最新更新日:2024/09/22 | |
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岡山での特別公開授業2 参観者の感想「感想を述べます。 1 教材について 教材について改めて志水先生からお話を伺えて良かったです。 今まであっさりと教科書通り進みがちでした。 三角形を切ることを数パターンを扱ったら、かなり深まる教材だと思いました。 ちゃんと教材研究したらもっと楽しく授業できるものってたくさんあるだろうな、と反省です。 2 愛のある授業について 御牧でも岡山でも気になる子どものことを最後まで取り上げよう、活躍させようという気概が参観している者にも伝わりました。 感想でもどなたかがおっしゃっていましたが、ちゃんと友だちの話を聞かなければだめだと厳しく指導されつつも後のフォローを考えておられる姿勢は教師であれば見習わなければならないことだと感じました。 3 2回見たことについて 御牧の授業後であったので、細かいステップや指示を改善されていたことが興味深かったです。子ども達の反応も少し違うのですが、ライブ感たっぷり、それぞれのドラマもあり、実際に見せていただくことはやはり勉強になると実感です。 ありがとうございました。」 小学校算数教育全国大会 岡山で特別公開授業1500名ほど集まったという。 志水は特別公開授業をした。第2学年の「三角形と四角形」の三角形の2分割について行った。 80名近くの参観者の中で、教師も子どもたちもよくがんばった。 後半に行くにつれて盛り上がる授業となった。 最近、じわっと攻める授業をしたかった。余裕をもってできたと思う。 私の知り合いの方も多くかけつけてくださった。応援団としてとてもありがたかった。 [志水廣の公式ホームページ] 地図の精度何かを始めるときには、入念な準備をする。 ドライブするときには、道順を地図で調べる。 その地図の精度がとても大切である。 グーグルの地図で考えて見ればよい。 荒い地図なのか、精密な地図なのかによって、安心と安全が決まってくる。 研究授業をするときには、学習指導案を書くことは当然である。 その精度が問題である。 略案→細案→TC形式でシナリオ化。この順にそって精度が異なる。 その上で、授業シミュレーションをすればさらに精度が高まる。 このような努力なしに授業がうまくなろうというのは、虫が良すぎる。 何を目指してどこまで準備するのか。 当然のことである。 [志水廣の公式ホームページ] いつもツイテイル今日も仕事があって嬉しいな。 ツイテイルことは、さらにツキを呼ぶ。 でも、ツイテイナイときは、どう思うか。 ツイテイナイ後は、ついていることが来るのに決まっている。 つまり、ついていないときもついている。 だから、どんなときでもツイテイル。 [志水廣の公式ホームページ] たった1回の指名気持ちが乗らない子供を指名した。 ドキドキしながら発表を見守った。 うまく発表できた。 そこから、彼は俄然パワーアップ。 最後まで意欲的になった。 たった一回の指名で、その後の意欲が変わった。 なぜなら、発表が成功したからだ。 できない子どもだと始めからあきらめてはいけない。 できるものだと思い、できるようにしてやり、できる場を与えてあげたい。 [志水廣の公式ホームページ] この後何が残ったか研究発表会のシーズンである。 いつも思うことだが、研究発表会はお祭りである。学芸会である。 だから、練習や準備が大切。 問題は、その後だ。研究発表会の後に何が残ったかである。 その結果、その教科の授業をするのがおっくうになっていないか? 問題解決型授業は、翌年その学校に行けばほとんど跡かけらもない。 悲しむべき状態である。 こんなことを私はやりたくないので、派手なことを助言するのはやめた。 10年前にやめた。 大切なことは、普段着の授業でやるべきことが残ったかどうかである。 授業は毎日連続している。毎日続けてやると、子どもに力がつくことである。 ○付け法、意味付け復唱法、適用問題定着法、本読み計算は普段着で使えること。 私にとっては、これらが残ってほしいことである。 [志水廣の公式ホームページ] 思いこみの呪縛昨日、算数の問題を解いていた。 すると、どうも答えがおかしい。 別の解き方で解いてみた。それと、答えが異なる。 電卓でやってもだめ。 とうとうあきらめて、時間をおいた。 すると、数値の見誤りだった。 勘違いの数値を代入していた。 ああよかった。 気がついて。 思いこみとは恐ろしい。 頭を冷やすと修正すべきところがわかった。 [志水廣の公式ホームページ] 研究授業を見る目のレベル授業をうまくなるには、他の人の授業を見ること、そして、真似ることが大切。 そのとき、授業を見る目がどの程度あるかが問題である。 単に、掲示物や大きなアクシションだけに目がいく人。 授業者と子どもとの交流に目がいく人。 その交流も、なぜこのことに授業者はこだわっているのか。 また、どのように切り返したのか。 子どもたちの反応はどうだったのか。 授業者の発言の真意、子どもの発言の真意などが読みとることができるレベル。 ここまでいくのにかなりの年数がかかる。 真剣に授業に向き合い悩んだ分だけ、その目が確かなものとなる。 [志水廣の公式ホームページ] やりたいと思ったら第一歩やりたいと思ったら、第一歩を歩み始める。 たいていの場合は、やりたいと思う。そこで、「でもね・・・」と考え込んでしまう。 これが大きなブレーキとなる。 夢を実現したければ、考えないの。まず、動くの。 より夢の実現が速い人は、やりたいと思ったら「歩む」というよりも「走り始める」 だから、もっと速く実現してしまう。 [志水廣の公式ホームページ] 都合良くいく会議日とお休み(木曜日)が重なった。(土曜日が出勤なので木曜日がお休みである) 困ったなあと思っていたら、突然メールが飛び込んできて、会議の議長の予定が変更となり、会議日がずれた。ずれた日は、出勤日だから、予定は空けてある。 だから、出席可能となった。 上司の都合で変更になったので、大助かり。 ツイテイル。 [志水廣の公式ホームページ] 円で結ぶ人間関係で「結び」は、とても重要なこと。 誰と結ばれるかによって、その後の人生が変わる。 天の働きかけで結ばれたことを「運」とか「ツキ」という。 結ばれると「縁」となる。 では、人為的に結ぶ縁はあるかというと、これが「円」なのである。 円は、○である。 ○付け法である。 対象が子どもであれ、大人であれ、○付け法をする行為が、 「私は、あなたと縁を結んだのですよ」というメッセージである。 あなたの良いところは、ここですねと認めて○を付ける。 これが○付け法である。長所伸展法が根底にある。 まさに、「円」が「縁」を結び付ける。 たった一つの○が、縁結びになる。 だから、大事に○付け法を行いたい。 [志水廣の公式ホームページ] シンクロニシティ広島県三次市立和田小学校の研究発表会の前日、新尾道から車で40分間で世羅町に入って宿泊した。 夜に、世羅町の人達、福山の人達と懇親会をした。 広島県での顧問学校の歴史をみなさんと、振り返った。 世羅町の小学校には十年間にわたって指導した。 「あの頃、Fさんという中堅の元気な男の先生がいたよなあ。ぼくは好きだったよ」 と話した。 同席した人のお友達だという。 そして、あくる日。朝、世羅を出発して1時間くらいで、三次市に入った。 美術館で奥田幻宗氏の絵を見た。山の色の赤が光っていた。絵からでてくるすごいエネルギーを感じた。 つぎに、隣の施設であるワイナリーに立ち寄った。三次市には10数回来ているがワイナリーは、初めてであった。観光は初めてである。終日、仕事であった。 さて、入り口を入ると小学生に囲まれた。 三年生がきて質問をした。観光客に質問があるという。 「どこから来たのですか」「 愛知県から」と答えた。 そして、5秒後、「あら、志水先生ではないですか」という声。 なんとF先生が現れた。角刈りの風貌はあまり変わらない。 「今、三次市に勤めております。施設見学に来ました」という。 F先生は、三年生の担任であった。 子ども達に、私のことを話してくれた。「算数の先生で、あまりのあるわり算の教え方を習ったんだよ」と話された。 数分間。昔話に花が咲いた。 まさに、 偶然の出会いであった。 転勤して隣の市の小学校にお勤めならばまず会うことはない。 私がワイナリーに行くのが、ほんの5分間ずれるだけでも会えない。確率的には0に等しい。 びっくりした。前日に、F先生のことを話題にしたからかもしれない。 シンクロニシティを感じた。 出会いたければ、思ってみること。 声に出してみることだ。 イメージは何かを引き寄せることは間違いないようだ。 [志水廣の公式ホームページ] 新刊 365日の算数授業づくりガイドブック 第7位10/2 『365日の算数授業づくりガイドブック』 志水廣・前川公一編著 北九州市立門司中央小学校著 明治図書 http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html... 9/23自宅に届きました。 とうとうできました。 門司中央小学校にかかわって4年。 わかりやすい算数指導のこつが満載。学校全体で取り組みたい!子どもを算数好きにする57の技。志水メソッドはもちろんのこと、学び合いの仕方にまで技をひろう。 [志水廣の公式ホームページ] 自信から生まれる笑顔自信なんだなあ。 自信は顔に現れる。 笑顔になる。 教師は、笑顔で子どもと対峙するので、子どもが思いっきり頑張ろうとする。 いいもんだなあ。 笑顔の裏に大きな愛を感じた。 和田小学校の授業を見て思った。 特に吉岡先生の笑顔は素敵だった。写真にとれなかったのが残念。 [志水廣の公式ホームページ] 規制緩和の先規制緩和が10年ほど前から進行してきた。 規制は一つのルール。 限られた社会で、仲良くやろうというルール。 つまり、談合である。 この護送船団方式は、相互互助という日本的な思いやりのあるルール。 ところが、それも長年続くと、内部崩壊を始める。そのきっかけは外圧である。 お上が朝令暮改をやり始めるから、さらに崩壊が促進する。 そこで、規制緩和の先は何かというと、規制強化である。 意外と思うかもしれないが、お上から「あれをやれ、これをやれ」と注文が多くつき始める。 この規制強化の先は、それこそ自主再建、創造である。 時代は、そういうところまできている。 再建、創造のために、あなたができることを「いま」行動ししてほしい。 [志水廣の公式ホームページ] 同じ思い同じことを話していても会場で共感して、うなずく人たちとそうでない人たちがいる。 その差は何かというと、 1.問題意識の差 2.行動的に動いているかどうか である。 同じ問題意識があれば、「そうそう」その通りと思い、苦労しているだけに共感・共鳴が起きる。 例えば、子どもにとって算数の学習はつらいものですよと話したとする。 そのとき、確かに「そうだ」と、うなずく人たち。 一方、「へぇー、そんなに、大変なのかなあ。子どもはだまって私の算数の授業をおとなしく聞いていて、テストしてもできが悪くない。この講師は変なことを言うなあ」と、思っている人がいる。後者の人たちは、問題意識さえも起きない。 ある講演会で、人間観・社会観について話したとき、その方たちは、一言一言に対してうなずく。全く初めて会った方たちなのにうなずく。お互いに悩み行動してきたことが一致したのであろう。このような人たちに出会えることはとてもありがたいことである。 教育の世界はもちろんのこと、他の世界であっても、共感・共鳴してくださることに出会い、行動していきたい。 [志水廣の公式ホームページ] 豊津小学校の研修会での参加者の感想志水先生の示範授業、その後の協議会に参加しての感想(平成22年9月30日) 1.今日、初めて志水先生の授業を参観させて頂きました。「どういうこと?」と、子どもたちと一緒に考えていくような授業で、子どもたちが生き生きと活動し、一生懸命考えている姿が印象的でした。分かった時の子どもたちの表情もとても良く、充分に考える時間を確保して子どもの様子や表情を見逃さずに、はげましながらほめながら○つけ法をしていく先生の技術に驚かされました。明日からでも、先生のように、「昨日の自分より少しがんばって」「チャレンジ精神」を忘れずに実践していけたらと思います。ありがとうございました。 つづきはこちら 福岡県 豊津小学校の研修会での参加者の感想 志水先生の示範授業、その後の協議会に参加しての感想(平成22年9月30日) 1.今日、初めて志水先生の授業を参観させて頂きました。「どういうこと?」と、子どもたちと一緒に考えていくような授業で、子どもたちが生き生きと活動し、一生懸命考えている姿が印象的でした。分かった時の子どもたちの表情もとても良く、充分に考える時間を確保して子どもの様子や表情を見逃さずに、はげましながらほめながら○つけ法をしていく先生の技術に驚かされました。明日からでも、先生のように、「昨日の自分より少しがんばって」「チャレンジ精神」を忘れずに実践していけたらと思います。ありがとうございました。 つづきはこちら <swa:ContentLink type="doc" item="25643">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/25643/477059.doc [志水廣の公式ホームページ] 北九州市門司中央小学校 訪問http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html... 北九州市門司中央小学校 訪問 10月1日の午後、第7回の「指導力アップフォーラム」が門司中央小学校で開かれた。 全教室の公開授業、協議会、私の講演があった。 100名近くの参加者があった。 4年間のオンリーワン事業としてまとめの年になる。 各学級の授業を見ていて、落ち着いて見ることができるということである。 教師の安定感と子どもの躍動感がコラボレーションしていた。 板書ひとつにしても統一感があった。 これって公立小学校の研究会ではすごいことである。 その成果は、単行本として刊行された。 それが、『365日の算数授業づくりガイドブック』である。 http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html... この日に、学校としてお披露目したが、たくさんの人が購入されていて、良い本を中央小学校と制作できてとても感謝している。 やはり、エネルギーのある集団は素晴らしい。 [志水廣の公式ホームページ] 門司中央小学校 http://www.kita9.ed.jp/mojichuo-e/ ぶれないぶれない授業こそ、安心感がある。 基礎・基本を押さえることができる。 なぜぶれないか。 それは、確信になるまで模擬授業したから。 入念な準備をしたから。 素直に周りの意見を受け入れたから。 その結果、何を押さえるべきか。 どこで押さえるべきか。 これが確信となる。 だから、確信になるまで、教材研究や模擬授業をやってみよう。 [志水廣の公式ホームページ] 土曜日も授業昨夜、19時30分に門司から小倉にでて新幹線で名古屋の自宅に帰った。零時を回っていた。 本日の朝は、9時すぎから授業である。 教職大学院は土曜コースの大学院生(現職教員)もおられるので授業がある。 1限と3限が授業。1限は、家庭科の先生の相談。本学の家庭科教育の先生と三人で協議。お互いの立場で、教科教育のねらいとするところで一致をみた。 3限は、授業。養護教諭の先生と家庭科の先生を相手に授業した。こちらの教員も二人である。アットホームな空間である。 その後、京都の佐山小学校の研究主任の西祐子先生(写真)が研究室に来られて、研究発表会の全学年の指導案の相談にのった。 一日がたつのが速い。 [志水廣の公式ホームページ] |
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