最新更新日:2024/06/25 | |
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豊津小学校の研究発表会1約150名の参加であった。 豊津小学校を訪問して4年目になるが、一歩ずつ前進してこの日を迎えた。 ○付け法は当然のこと、適用問題定着法、音声計算練習法などはスムーズにこなしていた。 意味付け復唱法も豊津小学校独自のキーワード復唱法を開発して活用していた。 豊かな同僚性がこの日の授業に現れていた。 素晴らしい研究発表会であった。 参観していて安心して見ることができた。 豊津小学校のみなさん、ありがとうございました。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 福岡県飯塚市立頴田小学校訪問頴田小学校にかかわってかれこれ6年くらいになる。 この間、教員の授業力がアップしてきた。 今回、訪問して若い教師達の伸び方は特に目を見張った。 みなさん、特徴は異なるが、独自に研修を積んで、授業において子ども達を引きつけ感覚は立派なものであった。 二年目、三年目の教師達と比較すれば数段違う。 これも頴田小学校の周り教員の支えがあってこそである。 これからも地道な努力を期待している。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 言葉の働き言葉が考え方を規定していく。 考え方が規定されれば、行動が規定されていく。 つまり、言葉が行動を規定していく。 普段、何気なく使っている言葉にプラスの言葉を使うのか、マイナスの言葉を使うのかによって、行動が変わってくる。 ある研究会で、20代後半の教師が算数の授業で子どもの振り返り日記を書かせていた。このタイトルが「今日のぼやき」である。この瞬間、凍り付いた。一緒にいたもう一人の助言者もそんな言葉を使わないようにと話した。私も「言霊」というものがある。良い言葉を使ってほしいと話した。 「ぼやく」とは、辞典によると、「ぶつぶつ不平を言うこと」とある。授業の最後にぶつぶつ不平を書かせてどうなるというのか。不平を乗り越えて、新しい学びを書かせるべきではないのか。 その教師は、「ぼやき」という言葉がマイナスの言葉というイメージがないのか、または、言葉が行動に影響することを知らないのか。 言葉の働きを理解してもっと吟味して使ってほしいと思った。レポートの内容は良かっただけに、がくっときた。 「ぼやき」ではだめである。子どもの頃から「ぼやく」ことを当然としていると、大人になると、「ぼやき」人間になる。「ぼやき」人間に人は寄りつかない。その教師には、このイメージがきっとわかないのであろう。 私なりにタイトルを考えると、「今日の輝き」「今日の進歩」「今日の学び」「今日の光り」「今日ののぞみ」「今日のこだま」ではどうか。後半は新幹線みたいだけれど、それぞれに意味はある。どうしてもマイナスを書きたかったら、「今日の変化」として、困ったことを書き、困ったことから脱出したことを書かせるとよい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待3 学校の役割子どもに×を与えて帰す役割でないのは、当然のことである。 子どもができないまま放置して帰すところではない。 学校は、できないことをできるようにすることである。 たがら、○でない状態から、○になるように指導・支援することが求められる。 再度、繰り返す。 学校の役割は、子どもに○を与えて帰すことである。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 写真は、数直線に3の倍数に記しをうったことに対する○付けである。 対象の優先性顧問学校の研究発表会で講演をするとき、一番大事にしたい人は誰か。 それは研究発表した顧問学校の先生方である。 二番目が、参加者である。 参加者の前で研究発表した先生方を誉めたい。なぜなら、志水メソッドについて悪戦苦闘して実践した人達だからである。 志水メソッドを実践し続けるする人は少ない。 それはかなり難しい技だから。 それに挑戦してくれた人を真っ先に誉めたい。 それが私なりのGNOである。 福岡県豊津小学校の研究発表会はとても良かった。花○である。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待2 ○付け法の定義○付け法では、解決過程と解決結果に対して、見ていくことが大事である。 [志水廣の公式ホームページ] 自力と他力自力だけで全ての問題を解決しようとすると無理がくる。 他力も必要である。 自分にとって都合のよいものならば、他人の知識と知恵を借りてもよい。 全て借りっぱなしだと、自力が弱まる。 自力と他力の往復で力がアップする。 [志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待1☆志水式○つけ法の理論から 0.○つけ法の精神 (1)子ども全員が「わかる」「できる」授業を保障することである 1.○つけ法の勧め (1)○つけ法とは何か ・子ども一人一人に対して赤ペンで○をつけていく方法である。 ・志水流は出前方式。 *教卓方式とは異なる。 *出前方式でも教卓方式と同じになることがある。 ・目標は全員に○をつけることである&;「できる」ことの保障である。 ・○つけ法は指導と評価が一体化する技法である。 ・導入での復習や適用題の場面では30人3分間で○つけ可能。 ・自力解決では7分間で30人の○つけを目標。 ・部分肯定の精神でする。 (2)○つけ法をなぜするのか ・算数の特性から。 ・脳科学の立場から:声かけの重要さ:人称が消える。 ・認知心理学の立場から。 ・カウンセリングマインドの立場から。 ・形成的評価。 (3)○つけ法のよさ ・子どもの立場から:達成感,認知,称賛。 ・教師の立場から:つまずきに即時指導。 ・教室の空気が一気によくなる。やる気になる。 教室の場が変わる○つけ法をしよう! ・採点の○つけではなく,形成的評価のための○つけでありたい。 ・少人数指導にぴったりである。 (4)○つけ法の前に ・何に○をつけるのか。 ・前提条件:9割の子どもが解決への見通しを持っていること。 (5)○つけ法をするポイント 1)スピード 正答だと一人5秒,誤答だと一人15秒の声かけが目標である。 *一人に30秒以上の個別指導すると,授業の集団が壊れる。 2)正確さ 誤答に○はつけないこと。 3)声かけ :声かけの重要さ:声は大きく教室中に広げよう。 4)実態把握(デジカメのように記憶) 5)判断 6)次への指示 (6)○つけ法が短所になってしまう例 (7)○つけ法の練習は,適用題や復習題からやってみる ・スピードがついたら自力解決に挑戦してみる。 [志水廣の公式ホームページ] 定義に従うさて、「義」をヤフー辞典で調べてみると、次の意味である。 「中国の思想界では絶えず利と対比される概念で、正義、人としてなすべきことの基準の意。」 そこで、定義は、人としてなすべきことで定まったこととなる。 だから、算数・数学の授業で定義に従わないのは、なすべきことの違反となる。 定義を大事にして授業をしてほしい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] テストの大半はテストの大半は、記憶の再生を問う問題である。 言い換えると、暗記である。 脳は、繰り返せば、暗記できるようになっている。 英単語はひたすら覚えるしかない。 もちろん、意味のつながりがあれば、記憶は精緻化されてつながりは堅固になって記憶に残りやすい。しかし、それでも忘れるということから逃れられない。 だから、ときどき暗記することを繰り返すのである。 3回で暗記しないのならば、5回すればよい。 5回でだめならば、10回すればよい。 はじめは、教師が授業の中で強制することである。 だんだんと、子ども自ら暗記するように努めればよい。 授業の一時間の中で暗記させようというのが、適用問題定着法であり、 指導の時期を問わず1分間で暗記させようとするのが、音声計算練習法である。 いずれも短時間で暗記できるお手軽な技である。 ライフスキルとして身に付くと強力な武器となる。 http://www.meijitosho.co.jp/search/?author=%8Eu... [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ストレステストストレステストを 学生の頃にすべきである。 知識のストレスと心のストレス、 両方を体験させるべきである。 キャリア教育には このストレステストを入れることが求められる。 では具体的なストレスに対応できる力とは何か。 それは、困難なときにあっても、自分を信じてニコニコと対応できることである。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 初めての研究発表会参加された落合康子先生の言葉を借りて印象を示す。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2年生の畠山先生が「愛の表れが一番心に残った」といわれた言葉も納得できます。 「子どもは、それほどに先生に認められたいんですね。困った行動も、私に見て欲しくて、誉めて欲しくてのものだったんですね。」 四役の先生方の温かい眼差しと励まし、学校全体が一丸となって取り組んでいった過程の中で育まれた熱い学びの気運そのものが、豊饒な土壌となって先生方を育てていったのですね。 「今日、こんな素晴らしい出会いや話が聞けたのは、乙川小学校にいたから。乙川小学校で本当によかったと思います。」 加甲先生、神戸先生の言葉。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 校長、教頭、教務、校務の4役、職員、保護者、子ども、指導者・・・ それぞれの立場で新しい学びがあったと思う。 これらを糧にして、実践していきたい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 物語25 「夢現大5・6」のプレゼントその後、メールがきましたので紹介します。 「夢現大5と6を同じ学年の先生にプレゼントしたら、「よいお話ね。いつもは本を読むと眠くなるけど、読みやすくて楽しく読めた。」と感想を伝えてくれました。良いことをするのを見つけて「今、また宇宙貯金がたまりましたね。」と職員室で盛り上がっています。おかげで、乙川小学校で、志水先生や大西先生、落合先生にお会いすることができ、やっぱりツイていました。感謝しています。」 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 愛知県半田市立乙川小学校の研究発表会授業参観、研究発表、そして、私の講演会があった。 佐藤由美研究主任のプレゼンはとてもよくまとまっていた。感心した。 授業参観では、みなさんはりきっていた。子どもとの相互交流で無事のりきっていた。 今回は、鈴木正則先生のアドバイスによって構成されていた。落合康子先生、鈴木由里子先生らの応援も強力であった。 乙川小学校の先生方はよく頑張った。懇親会では、先生方どうしの励まし合いがそこにあった。明日への希望がもてる研究発表会であった。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] メールブック「悠愉」10月号 by 授業力アップわくわくクラブ今月号も読み応えのある記事ばかりです。 目 次 1.表紙,目次 ・・・・・・・・・・・・・・・p 1 2.巻頭言 9月の喜び・・・・・・・・・・・・・p 2 志水 廣 3.志水メソッドと学校研修の活性化 ・・・・・・p 6 源関 昭 4.人間関係をつくる言葉・・・・・・・・・・・・p 8 桑野徳隆 5.運動会は算数の世界がいっぱい!・・・・・・・p10 木山麻衣子 6.良い授業・上手い授業を見よう・・・・・・・・p11 志水 廣 7.「ついてる」校長先生のいる学校・・・・・・・p14 落合康子 8.志水メソッドで授業力アップ −授業技術力を高めよう1−・p16 徳重知子 9.使おう! 特別支援教育の視点 ・・・・・・・ p17 大羽沢子 10.「音声計算を全校に広めよう」・・・・・・・p19 鈴木由里子 11.志水メソッドfrom 京都 ・・・ ・・・・・・p20 中村基子 12.学習のレベルアップをする学級経営(10月)p23 和田裕枝 13.かしこい消費者を育てるものづくりの授業・・p24 杉山英夫 14.足場をそろえる・・・・・・・・・・・・・・p26 小林美記代 15.シリーズ『日本のもと』(講談社)・・・・・p28 伊藤彰敏 16.下山手小学校時代2・・・・・・・・・・・・p29 志水 廣 17.編集後記・・・・・・・・・・・・・・・・・p31 近藤雅子 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 幸せの居所世間的に見て、良い場所に移ってもぶつぶつ言う人がいる。 いつも不幸せだという。 こういう人は、ストレスに弱いのである。 より高い地位や環境に変わるということは、その人に圧力が加わることである。 その圧力に対して、均衡する力を出すことができないから、ストレスに負けてしまうのである。 だいたいの人は、しばらくすると、環境や地位に馴染んで、力は均衡してくる。 だから、心配することはないのである。 確かに、環境が変わることはしんどいことである。 私が、神戸市の小学校から筑波大学附属小学校に変わったとき、また、筑波大学附属小学校から愛知教育大学に変わったときは、当初はしんどかった。慣れるのに2年はかかる。 それでも、今の位置にいられることに幸せを感じたからこそ、頑張れたのである。 だから、幸せを感じていけば、ストレスに打ち勝つ力がそのうちついてくる。 今、環境が変わってぶつぶついっている人は、早く気づいてほしい。 ぶつぶつの先はぶつぶつ。 幸せの先は、幸せ。 これがよくなるこつである。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 関塾からのインタビュー午後、3時より二時間、関塾の広報誌「関塾タイムス」を創っている方がインタビューに研究室に来られた。 http://www.kanjuku.co.jp/ 志水の小さい頃の話、音読計算練習、○付け法、算数の面白さなどについて語った。 前もってしっかりと予習されているのが分かった。 とても引き出し方がお上手な方であった。 12月のはじめに広報誌ができるそうだ。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] そんなにうまくいくはずがない多くの人は、「世の中そんなにうまく行くはずがない。」 と思いこんでいる。 だから、うまく行った人の話を聞いても信じられない。 信じられないから、行動にも移さない、。 正当な努力をしていれば、世の中をうまく導いてくれることになっている。 確かに人生行路の中には難問、奇問、があった。 それが不思議なことに解決してしまう。 だから、「うまく行くことになっている。」 と私は思う。 ただし、正当な努力は必要である。正当の意味は、正答に置き換えることができる。 誤答の努力を積み重ねても、それは誤答になるだけである。 正答な努力を探して、うまく行ってほしい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 悩みと問題生きていく途中には、問題は発生する。 これが悩みとなる。 さて、問題は解決できることがある。 これで悩みは解消する。 でも、たまには解決できないことがある。 これが本当の悩みである。 とすると、問題と悩みは異なることがわかる。 つまり、悩みは解決できないのであるから、いつまでも悩んでいても解決できない。 解決できないことを考えていることほど、バカげたことはない。 だから、悩みの解決方法は、悩みの種を放棄することしか解決の道はない。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 授業力アップわくわくクラブ事務局よりお知らせ毎月10日に配信しておりますメールブック「悠・愉」は、恐れ入りますが今月は3連休となるため10月11日火曜日の夜に配信させていただきます。 10日の配信を楽しみに心待ちにしていらっしゃる方には、大変申し訳ございませんがご了承くださいますようお願い申し上げます。 10月号も盛りだくさんの内容でいっぱいです。表紙を飾る志水先生の写真も素敵ですよ。お楽しみに!! |
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