最新更新日:2024/09/22 | |
本日:16
昨日:15 総数:444359 |
ご褒美はご褒美は、自分から取りに行く物ではない。 あるとき、誰かしらからやってくるものである。 それも突然やってくるものである。 [志水廣の公式ホームページ] 重い荷物子どもは学校に来るときどんな気持ちで来ているのだろうか。 うきうきして楽しみな気持ちで学校に来ていることが多いだろう。 でも、中には、重い気持ちを背負って来る子どももいる。 学校の勉強をする気持ちにならない子どももいるだろう。 せめて、学校では、この重い荷物をおろさせて、軽やかな気持ちで一日をすごさせたい。 教師の笑顔、友達の笑顔が救ってくれる。 そんな温かさのある教室空間にしたい。 [志水廣の公式ホームページ] 福岡県飯塚市立頴田小学校訪問6年生のK先生の授業では、教具を使ってとてもわかりやすい授業が展開されていた。 「平面に並んだブロックを見せて、どうして遠くから見えないのにこの体積がわかるのかな」という発問によって、子どもの考えを引き出していた。 とてもうまい発問であった。 しかも練習問題は10問あり、それらを子どもたちはこなしていた。 密度の濃い授業であった。 [志水廣の公式ホームページ] 子どもにも受け止める態度の形成をまずは受け止める。 子どもは友だちの発言に対して反応しているか。 受け止めているか。 自分の意見だけを発表したいだけではだめ。 まずは、受け止めてから、自分の意見を言わせること。 [志水廣の公式ホームページ] わからない子どもにとって、わからないことが「わからない」と言えることはとても勇気がいることである。 また、教師にとって「わからない」と言わせることもとても勇気がいることである。 どちらも言うと、「わかった」という言葉を保障せねばならないからである。 教えと学びの過程では、この勇気のせめぎ合いである。 そのためにも、教師は授業力を磨くことである。 [志水廣の公式ホームページ] 福岡県みやこ町豊津小学校訪問豊津小の職員はとてある意欲的である。 自分から率先して授業診断を受けたいという。 ○つけ法も定着してきた。 教師とこどもとの息も合っている。 今回、注目したのは「ちょこっとことば」である。 数学的な事実に対して「ほんの少しメモさせるのである」 これは、言語力・表現力の育成にとてもよい。感心した。 二度聞くこともよい志水塾福岡学習会の懇親会のときのことである。 K先生が、二回同じ話を聞くと、さらに腑に落ちるという。 すかさず、W先生がだから毎回新しい話でなくてもいいんですよという。 話す立場としては、同じ話をするのはなんだか進歩していないようなのでいやである。 しかし、学ぶ立場としては同じ話でも理解度の深さが異なる。 なるほどと思った。 また、K先生は、同じ話だと聞く方に余裕がありますという。話の見通しがつくからという。 なるほど、確かに新しい話だとついていくのに大変なときがあるが、2回目の話だとさらに整理されるということでもある。 [志水廣の公式ホームページ] たったひと言たったひと言「いいねえ」 と言うだけで、生徒は喜んでいた。 声に力がある。 教師は、そういいつつ、生徒の情報を覚えようとしている。 授業後の反省で、○つけ法をしたんだけれど、ある考えを書いていた生徒を忘れましたという。 こういう反省をする教師は伸びる。 ともかくも心から「いいねえ」、「すばらしい」、「すごいなあ」と力強く言ってみよう。 このメッセージが生徒の心に響く。 [志水廣の公式ホームページ] 線型と非線型人生は、線型と非線型の連続。 まっすぐ進んでいるなあと思っていると、 あるとき直線ではなくなるときがある。 しかも、突然、直線ではなくなる。 急カーブで上がったり下がったりする。 この突然は、人生の変曲点。 そのカーブがおさまると、また直線の世界へと戻る。 線型の世界も非線型の世界も 面白いわくわくすると思って生きるしかない。 [志水廣の公式ホームページ] 遺伝子厚い「思い」という遺伝子を残すように動きたい。 「思い」があれば人は動くし、組織も動く。 [志水廣の公式ホームページ] ご褒美なんだか、いいことがあると、 これはご褒美だと思う。 頑張ってきたご褒美だと思う。 [志水廣の公式ホームページ] 子どもの驚き彦根で見た授業では、3けた×1けたの筆算で、前時は十の位に繰り上がりがあった。本時は、十の位にも、百の位にも繰り上がりがあった。 「また、くりあがる」と子どもは表現していた。 ここに子どもの驚きがある。 次に、答えが、千をこえた時にも、驚いていた。 こういう小さな驚きを大切にしたい。 それらは、教材の本質でもある。 以前、今日のひとことで、「子どもは本質を突いてくる」と書いたが、まさにその場面であった。 [志水廣の公式ホームページ] わかりやすい授業3人の授業を参観したが、どれも引き締まっていた。 今回のメインは増田先生である。午前中は数学科の授業をされ、午後の研修会でも模擬授業をされた。 彼女の授業の特性は、とてもわかりやすいということである。 今、何をするべきかが、見えるかされている。 掲示物もわかりやすいし、板書の構成もうまい。話す手順も論理的である。 かなり緊張して授業をしていたが、それでもわかりやすさは消えなかった。 さらに感心したのは、子どものほんの少しの気づきや伸びを褒めていたことだ。 数学的なの伸びというのはなかなか見逃してしまいがちであるが、そこをほめたのはえらかった。 また、5時間目に協議会でアドバイスしたことを模擬授業で修正していた。若いということは柔軟である。 素直にアドバイスをきく態度が素晴らしい。もちろん、今後の課題については指摘してきた。克服するように頑張るだろう。 なお。中部中学校の研修会のもちかたは一工夫されていた。詳しくは述べられないがとてもよかった。 [志水廣の公式ホームページ] 滋賀県彦根市の算数研究会授業をされたのは金城小学校の平中先生。 とてもフレッシュな授業であった。子どもたちもよく鍛えられていた。 かけ算の筆算について図や絵に各場面があったが、どの子どももかけていた。 これには驚いた。 この秘訣を質問してみたら、望ましい図について発表させたあと、単元冒頭で写させた話していた。なるほど、望ましい図や絵について、写させるという行為もありだと思った。一度だけ写させてもそう簡単にできるものではない。そこには、毎時間の繰り返し学習が存在すると感じた。 助言の講話では、私の話を初めて聞かれる方が多いのでごくごく初歩的な志水メソッドについて話した。 あたたかい空気の流れる研究会であった。 [志水廣の公式ホームページ] 志水塾京都地区学習会集まったのは久御山町教育長の石丸氏、林校長、今井校長、久御山地区の先生方、和束小学校など山城地区、京都市内の先生方など20人近くの人が集まった。みなさん1時間近くかかって集合した。私も彦根から1時間かかって行った。 これまで志水塾の地方大会はできたが、はじめて京都地区で学習会を開くことができた。 今年の8月に日数教京都大会があり、そのとき声をかけていたのが実現した。 22年の1月23日には志水塾京都大会を開く予定である。その元気づけ集会ともなった。 思えば京都地区の顧問にかかわって8年はたつ。その間、人と人とのつながりによって学力向上をめざしてがんばってきた。授業力は確実に向上している。本当にありがたいことであり、うれしいことである。 子どもの教育のために頑張ろうという皆さんだからこそ、共通の意志を感じる。 横のつながりでうまれるネットワークである。大事に育てていきたい。 今後ともよろしくお願いします。 [志水廣の公式ホームページ] とにかくメモする若手の教員達と教材研究の演習をしていたときのことである。 教科書のコピーをもとに5つの視点を明示して書き込もうと指示した。 この視点については前に教えた。 観察すると、いろいろと話し合うが書き込まないのである。口には出しているがメモしない。私の意図は何でもいいからメモすることである。 この様子から、書き込みとは正解を書くものだと思っているようだ。 つまり、0点か100点の世界である。この態度は長年形成されたものだと思う。 とりあえず考えたことを頭の外に出してみることを「思考の外化」という。 外化したら、何かが見えてくる。見える化できる。 対象化できるのである。 表現力の育成が叫ばれているが、ノートに思いつき、疑問、感想など一言メモさせることを小さい頃からしつけておくことが大切である。 教師のほうも、そのメモに対して評価してあげることである。 なお、冒頭の若手教員の研修は、少ないメモから他の先輩教員からのアドバイスや私のアドバイスによって、教材研究の深さを実感した。そして、有益だっと感想を述べた。 [志水廣の公式ホームページ] いざ「いざ」と言ったとき、どれだけの人が集まるのか。 集めることができるのか。 人望の厚い人は、 それを仕組むことができる。 [志水廣の公式ホームページ] 金利年0.040%金利 年0.040%とはなんとも情けない世界。 こんなのは、生産していなのと同じである。手数料1回105円とられたら吹っ飛ぶ。 自然の恵みははるかに大きい。 一粒の米で、一粒とれるだけなのか。いや、その何百倍もとれる。 だから、人間も自然のなかの生き物だと考えると、何百倍といわないが、何十倍くらいは伸びるはずである。 教育の力によってそこまで伸ばしていこう。 [志水廣の公式ホームページ] 新刊本 『DVD付 志水メソッドによる算数の授業づくり』書名『DVD付 志水メソッドによる算数の授業づくり −−どの子も、「わかる」、「できる」授業−−』 http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html... 久しぶりに書いた本である。志水メソッドも進化・深化してきた。これを伝えたくて書いた。志水メソッドとは何か。算数数学の授業について、○つけ法・意味付け復唱法をはじめとする指導方法・技術である。本書は、志水による○つけ法・意味付け復唱法の理論的な背景と志水メソッドを活用している実践者による報告をまとめたものである。 DVDの内容 志水が語る ・○つけ法の概略 ・意味付け復唱法 ・模擬授業から学ぶ ・志水塾地方大会の様子 次のホームページでは、立ち読みができます。 http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html... この本には、自力解決の○つけ法や関わり合いについて書かれています。 [志水廣の公式ホームページ] 算数語の約束事算数は、子どもにとって算数(数学)という国の言語である。 私は算数語と呼ぶ。 算数語には独特の約束事がある。 例 「数」の国の約束事 → 整数:十進位取り記数法 「演算」の国の約束事 →たし算、ひき算、かけ算、わり算 ・算数語を学ぶことは、数・量・図形・数量関係の国の約束事を理解し、使えることである。 [志水廣の公式ホームページ] |
|