最新更新日:2020/03/31 | |
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学校通信12月号
そぼかい 12月号
100人の村 皆さんは、「百人の村」(世界が百人の村だったら)というメッセージを知っていますか。現在、世界中には約69億人の人が住んでいます。もし、現在の人類統計比率をきちんと盛り込んで、全世界を100人の村に凝縮するとどうなるかという、統計を基にしたメッセージです。 今回は、12月10日の世界人権デーにちなみ、このお話を少し紹介します。 その村には・・・ 57人のアジア人と 21人のヨーロッパ人 14人の南北アメリカ人 8人のアフリカ人がいます 52人が女性で48人が男性です ・・・中略・・・ 6人が全世界の富の59%を所有し その6人ともがアメリカ国籍 80人は標準以下の居住環境に住み 70人は文字が読めません 50人は栄養失調に苦しみ 1人は瀕死の状態にあり 1人は今生まれようとしています 1人は(そうたった1人)は大学教育を受け、 そして1人だけがコンピュータを所有しています もしこのように凝縮された全体図から 私たちの世界を見るなら 相手をあるがままに 受け入れること 自分と違う人間を理解すること そしてそういう事実を知るための教育がいかに必要かは 火を見るより明らかです。 ・・・中略・・・ もしあなたが今朝目覚めたとき 病気でなく健康だなと感じることが出来たなら あなたは今週生き残ることのできないであろう100万人の人たちより 恵まれています ・・・中略・・・ もし冷蔵庫に食料があり着る服があり 頭の上に屋根があり寝る場所があるなら あなたは世界の75%の人たちより裕福で恵まれています もし銀行に預金がありお財布にお金があり 家のどこかに小銭の入った入れ物があるなら あなたはこの世界の中で最も裕福な上位8%のうちの1人です ・・・中略・・・ もしこのメッセージを読むことができるなら あなたはこの瞬間2倍の祝福を受けるでしょう なぜならあなたのことを思ってこれを伝えている誰かがいて その上あなたは全く文字の読めない世界中の20億人の人々より ずっと恵まれているからです ・・・後略 「百人の村」に出てくるのは統計としての数字です。しかし、人類69億人の1人1人は、みんなそれぞれ人格を持っています。本来、住んでいる国や地域、考え方の違いによって、生きる権利を阻害されたり、人権を侵されたりすることがあってはなりません。しかし、残念ながら世界にはそうでない国や地域があることも事実です。 ふり返って日本を見てみましょう。現在、日本は世界の中でも安定した豊かな国の1つに数えられます。生活水準も高く、人権や言論の自由が法によって守られています。しかし、1人1人の生活は、格差が広がり必ずしもみんなが豊かとは言えません。また、心の中の、人を差別したり、いじめを起こしたりする気持ちは、分かっていてもなくなることはなく、一般社会だけではなく学校でも大きな問題を引き起こすことがあります。 「相手をあるがままに受け入れること 自分と違う人間を理解すること」が人権を守るための初めの一歩だと思います。 (校長 諸岡洋志) 1年学年通信12月号
☆キラキラ☆12月号
早いもので,今年もあとひと月となりました。日々の生活やさまざまな行事をやり遂げる中で,随分と子どもたちが成長したことを感じます。 12月は師走の名の通り,慌ただしく過ぎていきそうですが,2学期の学習のまとめをきちんとして,冬休みを迎えたいと思います。 |
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