最新更新日:2024/09/22 | |
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京都府井手町 井手小学校・多賀小学校訪問共に落ち着いた学習環境であった。 授業の中身も基礎基本をきちんと押さえ、最後の10分間は練習タイムをとることを目指した授業であった。 このことは、どの学級もかなり意識できていた。 午後は、多賀小学校の藤原先生が分数の授業をした。 授業冒頭に予想外に良い反応がでて戸惑ったが、教師はこれを持ち直し、後半部分まで子どもたちは考えることに集中していた。 また、分数数直線の一覧表を見ての気付きに参観者も声があがる授業となった。 よく踏ん張ったとおもった。 研究協議会後、藤原先生に先週の志水塾の参加について尋ねたら、その学びとしてどの子も生かしたいという気持ちが強くなりましたと話していた。 井手町にかかわって5年になるが、着実な成果をあげてきていると感じた。 上 多賀小学校 中 井手小学校 下 小中管理職、研究主任、町教委の合同メンバー 私のやり方がある授業診断でアドバイスすると、「私のやり方がある」という人がある。 これがそもそも間違いである。 「私のやり方」で成功しているのならば、アドバイスなんかしない。 成功していない、つまりうまく行っていないからアドバイスしている。 こういう返事をする人は、結局、変えたくないのである。 ならば、はじめから診断を受けるなといいたい。 時間の無駄である。 笑顔笑顔になるためには、努力がいる。 なぜかって、笑顔にならないような状況もくるからである。 それでも、笑顔でいよう。 筑豊地区算数研究大会授業を参観して、講演をしてきました。 若手の算数部員の先生方が授業をされて、しかも飛び込みの授業をされて、研究会は実践的に盛り上がりました。 これからの世代の活躍が期待できるものとなりました。 宮田小学校・斉藤美智代先生の頑張り前回10月24日に授業を参観した。 そこで診断したことがどれだけ改善できているか。 今回、授業を参観してびっくり。 子ども達との呼吸がぴったり合っていた。 その原因は、教材展開の大まかな筋立てときめ細やかな手だてである。 中の写真を見てほしい。 線分図にメモりがうってある。 1を10等分した目盛りをうっている。 だから10%引きが9こ目のの目盛りになっている。 これで10%引きの意味が一目で分かる。 授業の内容は30分で終わってしまった。だから、問題も十分できた。 気のもっと練習、さらに市販のドリルもできた。 参観していた先生方も「これだけの問題量ができるとは・・・。」 私もゲストとして教えた。まとめもいい言葉が引き出された。 下の写真で教材研究をこつこつとやったことがわかる。 また、本人の努力もさるものながら校長先生の的確なアドバイスがあってこそ。 人間の可能性を感じ大いに勇気づけられた。 ありがとうございました。 新刊予定 「愛」と「心」を育てる算数授業2月17日に刊行予定。 http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-120718-2 大羽沢子先生とともにユニバーサルデザインについて書きました。こちらも内容は濃いです。 1/10 『「愛」と「心」を育てる算数授業』(明治図書) 1月28日に刊行予定。 http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-123415-7 『「愛」で育てる算数数学の授業』の続編板です。 ですが、内容は、算数の面白さについて、わくわくする心を育てる記事・・・志水 廣、 志水メソッドのノウハウと実践例で「愛」を育てる記事・・・・・・・・落合康子 をまとめました。 全て書き下ろしです。 楽しみにしておいてください。 勢い問題提示したあと、式と答えをすぐにノートに書けた。また、わけも書きたいという。 ノートに書く様子を見ていると、毎日の授業が想像された。 福岡県行橋市T小学校より。 わかりやすい板書左端に1時間の流れが示されている。これはユニバーサルデザイン。 めあてとまとめがリンクしている。 練習まで巻紙で楽しそう。 京都・佐山小学校より 完璧主義完璧主義で切れ者は、始末に負えない。 不完璧主義で、どこかに鈍さを持ち合わせている人は、生きる力があり、包容力もある。 不完璧だから、人を許せる。 人も許せるし、自分も許せる。 許せるから、アクセルをふかすときには蒸かせる。 許せないと、ガチガチに固まって身動きがとれない。 ただし、不完璧とちゃらんぽらんにしてよいということは違う。 ここは間違えないように。 船井幸雄氏に感謝昨夜、ヤフーを開いた。 過去の記事という文字が気にかかった。 だから、クリックした。 すると、船井幸雄氏が亡くなったという記事が飛び込んできた。 めったに、過去の記事など見ないのであるが、クリックした。 きっと船井先生が教えてくれたんだと思う。 40歳のときから(勝手に)師と仰ぎ、学んできた。 ご縁があって、会長室で2度お会いすることができた。 いろんなご示唆をいただいた。 今の私の人間観・社会観の基になっている。 ご冥福をお祈りしたい。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140121-0000... まずは疑問をもたずに教える人と教えてもらう人がいる。 そのとき、教えてもらう限りは、その処方箋を試してみることである。 教える人は自信をもって教えている。 他の地区や他の人に効果があったから教えている。 なのに、「その方法をやるのですが、効果が上がりません。」 こういう質問をすること自体が本当に教わる気持ちがあるのかと疑う。 つまり、メンツをつぶしている。 もっと、その処方箋を真剣に学び、つまり、本も読み、講習にもでて、自ら習得してほしい。 処方箋を信じないのだったら、他の医者に行きなさいということになる。 長野県木曽郡の算数数学同好会木曽福島に到着すると、そこは零度の世界。 午前は福島中学校で数学科の授業研究。 生徒が集中して考えていたことに感動した。 また、ある生徒が言葉で困ったことを語り出しながら、自ら角の表示をxとしてと言ったときには驚いた。とつとつと困ったことを語りながら、自ら解決していった。 この生徒の必死さは問題解決にくらいつく素晴らしい姿であった。 午後は、福島小学校に移動して、私の示範授業と講演であった。 3年生をあいてに、「不思議なひき算」の授業をした。とても素晴らしい子ども達でどんどん数理に引き込まれていった。 私も授業していてとても楽しかった。 ありがとうございました。 講演資料 木曽郡の算数数学研究会があった。 木曽福島に到着すると、そこは零度の世界。 午前は福島中学校で数学科の授業研究。 生徒が集中して考えていたことに感動した。 また、ある生徒が言葉で困ったことを語り出しながら、自ら角の表示をxとしてと言ったときには驚いた。とつとつと困ったことを語りながら、自ら解決していった。 この生徒の必死さは問題解決にくらいつく素晴らしい姿であった。 午後は、福島小学校に移動して、私の示範授業と講演であった。 3年生をあいてに、「不思議なひき算」の授業をした。とても素晴らしい子ども達でどんどん数理に引き込まれていった。 私も授業していてとても楽しかった。 ありがとうございました。 講演資料 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 木曽町の紹介 http://www.town-kiso.com/ 授業を変える3つのポイント○付け法(1)と意味付け復唱法(2、3)で授業は確実に変わる。 子ども主体へと変化していく。 1.自力解決のときに○をつける。 2.練り上げのときに、子どものよい発言を板書する。 3.子どものよい発言を広め、深める。 たったこの3つをするだけで変わる。 学び合いといいながら、子どものよい発言が板書されない授業は、第一歩目から学び合いになっていない。 良い発言が、友達のノートに残されるようになると、まさにお宝である。 日本教育新聞に掲載(2014.1.13)今回、その第一弾。 今後、お二人の先生の実践報告が掲載されます。 記事はこちら ↓ 日本教育新聞のインタビューを受け、志水メソッドを3回にわたって紹介されます。 今回、その第一弾。 今後、お二人の先生の実践報告が掲載されます。 記事はこちら ↓ http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 態度変容があってこそ授業を見ていて、教師のこだわりはわかる。 このこだわりは子どもをよくしたいという願いから生まれる。 ところが、実際には、教師のこだわりが子どもに理解されていない、定着していない。 つまり、態度変容が見られないのことがある。 これでは、何のことはない。 教師のひとりよがりのこだわりである。 口すっぱく言うのだったら、それを子どもに身につけさせたいし、少しでも使おうとしていたらほめたい。または、使わないのなら、使うべきだと説得したい。 そこまでしてこそ、「愛」のあるこだわりである。 精一杯若い教師の授業を参観した。 自信のない精一杯の教師の声に、子どもが応えていた。 ここに「愛」がある。 きっと普段からの子どもとのコミュニケーションが良いのだろう。 京都府久御山町佐山小学校訪問今年度二回目の訪問である。 授業参観、久御山町の学力推進算数・数学部会、講話、授業診断があった。 フルタイムであった。 ほんの隙間の時間に町内の南校長先生との懇談、スーパーバイザーの小山先生との懇談があった。 さらに、夜は、別の場所で1時間講演をした。 今回、佐山小学校は一学期と比較して大いに前進していることであった。 特に4年生の集中ぶりには驚かされた。 矢野、西田コンビが光っていた。矢野先生は前任校から授業を見ているが、今回改めて実にうまい主導と切り返しであった。 もちろん授業研究部会による模擬授業などの応援があってこそである。 チーム佐山と名付けよう。 詳しい授業については、授業力アップわくわくクラブ「悠愉」2月号で報告したい。 7人の授業を見たが、ノート指導についても力を入れているのが見えた。 http://www.kyoto-be.ne.jp/sayama-es/ 佐山小学校HP http://www.kyoto-be.ne.jp/sayama-es/ 終わらない仕事が終わらない。 うーむ・・・。 だから、人生は終わらない。 これっていいことかも。 いや、いいことだ。 変曲点人生にも組織にも、ある瞬間を過ぎたら大きく変化したという時期がある。 これを変曲点という。 この変曲点は、行動が変化したということである。 しかし、よく観察してみると、その前に「心」が変化したからこそ、行動が変化したのである。 だから、リーダーは、行動の変化を起こさせるためには、「心」が揺さぶられること、ここに力を濯ぐことである。 「心」が動けば、後は、オートマチックに動き出す。 うなずき授業中の教師のうなずきが、子どもの考えが認め、やる気を起こす。 反対では、やる気は起きない。 やる気とは、他者からの肯定感で促進される。 だまってうなずくのもよし。 「なるほどね」といいながらうなずくのもよし。 このうなずきは、子どもの考えの全面肯定の中から生まれる。 |
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