最新更新日:2010/06/11 | |
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「発表要項」差し上げます太郎生小学校が11月17日に行った研究発表会の「発表要項」が少し残っています(正確には増刷した冊子が残しだけ余っています)。教育関係者(企業を含む)で希望される方に差し上げます。 勤務先に送りますので、お名前と勤務先の住所などをメールでお知らせください。noritaka@ztv.ne.jp ただし、残部がある限りとなります。 指導案も、実践報告もありません。60ページほどの冊子です。 スクール55の記事からこういった内容は、日頃は保護者の皆さんの目に触れることはあまりありません。 でも、研修は私たちにとってはとても大切です。「よく勉強するお医者さんとそうではないお医者さん」、どちらのお医者さんに見ていただきたいか、言うまでもありませんね。お医者さんは選ぶことができるけど、公立学校を選ぶことはできません。その重みを私たちはわかっているつもりです。でからこそ、このような自主的な発表会を行い、太郎生小の教育をより充実させるための努力を重ねています。 http://www.school55.net/index/column17_20091207... 松阪の学びの連携中学校区研究会から
11月3日の午後、松阪市の中部中学校での研究会に参加しました。
「中部中学校区学力向上推進プロジェクト事業実践発表会」というのが正式の名称です。でも、これはわかりにくい。とかく教委の研究会はこのように、名称を聞くだけでは中身がわかりにくいのが難点です。でも少し気になることがあったので、参加しました。 結果として、参加させていただき、とてもよかったです。何がよかったか。それは講師の岡野昇先生(三重大学)の20分ほどの話がすばらしかったです。 まず、岡野先生は全体会で事務局が使った「レスポンスシステム」に注目します。レスポンスシステムとは、テレビ番組で参加者が手元のボタンを押すと瞬時に人数が表示されるというシステムです。事務局が使った時は遠慮もあったのでしょう、あまりきわどい発問はありませんでした。 でも、岡野先生はそのレスポンスシステムが使えることを確認すると、いきなり「岡野がこれからする話は楽しみであると思う人は1番のボタンを、楽しみではない、早く帰りたいと思っている人は2のボタンを押してください」というものです。 これはかなり危険な発問です。挙手ならともかく、ボタンですから参加者の本音が出ます。大半が2だったらどうするのだろうと心配してしまいました。私は「1」を押しました。楽しみという方です。 なぜか。私は岡野先生の話を聞いたことがありません。そもそも岡野先生の話を聞くためにこの研究会に参加したわけではないので、どちらかといえば「2」のスタンスです。でも、「1」を押したのは、このような発問を冒頭に投げかけるからには自信があるはずだと思って、それに期待して「1」を押しました。 私のこの予想はあたりました。参考までにこの最初に発問に対する会場の反応は、一番下の写真の通りです。「1」が多いけど、「2」の早く帰りたいも少なからずあります。20%近いかもしれません。岡野先生は「微妙な数字ですね」とだけコメントされました。 岡野先生は次々に参加者の本音を聞き出すべく質問を繰り出します。 「この幼小中の取り組みは意味があったか、なかったか」 「(幼稚園の先生に)この取り組みはよかったか」 「(小学校の先生に)この取り組みはよかったか」 「(中学校の先生に)この取り組みはよかったか」 いずれも、肯定する意見が圧倒的に多かったです。数字はここには書かないことにします。 最後の発問「この後の分科会が楽しみか」は会場から苦笑が漏れる数字でした。 このように、とっさにレスポンスシステムをつかって、参加者の本音をさぐろうとした岡野先生の判断は私は好感を持ちました。当然、その後の10分ほどの話も興味深かったです。しっかりとメモを取りました。 次のようなことを言われました。いい10分間でした。今後、岡野先生にも注目していきたいです。 ********************************** 子どもたちの日常は「教えられる」こと。しかし、交流をすると、「教える」という立場になる。それが日常性とはちがった体験で、価値がある。先生についてもいえる。中学校の先生が小学校へ出前授業に行くと、小学生の反応から教えられることがある。 自主的に体育を研究しているクラスでは、学級が安定しているというデータがでている。体育は子どもたちが好きな教科だから、子どもたちの本音がでやすい。でも、「ごんぎつね」では子どもの本音を引き出すのは難しい。 特別に学級作りを意識しなくても、体育の授業での子どもたちのトラブルに対応することが学級作りをすることにもなる。つまり、教科の指導をきちんとすることが、生徒指導につながる。授業の中で子どもたちをつなぐことができる。それは体育以外でも可能だが、体育では取り組みやすい。 毎日の授業をどうするのかを考えることが、子どもをつなげることになる。 小牧中は教室に「授業で勝負」というスローガンが貼ってあった。教師の意気込みを感じた。また「わからない・教えて・分かった」ということも書いてある。「分かった人?」と聞くのではなく、「分からない人?」に手をさしのべるようになっている。これが交流となる。授業の中でどう子どもをつないでいくのかということが、仕事である。 学力アップの2大ツール
「基礎学力の向上」はそのための具体的な手立てがあってこそ、学力が向上します。
太郎生小学校は基礎学力をしっかりと定着させるための具体的な方法として、「パワーアップタイム」と「ICT活用」に取り組んでいます。すべての学級において行っています。いわば太郎生小の学力向上のための「2大ツール」といえます。 ICTを使って「よく分かる授業」をすることでは、実物投影機が非常に役に立っています。太郎生小学校では欠かせない機器となっています。授業に、黒板やチョークが必要なように、実物投影機もまた、毎日普通に使っています。 ICTとして、最近、使い出しているのが「フラッシュ型教材」です。これは10月以降学級で使い出したので、あるいは保護者の皆さんは見ていただいていないかもしれません。10月中旬には東京で行われた研修会に参加した職員もいます。その職員が中心となって、全クラスで実践にうつす段階となりました。 パワーアップタイムもそうですが、よい実践はすべてのクラスで実践にうつしてこそ、太郎生小学校の子どもたちの学力アップにつながります。太郎生小学校の職員はその点、どん欲です。良いと思われる実践はすぐにまねをしますから、全学級に広がります。 フラッシュ型教材の詳しいことはまた別の機会にしましょう。 下の写真は12月2日の研修会の様子です。時間にして30分ぐらいでしょうか。あまり長い時間はしません。 講師役の先生は身を乗り出し、身振り手振りで。あんまり張り切り過ぎなくてもいいですよ。 研修会の後は、太郎生小学校の閉校記念誌の作業を職員がしています。4000名の卒業者名簿の入力です。 サル、登場これは11月30日のこと。運動場を悠然と横切ります。口には何かくわえています。 急いでカメラを持っておいかけて、会議室の窓からパシャリ。校門から出て行きました。 大きなサルでした。 振替休日に・2
太郎生小学校は11月17日に研究発表会をしました。国津小学校の先生方はどうしてもその日にの都合がつかなかったとのことで、30日に来ていただいたというわけです。
「パワーアップタイムを見たい」とのことでした。それだと、午前8時30分からということになりますが……と電話での打ち合わせで話しても、「はい、結構です。その時間におじゃまします」と言われるのです。この対応を聞き、これはただものでないと思いました。 振り替え休日の研修、指導に当たる職員全員の研修、さらに午前8時30分には太郎生小に行くとのこと。うらやましくなるような学校です、名張市立国津小学校は。 通常はパワーアップタイムは午前8時30分からすべてのクラスで一斉に行っています。でも、せっかく来ていただいた皆さんに少しでも多くの時間を見ていただきたいと考えて、パワーアップタイムをクラス別にシフトし、同じ時間帯には2クラスしか行わないということにしました。見ていただく先生方にはお疲れだったと思いますが。 1限目は合唱練習の様子も見ていただきました。また、授業参観の合間には会議室で太郎生小学校の研修について話をさせていただきました。途中、空き時間の大澤先生や廣崎先生が来て、実物投影機やフラッシュ型教材の実演もさせていただきました。 国津小学校の校長先生からは、「月曜日の朝なのによく声がでていますね。教室に入ると、ピンと張り詰めた空気がありました。それがなんともいえないいい雰囲気です」とほめていただきました。とてもうれしいです。学級のことをこのように見ていただいて。 太郎生小学校が大事にしていることを見ていただきました。一つだけでも参考にしていただけることがあれば幸いです。 私たちの側にすると、授業を見ていただいたり、研修について話をさせていただくことがとても勉強になります。子どもたちは参観者がいても、いつも通りの学習風景でした。 振替休日に・1
11月30日の月曜日。名張市立国津小学校の先生方6人が太郎生小学校に来校されました。11月28日の土曜日は学校行事だったそうです。そのため、11月30日が振替休日になり、それを利用して校長先生、教頭先生、そして担任が全員そろっての研修とのことです。
毎日忙しく仕事をしている身には、振り替え休日は貴重です。そんな振り替え休日に、指導に当たる職員が全員で太郎生小に来ていただくことになりました。そのことに敬意を表せざるを得ません。こんなことは普通はできません。振り替え休日に何人かが研修ということはあるでしょうが、全員そろってというのは、考えにくいことです。それだけ国津小学校の職員の皆さんはプロ意識があり、熱心だということになります。 太郎生小学校に来ていただいても、その熱心さに応えることはむずかしいけど、出来る限りのことをして対応させていただきました。後は批判的に吸収していただければと思います。 持久走大会(高学年)3
持久走大会が終わると、雨も上がりました。もう少し早く雨がやんでほしかったところです。
持久走大会(高学年)2
地面に水たまりができています。条件の悪い中での持久走大会でした。でも、子どもたちは力走します。
持久走大会(高学年)1
高学年にとっては思い出の持久走大会となりました。
研修会を終えて・6私は、今まで、これまで学んできた社会科教育や国語教育や人権教育等の教育と、ICT教育とは、どこか一線を画すような気がしていました。 しかし、10月に堀田先生に教えていただいたり、今回のシンポジウムの中で堀田先生、玉置先生、中村先生のお話を聞かせていただいたりしながら、ICT教育は、さまざまな教育活動において、まるで空気のような、自然にあって自由に使えるツールのようなものなんだいうことを改めて実感しました。 シンポジウムでの講師の先生方のお話は、非常に明快で、ICT教育とは何かというこれまで抱いていた私の疑問を解き明かすものでした。 また、シンポジウムの中で、中村先生が、私に、パソコンを使うことと使わないことの是非について問われた時、「今回の発表でパソコンを使わない私の方法はベストではなかったのだろうか。」という思いが頭を過ぎりながらも両者の良さを伝えた私の発言に対して、中村先生が、パソコンを使わないアナログによる教育活動の大切さを強調されました。このことは、私にとっては、まさに「目から鱗」でした。と同時に、私の心の中にあったパソコンを使わないことへの引け目のような思いもいくらか払拭したような気がしました。 さらに、研究発表会の後の反省会の時に、玉置先生が、東京大学の佐藤学先生が提唱してみえる「学びの共同体」の話を出されたことも、私にとっては大きな驚きでした。なぜかというと、佐藤先生はかつての教授学研究会や「国語教育を学ぶ会」でお話を聞かせていただいたことのある先生で、アナログでの教育実践を指導されている全国的に有名な先生だったからです。ますます私は、ICT教育が何かとても身近な教育だと思えてきました。(これは余談ですが、ICT教育で活躍してみえるM先生はかつて国語教育の研究大会に一緒に参加した懐かしい先生だったことも、私にとってICT教育と他の教育とのつながりを強く感じさせる要因の一つでした。) 今回の研究会について、多くの参観者の方々から、励ましのお言葉をいただけて、私も一職員としてたいへん光栄で嬉しく思いました。ただ、私がパワーアップタイムや模擬授業をさせていただくことができたのは、この太郎生小学校の先生方の常に前向きに研修しようとする姿勢に勇気づけられたことと、校内研修会が常に「情報発信型」の研修の場であったからだと思います。 校内研修会はまさに私がこれまでに経験したことのない斬新な内容でした。ですから、私は「校内研修会で、どんなことを研修するのだろうか。」といつもドキドキワクワクした気持ちで臨みました。もちろん、実物投影機やフラッシュカードの活用方法を学ぶ研修会はたいへん楽しかったのですが、圧巻はやはり「この本を読んで感想文を書いてください」と「自分の好きな(脳科学に関する)本を読んで、要旨をまとめなさい。」でした。いつも子どもたちに「さあ、作文を書きましょう」と言って書かせている私たちが、「自ら書く」というのは少し苦しいけれども楽しく、自分の力になると実感できる研修でした。そして、改めて書くことの難しさと大切さとをひしひしと感じることのできる研修でもありました。 さて、私はやっと実物投影機等のICT機器が少し使えるというスタートラインにたったばかりです。今後の課題は、まだまだ山積していますが、まず、3人の先生方から教えていただいた、「学習の苦手な子どもたちにとってもよりわかりやすいICT機器を使った授業の創造」と「ICT教育の中に子ども同士の学びを入れる教育の創造」を目指して教育実践を積みたいと思います。反省会の中で話された「先生は、教えることのプロだが、子どもは、授業を受けるプロなんだ。」という言葉も肝に銘じながら・・・。 最後に、研究発表会でのパワーアップタイムの時に、俳句を発表することに少し自信がない子のそばで、思わず口ずさんだ子どもの姿も私に大きな感動を与えてくれました。 今回の研究発表会は私自身のこれまでの研修のあり方に一石を投じるような、私にとっては、記念すべき研究発表会でした。 研修会を終えて・5私にとっても10分間のパワーアップタイムという形の学習形態が、これほど充実できたということは初めての経験でした。取り組む前は、基礎基本をどう育てていけばいいか、当たり前のことをテンポ良くすることでどれだけ子どもたちの力が表現されていくのか、半信半疑の部分もありましたが、手応えをはっきり感じることができました。そして、楽しく取り組めたこともとてもいい経験でした。 今回の研修を通して「アナログとICTの関係」「ICTの活用は授業のための手段である」ことに気付くことができたことは大きな収穫でした。 今までPCを利用することは苦手ではなかったのですが、活用する技術そのものが目的になっていたような気がします。今回の研修がなければ、フラッシュ型教材を作ることだけに力を入れるだけに終わっていたかもしれません。 アナログ的な要素をいっぱい加えつつ、ICT機器を利用することで、あくまでそれが手段であり、重要なことは発問や授業をどう組み立てるに行き着くことが実感できました。 実物投影機の使い方をとってみても、先生たちからいろいろなアイデアが出され、楽しく自由に利用していることが刺激になりました。そして何より子どもたちが大きな声を出して、授業に集中する姿を毎日見て、自分たちの実践が充実していたことを感じました。 持久走大会(中学年)・3
復路です。きつくなっているところです。
持久走大会(中学年)・2
中学年は丸八さん前を曲がって、JA折り返しです。
持久走大会(中学年)・1
3・4年生が走ります。
増刷せっかくの「増刷」です。内容も増やしています。発表会の後、発行した学校便り「たろうっこ」と「研究発表会を終えて(職員が語る)」を加えた12ページ。 研修会を終えて・4話に入れないのはどうも悔しいものです。そこで、そっと理科の時間に使ってみました。どんなものか。 それが実に便利なのです。子どもたちの「へちまの観察カード」を映した発表の授業や実物の根を映した授業では、子どもたちはじっと前を向きそれをもとに意見を出し合いました。小さなカードを黒板に張ったり手で持って発表していたりしていた授業とは比べ物にならない集中した時間になりました。 おもしろい! 使うのも面白いけれども、子どもたちがマグネットスクリーンに向き合いながら、意見を出し合う授業。「これか!」 それからは、国語の学習では漢字の答え合わせを実物投影機で行うと「あれ!そんな筆順で書いていたの?」「鉛筆の持ち方そうなの?」と今まで見過ごしていたことを発見したり、ハネやハライなどをしっかり書くようになったりしました。 たった、週4時間の授業ですが、今では「授業の前には必ずスイッチを入れる」ようになりました。 しかし、まだ私は「面白い」域に達してはいません。モジュール学習(パワーアップタイム)を極める(慣れてもいませんが)ことが必要です。音読、速読、百人一首、フラッシュカードを使った計算、C型の引き算等々。 ただ、基本は教師の授業力です。「子どもたちに分かる授業づくり」。そんな研修を続けていきたいと思っています。 発表会に来ていただいた先生から「いい研究しているな。」という言葉をいただきました。先生や子どもたちの前向きな姿勢・笑顔から感じていただいたのだろうと思います。楽しく、面白い研修の場づくりもしていくつもりでいます。 持久走大会(低学年)
開始時刻を1時間遅らせました。そのため、応援していただく保護者の皆さんにはご迷惑をかけてしまいました。
持久走大会・1
11月25日、持久走大会を行いました。天気予報では上がるはずだった雨が止まず、小雨の中での大会となりました。
にもかかわらず、たくさんの皆さんが沿道から応援していただきました。たいへんありがとうございます。 研究発表会を終えて(職員の感想)・3正直、研究発表会当日は緊張の嵐で、足が震えていました。子どもの前で話すのは慣れていますが、80人以上もの大人の前で話す機会というのは、人生で初めての体験ですし、自分の悪い癖である上がり症や早口が出ないか心配でたまりませんでした。しかし、終えてみると、何ともいえない満足感と「やりきった。」という充実感でいっぱいです。 研究発表会では、子どもの日常の姿を存分にご覧いただけたと思います。本当にすばらしい子どもたちで、毎日の授業の中でも、私の方が助けられることが多いです。 パワーアップタイムでも、いつもと変わらぬ子どもたちの堂々とした大きな声での発表を見て、私もがんばろうと思えましたし、落ち着いて臨めたように思います。古典の暗唱などは、4年生には難しい部分もあるとは思いますが、子どもたちは、スポンジの様にどんどん吸収してくれます。早い子なら、1日で課題の文章を暗記してしまうこともあります。本当に子どもたちの可能性には毎日驚かされてばかりです。 また、模擬授業では、事前の校内研修で何度もやり直しをしました。実物投影機の効果的な見せ方や、言葉を削って無駄のない説明をすることなど、いろいろと苦労しましたが、自分にとってはプラスになったと確信しています。 たった3分間の提案ですが、それに臨むための努力は、授業作りにつながるものがあると感じました。何度も試行錯誤を重ね、他の先生からも改善点をアドバイスしていただき、当日は、自分としてはまずまず満足のいく提案ができたと思っています(まだまだ無駄な言葉は多いかも・・・)。至らない点もあったかとは思いますが、自分の提案を見て、参加者の方が少しでもICTを使ってみよう!実物投影機っていいな!と思っていただけるならうれしいです。 私自身も1年前までは全くICTを知らない状態でした。1台目の実物投影機が学校に入った時、初めて校長室で模擬授業をしたときの衝撃は忘れられません。「めちゃめちゃ教科書が見やすくなる。」「算数が格段に教えやすくなるだろうな。」最初はこんな感じのスタートでしたが、今では、理科・漢字・国語の教科書・テストの答え合わせなど、いろいろなものに応用しています。「ICTって難しそう」と思っている方がいたら、まず使って見てください。使えばその内にいろいろ応用できるようになります。「ICTって簡単です。」というのが、太郎生小からの提案で皆様に送るメッセージです。 この半年の研修を通じて、自分自身が成長できたと確信しています。それくらい実になる研修会だったと思います。何よりも職員一丸となったチームワークの良さがすばらしいと感じています(本当に温かい職場です)。 そして、何よりも実践的です。すぐにでも明日からの授業で使える、また使いたいと思える事ばかりです。それはひとえに研修担当の先生のお陰だと思っています。私が「こんな事を研修会の場(模擬授業)で提案してもいいのかなあ」と悩んでいたときも、「いいやん、とりあえずやってみ! それから考えたらいいやん!」と温かい励ましをいただいたことは忘れられません。 まだ半年残っています。研究発表会がゴールとは思っていません。校長先生がシンポジウムの中で言われた「味噌汁とご飯の授業」をしっかりと行っていく!をこれからの私の目標として、3月までの残りの時間を過ごしていきたいと思います。 |
津市立太郎生小学校
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