最新更新日:2024/09/22 | |
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相互補完スタッフの力量がみんな素晴らしいと、組織はうまくいくかというと、そうでもない。 それぞれがばらばらに行動するならば、個人の動きになってしまう。 今5人の人がいたとする。 a+b+c+d+eが組織としての力である。 このとき、a,b,c,d,eの動きが相互補完されているかどうかが大切である。 同じことを重複しているようだと、無駄なエネルギーのロスとなる。 相互補完の組み合わせこそが、組織内の人事である。 これがぴったりいくのかいかないのかで、4月からの学校経営が決まる。 校長の手腕が試される時期である。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 第4回算数好きにする授業力基礎講座 報告3受講者からのお手紙がきましたので抜粋して紹介します。 「やっぱり参加してみて本当によかったです。算数にしっかり向き合えるこんな機会はないこと、算数の研究をされてきた先生方と話し合いができること。こんなことはチャンスがなければないですもんね。4月からさらにがんばろうという気持ちになりました。 志水先生の言葉には元気を出させてくれる不思議な力があると思います。本当に思います。ありがとうございました。」 志水の講話、中村基子先生の講話で受講者の皆様が授業改善のヒントになるとともに、元気づけできたことにとても嬉しく思います。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 一斉指導と個別指導で学力が上がった一斉指導と個別指導の関係は、まず、一斉指導ありきである。 一斉指導でどれだけの子どもを「分からせる」ことができるめか。「できるようにさせる」ことができるのか。 そこが、第一歩である。 個別指導は後である。 では、個別指導しないでいいかとそうではない。 一斉指導ではどうしても救えない子どもがいるのだ。 だから、一斉指導と個別指導のバランスが大切である。 ヒント包含法、意味付け復唱法、適用問題定着法は一斉指導の技法である。 それに対して、○付け法は個別指導の技法である。 どちらも大切である。 本日、東北のある県の校長先生より連絡を受けた。志水メソッドの○付け法と適用問題定着法を1年間取り組んでみた。すると、NRTが50ポイントから57ポイントまで上がったという。嬉しい報告である。ぜひともセットで活用してほしい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 子どもに委ねると 時間が短縮できる授業中、子どもに委ねると、時間が短縮できる。 教師が引っ張るよりも、子どもにゆだねる方が速いことがある。 それは次の条件のときである。 子どもが調べたい、考えたいと本気で思っているとき。 子どもが、調べる道筋、考える道筋が明らかになっているとき。 教師が子どもの動きを常に見て、瞬間的にアドバイスできるとき。 この3つの条件がそろっていると、子どもは動く。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 第21回実用数学技能検定グランプリ 表彰式典私は、日本数学検定協会の評議員をしているので、式典に参加してきた。 写真右は甘利俊一会長先生、左は評議員の小林敢次郎先生である。 甘利俊一先生は、脳科学者である。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%98%E5%88%A9... 小林敢次郎先生は、算数・数学教育の専門家である。 植草学園大学の教授である。 http://www.uekusa.ac.jp/faculty/dev_ed/dev_ed_s... 日本数学検定協会の理事長は清水静海先生である。 日数教の学会長である。帝京大学教授である。 この日は、数学技能の検定の表彰式には全国から100名ほどの参加者がこられた。 71歳の方が一般の部として1級で表彰されていた。70歳から再度数学の勉強をされたそうだ。小学校1年生の子どもも7級で表彰されていた。 また、数学川柳などの式典にも多数参加されていた。 作家の森村誠一先生も川柳・俳句・短歌の審査委員長として来られた。森村先生は表彰状を渡されるときには、即座のコメントをされていた。短歌をすぐに返されていた。 日本数学検定協会 http://www.su-gaku.net/ ps 東大の赤門についたのが午後1時すぎ。すると、多くの人が写真撮影されていた。卒業式の後であった。こういう光景はなかなか見れるものではないので、お祝いの場として華やかだった。 第4回算数好きにする授業力基礎講座 報告2<志水 廣様 お忙しい中、基礎講座を開いていただき、ありがとうございました。 志水先生の「算数のおもしろさがあると、子供がわくわくする。」というお話を伺って、教材研究をするときの視点が広がりました。、「へえー」、「すごい」と子供から声が上がる仕掛けや、これを知っていると楽、便利と子供が思うような提示の仕方を学ぶことができました。紙を折って、一番面積の大きいひし形を作るときは、子供に帰ってわくわくしました。作った後に、折り方がひし形の定義や面積の公式から導かれることに気づき、教材研究って奥が深いなあと改めて感じました。 中村基子先生は、模擬授業をしながら、ヒント包含法、適用問題定着法についてご指導くださいました。教具にもフラッシュカードにも様々な工夫があって、「これ、授業ですぐ使える・役に立つ」ということばかりでした。 談話会では、病気と心の持ち方の関係を学ぶことができました。参加された先生方とも和気あいあいとお話ができ、とても楽しかったです。ありがとうございました。> 衣浦小学校 牧野 章子先生より 愛知県一宮市教務主任研修会のその後の動きこの後の事後報告が上がってきたので、紹介させていただきます。 担当のK主事からは、下記のようなメールも届きました。 「実践報告と成果を送付します。どの学校でも積極的に研修で学んだことを実践した報告があがっています。 11月以降、指導主事が同席した研究協議についても、教務主任が自ら動き、関わって深めていこうと仕掛けをしている姿を見ることができました。 先生がおっしゃるように、よい研修になったと喜んでいます。また来年度もお願いします。」 教務主任の皆様が現職教育の事前のお膳立て、当日の動き、事後の研究協議会に積極的に関わられたことに感謝いたします。 アンケートの一部分を抜粋して掲載させていただきます。 ありがとうございました。 A校、B校、C校、D校 ・付箋の利用は、後に形として残るので有効的であった。 ・付箋の色を分けた事により、課題が一目で分かり、見やすかった。 ・教師・児童の良さ、課題についての座標をつくって授業評価を掲示することによって、見やすい。 ・参観者に授業者の良かったところを先に発表してもらうことで、気持ちよく反省を述べることができた。 ・「視点」を書いたことにより、研究協議の焦点が定まり、協議が深まった。また、「視点」の内容についても話し合うことができた。 ・自分なりの考えを持って授業に臨んだことにより、本時の授業についてだけでなく、より深まった話し合いをすることができた。 ・協議会を分科会形式で行ったことにより、全体会と比較し、話し合いの機会が増え、多くの意見を引き出すことができた。 ・各分科会での記録を授業者に渡した。そのため、多くの貴重な意見を知ることができ、授業者は感謝をしていた。経験の浅い教師のみならず、どの職員にとっても自分の気付かない点を振り返る機会になり、今後の指導に役立てることができた。 ・各分科会での意見を全職員で、確認したことにより、自分の分科会では出なかった意見について共通理解を図ることができた。 ・授業者の迷いや考えていないところが明確になり、発問や教具の工夫ができ、授業改善につながった。児童側の困り感がわかった。 ・授業者だけが悩まず、参加者みんなの問題として考えることができた。また、個々がよい指導法を吸収できた。 ・学年の協力ができ、指導法の工夫が一層できた。その連携が他の教科にもつながった。 ・目標を意識できた。児童の変化する瞬間を見ることができた。 ・よい点を見つけようとすることにつながった。翌日からの授業に生かそうとする姿勢が見られた。 ○研究授業中に,各参観者の質問や意見,感想をPost itに書き込んでもらい,教務がそれを授業の場面ごとに集約して,協議会の資料を作成する。またそれを協議会の前に授業者に渡し,それをもとに授業の反省を作成してもらい,それらを載せた資料を協議会前に参観者に配布しておく。事前に資料に目を通しておくことで,協議会ではすぐ協議の視点について話し合うことができ,協議会の時間を大幅に短縮することができ,毎回30分で終えることができるようになった。 ○30分で協議会を終えることができるようになったので,6限まで授業のある日でも,その日のうちに協議会を実施できるようになった。 ○先生方の意見などがすでに協議会資料に載せてあるので,記録する必要がなく,話し合いのために多くの時間を使うことができた。 ○事前に参観者の質問や意見,感想が分かるので,司会者が話し合いの方向性の見通しを持って協議会に臨むことができた。 2013年3月 談話会人生論について、楽しく語りました。今回は、主に「病気と心の関係」について話しました。 今回は、基礎講座の後でしたので、多くの方が参加されました。 談話会の一部は私の講話、二部は参加者どうしの交流です。この交流の場面でもお互いの経験を語り合い、共感しました。また、とても役立つ情報を得られました。病気のことを明るく語れた会でした。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 第4回算数好きにする授業力 基礎講座総勢28名で会をしました。 地元愛知県はもとより三重県、京都府、滋賀県からも来られました。 一部の講演は、志水 廣が「わくわくした授業づくり」のために、算数・数学教材の「わくわく」した部分についてお話しました。新ネタ満載でした。 二部の講演は、京都の中村基子先生に志水メソッドを使った授業づくりについて話していただきました。とても好評でした。 奈良県の高等学校の先生が研究室訪問昨年の1学期に語彙研究のことで相談に来られた。それ以来で二度目の訪問である。 濱田先生は、奈良県の長期研修員として昨年の3月に委嘱され、24年4月より県の研修センターで1年間研究されていた。 1学期に来られたときには、志水の語彙研究な゛とについて、ベネッセなどに問い合わせ、志水(と仲間の先生)が研究されていることを知り、尋ねて来られた。 6年前くらいからベネッセとともに組んで算数数学の語彙テストの開発研究を実施した。 その後、語彙の指導について毎年こつこつと授業研究をしてきた。これらを読まれて研究室に来られた。 実際の語彙テストの一部を見せて、濱田先生の語彙テストに役立つようにアドバイスした。 このとき、思ったことは、なんで高等学校の数学の先生が語彙研究に興味関心を持たれたかということであった。質問してみると、高校生でも数学の語彙の意味が不確かなことがしばしばあります。このことを抜きにして数学の学習はできないと日頃から感じておりましたという。そして、志水の研究にぶちあたったのである。 今回、研究のまとめとして、 『数学用語・記号の意味を大切にする視点を育成するための調査研究』という題目でレポートをまとめられた。 高校生1年生の2学期に調査されている。 語彙としては、「自然数」、「絶対値」、「累乗」など、26語を取り出して調査されている。非常に面白い結果がでている。この他の調査も行われている。 そのうち、奈良県の教育研究所がレポートして発表されることになると思う。 私としては、今回報告に来たいと連絡があり、とても律儀な方だと思った。志水らの初期の語彙テストと同じ手法を用いられており、役立ちとても嬉しい。 濱田先生と話していて、高校生に対してもきめ細かな指導が類推された。 ありがとうございました。今後のご活躍を願っている。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 表と裏つまずきの指導では、表の指導と裏の指導がある。 表の指導とは、当面現れた誤答に対しての応急処置である。 これは救急病棟のようなものである。 すぐに診断して、何らかの処置をする。 問題は、裏の指導である。一般病棟に移ってからの治療のほうである。 もともと病気になるのには、慢性の生活上のくせがあったはずである。 この原因を探りだし、こちらの生活改善をすることである。 そのためには、どういう実態があるのかをきちんと分析することである。 そして、どうすれば生活していくのかを子どもに提案することである。 表と裏の両面から攻めていこう。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] この世の転生人は、この世で転生を繰り返す。 つまり、この世の中を生きていくとき、死んだり生き返ったりする。 もちろん、本当に死ぬわけではない。 この世での死とは、挫折体験の事を言う。 もうだめかと思う。苦しくて苦しくて辛いときがある。 でも、じっと我慢して動いていくと、新しい道が見えてくる。 このとき、生き返る。 しみじみと生き返ったことに感謝できる。 しかも、挫折体験で心が大きくなれる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 心に対して親切な心に対して、親切な心で応じる。 また、親切な心を与えると、親切なことが返ってくる。 これが粋な心の交流。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 対話的説明型授業算数・数学の授業では、問題解決型授業が良いというのが定説である。 ところが、現状は、説明型授業が大半である。 説明型授業がそんなに悪い授業ならば、もうとっくに廃れているはずではないか。 問題解決型授業が旺盛をきわめているはずではないか。 現実は、ある意味真理を含んでいる。 つまり、説明型授業はベストとはいわないまでも、ベターである。 中学校、高等学校、大学にいたるまで、説明型授業が大半である。 これは事実であり、真理を含んでいる。 では、良いとか悪いとかの判断はどこですべきか。 子どもが「わかった」「できた」という声があがるかどうかである。 心の底から「ああ、わかった」と言えるような授業ならば、どちらの方であっても良い授業と認めたい。 ただし、この判断基準になると、結構、どちらの授業もうまく言っているかどうかとなると、あやしい。なぜなら、子どもが本当に考えているかどうかが問われるからである。 だから、私は、対話的説明型授業の効用をうたっている。 拙著 「算数力がつく教え方ガイドブック」には、そのあたりのことも含めて書いている。 http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-540018-7 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 明るい人は明るい人は、周りを照らし出す。 また、明るい人は、遠くまでを見通すことができる。 リーダーは明るい人でなくてはならない。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 熱く語るよりも熱く語ることは大切なことである。 語れなければならない。 でも、熱く語ると、聞いている方が引いてしまうことがある。 こうなると逆効果である。 相手の心に火を燃やすことがねらいである。 それには、相手の心のかすかな灯火を見つけて、少しずつ燃えるように風を送ることである。 大丈夫だよ。大丈夫だよと・・・。 その風がいつかは、小さな火となり、やがて大きな火となって燃えさかる。 キャンプファイアーのように。 教室経営でも、学校経営でも同じ原理である。 いけないのは、灯火に水をかけてしまうことである。 少しずつ風を吹いていこう。 天久小学校訪問師範授業と授業診断を実施した。 上の写真の先生は春木先生。 子どもたちがよく育っている。 ノート指導の確かさは、わかりやすい板書づくりからきていた。 言語力の豊かさとあいまって学習習慣の定着が見られるすばらしいクラスであった。 一番面白いのは、子どもに合わせた春木先生の自然な演技である。 まさに授業じたいが春木劇場であった。 緊張の原因は心がゆとりをもってくると、ちょつとしたことに腹を立てなくなる。 心が緊張状態にあるから許せなくなる。 その緊張はどこからきているのか。 ここの解明が大切。 何が堅く張り詰めさせているのか。 後から振り返れば、だいたいにおいて、どうでもいいことである。 どうでもいいことと判断するように、心をもっていこう。 人工と自然人工的な場所にいると、妙にイライラがつのる。 反対に、自然のある場所にいると、やすらぐ。 それがたとえ、荒々しい波の音であっても、やすらぐ。 不思議なものである。 知識と知恵ほんの12年前、これからは知識よりも知恵が大切と言われた。 だから、知識偏重教育はだめ。 内容の厳選と総合的学習が大切なんだと。 その当時、何を「あほな」ことを言っているのかと思った。 ある指導者は研究会で、知識より知恵が大事と高らかにうたった。 ならば、聞くが知恵だけを知っていても使えるのか。 豊富な知識がなければ知恵は生まれてこないのではないか。 知恵の格言だけを知っていても使えるのか。 時代は、急速に科学技術が進歩している。その際、知識がなければ新しい創造なんてありえないではないか。 子ども達には、もっともっと勉強しよう。読書もたくさんしよう。と言うべきではなかったのか。 そして、今は知識基盤社会だという。そこで、思考力・判断力・表現力が大切という。また、活用力も大切という。 知識偏重だと言っていたのが嘘のようだ。 要するに、知識と知恵はどちらも大切である。この世にうまれた限りはたくさんの知識と知恵を知り、新しい知識と知恵を生み出すような力をつけていきたい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] |
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