礎学力向上のための具体的な実践を提案してきました。決してスローガンや精神論ではない、具体的な指導方法を私たちは考えてきました。 また、「流行」。つまり今日の社会情勢の変化に伴って必要とする学力。その一つがICT活用です。これもまた太郎生小学校が力を入れてきたところです。 今、太郎生小学校が大切だと考えて取り組んでいることについて、中野教育長からの話があったということを、保護者の皆さんに報告できることがうれしいです。 ※下の写真。礼をしているところ。礼もそろっています。 3年の巻
3年生はメリハリがありました。そして、楽しい歌遊び。リズムと繰り返しのある動きも楽しかった。
「雨ニモ負ケズ」の暗唱もよかった。 笑い
楽しい、「6年生を送る会」でした。太郎生小のいい思い出を持って中学生になってもらいたいものです。
2年生の巻
奥の細道のパロディ(?)版。もっとも笑いが多かった出し物です。
1年生の巻
「6年生を送る会」のトップバッターは1年生。
頭の中がハードディスクのようでした。次から次への名文や俳句が飛び出しました。日頃の学習成果の発表です。 6年生を送る会・1
感動的でした。
「六年生を送る会」の準備に思う
明日は「六年生を送る会」です。
4,5年生が準備の担当です。 進行の練習や、六年生に渡すプレゼント作りなどの準備を少しずつ進めてきました。 そして、今日は会場準備。 椅子を並べたり、シートを敷いたり壁面をかざりつけたり・・。 紙で作った花をたくさん壁面飾りにつけるため、作業に時間がかかります。 4,5年生11人では大変です。しかし、そこに頼もしい助っ人が! 川村さんと竹森さんという太郎生小学校の「強力若者助っ人コンビ」。 そして、2,3年生17人が手伝ってくれました。 2,3年生は花の後ろにつけた両面テープをはがしたり(これが意外に手間と根気がいります)、床に花道を作ったり、5年生と一緒に輪飾りを飾ったり、脚立にのぼって高いところの壁面を貼る先生の手伝いをしたり・・。 4,5年生もよく働く子どもたちですが、これがまあ2,3年生もよく働きます。 遊んでいる子はいません。指示された自分の仕事をきちんとこなしていきます。 「太郎生小学校の子どもたちってすごいなあ!」とまた思いました。 というわけで、5時間目と6時間目が準備の予定だったのですが、予定時間の半分で準備が完了しました。さすがです。 いよいよ明日は「六年生を送る会」です。 楽しい「六年生を送る会」になりますように! 準備
「6年生を送る会」の準備をしています。
「礼」の練習もしています。 心を一つに
3月2日、全校音楽を体育館で行いました。
心を一つにして歌います。男子も、女子も、高学年も,低学年も。 歌う
「明日にむかって」を歌っているところ。
「あ〜」を学年別に発声します。 一人ひとりがしっかりしているからこそ、このような指導が可能です。 お互いの信頼関係もあるからこそ、こんな指導が可能なのです。 聴くこと
学習の基本は聴くことのはずです。
それは姿勢にも現れます。顔にも表れます。 太郎生小の子どもたちの聴く姿勢と顔。 閉校までの仕事日記(3月1日)DVDのジャケットデザイン案を作り、送った。すでにDVDは海外プレスに回っている。DVDは記念事業実行委員会の予算ではなく、別の助成金を使って作成している。 3時間目、在校生の合唱練習を見る。体育館で行っている。「明日にむかって」の「あ〜」が素晴らしい。この出だしの音が本当に素晴らしい。とても小学生とは思えないようなきれいな響きがある。「6年生を送る会」で最後に歌う。参加していただく方はお楽しみに。 太郎生の自治会長さんと、閉校記念行事の来賓のことで打ち合わせを行う。 ちゅうでん教育助成の報告書を作り始める。 ※写真は3限目の音楽の時間。上は話を聞いているところ。 下は1年生。すっかり「たろうっこ」になった。 閉校までの仕事日記(2月28日)今日は「閉校記念碑」、つまり石のための土台を作ってくれています。いよいよです。 私は朝から、サプライズのための準備。昨日からかかっています。時間がかかりますが、きっと保護者や子どもたちが喜んでくれると思って作業を進めています。私があらかた作業をして、続きを職員にお願いしました。そのために休日出勤してくれています。ありがたいです。これも子どもたちが喜ぶだろうと思ってのこと。 記念碑の土台の設置には丸1日かかっています。丁寧な仕事ぶりです。玄関の前のところに3つの石碑が並ぶことになりました。 夕方、職員から「見てください」というので、PCの前に座って作業を確認します。でも、ついつい「ちょっとこれを……」などと口出しをしてしまいました。「いいな。ありがとう」と言えば良いものを。 そしたら、ついに言われてしまいました。「校長先生、自分でしたらいいじゃないですか。自分で直してくださいよ」と。そりゃ、そうです。スミマセン。 今、答志島体験の三重県への報告書を書いているところなのです。国の予算をいただいた事業で、それを三重県を経由し、津市の会計に入っています。そのため、報告書も何度か書いています。これは4回目かな。公費をいただいた事業ですから、仕方がありません。 ですから、サプライズはお願いします。平身低頭でペコリ。 午後5時30分、呼ぶ声がするので見ると、素晴らしいできばえに。やっぱり太郎生小のスタッフは素晴らしい。 ※写真は美杉小の校歌披露式。 閉校までの仕事日記(2月27日)今日は午前9時過ぎに出勤。職員が一人すでに仕事中。教頭もまもなく出勤。私は記念誌の元職員のデータ確認。太郎生在住の元校長先生が学校に来て確認を手伝ってくれた。その間も、印刷所から2回ほど電話あり。2カ所に電話して勤務年数の確認を行う。11時ごろ、最終の校正原稿をFAXで送る。 教頭が式次第の案を作る。それを確認後、カラーの1ページ分の写真をレイアウトして印刷。午後、教頭が決済を受けるために届けることになった。 DVDのプレス業者から電話。ジャケットデザインのこと。CDとDVDの2枚を作ることになっており、CDはすでにプレスに進んでいるはず。DVDはまもなく。どちらも、Rへのディスクコピーではなく、プレスをすることにした。コストは高くなるが、保存性や互換性が高いので。ジャケットデザインは私が考えたので、あまりいいものではない。デザイナーにお願いする予算はなし。 午前中、11回目の原稿を書くはずだったが、それはできず。 13時50分。印刷所から電話。校正をPDFで送ったとのこと。今は細かい校正の確認はPDFで行っている。これだと印刷物と同じなので確実に見ることができる。もっともメールやPCが使える環境でないと仕事ができないが。元職員に電話して、確認後、1カ所の直しを依頼する。これで校正が終了。私の机の上と会議用の机の上には校正紙などが広がっている。ようやく片付けができる。冒頭に書いたように14:30のこと。 閉校記念行事をお願いしているうたおに指導者の小柴先生とメールのやりとりを3回ほど。体育館のひな壇設定の写真を添付して送っておいた。今はオペラのリハーサル中とのこと。みんな忙しい。まあ忙しいからこそ、仕事ができるのだけど。ヒマな人には誰も仕事を頼まない。忙しい人に仕事をお願いする方が、かえって仕事が早く、質も高い。 午後はある仕事にかかっている。これは子どもたちへのサプライズプレゼント。手間がかかるが、きっと喜んでくれるはず。その作業のために明日は職員が出勤してくることになっている。そのための事前作業が私の仕事。 ※下の写真は、昨日の校歌披露式。作詞者と作曲者から、額に入った楽譜を代表児童が受け取っているところ。手前の男子が太郎生小の5年生。カメラマンが前に入ったため、うまく撮れません。さすがの私も移動しての撮影を遠慮したため、このような不本意なアングルの写真のみ。 閉校までの仕事日記(2月26日)帰り、メールを見ると、印刷所から校正のPDFが届いている。最後の校正。元勤務職員の確認が難しい。年度途中から勤務された方もおり、その記録の確認が簡単ではない。卒業者名簿はきちんとしているが。 午後、「たろうっこ」を書き始めると、来客が2名。その後、三重テレビの記者が取材に。閉校記念行事についてのことだったが、心を一つにした子どもたちの歌声を取材してほしいとお願いする。1時間ほど滞在されたが、その間に印刷所から電話が入り、緊急対応。職員室の先生に卒業者名簿の確認をお願いした。記者の取材を受けながら、「たろうっこ」の編集を進める。急がないと、低学年の下校に間に合わない。 三重テレビの記者と一緒に、式典に立派な花を生けてくれている方を取材に訪れる。桜などの開花が遅いと、部屋にストーブを入れて暖めて式典に間に合わすという話を聞き、記者は驚かれていた。20年以上も、太郎生小学校の卒業式や入学式に花をいけていただいている。ありがたい限り。それも、今年限りとなった。 元太郎生小職員の家を訪れて勤務年数の確認をする。夜、別の元職員に電話して勤務時期の確認を行う。 印刷屋さんからは今日は電話が3回。明日の朝、最終の校正を送るという約束をする。すでに大半の製版はすすんでいるようだ。 市教委から電話。インターネット活用教育実践コンクールの入賞のことを市長に報告されたら、市長から学校に「おめでとう」と伝えてほしいということだったという。市長から太郎生小学校の名前を出していただいたことがうれしい。 夜、あるサイトの原稿書き。12回連載の内の11回目。思うことがあり、なかなか進まない。明日にしよう。 上の写真は、バスの中で美杉小の校歌の練習をしているところ。 閉校までの仕事日記(2月25日)11時過ぎに会議終了。すぐに印刷業者へ走る。昼前に到着。待っていてくれた。とにかく急いでいるらしい。製版を今日にも全て終わりたいというが、一部、データの確認をしたいので待ってもらうことにした。他のページは製版をすることで了解。校了までいかずに、責了で了解する。 学校へもどる途中、白山町内の元太郎生小職員の家に寄り、校正の確認をお願いする。今日中に見てほしいとお願いする。無理なお願いも快く引き受けていただく。ありがたい。明日の朝、職員が寄って原稿直しを受け取ることにする。 学校に戻る。教頭から5件ほどの連絡を受ける。 とつじょ、卒業者名簿の修正の話が入る。すぐに印刷所に電話して、「直しができるか」の確認。30分ほどの余裕をもらい、卒業者名簿の確認を担任と二人で行う。担任が電話したところ、旧姓で名簿に掲載されていることが分かり一安心。すぐに印刷所に電話して、「直しはないこと」を伝え、製版の継続を依頼。以後、卒業者名簿の直しはもう不可能となった。 某テレビ局から、閉校関係の取材の依頼の電話。3月21日の閉校式だけではなく、それまでのことも取材したいとのこと。ついては写真やビデオ映像なども貸してほしいとのこと。また仕事が増えた。明日の美杉小の校歌披露式に来るとのことだったので、DVD1枚に写真や合唱の音声を入れる。 記念碑の業者に電話する。来週の月曜日に現物の確認をするアポが取れた。 メールを見ると、「答志島体験」の入賞のことで、300字程度の原稿がほしいと主催者から。すぐに書いて送り返す。この程度の仕事ならすぐにできる。 教頭と閉校記念行事の時のプログラムと封筒のデザインの打ち合わせをする。簡単な封筒は私が担当し、ややこしいプログラムの方は教頭に依頼。申し訳ない。封筒のデザイン案を作り、印刷業者にメールで依頼する。 記念誌の校正が残っているところのデータを探すも、全く進展なし。やれやれ。 職員がPTA新聞の編集を行っている。プリントされた写真をデータ化してほしいとの依頼。校長室には複合機のプリンタがある。それでスキャンして、データ化。きれいにできた。職員のUSBに保存する。 |
津市立太郎生小学校
〒515-3536 三重県津市美杉町太郎生2128-1 TEL:059-273-0324 FAX:059-273-0746 |