最新更新日:2010/06/11 | |
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一枚の布現在、実物投影機とプロジェクターが各教室に配備されるという大変幸せな状況ですが、それをどのように置いておくかということが問題になってきました。そこで、使わない時は、このようなカバーをかけておく方法をとっています。一枚の布ですが、重宝しています。ただの布ではありません。ちゃんと実物投影機とプロジェクターを並べた状態で「高さ」と「幅」の寸法を測って作ってあります。 制作者はこの学校の元の校長先生です。「何かカバーのようなものを作っていただけませんか?」とお願いしたところ快く引き受けて下さり、車で1時間かけて採寸に来て下さいました。布も、軽くて、ある程度丈夫で、ホコリのつきにくいものを選んで作って下さいました。また、寸法だけでなく、「片手でさっと取り外せるように」ということも考えて作ってあります。一枚の布のようですが工夫がいっぱいつまっています。これが各教室にあります。 この便利なカバーを作ってくださった方は、在任中、いつも、どの子どもにもあたたかいまなざしで接しておられる校長先生でした。たくさんのことを教えて下さった先生でもあります。今もかわらず、太郎生小学校を応援し続けて下っています。 ありがとうございます。 研究会のアンケート集約・1(追加)この設問に対しては、4が17人、3が2人、他はなし。4を100%の満足度、3を75%の満足度として計算すると、97%の満足度となります。 「パワーアップ学習について」は同じ計算で、97%の満足度。 「全体会の学校からの模擬授業について」は95%の満足度。 「シンポジウムについて」は99%の満足度。 アンケートに答えてくださったのは19人です。無記名ですから、正直な気持ちではないかと思われます。この数字を見る限り、極めて満足度の高い研究発表会だったということになります。 アクセス、ありがとうございます
たくさんの方がアクセスをしていただいています。ありがとうございます。
太郎生小学校の研究発表会に関心を持っていただいている皆さん。皆さんのアクセスが私たちの元気につながります。 さて、「お礼」になるかどうか分かりませんが、研究紀要を増刷することにしたので、希望の方にはお送りしようと思います。後日、このサイトで案内させていただきます。 ※写真は研究会終了後、お二人のパネリストと職員が「固い反省会」をしているところ。 玉置先生のブログ保護者の皆さん、玉置先生もまた全国的に知られている方なのです。文部科学省の仕事もされているし、国際会議で日本を代表して発表されたこともあります。 そんな方が太郎生小にきていただき、このように書いていただきました。玉置先生ご本人も楽しんでいらっしゃる様子がうかがえますよね。 実際、楽しかったです。固い研究会ですが、そもそも「大胆な構成」でしたし、「掟破り」の方もいらしゃいました。感動も、笑いも、学びもあったというと、さすがにうそっぽくなりますね。 ある方からこんなメールが届きました。「玉置先生のコーディネートは見事でした。 堀田先生や中村先生,中林校長先生へお話を振るタイミングが絶妙でした。聞いていてとても安心感がありました」と。私のスタッフ選考は正解だったということが裏付けられました。 http://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=98434&p... 太郎生小学校には玉置先生のファンの職員がいるのです。玉置先生の愛車をしっかりとながめておりました(^^)/ 私のDreamみんなが一言ずつ感想などを言いました。学んだことや今後の課題なども出し合いました。 私は、次のように言いました。 「この研究会は私のdream でした。何が夢かというと、閉校の年にすることではありません。これまでの伝統的な研修会や発表会、研究紀要とは一線を画す研究会をしたいという夢です。 具体的には研修を通して、子どもの力を付ける。発表会のために取り繕うことはしない。二つ目には職員の力量が上がったことを自覚できること。そのような研修会であり、発表会であること。そして、3つ目には「成果と課題」を書かない紀要です。 これまでの研修会は膨大な時間を費やしてきました。そして得ることがその努力に見合っていたのでしょうか。他の学校とは違うよ、これが私たちの学校の実践ですよということがあったのでしょうか。 こういった問題意識への挑戦が、私の「夢」の実現でした。 ありがたいことに、たくさんの方が応援してくださいました。パネリストの皆さんも、太郎生小の方向は間違っていないと言ってくれました。市教委の先生方からの応援もいただきました。参加しただいた方からも、「素晴らしかった」という声をかけていただきました。 多くの皆さんに支えられての研究発表会でした。とりわけ、感謝すべきは「やることはやる」「ルールを守る」という太郎生小学校の38人の子どもたち。さらにその子どもを通して学校を応援し続けてくださる保護者や地域の皆さん。 それがあったからこそ、「大胆な研修会」(堀田先生の言葉)を自信を持って行うことができました。いうまでもなく、「身の丈にあった発表会」です。身の丈だからこそ、無理はありません。ちょっとの背伸びをした職員はいますが、それも当然のこと。 私たち職員のすべての努力はストレートに太郎生小学校の毎日の授業に反映しているいると断言できることが誇りです。 あるサイトに自分の学校がこのようにとりあげられるのは、うれしさと共に、不思議な気持ちです。 http://magazine.chieru.net/blog/2009/11/1117.html 研究発表会
本校の研究発表会でした。あいにく冷たい雨の降る寒い日になってしまいましたがたくさんの人に来ていただき喜んでいます。
パワーアップ学習を見ていただき、子どもたちの歌声をきいていただき、、模擬授業形式の研究提案のあとの豪華なパネリストによる「お楽しみパネルディスカッション」。 今の私の感想は「ああ、おもしろかった!」です。 たくさんの方に実践を見ていただいたこと、子どもたちの自信あふれる歌声、何はともあれ無事に提案を終えたこと、そして太郎生小学校の「現在(いま)とこれから」をしっかりと見据えてのパネルディスカッション。どれをとっても「おもしろかったです。」。 「名張川の上流、美杉の太郎生というところに、はつらつと学び、元気に歌う子どもたちがいて、「わかる授業」のために明るく前向きに仕事をしている先生がいる、そんな『幸せな小さな学校』があった。」と来て下さった方の記憶に残っていればいいなあ・・ 、と思います。 来て下さったみなさん、ありがとうございました。 パワーアップタイム・5
下の写真。コーディネーターの先生が、子どもたちに「取材」しているのです。校長の許可を得ないで。
質問内容は、「パワーアップタイムはどう思うの?」「パワーアップタイムで賢くなるの?」というもの。 これをシンポジウムの本番で披露するという、「掟破り」でした。でも、たくましい太郎生小の子はそんな「ゆさぶり」には動じません。最初の答えは「朝だから頭がしゃきっとする」というもの。 後者の答えは「分からない」というもの。 突然のことにも、このように答えたという子どもたち。少しうれしい。 パワーアップタイム・4
パワーアップタイムをご覧いただいた皆さん、どんな感想をお持ちになったか、ぜひ聞きたいです。
端的な話、「自分のクラスや自分の学校でもやってみたいと思うかどうか」ということです。太郎生小までメールか、FAXでぜひご感想やご意見をお届けいただければうれしいです。 パワーアップタイム・3
太郎生小の子どもたちは1クラス数人です。私たち職員はその一人ひとりの子どもたちをしっかりと見ているつもりです。
でも、シンポジウムでは厳しい指摘を受けました。「こどもをしっかりと見ていない」と。たとえ少人数であっても、一人ひとりのこどもをしっかりと見るのは簡単ではありません。もっと努力とスキルが必要なことを学びました。職員みんなでもっとしっかりとやっていきます。 パワーアップタイム・2
保護者の皆さん、シンポジウムで進行の先生から「忙しい閉校の年にどうして余分なこのような研究発表会をしたのですか」と問いかけられました。
私は、3つ理由を言いましたが、その一つは、「学校を信頼してくれる保護者がいるから、このような研究会をするゆとりができました」と応えました。このような研究会は結局は子どもたちの指導の質にはねかえるのです。 パワーアップタイム・1
11月17日は太郎生小学校の研究発表会でした。雨の中、88名の皆さんのご参加をいただきました。ご参加いただいた皆さん、遠くまでありがとうございました。
失礼があれば、どうかお許しください。 初めは「パワーアップタイム」の授業公開です。10分間行います。子どもたちの力をつけるために行っており、その手応えを感じています。 17日の研究発表会は予定通り急な変更などがあれば、分かり次第、このサイトでお知らせします。 遠くから参加していただく方もいらっしゃいます。八十数人の参加希望をいただきました。十分に気をつけておいでください。職員一同、お待ちしております。 駐車場は運動場を使いますので、そちらに入れてください。 練習・1
「太郎生秋祭り」に子どもたちが出演します。今年は特別に美杉コールフォレストの皆さんの力も借りることになりました
パネリストhttp://www.enpitu.ne.jp/usr9/bin/day?id=98434&p... http://horitan.cocolog-nifty.com/ 山間の小規模校である太郎生小学校。それなのに、応援していただける方がいることに感謝するとともに、「基礎学力の向上のために学校ができること」「ICTを使うことにはどんな意味があるのか」といったことについて、太郎生小学校から発信したいという願いもあります。 それが可能な、3人のパネリストの皆さんなのです。 発表会の要項完成
17日の研究発表会の要項が完成しました。60ページです。
ICTなどを使って基礎学力の向上を考えている学校や職員にはきっと役に立つと思っています。 すでに原稿ができていた部分は、養護の先生を中心に印刷や丁合をしてくれてありました。そのため、13日の午後の作業も順調に進み、5時ごろには袋詰めも終わりました。後は16日に届く資料を入れたら、配布物は完成です。 写真下は、校内研修で、模擬授業の内容を黒板に書いているところ。 ドミノ・2
ドミノを並べていると、子どもたちの性格がはっきりと分かるとは、担任の言葉です。
ドミノ・1
ドミノで遊んでいます。いや、学習をしています。
私は初めて本物のドミノを見ました。割合、重みがあり、ややどっしり感があります。 子どもたちの集団作りにも役に立つ道具かもしれません。可能性が大きいような気がしました。 「発表要項」の前書きに寄せて
11月17日(火)に太郎生小学校では「公開研究会」を行います。テーマは「基礎学力の向上を目指して(パワーアップタイムとICT活用を通して)」というものです。
基本はあくまでも「子どもたちの基礎学力の向上」です。そのための手段としてICTを使います。 太郎生小学校が、基礎学力向上のためのICT活用を意識するようになったのはほんの1年前のことです。長い実績があるわけではありません。 しかし、あえて「発表会」を行います。そのあたりのいきさつは、「発表要項」の中に「長い前書き」として書きました。10ページにもなります。読んでいただけるか不安ですが、私なりに渾身の力を入れて書きました。途中、何度か、書き足していき、5版にまでなりました。 途中、書き足す必要がでてきたのは、実践がどんどん進化していくのです。「前書き」を最初に書いたのは8月です。その時は、「ICT活用にはパソコンはなくてもかまいません」と書いていました。ところが、このところ、パソコンを使った実践が増えてきています。そこで、そのことも書き加えました。 11月17日の研究会に参加していただく方は、当日、配布する「ちょっと長い前書き」をどうか読んでいただきますようにお願いいたします。その内容が、参加者の皆さんが求めていたことと違う場合は、ただただ申し訳ないと頭を下げるしかありません。 「子どもたちの学力をつけたい。しかも学校ぐるみで行いたい。それを効率的に行う方法はないものか」ということをお考えの方にはきっと一つか二つは参考にしていただけることがあるはずです。 太郎生小学校は「普通の学校」です。指定を受けているわけでもないし、ICTが得意な教員が複数いるわけでもありません。太郎生小学校が1年間でやってきたことは、条件さえ整えば3カ月か、6カ月あれば達成できることです。 学校を改革するために1年もかけることはできません。それでは子どもたちが卒業してしまいます。 発表会を1週間後に控えた11日、全体会を行う「太郎生出張所のホール」では機器のセッティングの確認や提案内容の詰めを行いました。一人ずつ模擬授業のように提案します。それに見て、みんなが「ダメ出し」をします。厳しい風景ですが、太郎生小の研修会では当たり前の光景となっています。授業をする人も、コメントをする人も、力量を試されており、それを繰り返すことで、確実に力がついていきます。「上達が目に見える研修会」となっています。 写真の上は、教頭。漢字指導をします。指導の先頭に立っています。 写真の下。プロジェクタが2台並んでいます。右は5000ルーメンの明るさ。左の小さいのは、3500ルーメン。 ユネスコのリーフレット作り・3
とかく「書き損じはがき集め」や「古切手回収」などのボランティア活動は、その意義は分かっていても、いまいちモチベーションが上がりにくいことがあります。
今回の「世界寺子屋運動」は、そのことを大切しました。つまり、活動の前の子どもたちの意識をいかに高めるのかと言うことについてです。 初めに行ったのは「カンボジアについての学習」でした。講師として岐阜の皆さんをお招きしました。 それを受けて、このリーフレット作りです。絵の具を使うのではなく、パソコンで描くということも意味があります。PCだと、手書きでは不可能なグラデーションを出すことも出来るし、色を変えることも簡単です。しかも、仕上がりはきれいです。 手作りのカラーリーフレットを使って、いよいよ活動に入ります。 |
津市立太郎生小学校
〒515-3536 三重県津市美杉町太郎生2128-1 TEL:059-273-0324 FAX:059-273-0746 |